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ギャルゲ・ロワイアル2nd 本スレッド16

1 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:05:03 ID:g41lQzct
このスレはギャルゲ・ロワイアル2ndの本スレッドです
ギャルゲ・ロワイアル2ndを一言で表すのならば、ギャルゲーの人気キャラを用いてバトルロワイヤルをするというリレー小説企画です  
基本的に作品の投下・感想共に、このスレで行って下さい

前スレ
ギャルゲ・ロワイアル2nd 本スレッド15
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218209374/50

ギャルゲ・ロワイアルしたらばBBS(1st・2nd兼用)
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/8775/

ギャルゲ・ロワイアル2nd 議論・毒吐き専用スレpart2(上記したらば内)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8775/1203171454
※議論はこちらでどうぞ

ギャルゲ・ロワイアル2nd避難所スレ(同上)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8775/1205659483
※本スレが荒れている場合の感想・雑談はこちらでどうぞ。作品の投下だけは本スレで行って下さい  

ギャルゲ・ロワイアル2nd予約専用スレ(同上)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8775/1205656662/l50

ギャルゲ・ロワイアル2ndまとめwiki
ttp://www7.atwiki.jp/galgerowa2 

ギャルゲ・ロワイアル2nd毒吐きスレ(パロロワ毒吐き別館BBS)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8882/1203695602
※毒吐きスレ内での意見は、基本的に無視・スルーが鉄則。毒吐きでの話を他所へ持ち出さないように!  

テンプレは>>2以降に

2 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:06:41 ID:AVLxwpTM
・参加者一覧  
2/3【THE IDOLM@STER】  
   ○高槻やよい/○菊地真/●如月千早  
3/5【アカイイト】  
   ○羽籐桂/○千羽烏月/●浅間サクヤ/●若杉葛/○ユメイ  
4/5【あやかしびと −幻妖異聞録−】  
   ○如月双七/●一乃谷刀子・一乃谷愁厳/○アントニーナ・アントーノヴナ・ニキーチナ/○九鬼耀鋼 /●加藤虎太郎  
3/5【機神咆哮デモンベイン】  
   ○大十字九郎/○アル・アジフ/●ウィンフィールド/○ドクター・ウェスト/●ティトゥス  
0/4【CLANNAD】  
   ●岡崎朋也/●古河渚/●藤林杏/●古河秋生  
1/4【CROSS†CHANNEL 〜to all people〜】  
   ●黒須太一/●支倉曜子/○山辺美希/●佐倉霧  
1/2【極上生徒会】  
   ●蘭堂りの/○神宮司奏  
2/4【シンフォニック=レイン】  
   ○クリス・ヴェルティン/●トルティニタ・フィーネ/○ファルシータ・フォーセット/●リセルシア・チェザリーニ  


3 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:07:53 ID:g41lQzct
1/4【School Days L×H】
   ●伊藤誠/●桂言葉/○西園寺世界/●清浦刹那  
1/2【Strawberry Panic!】
   ●蒼井渚砂/○源千華留
0/6【つよきす -Mighty Heart-】
   ●対馬レオ/●鉄乙女/●椰子なごみ/●鮫氷新一/●伊達スバル/●橘平蔵
1/3【To Heart2】  
   ○柚原このみ/●小牧愛佳/●向坂雄二 
2/3【Phantom -PHANTOM OF INFERNO-】
   ●アイン/○ドライ/○吾妻玲二 
1/4【Fate/stay night[Realta Nua]】 
   ○衛宮士郎/●間桐桜/●葛木宗一郎/●真アサシン 
4/4【舞-HiME 運命の系統樹】
   ○玖我なつき/○深優・グリーア/○杉浦碧/○藤乃静留
2/6【リトルバスターズ!】
   ●直枝理樹/●棗鈴/○来ヶ谷唯湖/●棗恭介/●宮沢謙吾/○井ノ原真人

【残り26/64名】

4 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:08:41 ID:AVLxwpTM
【基本ルール】  
 全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。  
 勝者のみ元の世界に帰ることができる。  
 ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。  
 ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。  
 プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。  

【スタート時の持ち物】  
 プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
 ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
 また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。  
 ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。  
 「地図」「コンパス」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「ランタン」「ランダムアイテム」 
 「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。詳しくは別項参照。
 「地図」 → 舞台である島の地図と、禁止エリアを判別するための境界線と座標が記されている。
 「コンパス」 → 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる。
 「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
 「水と食料」 → 通常の成人男性で二日分。
 「名簿」→全ての参加キャラの名前のみが羅列されている。写真はなし。
 「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
 「ランタン」 → 暗闇を照らすことができる。
 「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが1〜3個入っている。内容はランダム。

5 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:09:38 ID:AVLxwpTM
【禁止エリアについて】
放送から2時間後、4時間後に1エリアずつ禁止エリアとなる。
禁止エリアはゲーム終了まで解除されない。

【放送について】
0:00、6:00、12:00、18:00
以上の時間に運営者が禁止エリアと死亡者、残り人数の発表を行う。
基本的にはスピーカーからの音声で伝達を行う。

【舞台】
ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ed/c29ff62d77e5c1acf3d5bc1024fe13f6.png 

【作中での時間表記】(0時スタート)
 深夜:0〜2
 黎明:2〜4
 早朝:4〜6
 朝:6〜8
 午前:8〜10
 昼:10〜12
 日中:12〜14
 午後:14〜16
 夕方:16〜18
 夜:18〜20
 夜中:20〜22
 真夜中:22〜24

6 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:10:24 ID:AVLxwpTM
【NGについて】
・修正(NG)要望は、名前欄か一行目にはっきりとその旨を記述する。
・協議となった場面は協議が終わるまで凍結とする。凍結中はその場面を進行させることはできない。
・どんなに長引いても48時間以内に結論を出す。

NG協議の対象となる基準
1.ストーリーの体をなしていない文章。(あまりにも酷い駄文等)
2.原作設定からみて明らかに有り得ない展開で、それがストーリーに大きく影響を与えてしまっている場合。
3.前のストーリーとの間で重大な矛盾が生じてしまっている場合(死んだキャラが普通に登場している等)
4.イベントルールに違反してしまっている場合。
5.荒し目的の投稿。
6.時間の進み方が異常。
7.スレで決められた事柄に違反している(凍結中パートを勝手に動かす等)
8.その他、イベントのバランスを崩してしまう可能性のある内容。

7 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:11:11 ID:AVLxwpTM
【首輪】
参加者には生存判定用のセンサーがついた『首輪』が付けられる。
この首輪には爆弾が内蔵されており、着用者が禁止された行動を取る、
または運営者が遠隔操作型の手動起爆装置を押すことで爆破される。
24時間以内に死亡者が一人も出なかった場合、全員の首輪が爆発する。
実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
放送時に発表される『禁止エリア』に入ってしまうと、爆発する。
無理に外そうとしたり、首輪を外そうとしたことが運営側にバレても(盗聴されても)爆発する。
なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
たとえ首輪を外しても会場からは脱出できない。

