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コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ 12

1 :V.V.:2008/07/27(日) 20:25:09 ID:nzPp8K6j
ここはPS2/PSPソフト「コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS」SS投稿スレです。
感想等もこちらで。このゲームについて気になる人はゲーム本スレにもお越しください。
基本sage進行で。煽り・荒し・sageなし等はスルーするか専ブラでNG登録して下さい。

■SSを投下される方へ
・投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れて下さい。(または「何レス目/総レス」を名前欄に)
・規制に掛かる場合があるので、長文の場合支援要請の旨も冒頭に書いて下さい。
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為に必ずリロード。
・投下許可を求めないこと。みんな読みたいに決まってます!
・固定ハンドルは投下時にだけ付けること。その際成りすましを防ぐためトリップもあるとベスト。
 トリップのつけ方:名前欄に「#(好きな文字列)」 #は半角で。
・読む人を選ぶような内容(オリジナルキャラ・残酷描写など)の場合、始めに注意を入れて下さい。
・単発の方でも投下しやすいように義務ではないですが、
 投下時にはなるべく作者名・タイトル・カップリング表記をして下さい。
・ゲーム内容以外で本編放送前バレ情報があるSSは始めに注意書きを。
・460kb近くなったらスレを立てるか聞くこと。立てる人は宣言してから。
・支援はあくまで規制を回避するシステムなので必要以上の支援は控えましょう。
・保管庫への要望、誤字脱字等の修正依頼は以下のアドレス(geass_lc_ss@yahoo.co.jp)に
 ※修正依頼の際には 作品の管理番号(その作品が始まる際の、スレ番号-レス番号。保管庫の最優先識別コード)を“必ず”記述して下さい
 例 0003_0342 のタイトルを ○○○○ カップリングを ○○○○
    (↑この部分が特に重要です!)
 もし、管理番号を記述されず○スレ目の○番目の……などという指定をされると処理が不可能になる場合があります

2 :V.V.:2008/07/27(日) 20:26:49 ID:nzPp8K6j
■SS保管庫 http://www1.ocn.ne.jp/~herma/CodeGeass_LostColors/2ch/0.html

■過去スレ
1:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1209886757/
2:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1211557284/
3:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213103523/
4:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213952942/
5:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1214728916/
6:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1215348991/
7:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1215868597/
8:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216128228/
9:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216281315/
10:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216490882/
11:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216733413/

■関連スレ
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 16(本スレ)
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216262075/
コードギアス ロスカラのライはフラグ一級建築士 フラグ3本目(主人公スレ)
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1215012689/
【PS2】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1203247087/
【PSP】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1207641630/
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 攻略スレ4
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1209720651/

■公式サイト http://www.geass-game.jp/ps/
■アニメ公式サイト http://www.geass.jp/

■攻略wiki http://www9.atwiki.jp/codegeasslc/

3 :傷心のピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/07/27(日) 20:29:27 ID:hm7uiqKn
「おや、どうしたんだい、ルルーシュ?そんなに真剣な顔をして」
「ライか。…もうすぐキューピッドの日が始まってしまうんだ」
「そうだよ…けど作戦は万全。何か問題が?」
「……ないんだ」
「何が?」
「ネタが無いんだ!」

THREAD 12『ネタ ギレ!』

「いいことじゃないかルルーシュ。これを機に、シリーズを完結させよう」
「ライ…しかし、これを楽しみにしている人が、もはやこのシリーズしか読んでない人だって!」
「大丈夫。そんな人いないよ」
「それは慰めているのか、けなしているのかどっちだ?」
「咲世子さん、このお茶美味しいですね」
「誤魔化すな!くそ…俺は…どうしたら……」
「しょうがないな。こうなったらロロに全住民の体感時間を止めさせてみるか」
「そんな事出来るはずないだろう!」
「じゃあ咲世子さんに代わりに書いてもらう?」
「そんな訳にいくか、どんな天然文章を書くか分からん!これ以上俺のイメージを崩されてたまるか!!もういい、俺が書く!」
「ふふ…」
「な、なんで笑うんだライ」
「いつものルルーシュに戻った」
「な……」
「君はもっと尊大な人間だ。ネタ切れなんかに負けるのか?こんな時だからこそ、SS職人として腕が試される時じゃないか!」
「そうだ…俺は今までいったい何を……すまない、ライ!ちょっと投下してくる!!」


「ふぅ……本当はSSやめて欲しかったんだけど…ま、あのままでいるよりかは、ずっといいよね」
「私、ライ様とルルーシュ様がキスするのではないかとドキドキでした」
「咲世子さん……どうしてそういう考えに……」
「でも、少しは本気だったのでは?」
「え……うん、ほんのちょっと…ね(アッー!)」

4 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:30:50 ID:w6ngZC/s
>>1
乙です!

5 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:31:29 ID:nD5JioyQ
>>1
乙!!
>>3
wwwwwww


6 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:31:47 ID:VCOvtYdE
>>3 はや!
乙&GJでした!

7 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:31:48 ID:XJAt3kFB
>>1
 乙
>>4
 毎回いいタイミングで投下されまあすなあw

8 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:34:56 ID:ewe2ySMM
>>1

>>3
次回はついにオレンジ卿ですね、わかります
そしてGJ!

9 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:36:11 ID:UJLMGvFY
 傷心のピンクもふもふ卿お疲れ様です。私は毎回楽しみにしていますよ。
 と、改めましてこんばんわKOUSEIです。
 スレを立てていただきありがとうございます。新スレ一発目とは光栄の極み。
 では前スレからのみなさんの厚意に支えられて、前回の続きを投下したいと思います。

 もはやおなじみですが。
<オリキャラ。オリ設定注意!>です。

○ロイ・キャンベル。
 0007-0290参照

○クラブ・コンクエスター
 0007-0290参照。トーマス卿に感謝。

○ライ
 
 黒の騎士団において作戦補佐の地位についていた少年。アッシュフォード学園の仮入学の学生という表の顔も持つ。
 ゼロからは絶対的な信頼を受け、ゼロの隣には常に彼の姿があった事から“ゼロの左腕”と呼ばれる。
 “ゼロの右腕”である紅月カレンとは恋仲であるとの説が有力。また、ライを黒の騎士団に勧誘したのも、この紅月カレンである。
 青い専用の月下を駆り、その“ゼロの左腕”の名の通り、戦術・戦略にと幅広くゼロの力となったが、一年前、
 エリア11で起きたブラックリベリオンにおいて、学友であったナイトオブセブンに逮捕・拘束され、一週間後処刑された。
 その正体については謎が多い。

10 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:37:23 ID:XJAt3kFB
支援

11 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:37:57 ID:nD5JioyQ
支援

12 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:38:04 ID:J/QLVDdp
支援

13 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:39:19 ID:UJLMGvFY
  ターン4『政庁 防衛戦』Aパート


 三人のラウンズ。ジノ、ロイ、アーニャは並んで細い輸送機のタラップを降りる。
 ロイは自分が身に着けている慣れない青紫のマントに、少し違和感を感じながら、それでも背筋を伸ばしてキビキビと歩く。
 今回のエリア11への赴任はノネットからマントをプレゼントされてからの、初めての任務である。
 この青紫のマントをしている以上、ロイの恥はノネットの恥に繋がる。 
 ロイは彼女に恥などかかせないよう、いつも以上に気合を入れて任務に取り組もうと思った。
 そんな事を考えながら、ロイはしっかりとした足取りで、エリア11に降り立つ。
(?)
 と、その時。ロイはこの場の異様さに気が付いた。
(迎えが無い?)
 輸送機の周りには誰もいない。通常、ラウンズが植民エリアに入国しようものなら、迎えの騎士数人が車を用意して待っているものなのだが。
「ねぇジノ。僕達の到着は、ちゃんと伝えてあるんだよね?」
 ロイは、背後に立つ長身の男に問いかけた。
 すると緑色のマントに身を包んだナイトオブスリー。ジノ・ヴァインベルグは、
「ああ、そのはずなんだけどな。きっとみんな忙しいんだろ」
 と、いつも通りの無邪気な笑顔を浮かべて答えた。
 ロイは眉をひそめた。
「忙しい? そんな馬鹿な。いくら忙しいって言ったって、誰も迎えに来ないなんて事はおかしくな――」
「そんな小さい事気にするなよ。ラウンズは心の広さも持ち合わせてないとな」
「……そんなものかい?」
「そんなもんだ。それよりロイ」
 と、ジノはロイの肩に軽く手をポンっと置いた。
「悪いんだが、お前一人で俺達二人分の入国の手続きもやってくれないか?」 
「? それは構わないけど。なぜだい?」
 ロイの問いに対して、ジノは肩をすくめてみせた。
「実はブリタニア出発の時点で俺の“トリスタン”とアーニャの“モルドレッド”の調子がどうも良くない。いつ戦闘になるか分からないし、少しでも早く政庁で整備しておきたいんだ」
 ロイは「ああ、そういう事なら」と頷いた。
「構わないよ。じゃあ僕がまとめてやっておく」
「ああ、すまないがよろしく頼む」