【デイパック】
魔法のデイパックであるため、支給品がもの凄く大きかったりしても質量を無視して無限に入れることができる。
そこらの石や町で集めた雑貨、形見なども同様に入れることができる。
ただし水・土など不定形のもの、建物や大木など常識はずれのもの、参加者は入らない。

【支給品】
参加作品か、もしくは現実のアイテムの中から選ばれた1〜3つのアイテム。
基本的に通常以上の力を持つものは能力制限がかかり、あまりに強力なアイテムは制限が難しいため出すべきではない。
また、自分の意思を持ち自立行動ができるものはただの参加者の水増しにしかならないので支給品にするのは禁止。

8 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:11:55 ID:AVLxwpTM
【能力制限】
ユメイの幽体問題→オハシラサマ状態で参戦、不思議パワーで受肉+霊体化禁止
ユメイの回復能力→効果減
舞-HiME勢のエレメントとチャイルド→チャイルド×エレメント○
NYP→非殺傷兵器で物理的破壊力も弱い
     ただし、超人、一般人問わず一定のダメージを食らう
     NYPパワーを持ってるキャラはその場のノリで決める
リセとクリスの魔力→楽器の魔力消費を微小にする、感情に左右されるのはあくまで威力だけ
ティトゥスの武器召喚→禁止あるいは魔力消費増
士郎の投影→魔力消費増
アルの武器召喚→ニトクリスの鏡とアトラック・ナチャ以外の武器は無し。
            または使用不可。バルザイの偃月刀、イタクァ&クトゥグア、ロイガー&ツァールは支給品扱い
            またはアル自身、ページを欠落させて参戦
            または本人とは別に魔導書アル・アジフを支給品に。本の所持者によってアルの状態が変わる
武器召喚全般→高威力なら制限&初期支給品マイナス1&初期支給品に武器なし
ハサンの妄想心音→使用は不可、または消費大、連発不可。または射程を短くする
ハサンの気配遮断→効果減
虎太郎先生の石化能力→相手を石にできるのは掴んでいる間だけ

その他、ロワの進行に著しく悪影響を及ぼす能力は制限されている可能性があります

9 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:13:34 ID:AVLxwpTM
【予約について】 
書き手は事前に書きたいキャラを予約し、その予約期間中そのキャラを使った話を投下する義務がある。 
予約無しの投下は不可。 
予約期間は3日間(72時間)で、その期間を過ぎても投下がなかった場合、その予約は無効となり予約キャラはフリーの状態になる。 
但し3作以上採用された書き手は、2日間の延長を申請出来る。 
また、5作以上採用された書き手は、予約時に予め5日間と申請することが出来る。 
この場合、申請すれば更に2日の延長が可能となる。(予め5日間と申請した場合のみ。3日+2日+2日というのは不可) 
期限を過ぎた後に同じ書き手が同じキャラを予約することはできない。(期限が六日、九日と延びてしまう為) 
予約の際は個人識別、騙り防止のためにトリップをつけて、 したらばで宣言すること。 
投下の際には予約スレで投下宣言すること。 

自己リレーは、放送を挟んだ場合は1週間。そうでない場合は2週間。 

10 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:22:49 ID:VDQLaF1g
 ツヴァイは最後に、幸せになれと言い残して散っていった。
 自身の命が奪われると理解していて尚、ドライの事だけを想っていたのだ。
 もしツヴァイを殺してしまった事を悔やむと云うのならば、自分を責めるよりも、前を向いて生きていくべきだった。

「でも……あたしにはもう、何も無い。生きる上での目標は無くなった。
 あたしと一緒に居てくれるって云ってくれた人も……あたし自身の手で殺してしまった……」

 緑の瞳が力無く揺れる。
 ツヴァイに復讐するという目標も。
 吾妻玲二と一緒に居たいという願いも。
 もう、終わってしまった。
 故にドライには、もう何も無い筈だった。
 だがそんな彼女の肩に、そっとこのみの手が乗せられる。

「大丈夫……私が、一緒に居てあげるから」
「……え?」

 投げ掛けられた言葉は、何処までも優しい音色で紡がれたものだった。
 このみは大きく一度息を吸い込んで、ゆっくりと想いを解き放つ。

「私もこの島で大切な人を皆失ってしまったけど。烏月さんや千華留さんが支えてくれたお陰で生きて来れたの。
 それにドライさんの励ましがあったからこそ、私はまた立ち上がれた。
 だから……今度は私がドライさんを支えるよ」

 ドライと同様、このみもこの島で全てを失った。
 それでも皆の支えがあったからこそ、これまで生きて来れたのだ。
 だから、今度は自分が支える番だと。
 世界はこんなにも優しさに満ち溢れているんだよと、このみは懸命に訴える。
 そんなこのみの言葉は――

11 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:24:05 ID:jHQL5dS5
  


12 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:24:31 ID:VDQLaF1g


「――でも。あたしはあんた達も憎いんだ」


 ドライの心に、全く届いてなどいなかった。
 鳴り響く、銃声
 直後、赤い霧が中空へと舞い散った。


「あっ…………がっ……?」

 このみの口から、真っ赤な血塊が吐き出される。
 ドライの手に握り締められたクトゥグアの銃口から、硝煙が立ち上っている。

 撃ち放たれたのは、直撃すれば壁すらも砕く魔弾。
 このみが着ていた防弾チョッキは易々と粉砕され、奥にある脇腹も大きく抉られていた。
 鮮血を撒き散らしながら、このみが力無く崩れ落ちる。
 地面に広がる赤い血溜まり。
 一人の亡霊が、倒れ伏すこのみを悠然と見下ろした。

「あたしと玲二の戦いを止めなかった、あんた達が憎い。あたしと玲二をこんな島に放り込んだ神父達が憎い。
 あたしと玲二を苦しめる世界そのものが憎い。自分自身が、何よりも憎い」

 ドライは呪咀の言葉を延々と紡ぎながら、このみの腰からイタクァを回収してゆく。
 自分を救おうとしてくれたこのみの容態など、気にも留めずに。
 烏月と千華留を見据えて、宣言する。


13 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:25:01 ID:AVLxwpTM



14 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:25:03 ID:bRuuOZ4J



15 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:25:36 ID:fQ4PqGrg


16 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:25:43 ID:IFOfWoju
支援は受理された

17 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:25:52 ID:VDQLaF1g
「そうだ――何もかもが、全部、全部、憎い。全て……ブッ壊してやる」