14 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:39:40 ID:4V4XpSt0
風呂はいる前に支援

15 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:39:56 ID:XJAt3kFB
支援

16 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:40:53 ID:CQLFVHWT
支援

17 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:41:57 ID:UJLMGvFY
 と、その時。今まで二人の会話を黙って聞いていた少女、ナイトオブシックス。アーニャ・アールストレイムは、はてなと首を傾げた。
「ジノ。私の“モルドレッド”の調子は別にどこも悪くな――」
 アーニャは、その言葉を全部言う事は出来なかった。
 言いかけたアーニャの口を、ジノの長い腕が伸びてきて塞いだからだ。彼女は口を塞がれて「むぐっ」と呻く。
「はいはい。という訳でアーニャはお兄さんと一緒に、先に政庁に行きましょうね〜」
「……」
 無言で暴れるアーニャを、ジノはその長い腕を器用に使って抑える。そして、ニマーと笑った。
「大丈夫大丈夫。怖くないってアーニャ。後でお菓子買ってあげるから、大人しくお兄さんについてきましょうね」
「それじゃあ、まるで人攫いだよジノ……」
 ロイがため息混じりに突っ込むと、ジノはこちらに手をヒラヒラと振り、
「いいからいいから。あとで合流しようぜロイ」
 といまだに暴れるアーニャを片腕で器用に抑えながら、気持ち悪いほどニコニコと笑う。
 ロイは少し怪訝に思ったが、だからと言ってジノがアーニャに危害を加える事などあるわけないので、どうせまたジノの無意味な悪い冗談だろうと思う事にした。
「分かった。じゃあ、僕は。手続きを済ませてから政庁に向かうよ。じゃあね」
「ああ、いってらっしゃ〜い」
 そう言ってロイは青紫のラウンズマントを翻し、二人に背を向け、ターミナルに向かって歩き出す。
 アーニャだけは相変わらず無言で暴れていた。

 ○

 三十分後。
 ジノはご機嫌だった。
「なんだなんだ。こんなものか? 大した事ないな、ここの守備力も」
 そう言ってジノは操縦桿を巧みに操作すると、彼の愛機であり戦闘機である“トリスタン”は空を舞うツバメのような機敏さで、空を縦横無尽に飛び交う。
 遅れて、その“トリスタン”の通った軌跡の後に多くの銃撃が浴びせられた。
「♪」
 ジノは鼻歌混じりで“トリスタン”を旋回させ、機首を地上のナイトメア群に向けた。
 その地上にいたナイトメアは“ブリタニア軍のサザーランド”だったが、ジノは迷わず二つのスラッシュハーケンを発射する。
 打ち出されたハーケンは弧を描いて敵の“サザーランド”に襲い掛かり、計六機のナイトメアを易々と切断した。


18 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:42:56 ID:+w702s6r
支援

19 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:42:58 ID:L8mVzORN
支援

20 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:43:33 ID:0ernWwjb
支援

21 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:44:08 ID:UJLMGvFY
「攻撃方法は中々良かったよ諸君」
 ジノは、切断された“サザーランド”のコックピットから這い出す騎士達に労いの言葉を呟き、次の標的を探す。
 すると、“トリスタン”のモニターに、一人の少女が映し出された。
 アーニャだった。ラウンズのマントはしておらず、あの腹出しルックのパイロットスーツ姿である。
『……ねぇ、ジノ』
 アーニャは、何かにおびえるように言った。
 アーニャは今ジノとは違う場所で、専用機の“モルドレッド”を駆り、戦闘の真っ最中だった。
 そのせいか、顔はしっかりとジノを見つめているが、その手はせわしなく動いている。
「どうしたアーニャ、そんな顔をして。強い奴でもいたか?」
 ジノが聞くとアーニャは首を横に振った。
「じゃあ、どうした?」
 しばらく、アーニャは黙っていたが、やがてゆっくりと顔を上げて言った。
『ロイに、怒られない?』
 その顔は見事に不安そうな色に染まっていた。
(ああ、なるほどね……)とジノは納得した。
「怒るんじゃないか? あいつは“こういうノリ”は嫌いだろうし」
『……』
 アーニャの顔が明らかに暗くなる。
 ちなみに“こういうノリ”とは、政庁の守備力を試すために、その政庁にラウンズが攻撃をしかけるようなノリの事だ。
 そして、ジノとアーニャは今現在そのノリの真っ最中だった。
「アーニャ。さっきも言ったが、ここの守りが弱いって事は、それはお前の大切なナナリー総督の危険に直結するってことだ。だから、これは新総督のためでもあるんだ」
『それは、分かってるけど……』
 俯くアーニャ。ジノはナナリーの名を出したのはちょっと卑怯だったかなと思いつつも訂正はしなかった。そもそも、言っている事に間違いは無い
「もし、ここの守備隊がこのまま俺達の突破を易々と許すようなら、後でラウンズの名の下に、守備部隊を増強するよう命令しないとな」
 すると、アーニャは少し考え込んで。
『……分かった』
 と、しぶしぶ了解し、彼女は意識を戦闘に戻した。しかし、まだ通信は繋がっているのでジノは一応言っておく、
「おっと、くれぐれもやりすぎるなよ。死人なんかもっての他だからな」
『分かってる。ロイに怒られるならまだしも、嫌われたくはない』