 大切な者を失った事で、少女の歪みは修復不可能なものとなった。
 もしドライが、ニ年前のキャルのままならば、このみの言葉もまだ届いていたかも知れない。
 しかしドライは二年もの間、ツヴァイへの復讐を目的に生き、憎悪を誰彼構わずに撒き散らしてきた。
 元より、憎悪によって自分を支えるような生き方をしてきたのだ。
 全てを失い、世界そのものを憎悪するようになった彼女に、最早どんな言葉も届く筈が無かった。

「――このみちゃん!」

 遅ればせながら千華留が大地を駆けて、このみの下へと急行する。
 倒れ伏すこのみを抱き上げると、腕に生温い血の感触がした。
 直後、千華留の表情が絶望に侵食されていく。
 大きく穿たれた脇腹の傷口からは、内臓が見え隠れしている。
 医者も居ないこの島では、最早対処不可能な程の深手だった。

「このみちゃん! しっかりして、このみちゃん……!」
「う……あ……千華留さん……」

 答えるこのみの声は、今にも消え入りそうな程に弱々しい。
 その瞳に以前のような光は無く、このみの生命は確実に終わりへと近付いている。
 必死に人を救おうとした彼女に待っていたのは、あまりにも残酷な結末だった。
 
 
「このみ…………さん…………?」

 そんな中、烏月は呆然と立ち尽くしたまま、ただ眼前の光景だけを眺め見ていた。
 眼前には、血塗れとなったこのみの姿。
 撃ち抜かれた脇腹は真っ赤に染まり、顔色からは血色が失われつつある。
 理解出来なかった。
 一体何故、このみがこんな目に遭っているのか。

18 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:26:06 ID:bRuuOZ4J



19 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:26:32 ID:LA5P0mjH


20 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:26:36 ID:fQ4PqGrg


21 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:26:45 ID:AVLxwpTM



22 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:27:08 ID:bRuuOZ4J



23 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:27:13 ID:jHQL5dS5
 


24 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:27:24 ID:VDQLaF1g
「この……み……さん……」

 このみは大切な人を失っても、懸命に生き続けて来た。
 内に巣食う悪鬼にも抗い続けて。
 純粋にドライを助けたい一心で、その小さな手を差し伸べたのだ。
 命を狙われた遺恨も忘れ、キャル=ディヴェンスという少女を救おうとしたのだ。
 それなのに、あの女は――

「ァァアアアア―――――!」

 一陣の烈風が、広場の中を吹き抜ける。
 烏月は負傷した脇腹の痛みも無視して、激情のままにドライへと斬り掛かった。
 圧倒的な速度によるその突撃は、並の者が相手ならば銃を撃つ暇すら与えまい。
 されど、敵は超一流の暗殺者。

「あははっ、自分から死ににきやがったよ!」
 
 烏月の接近を察知したドライが、洗練され切った動作で魔銃クトゥグアを右手に構える。
 撃ち放たれるのは、業火を巻き起こし、壁をも打ち砕く破壊の一撃。

 烏月は即座にサイドステップで身を躱して、再び前進しようとする。
 だが、そこでドライの左手が水平に持ち上げられた。
 握り締められているのはルガー P08。
 烏月が地面に転がり込むのと同時、ルガー P08の銃口から弾丸が吐き出されて、民家の壁面へと突き刺さった。
 立ち上がる烏月の眼前では、ドライがニ丁の拳銃を手にしていた。

25 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:27:53 ID:fQ4PqGrg


26 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:29:03 ID:VDQLaF1g
「あたしはもう、後先なんて考えないよ。あたしの持つ全戦力を使って、目に映る全てを壊し尽くしてやる……っ」
「くぅ――――」

 ただ憎しみだけを発散している今のドライに、銃弾を温存しようという意思は無い。
 ニ丁打ちの形で、再び連続して銃弾が発射される。
 矢継ぎ早に放たれる銃撃は、直撃すれば死に至る破壊の雨だ。

「っ…………」

 鬼切りの少女に、圧倒的な火力が迫る。
 それでも烏月の瞳に諦めの色は無く、在るのは眼前の怨敵を討つと云う意志のみ。
 神速で襲い掛かる連撃を、人間離れした身のこなしでやり過ごす。

 業火を伴って飛来するクトゥグアの一撃、
 真っ直ぐに急所を抉りに来るルガー P08の銃弾、
 同時に放たれる二つの弾丸、
 それらの悉くを回避すべく、身を捻り、横に跳ね、地面へと転がり込む……!

「ちっ、弾が…………っ」
「っ―――ふ、は――――」

 カチャリ、という音と共にドライのルガー P08が弾切れを訴える。
 即座に烏月は身体を起こして、ドライとの間合いを詰めようとする。
 だがその瞬間、ドライが左手を腰のホルスターへと伸ばした。
 取り出されたのは、先程このみから回収した魔銃イタクァ。
 ドライは右手にクトゥグア、左手にイタクァを握り締めて、二丁の魔銃による連撃を開始する――!

27 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:29:32 ID:jHQL5dS5
  


28 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:29:56 ID:AVLxwpTM



29 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:29:58 ID:fQ4PqGrg


30 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:30:27 ID:VDQLaF1g
「こ、の――――!」

 烏月は全能力を回避に注ぎ込んで、広場の中を駆け回る。
 最早銃口の向きを確認する余裕も無く、直観だけを頼りに耐え凌ごうとする。
 直線的な軌道を描くクトゥグアの魔弾は、それで何とか躱せた。
 だがもう一つの魔銃イタクァは、『射手の意志によって、銃弾の軌道を変化させられる』という特性を持つ。
 音速を超える銃弾が、追尾までしてくると云うのならば、人の身では躱し切れる筈が無い。
 銃弾が左太腿を掠めた事によって、烏月は勢い良く地面へと転倒した。

「さあ――死にな」

 ドライは尚も追撃の手を緩めずに、絶好の的たる烏月に銃口を向ける。
 だが唐突に銃撃を中断して、腰を捻らせながら横に飛び退いた。
 コンマ一秒前まで彼女が居た空間を、銃弾が切り裂いてゆく。

「……これ以上は、やらせないわ」

 闇夜に響き渡る澄んだ声。
 銃撃の主は、源千華留だった。
 千華留は覚悟を決めた表情で、スプリングフィールドXDをドライに向けて構えている。
 向けられた戦意に、ドライは鼻で笑いながらも眼光を鋭く尖らせる。

「へえ、あんたも死にたいのかい? あたしとそこの女が戦っている間なら、逃げられただろうに……。
 どうして、自分より圧倒的に強いと分かっている相手に挑むんだ?」
「確かに……そうね。私は貴女よりもずっと弱いと思う……」