22 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:44:25 ID:LdqqldVX
支援

23 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:46:00 ID:XJAt3kFB
支援

24 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:46:56 ID:UJLMGvFY
 というアーニャの言葉を最後に通信はプツンと切られた。
 ジノは思わず笑ってしまった。
「はは。アーニャの奴。相変わらず、ベタ惚れだな」
 ラウンズの間では周知の事実だが、アーニャはロイの事が好きだ。
 それが異性としてなのか、それとも単なる年上の男性に対する憧れなのかは分からないが、とにかく好意を抱いている。
 だが、残念な事にその好意は、本人――つまりロイには伝わっていない。
(ロイはアーニャの事を妹分として見てるからなぁ……)
 ロイはアーニャに好意を持っている。しかし、それはアーニャがロイに向けるそれとは全く種類が違うものだ。
 こう言ってはなんだが、それがやがて悲しい結果にならないかと、ジノは少しだけ不安になる。
 あと五年。いや、三年もあればアーニャは美しく成長する。その時は、流石にロイだってアーニャに“女”を感じる事になるだろう。
 そうなれば、ロイだって鈍いけど馬鹿じゃない。
 ちゃんとアーニャの気持ちにも気付くだろうし、それを受け入れるか受け入れないかは知らないが、うやむやにはせず結果はきちんと出す。ロイとはそういう男だ。
 だから、時間さえ経てば、きちんと結果は出るし解決はする。
 しかし、
(この職業はいつ死んでもおかしくはないもんな……)
 ラウンズという高い地位は、任命された騎士に様々な権利と特権を与えるが、普通の人が持っている様々なものを奪う。
 その一つが時間だ。この地位はいつも死と隣り合わせで、しかもそれは唐突にやってくる。そう、時間は終わるのだ。唐突に。
 だから、くっつけるなら、とっととくっつくべきだとジノ思うが、残念ながら、現実問題それは厳しい。
 ロイは鈍い。
 当のアーニャもなんだかんだで押しが弱い所があるから。何か劇的な外的変化でもない限りは二人の仲は当分平行線だろう。
(まぁ、結局こういうのは本人同士と時間の問題なわけであって俺にはどうしようも無いわけだが……)
 それでも。とジノは思う。
 アーニャもロイもジノにとっては大切な友人だ。友人には幸せになってほしいし。悲しい結末にはならないでほしいと思う。
(スザクにも言える事だけど……)
 ジノは呆れ顔で髪をポリポリと掻く。
 こう改めて考えてみると、どうもジノの周りの男は病気と思えるほど色恋沙汰に鈍い。

25 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:47:13 ID:XJAt3kFB
支援

26 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:47:24 ID:HWsIQMfj
支援

27 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:47:28 ID:0ernWwjb
支援

28 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:49:08 ID:UJLMGvFY
 全くもってそんなのに想いを寄せる女性陣が不憫に思えて仕方が無い。
 と、そんな思考に、レーダーの電子音が介入した。
 KMFの反応が二つ。
「おっ、まさか、あれは」
 ジノは今までの思考を引っ込ませ、新しいおもちゃを見つけた子供のような顔で笑った。
 目の前には二騎の“グロースター”。しかし、カラーリングがその“グロースター”がただの雑魚では無い事を示していた。
 グラストンナイツ。今は亡き勇将ダールトン将軍が鍛え上げた一流の息子たちの総称。
 その内の二人が前に立ちはだかっていた。
『どこのだれだか知らないが、ここまでだ』
『よくも、好き勝手暴れてくれたな』
 二騎のグロースターから、静かだが怒りを含んだ声が外部スピーカーを通して響く。同時にそのグロースターは大型のランスをどっしりと構えた。
 その光景を見て、ジノは少しがっかりした。
 戦闘機相手に大型ランスなんか持ってきてどうするつもりだったのかと、理解に苦しんだからだ。
「失格。その武装は拠点を守る事に適してはいるが……」
 まぁ、それでも相手が一流の腕を持つ騎士なのは変わりは無い。なら、今回はあえて相手の土俵に上がって楽しむ事にした。
「仕方ない」
 ジノは操縦桿を、横にグイッと動かす。
 すると“トリスタン”に変化が起こった。戦闘機から、腕が、足が、そして、頭部が現れる。
 やがてそれは一騎のKMFになった。スマートな体躯に、二本の角が生えたような頭部。どことなく、その姿は死神を彷彿とさせた、
 その一連の変化を目撃した“グロースター”のパイロット達が驚きの声を上げる。
『なに! まさか!? あなたは……』
『可変KMF“トリスタン”……。そういう事でしたか。ジノ・ヴァインベルグ卿』
 二人の驚きの声に対して、ジノは満足そうに鼻を鳴らす。
「ああ、君たちを試しに来た。私を止めてみたまえ」
 “トリスタン”は二振りのMVSを連結して、鎌にも似た槍にし、敵を牽制するように真っ直ぐに構えた。
 すぐに“グロースター”から、怒りを押し殺した声が響いた。
『いいでしょう、私たちも、このままでは収まらない』
 その声を嘲笑うかのように、ジノはあえて軽薄に言った。
「ああ、本気で頼むよ」
『ッ! 言われずともぉ!!』

29 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:49:42 ID:CQLFVHWT
支援

30 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:49:58 ID:XJAt3kFB
支援

31 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:51:03 ID:HWsIQMfj
支援

32 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:51:23 ID:0ernWwjb
支援

33 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:51:46 ID:UJLMGvFY
 火に油を注がれた騎士の叫びに呼応して、二騎の“グロースター”が槍を構える。そして怒り狂った虎の勢いで“トリスタン”に猛進した。
「ありがとう!」
 “トリスタン”はその二騎を迎え撃つように槍を振り上げた。
 この時、ジノの頭の中では、すでに二騎の“グロースター”を倒す構図が一瞬で浮かびあがっていた。
 あとはそれを実行に移すだけ。しかし……。
「って、あれ!?」
 その“グロースター”の大型ランスを打ち払うはずだった“トリスタン”の槍は大きく空を切った。
 二騎の“グロースター”が“トリスタン”と打ち合う直前に大型ランスを引き、大きく迂回してトリスタンを通りすぎたからだ。
 そしてあろうことか、“グロースター”はそのまま一目散に逃げていった。
 ジノはその光景を見て、一瞬呆然とした。だが、すぐにハッとして正気に戻る。
「お、おいおい。マジかよ! 音に聞こえたラウンズが逃走!? そりゃあ無いんじゃない!? 逃げるなよ卑怯者〜!」
 ジノは“トリスタン”のランドスピナーを唸らせ、地面に煙を上げてその後を追う。しかし、中々追いつけない。
 仕方ない。相手は一流の操縦技術を持つ騎士が操る“グロースター”。
 その性能を完全に逃げる事に費やされてしまえば、このトリスタンでも追いつくのは難しい。
「ちっ、逃げ足だけは速い」
 ジノは、戦闘機に変形して追いかけようか一瞬迷う。
 その時……。

 ○

 “グロースター”のパイロット。グラストンナイツのエドガーとクラウディオは背後に迫るナイトオブスリーから全力で逃げながら苛立っていた。
『おい! 一体いつまでこうして逃げていればいればいいんだ! ここまでされておめおめと背を向けるなど!』
 クラウディオがモニター越しに、コックピットを震わす程大きく怒りの声を上げる。もちろんエドガーも同じ気持ちだった。
 しかし、“トリスタン”に突撃した瞬間、“グロースター”の通信が開いて、ある上官に、
 “トリスタン”とは戦闘をせず、指定されたポイントまで撤退するよう命令されたのだ。部下である自分達はそれに従わなくてはいけない。
「気持ちは分かる! しかし、“あの方”の命令には従わなければならないだろう!」

34 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:52:05 ID:XJAt3kFB
支援

35 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:52:10 ID:HWsIQMfj
支援

36 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:52:30 ID:X0DiH+da
しえん

37 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:52:38 ID:GKjQCK76
支援

38 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:54:18 ID:UJLMGvFY
 すると、クラウディオは吐き捨てるように言った。
『知ったことか! あんな成り上がり者の言う事など――』
「よせクラウディオ! 音声は全部記録に残るんだぞ!」
 その時、背後から爆発音がした。
 エドガーがハッとして振り返ると、
「なっ――」
 思わず息を飲んだ。
 そこには、炎に包まれる“トリスタン”の姿があった。