 千華留とドライの戦力差は比べるべくも無い。
 武装面でも、本人の実力でも、千華留はドライに遠く及ばない。
 しかし一直線にドライを射抜く視線は、揺ぎ無い光を湛えていた。

31 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:30:53 ID:AVLxwpTM



32 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:30:56 ID:IFOfWoju
私怨

33 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:31:06 ID:jHQL5dS5
   


34 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:31:51 ID:VDQLaF1g

「だけど……私なんかじゃ、貴女には敵わないかも知れないけど……。
 私は、貴女よりも本当の意味で『強い』人達を何人も見て来たわ」

 千華留は、大切な人を失っても尚強く生き続けた者達を知っている。
 直枝理樹は、最期まで皆の指導者として生き続けた。
 蘭堂りのは、自身も友人を失っていたにも関わらず、千華留を激励した。
 柚原このみは、絶望にも内に巣食う鬼にも負けず、前を向いて生き続けた。
 皆、目の前の女などより何十倍も『強い』。
 だから千華留は決して恐れず、真っ直ぐな眼差しで宣言する。

「私も理樹さん達みたいに強くなりたい。
 人を憎む事しか出来なくなった貴女なんかに、私の大切な仲間達は殺させない!」

 揺るぎない意志を固めて、千華留はドライと対峙する。
 少女の決意を一身に受けた暗殺者は、愉しげに一言吐き捨てた。

「ハッ……云ってくれる」

 ドライは二丁の魔銃を強く握り締めて、肉食獣の殺気を瞳に宿す。
 視界の端では烏月が起き上がっており、所謂一対二の状況となりつつある。
 だがその程度問題無いと、闘志と憎悪を昂らせる。
 実際、双方の戦力比が大きく変動した訳では無い。

 傷付いた烏月と、戦いに関して素人に過ぎぬ千華留。
 暗殺者として過酷な日々を過ごし、武装も充実しているドライ。
 どちらが優勢かは明白であり、このまま戦えば結末は一つしか用意されていない。
 そう、このまま戦えば。

35 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:32:29 ID:AVLxwpTM



36 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:32:32 ID:fQ4PqGrg


37 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:33:12 ID:jHQL5dS5
 


38 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:33:32 ID:VDQLaF1g
「仲間だなんてママゴトをしているあんた達に、このあたしが負けるとでも――、……っ!?」

 見下した言葉と共に、再び銃を構えようとするドライ。
 そこで、唐突にドライの背中へと衝撃が奔った。
 ドライが反応する間も無く、彼女の両脇から二本の腕が伸び、羽交い絞めの形となる。 

「あは、は……捕まえた……よ」
「このみちゃん!?」

 驚愕に、千華留が大きく目を見開いた。
 掠れた声を洩らしながら、ドライを背後から拘束する人影。
 それは、柚原このみに他ならない。

「ぐ……、この餓鬼……………っ!」

 ドライが全力で暴れ回ってこのみを振り解こうとするが、人外の膂力による拘束は外れない。
 このみは脇腹から大量の血液を零しながらも、決して腕を外そうとはしない。 
 ドライを羽交い絞めしたまま、苦しげな声で語る。

「ドライさんは……少し前の私と………同じ、なんだよね? 
 辛い事が、多過ぎて……、もう何もかもを……憎まないと、自分を支えられないん、だよね?
 だけど、もう……大丈夫だよ。憎しみの輪は、もう、断ち切られるから」
「な、に――――?」

 告げられた言葉に、ドライが訝しげな表情となる。
 このみはドライの肩越しに、烏月と千華留を眺め見た。

39 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:34:02 ID:AVLxwpTM



40 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:34:49 ID:fQ4PqGrg


41 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:34:55 ID:jHQL5dS5
  


42 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:35:05 ID:VDQLaF1g
「私、烏月さんの事も、千華留さんの事も、大好き……だよ」

 それは、何処までも優しい想いに満ちた言葉。 
 しかしこのみの容態は非常に危険な状態であり、今はこんな事をしている場合では無い。
 烏月は直ぐに、このみを引き下がらせようとする。

「このみさん、これ以上動いちゃダメだ! 今は安静に……」
「――これ以上、大好きな人達が傷付くなんて嫌だから」

 諌めようとした烏月の言葉は、途中で遮られた。
 このみは強い意志の籠った瞳で、真っ直ぐに烏月を見据えている。

「烏月さんや千華留さんに、死なないで欲しいから――」
「このみ、さん………?」

 強い、強い意志で紡がれる言霊。
 鬼の少女は口元から血を零しながら、それでも言葉を続けてゆく。
 
「だから私達の事を――私や私の中にいる鬼、ドライさんの事を――」

 少女の瞳に迷いは無く。
 目の前に大切な人達が居るから、胸の奥に大切な思い出があるから。
 決定的な一言を、告げる。


「――烏月さんに、切って欲しいの」


43 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:35:09 ID:BgJduhZ0


44 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:35:36 ID:IFOfWoju
私怨だよー

45 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:36:34 ID:LA5P0mjH


46 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:36:44 ID:VDQLaF1g
 満天の星空を、ゆっくりと雲が横切ってゆく。 
 ひゅうと、冷たい風が一同の間を吹き抜けた。


「駄目だ、このみさん! そんな申し出は認められない!」
「そうよ! このみちゃんを犠牲にして生き延びても、嬉しくなんてないわ!」

 烏月と千華留は声を荒立てて、このみの提案を拒絶しようとする。
 だが、このみは寂しげな笑顔で。
 本当に寂しげに笑いながら、残酷な現実を烏月達へと突き付ける。

「この傷で……助かると思う……?」
「…………」

 烏月達は答えられない。
 このみの脇腹の傷口からは、夥しい量の血が流れ落ちており、その奥には内臓も見え隠れしている。
 いかに悪鬼の力を有していると云えども、最早助かる筈が無い。
 今ドライを押さえ付けられているのは、正真正銘最後の力を振り絞っているからだろう。

「く、ふざけた事を……! 離しやがれ、このっ…………!」
「あ、ぐ、うあぁぁっ…………」

 このみの発言を受けて、ドライが尚一層激しく暴れ回る。
 だが、羽交い絞めは外れない。
 徐々に視力が落ちて来ても、手足の感覚が無くなっても、絶対にこのみは拘束を外さない。

 頑張って生きると、環と約束した。
 烏月が、千華留が励ましてくれたから、このみは真っ直ぐに生きて来れたのだ。
 どれだけ辛くとも、烏月達を救えぬままに逝くなど許容出来る筈が無い。