 ○

 炎に包まれていく“トリスタン”の中で、ジノは冷静に各種計器に視線を走らせた。
 損傷は軽微。いや無傷と言っても良い。ただ炎が上がるだけの操作式地雷だったようだ。
「こんな物……一体何のつもりだ?」
 しかし、炎に包まれて視界は奪われた。
 ジノは機体を跳躍させて炎を払い消す。
 炎が散って、再び視界が開けた時、すでに二騎の“グロースター”の姿はどこにも無かった。
 ジノは不快感丸出しで舌打ちをした。
「ちっ、この隙に襲い掛かってくるぐらいしろよ」
 その時、敵にロックされた事を知らせるアラームがコックピットに鳴り響いた。
 ジノは素早く“トリスタン”に回避行動を取らせる。
 同時に、さっきまで“トリスタン”がいた場所に、ライフルとバズーカの弾が降り注がれて爆発と粉塵が巻き起こる。
「攻撃? 新手か!」
 ジノが視線を上げると、そこには三騎の“サザーランド”がこちらに銃口を向けていた。
 新たなおもちゃの登場に、ジノはニヤリと笑った。
「へぇ、奇襲か。まぁ、俺達以外だったら有効な戦術だったと思うよ」
 さっそく迎撃しようと、ジノは“トリスタン”の腕――スラッシュハーケンを前に突き出す。しかし、発射はしなかった。いや、できなかった。
 三騎の“サザーランド”が一目散に引いて、通路と壁の奥に消えてしまったからだ。
「って、なんだよ。また逃げたのか……」
 ジノはその瞳を少々険しくして、逃げた“サザーランド”の後を追う。

39 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:55:13 ID:HWsIQMfj
支援

40 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:55:25 ID:XJAt3kFB
支援

41 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:55:58 ID:GKjQCK76
全力で支援!

42 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:56:10 ID:9PwU7xNI
支援

43 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:57:16 ID:UJLMGvFY
「まったく。どいつもこいつもちょこまかと。少しお仕置きが必要だな」
 “トリスタン”をKMFから戦闘機に変形させ、スピードを上げると、その“サザーランド”の小隊にはすぐに追いついた。
 追いついた場所は、“トリスタン”が飛びまわれる程の、大きなホールになっていた。
「はい、ここまでですよ。っと」
 “サザーランド”を照準に捉える。そしてスラッシュハーケンを打ち出そうとしたその時、 
「!」
 横から銃撃が降り注ぐ。
 ジノは達人級の反応速度で操縦桿を操作した。
 間に合った。“トリスタン”は宙に舞い上がって銃撃をかわす。
 ジノは攻撃を加えてきた相手に視線を送る。そこにいたのは、グラストンナイツの“グロースター”だった。
 先ほどとは違い、大型ランスの他にライフルを装備している。
「先回りしていたのか!? ……だが」
 と、その“グロースター”に機首を向けようとした時、またそれを阻むように多数の銃撃。新手の“サザーランド”の小隊だった。
「ぐっ」
 マズイ。
 ジノは完全に虚をつかれた形になった。しかも、やっかいな事に、さっきまで追いかけていた“サザーランド”の小隊までもが反転し、こちらに銃撃を浴びせ始めている。
 いや、それだけじゃない。
 今まで気付かなかったが、レーダーを見ると“サザーランド”の三個中隊がそれぞれ別方向からこちらに近づいている。いや、今到達した。
 ライフルの黒い銃身が一斉に向けられ、倍以上に増える銃撃。破壊力を持った鉛は、まるで嵐の暴風に混ざる水滴のように縦横無尽に“トリスタン”に襲い掛かる。
 それでもジノは、巧みに“トリスタン”に回避行動をとらせ。その銃撃を避け続ける。
 とんでも無い空間把握能力と空戦能力である。並みの騎士ならいくら高性能KMFの“トリスタン”でもとうに撃墜されているだろう。
 だが、そんな並みの騎士ではないジノでも、今の状況はあきらかにマズかった。ここはいくら広い空間とはいえ所詮は施設の中。
 限られた空間では“トリスタン”の高い機動性能はフルには生かせない。
 ジノは全方位から浴びせられる銃弾を機敏な機動でかわしつつ、小さく舌打ちした。
「読んでたのか? 俺がサザーランドを追ってここにくると……。いや、まさか誘われた?」
 敵の集合速度が迅速すぎる。

44 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:57:33 ID:HWsIQMfj
支援

45 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:57:45 ID:VCOvtYdE
>>33 音に聞こえたラウンズ→グラストンナイツ、では?
そして貴公らは少し冷静に支援しろ!