「ごめんね。私、凄く……残酷な事を云ってるよね。だけどお願い烏月さん……。
 最後は私……皆を守って、人として……逝きたいの……」

47 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:36:59 ID:AVLxwpTM



48 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:37:17 ID:jHQL5dS5
 


49 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:37:53 ID:fQ4PqGrg


50 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:38:12 ID:VDQLaF1g
 まだ終われない。
 まだ倒れられない。
 思いの丈がちゃんと伝わるように、このみは精一杯に喉を震わせる。

「烏月さん……覚えてる……? 誠くんが死んだって報された時……私の事を、抱き締めてくれたよね……。
 『君は決して一人じゃない、私がいる』って云ってくれたよね……。
 嬉しかったの……私、烏月さんの優しさが嬉しかった……」

 鬼と化した自分に、烏月は温もりを与えてくれた。
 この絶望の孤島で、暖かい記憶を与えてくれた。
 本当に、本当に、嬉しかったから。
 揺ぎ無い想い、揺ぎ無い決意を籠めて、このみは最後の願いを告げる。


「だから、最後に烏月さん達を……守りたいの……!」


 血を吐くような決意と共に、放たれた少女の言葉。
 長い、長い静寂が場に流れる。
 烏月は永遠とも思える逡巡の後、


「…………分かった」


 小さく首を、縦に振っていた。


51 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:39:16 ID:AVLxwpTM



52 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:39:32 ID:BgJduhZ0


53 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:40:01 ID:VDQLaF1g
 降り注ぐ月光の下、烏月は担ぐように刀を構え、腰を落とす。
 向かい挑めば必ず敗れ、背にすれば必勝を約束されると云う、破軍の星の名を持つ構え。
 その星を背負って、烏月は己が仲間へと狙いを定める。
 烏月とこのみの視線が、交錯する。


「貴女は人に仇なす鬼を切る者――」
「私は鬼を断つ太刀を執る者――」


 重なる声、見つめ合う瞳。


「だから、私達を――」
「だから、貴女達を――」


 互いに一言、言葉を交わす。


「切って――」
「切ろう――」


 万感の想い、鋼の意志を籠めて。



54 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:40:07 ID:jHQL5dS5
  


55 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:40:34 ID:BgJduhZ0


56 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:41:18 ID:VDQLaF1g
「「――――私(貴女)の振るう、鬼切りで」」

 

 別れの一言を、紡ぎ上げる。




「――――千羽妙見流奥義」

 烏月の手に握られた刀が、蒼白い霊光を纏う。
 力強く大地を震わせながら、このみ達の下へと踏み込む軸足。
 そこから放たれるのは、最大最強の奥義。


「れ、玲二…………っ!!!」

 ドライが絶叫する。
 どれだけ暴れても、どれだけ力を籠めても、このみの拘束は決して外れない。
 そして――


「鬼切り―――――――!!!!」


 振り下ろされる剣戟。
 不可視の刃による攻撃では無く、あくまでも直接剣を叩き込む一撃。
 鬼切りの奥義は、ドライとこのみを一纏めに切り裂いた。 

57 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:42:24 ID:AVLxwpTM



58 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:42:25 ID:jHQL5dS5
 


59 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:42:35 ID:VDQLaF1g
 舞い散る赤。


「あ、あ――――」


 掠れた声を洩らす、烏月の目前で。 
 胸から夥しい鮮血を零しながら、静かにこのみが崩れ落ちてゆく。


 手を伸ばしても、もうこのみには届かなくて。
 生命を失ったこのみの身体が、大地に崩れ落ちる。


 そして、最後に。 


『烏月さん、千華留さん……ありがとう……大好きだよ』
  
 
 そんな声が、聞こえたような、気が、した。


60 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:43:02 ID:IFOfWoju
私怨

61 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:43:25 ID:CUBvTVmE
 

62 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:43:55 ID:jHQL5dS5
  


63 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:43:57 ID:VDQLaF1g


(このみちゃん……烏月さん……………)

 静寂の訪れた戦場で。
 千華留の視界に映るのは、弱々しく肩を震わせる烏月の背中。
 烏月の腕の中には、既に生命を失ったこのみの亡骸がある。 
 暫しの間迷った後、千華留は烏月の背中へと語り掛けた。
 
「烏月さん、このみちゃんが貴女に願っているのは――」
「分かっている……私達はこんな所で立ち止まれない。このみさんが、そんな事を望む筈が無いんだから……」

 答える烏月の声は、震えていた。
 ポタリ、ポタリと、地面に落ちる雫。

「でも……今は……今だけは……泣かせて欲しい……」
 
 烏月は、泣いていた。
 冷静沈着で知られる鬼切り役が、確かに涙を流していた。

「私だって……このみさんの事が大好きだったんだから…………!」

 頬を伝う涙の筋。
 返り血で赤く染まったそれは、絆の深さを示すアカイイト。




    ◇     ◇     ◇     ◇

64 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:44:10 ID:CUBvTVmE
 

65 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:44:49 ID:VDQLaF1g
    ◇     ◇     ◇     ◇



 戦いを終えてから十分後、烏月達は近くの民家へと移動した。
 先ずはこのみの死体をベッドへと寝かせ、シーツを被せておいた。
 本来なら地中に埋葬したかったが、碌な道具も無い烏月達にとっては労力が大き過ぎる。
 無理に埋葬しようとして、自分達の生存確率を引き下げるなど、このみが望む筈も無いのだ。
 シーツを被せる寸前に垣間見た、このみの顔は――満足気に微笑んでいた。
 
 そうして、このみの埋葬も終わり。
 現在は、リゾートエリアの中を歩いている所である。

「このみちゃん……結局私があげたマフラーが、形見になっちゃったわね……」

 哀しげに呟く千華留の首には、深紅のマフラーが巻かれている。
 それは嘗て千華留が、『ヒーローになりなさい』という約束の下、このみへと贈ったものだった。

「このみさんは確かに貴女との約束を果たしたよ。
 彼女は……正しく私達を守る英雄として、逝ったのだから」
「そう、ね……。このみちゃんは、立派だったわ」

 このみが居なければ、恐らくは千華留も烏月もドライに敗れていた。
 定められていた筈の敗北を、このみが覆した。
 だからこのみは確かに、二人を救うヒーローだったのだ。

「今度は私達が頑張る番だ。このみさんの分も戦い続けて、必ず主催者や蛆虫の少女、ファルシータ・フォーセットを討とう」

 そう云って、烏月は強く拳を握り締めた。
 今回の殺人遊戯を催した主催者は当然として、このみのような善人を傷付けた輩も許しはしない。
 必ず討ってみせると、強く決意を固める。


66 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:45:09 ID:BgJduhZ0


67 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:45:13 ID:jHQL5dS5
 


68 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:45:41 ID:VDQLaF1g
「烏月さん、脇腹や足の怪我は平気なの?」
「幸い大して深くは無い。痛みは残るが、戦えなくなる程じゃないよ」
「でも……応急処置くらいはしておくべきよ。傷口が膿んだら大変だもの」

 怪我というものは早い段階で治療を行う事が寛容であり、特に消毒が遅れれば化膿したり感染症に掛かってしまう恐れがある。
 だからこその千華留の提案だったが、烏月は首を左右に振って否定する。

「いや……やはり今は移動を優先するべきだよ。あの広場から此処まで、まだ数百メートルしか距離が無い。
 もっと離れなければ危険だ」

 烏月は鋭い眼差しで、背後へと振り返る。
 広場の方向を睨み付けながら、一言。
 
「――奴が追ってこないとも限らないからね」




    ◇     ◇     ◇     ◇

69 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:45:41 ID:CUBvTVmE
 

70 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:46:17 ID:AVLxwpTM



71 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:46:32 ID:BgJduhZ0


72 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:46:33 ID:CUBvTVmE
 

73 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:46:40 ID:jHQL5dS5
  


74 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:46:47 ID:w4mIew6P
 

75 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:46:59 ID:VDQLaF1g


 静まり返った広場の中。
 血塗れとなった金髪の少女が、仰向けに倒れている。
 瀕死の身体で、ドライはゆっくりと意識を覚醒させた。

「…………ぅ、あ……」

 左肩から胸に掛けて裂かれた傷口から、どくどくと血が流れ落ちているのが感じ取れる。
 まるで、生命そのものが抜けていくような感覚。
 視力はもう殆ど残されていないが、視認するまでも無く致命傷だと判断出来た。

 自分が死ぬ事に関しては、後悔など微塵たりとも無かった。
 元より自身の生命が燃え尽きるまで、人を殺し続けるつもりだった。
 終わりが来るのが、ほんの少しだけ早かったというだけの事。
 自分は最後まで味方で居てくれた玲二を、一方的に殺してしまったのだ。
 そんな自分に、未来を生きる資格などある筈も無かった。


 後悔があるとすれば、たった一つだけ。
 玲二を殺してしまったと云う事実のみが、気が狂いそうな程に悔やまれる。

 どうしてあの時自分は、もっと玲二の事を信じようとしなかったのか。
 どうしてあの時自分は、玲二の事を許してやれなかったのか。
 どうして――そこでドライは、何者かに身体を抱き上げられた。


「誰、だい……?」

 目が見えない所為で、相手の正体を視認する事は出来ない。
 だからドライは、聴覚に頼るべく問い掛けた。
 すると、返ってきたのは。

76 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:47:36 ID:CUBvTVmE
 

77 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:47:48 ID:w4mIew6P
  

78 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:47:50 ID:AVLxwpTM



79 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:48:20 ID:jHQL5dS5
 


80 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:48:48 ID:VDQLaF1g
「……俺だ、キャル」
「え…………?」

 聞き覚えのある声に、思考が一瞬停止する。
 ドライの聞き間違えなどでは、決して無い。
 キャル・ディヴェンスがこの声を聞き間違えるなど、有り得ない。


「え……嘘……。玲二、なの……?」

 恐る恐る、麻痺した思考のままに問い掛ける。
 すると記憶に深く刻み込まれた懐かしい声が、再び返ってきた。

「ああ、俺だ。間違いなく、吾妻玲二だ」
「あ……あああ…………っ」

 鼓膜に届く、力強い声。
 ボロボロと、ドライの瞳から涙が零れ落ちる。

 ツヴァイは――吾妻玲二は死んでなどいなかった。
 何故、胸を銃弾で撃たれた筈のツヴァイが生きているのか。
 それは防弾チョッキ――嘗ては棗恭介が用いていたもの――を着ていたからに他ならない。
 防弾チョッキのお陰で、衝撃により意識を失う程度で済んだのだ。
 皆がツヴァイの生存に気付けなかったのは、夜闇の所為で視界が不明瞭だった故。

 助かる可能性は低かった。
 ドライが魔銃クトゥグアによる銃撃を外さなければ、防弾チョッキの上からでもツヴァイは致命傷を受けていただろう。
 或いは無防備な頭を狙われても、まず即死は免れなかった筈。
 ツヴァイは正しく九死に一生を得たのだ。
 だがそのような理屈など、大した問題では無い。
 重要なのは、ツヴァイが生きていたという一点のみ。

81 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:48:59 ID:IFOfWoju
私怨なり

82 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:49:03 ID:w4mIew6P
   

83 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:49:06 ID:CUBvTVmE
 

84 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:49:07 ID:BgJduhZ0


85 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:50:00 ID:VDQLaF1g


「ああ……玲二……玲二……良かった……」

 大切な人が生きていたという事実に、ドライが安堵の声を洩らす。
 だが程無くして、その表情に翳りが生じた。

「玲二……ごめんね……。あたし、玲二の事を本当に殺してしまう所だった……。
 玲二はずっと、あたしを守ろうとしてくれていたのに……」

 ドライの心に沸き上がるのは、深い後悔と罪悪感。
 たとえ生きていたとしても、ドライがツヴァイを殺そうとした事に変わりは無い。
 それだけでは飽き足らず、数々の罵声まで浴びせてしまったのだ。
 普通ならば、まず許されないだろう。

「あたし……玲二の事が本当に好きで……でも、だからこそ、置いていかれた事が憎くて憎くて仕方無くて……。
 ごめん、玲二。本当に、ごめん……っ」

 息も絶え絶えの状態で、涙混じりに謝罪を続けるドライ。
 そんな彼女の身体が、唐突に抱き寄せられた。

「……もう良い」
「え?」
「もう良いから。俺は気にしてなんていないから。そんな悲しい顔をしないでくれ」

 あろう事か。
 命を奪われ掛けたにも関わらず、ツヴァイはただの一言でドライを許してのけた。
 地獄から舞い戻った暗殺者は、胸の中の少女を優しく抱き締めながら、自らの想いを口にする。

86 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:50:01 ID:jHQL5dS5
  


87 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:50:07 ID:CUBvTVmE
 

88 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:50:18 ID:AVLxwpTM



89 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:50:32 ID:BgJduhZ0


90 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:51:01 ID:CUBvTVmE
 

91 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:51:20 ID:VDQLaF1g


「キャルが誰を憎んでも。キャルが俺を憎んでも。キャルが世界そのものを憎んでも。
 俺の気持ちは全く変わらない。吾妻玲二はキャル・ディヴェンスを愛しているんだ。
 約束する――ずっとキャルの傍にいると。お前が地獄に堕ちたとしても、必ず俺が救い出してやる」