46 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:57:58 ID:XJAt3kFB
支援

47 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 20:58:10 ID:0ernWwjb
支援

48 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 20:59:53 ID:UJLMGvFY
 おそらく、敵の司令官は、あらかじめ“トリスタン”がここに来ることを見越して、部隊に指示を出していたのだろう。
 そうでなければ、いまの状況の説明がつかない。
 つまり、
(完全に嵌められたって事か……)
 中々どうして優秀な指揮官がいるようだ。
 こうなれば、一時撤退するのが定石だが。
「くそっ!」
 ジノは地上のグラストンナイツの“グロースター”を睨みつけた。
 撤退しようにも、あの二騎の“グロースター”が逃走に使えそうな通路を巧みにその機体で塞ぎつつ広い範囲に掃射を繰り返してきている。
 しかもそれは敵を倒す攻撃じゃない。敵を逃がさない射撃だ。確かに、あのように撃たれれば、射線が限定されていないだけに予測しずらく安易に近づけない。
(少々やっかいだな……)
 逃げたいのは山々だが、そのためには最低でもあの“グロースター”の内のどちらか一機を倒さなければならない。
 しかし、あの“グロースター”は帝国でも指折りの騎士と名高いグラストンナイツが騎乗する“グロースター”。
 先ほどのように二対一の状況に持ち込んでいるならまだしも、今は敵の“サザーランド”の援護攻撃も馬鹿みたいに激しい。よってその撃破も容易では無い。
 だからと言ってこのまま長引けば、敵の数が増えるだけ。
 と、ジノはここに来てはたと気付いた。
(おいおい、まさかこの俺が……)
 チェックメイトされる一歩手前。
 この状況になるように、それを全て一人の指揮官が部隊に指示を出したなら、それは大したものだ。
「くっ! ラウンズを舐めるなよ!」
 ジノは“トリスタン”を変形させ、銃弾の壁を突き進んだ。

 ○

(おかしい……)
 アーニャ・アールストレイムは“モルドレッド”のブレイズルミナスを展開し四方からの銃撃を防ぎながら、状況を見る。
 今、アーニャは敵に囲まれていた。
 この数分間おかしいことだらけだった。敵を追いかけても、すぐに撤退する。追いついて攻撃を加えようとすると、また違う場所から攻撃が来る。
 そして気付いたら見事に敵に囲まれていた。
 しかも、こちらには量産型の“グロースター”が多い。

49 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:00:53 ID:XJAt3kFB
支援

50 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:01:31 ID:9PwU7xNI
支援

51 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 21:03:34 ID:UJLMGvFY
 それらが、バリア――ブレイズルミナスを止めると。大型ランスを構え、それこそ槍衾のように襲い掛かってくる。
 射撃能力に優れた“サザーランド”を“トリスタン”に回し、格闘能力の高い“グロースター”を射撃武器は効果が薄い“モルドレッド”に回す。
 実に理にかなった配分だ。おかげで、こちらにはミサイルを撃ち込むヒマもない。
 いや、それだけではない。
(この人たち、急に動きが良くなった……)
 この政庁に突入した頃は、その守備力に落胆していたアーニャだったが、ある時を境に、急に全ての部隊が一つの意志の元に組織的に動くようになった。
 そして、こちらの行動は常に先回りされて驚くぐらい絶妙なタイミングで敵からの奇襲を受ける。
 アーニャはやっかいだと思った。もちろん少しだけだが。
(と言っても……)
 ピンチ。というわけでも無い。
 アーニャは、チラリと上――天井を見る。そこには、大きな穴があり、青い空が見えた。
 それは、アーニャが政庁に突入するときに開けた穴だった。
 実は、アーニャは形勢不利と見るや、追い詰められるフリをして、ここまで戻ってきていたのだ。
(ブレイズルミナスを展開しつつ、上空に退避。天井を盾にして態勢を立て直し。折を見て再突入。ミサイルで一網打尽……)
 そこまで考えた後、アーニャは「あっ」と言って、顔を上げる。
(ちゃんと殺さないように注意しないと……)
 もし、こんな事で死人を出そうものなら、怒られるだけでは済まないだろう。下手をすれば彼に完全に軽蔑されるかもしれない。それだけは耐えられない。
 そう決めると、アーニャは“モルドレッド”を空に上げ、上空を目指す。
 下からの銃撃は相変わらず激しいが、ブレイズルミナスを下方に集中させれば問題ない。
 そして、“モルドレッド”が穴までの高さの半分ぐらいまで浮上した所で。
「!」
 青い空が見える大穴の中心を、下から赤黒い閃光が通過し雲の隙間に消えていった。
 その光景に驚き。思わず宙に浮かんだまま立ち止まる“モルドレッド”。
「あれは……」
 間違いない……ハドロン砲の光だった。
「誤射?」
 いや、それにしては。対象である自分と距離が開きすぎている。これは、きっと……。