 紡ぐ言葉に迷いは無く。
 亡霊はただ一人の少女のみを愛し抜く。


「だから……笑ってくれ。もう一度……お前の笑顔を見せてくれ」

 ドライを抱く腕に力が籠もる。
 ツヴァイの声は少しだけ、しかし確かに震えていた。
 視力を失ったドライには、もうツヴァイがどんな表情をしているのか分からない。
 それでもドライは――キャル・ディヴェンスは、ツヴァイが今にも泣きそうだと、理解出来てしまったから。
 これ以上悲しませない為に、最高の笑顔で。

「……うん。あたしも愛してるよ、玲二」

 二年間、ずっと云いたかった言葉を口にした。
 それを最後として、ドライは静かに目を閉ざす。
 憎悪に苛まれ、復讐鬼と化した少女は、最後の最後で幸せな場所を取り戻した。



    ◇     ◇     ◇     ◇

92 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:51:30 ID:w4mIew6P
 

93 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:51:52 ID:jHQL5dS5
   


94 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:51:53 ID:CUBvTVmE
 

95 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:52:24 ID:VDQLaF1g



 ひたひたと。
 闇の落ちた街道を、一人の亡霊が歩いていく。
 亡霊は外面こそ無表情のままだが、内心では後悔と悲しみが渦巻いている。

 また間に合わなかった。
 折角最愛の少女と出会ったのに、亡霊は銃撃を受けた際に気絶してしまった。
 そして起き上がった時にはもう、最愛の少女は倒されていたのだ。
 亡霊は、犯人と思しき剣士達を即座に撤退へと追い込んだものの、最愛の少女が受けた怪我は致命傷。
 結局、少女の命を繋ぎ止める事は叶わなかった。

 だが、亡霊の瞳に諦めの色は無い。
 此度の殺人遊戯を運営している者達は、死者蘇生の力を有している可能性がある。
 その力を上手く利用すれば、最愛の少女を蘇生出来るかも知れないのだ。
 死者蘇生に関する情報源は一介の女子高生に過ぎず、正直信憑性は低いが、他に最愛の少女を救う方法は皆無。
 ならば、死者蘇生の力が実在する可能性に懸けるしか無かった。

 とは云え、このような狂った催し事を企画する連中が、素直に頼み事を聞いてくれる筈が無い。
 死者蘇生の力を欲するならば、運営者側を脅迫して、強制的にこちらの要求を飲ませるしか無い。
 故に、運営者側を打倒し得るだけの戦力が、亡霊には必要である。


 殺人遊戯の参加者達に頼るつもりは無い。
 運営者側は、平行世界から人を拉致してのける程、圧倒的な存在。
 所詮踊らされる側に過ぎぬ者達の手を借りても、対抗出来る筈が無い。

96 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:53:28 ID:CUBvTVmE
 

97 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:53:41 ID:jHQL5dS5
  


98 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:53:43 ID:VDQLaF1g
 狙い目は、運営者側の反乱分子だ。
 運営者側のウィークポイントに関しては、運営者側に属する人間が一番詳しい筈。
 そして、これ程悪趣味な催し事ともなれば、運営する側も一枚岩では纏まるまい。
 反乱を企てる者が現れる可能性は、極めて高い。
 そんな人間と上手く接触出来れば、運営者側を打倒し、脅迫する道も見えてくる筈だった。 


 具体的にこれからやるべき事は、運営者陣営の反乱分子に関する情報を持つ者の捜索。
 そして運営者側を脅迫する上で足枷となるであろう、首輪を解除する事だった。

 まず他の参加者達を探し、首輪解除と反乱分子に関して情報を引き出す。
 そして相手が話そうと話すまいと、最後には殺す。
 無害に見えた人間が、何かの切っ掛けで殺人者と化して、重要人物を殺害してしまう可能性だってあるのだ。
 首輪解除が可能な人間や、反乱分子との接触方法を知る者達を殺させる訳には行かない。
 最愛の少女が蘇る可能性を一パーセントでも高くする為には、不安要素を極力排除するべきだった。


 そして、それらの方針を実行出来るだけの準備は既に整っている。
 最愛の少女の亡骸は、近くにあった飲食店の冷凍室へと入れておいた。
 少女をあんな寒い場所へ残していくのは心苦しいが、亡骸の腐敗を防ぐ為には仕方無い。

 最愛の少女が用いていた分も手に入れて、武装は極めて充実している。
 撃ち抜かれた左肩は痛みが伴うものの、まだ十分に動かせる。
 まだまだ、戦える。


 闇に包まれた街の中、ひたひたと亡霊は往く。
 頬を伝うのは、一筋の涙。

99 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:54:16 ID:w4mIew6P
  

100 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:54:39 ID:VDQLaF1g





【柚原このみ@To Heart2 死亡】
【ドライ(キャル・ディヴェンス)@Phantom -PHANTOM OF INFERNO-】死亡





【F-7南東部/1日目 真夜中】


【吾妻玲二(ツヴァイ)@PHANTOMOFINFERNO】
【装備】: コルトM16A2(20/20)@Phantom-PHANTOMOFINFERNO-、スナイパースコープ(M16に取り付けられている、夜間用電池残量30時間)@現実、防弾チョッキ
【所持品】:『袋1』コンバットナイフ、レザーソー@SchoolDaysL×H、コルト・ローマンの予備弾(21/36)、ダイナマイト@現実×9、ハルバード@現実、
      小鳥丸@あやかしびと−幻妖異聞録−、コルトM1917(6/6) コルトM1917の予備弾10、ニューナンブM60(4/5)、5.56mmx45ライフル弾29発
      『袋2』支給品一式×11、おにぎりx30、野球道具一式(18人分、バット2本喪失)、コンポジットボウ(0/20)、ハンドブレーカー(電源残量5時間半)@現実、
      秋生のバット、桂の携帯(電池2つ)@アカイイト首輪(杏)、クトゥグア(3/10)@機神咆哮デモンベイン 、ルガー P08(0/8+1)@Phantom、
      トンプソンコンテンダー(弾数1/1)、刹那の携帯電話 、SIGSAUERP226の予備弾3@現実、デジタルカメラ@リトルバスターズ!
アサシンの腕、USBメモリ SturmRugerGP100(6/6)@現実 、SturmRugerGP100の予備弾4@現実、医療品一式、恭介の機械操作指南メモ、
      カジノの見取り図、カジノの見取り図、ゲーム用のメダル(14000枚相当) 二ューナンブM60の予備弾10発、
      懐中時計(オルゴール機能付き)@Phantom、包帯、業務日誌最終ページのコピー
【状態】:右腕の骨にヒビ、左肩に銃創(痛みはあるが動かせる)、胸部に打撲、中度の肉体的疲労
【思考・行動】
基本:運営者側を脅迫して、キャルを生き返らせる。その為に首輪を外す、運営者側の反乱分子と接触する。
 1:他の参加者達から、首輪解除、主催者側の反乱分子に関する情報を聞き出す。返答に関わらず殺す。
 2:ドクター・ウェストを発見すれば、首輪を外させる。
【備考】

101 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:54:47 ID:jHQL5dS5
 


102 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:54:58 ID:CUBvTVmE
 

103 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:55:30 ID:IFOfWoju
私怨

104 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:55:47 ID:VDQLaF1g
 ※身体に微妙な違和感を感じています。
 ※時間軸はキャルBADENDです。
 ※5.56mmx45ライフル弾はトンプソンコンテンダー、コルトM16A2で使用可能です
 ※平行世界の存在に気付きました 
 ※ドクター・ウェストについて、烏月から話を聞きました
 ※防弾チョッキは一部破損しています




【G-6北部/1日目 真夜中】


【源千華留@StrawberryPanic!】
【装備】:能美クドリャフカの帽子とマント@リトルバスターズ!、赤いマフラー、イタクァ(5/6)@機神咆哮デモンベイン
【所持品】:スプリングフィールドXD(9mm13/16) 、カンフュール@あやかしびと−幻妖異聞録−、理樹の制服トランシーバー
     銃の取り扱い説明書、草壁優季のくずかごノート@ToHeart2、鎮痛剤(白い粉が瓶に入っている)
     支給品一式×3、ハサンの髑髏面、女物の下着数枚、木彫りのヒトデ6/64@CLANNAD聖ミアトル女学院制服@StrawberryPanic!
【状態】:首筋に浅い噛み傷、強い決意、体力消費小
【思考・行動】
 基本:理樹とこのみの意志を継ぎ、新生リトルバスターズを結成する。
 0:リーダーとして進む。
 1:新たな仲間の確保。とりあえずクリス、唯湖を探してみる。
 2:元の仲間との合流。
 3:脱出の為の具体的な作戦を練りこむ。
 4:恭介とトルタに若干の違和感。
 5:神宮司奏に妙な共感。
 6:深優を許さない。なつきについては保留。
 7:りのの無事を祈る。

105 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:56:00 ID:w4mIew6P


106 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:56:03 ID:BgJduhZ0


107 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:56:36 ID:jHQL5dS5
  


108 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 00:56:39 ID:VDQLaF1g
【備考】
 ※理樹たち、深優と情報を交換しました。
  深優からの情報は、電車を破壊した犯人(衛宮士郎)、神崎の性癖?についてのみです。
 ※くずかごノートには様々な情報が書かれています。現在判明している文は、
  『みんなの知ってる博物館。そこには昔の道具さん達がいっぱい住んでいて、夜に人がいなくなると使って欲しいなあと呟いているのです』
  『今にも政略結婚が行われようとしたその時、秘密の抜け穴を通って王子様は大聖堂からお姫様を連れ出すことに成功したのでした』


【千羽烏月@アカイイト】
【装備】:地獄蝶々@つよきす-MightyHeart-
【所持品】:支給品一式×2、我埋葬にあたわず@機神咆哮デモンベイン、Love&Spanner@CLANNAD、
      アルのページ断片(シャンタク)@機神咆哮デモンベイン、包丁
【状態】:体力消費大、霊力消費中、身体の節々に打撲跡、背中に重度の打撲、脇腹に銃創、左足に浅い銃創、右足に浅い切り傷(応急処置済み)
【思考・行動】
 基本方針:羽藤桂に会う。守り通す。
 0:歓楽街の周辺を捜索して、桂を探す
 1:新生リトルバスターズの一員として千華留と行動を共にする。
 2:蛆虫の少女、ファルを斬る。
 3:恭介、トルタに対する態度は保留。
 4:なつきを探す。
 5:ウェストからの伝言を大十字九郎に伝える。
【備考】
 ※クリス・ヴェルティン、棗鈴、直枝理樹の細かい特徴を認識しています。
 ※恭介・トルタが殺し合いに乗っている事を知りません。
 ※千華留との情報交換により深優を危険人物と認識しました。



【備考】
 ※このみの死体はG-7北部の民家のベッドに、ドライの死体はF-7南東部の飲食店冷凍室に安置されています。

109 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:56:39 ID:CUBvTVmE
 

110 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:57:01 ID:w4mIew6P


111 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 00:59:01 ID:jHQL5dS5
 


112 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 01:00:22 ID:LA5P0mjH


113 : ◆guAWf4RW62 :2008/09/09(火) 01:04:49 ID:VDQLaF1g
トウカ終了致しました(・3・)
長時間に渡って数多くの支援、本当に有難うございました
物凄く助かってます
矛盾・誤字等指摘ありましたら宜しくお願いします

タイトルは『Phantom /ありがとう』で、
長さ的に四分割になると思うので、
二番目は前スレ>>883
>    ◇     ◇     ◇     ◇
からで、

三番目は前スレ>>971
>「早撃ち勝負だ。曲が終わったら、抜きな」
から

四番目はこのスレの>>53
からでお願い致します

114 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 01:10:38 ID:BgJduhZ0
投下GJ! 本当にGJ!
ファントムのフラグを最大限に活用した大決戦に心が震えました。
更にアカイイトのあのシーンを自然に絡み合わせたのが凄く良かったです!
ああ、キャル、このみ……二人とも安らかに消えていったなぁ、ちょっと嬉しいですw
そしてキャルノミカタに磨きの掛かった玲二の今後に期待です。

とにかく、もう一度投下GJでした!

115 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 01:15:44 ID:jHQL5dS5
長編の投下乙でした

このみにドライ、安らかに眠ってくれ
ツヴァイは因縁の対決が終わって完璧に覚悟完了しちまったな
なんだか凄く手強くなった気がする

新生リトバスは人員不足だな
歓楽街の方に向かうのだろうがそっちには全く人がいないぞw

116 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 01:16:38 ID:IFOfWoju
投下乙です。
おおおお、最後までどうなるかドキドキしっぱなしでした。
ツヴァイとドライの出会いに決闘。
キャル鬼化とこのみの言葉。
鬼切りと最後のキャルと玲二…
見所満載かつどれも見事なものでした
GJでした!

117 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 01:19:12 ID:FMe1VWmN
今までの積み重なったフラグが消化される瞬間ってのは感慨深いものがあるな……。
GR2のキャラの中でも一番好きだったこのみが死んだのは悲しいけど、最高の死に方が出来てよかったと思う気持ちも溢れてる。
GJでした!

118 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 02:27:17 ID:w4mIew6P
投下乙です!
なんとも切ない話でした。
このみもキャルも……鬼切りで散るとは。
GJ!

119 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/09(火) 02:47:19 ID:09zAcTDh
投下乙 

あれ?
なんかファルの死亡フラグがまた消えた。

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