52 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:04:29 ID:CQLFVHWT
支援

53 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:04:55 ID:XJAt3kFB
支援

54 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:04:57 ID:LdqqldVX
支援

55 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 21:05:55 ID:UJLMGvFY
(警告……)
 その射撃は“穴を通過しようとしたら、こうやって撃ち落す”と言っているのだ。
「……」
 今、ブリタニアのKMFでハドロン砲が装備されているのは三騎。このモルドレッド。ランスロット。そして……。
 アーニャは恐る恐る、その目を地上に向ける。するとそこには。
 青い騎士の姿があった。
 その騎士は新しく装備された兵器――可変ハドロンブラスター狙撃モードの細長く展開された砲身を緩慢な動作で穴から、この“モルドッド”に向ける。
 同時に、コックピット内に敵からロックを受けた事を知らせるアラームが鳴り響く。
「……」
 アーニャの顔に変化は無い。相変わらずの無表情な顔で、その青い騎士。ナイトオブゼロ専用騎“ランスロット・クラブ”を見つめている。
 しかし、その淡々とした顔には似合わない冷たい汗がだらだらと流れ始めていた。
 通信を知らせるアラームがした。
 アーニャは少し体を震わせた。そしておそるおそる通信を開く。
 <音声オンリー>の表示。しかし、すぐに誰か分かった。その声はとても聞き覚えのあるものだったから。
『まだこんな馬鹿な事を続けるかい? アーニャ』
 アーニャは、ここにきてその顔を一気に曇らせる。
 理解した。きっと、途中からこの人が指揮を執ったのだろう。ならば、手加減していたとはいえ、自分がこれだけ追い詰められたのも納得だった。
 アーニャは言葉に迷ったが、無理やりひねり出した。
「あのねロイ……私はナナリー総督のために――」
 アーニャはジノに言われた(丸め込まれた)言葉を思い出しながら、その<音声オンリー>と表示されているモニターに身を乗り出して話しかける。
 しかし、アーニャが言葉を言い終わる前に、
『アーニャ』
 アーニャは小さく肩を震わせる。モニターからは続けて、
『僕はね……まだ続けるのか? と聞いているんだよ』
 というドスの効いた声が響いた。
 アーニャは愕然とした。
 マズかった。これは非常にマズかった。この声は、温厚な彼には珍しく本気で怒っている時の声だった。
 アーニャは、急いで外部スピーカーの電源をオンにした。そして、
「降参する……」 
 と、即座に“モルドレッド”に両手を挙げさせた。
 
 ○

56 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:06:28 ID:XJAt3kFB
支援

57 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:07:30 ID:LfHjI6nM
支援

58 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:08:01 ID:CQLFVHWT
支援

59 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 21:08:18 ID:UJLMGvFY
「まったくジノめ。アーニャまで巻き込んで」
 ロイは“クラブ”の狭いコックピットの中で大きくため息をついた。
 まず、空港にだれも迎えに来ていないという時点でおかしいと思った。
 そのあと、エリア11への入国手続きをしている過程で、このエリアにラウンズの赴任決定は伝わっていたが到着時刻が知らせれていない事を知った。
 そのせいで手続きにはいつもの倍の時間がかかった。いま思えば、多分それもジノの計算の内だったのだろう。
 そしてその手続きの途中で政庁が襲われていると聞いて、その政庁に来てみれば襲っているのは見慣れたKMFが二騎。
 ロイはすぐジノの悪ふざけを理解した。
 その後、ロイはすぐに愛機に乗り込むと、司令室に通信を開き、ラウンズの権限の元に、この政庁の指揮権を拝借した。
 そして、今にいたる。
 “モルドレッド”は両手を挙げて、ゆっくり降りてくる。
 アーニャはきっと、ナナリー総督のため。とか丸め込まれてつき合わされたのだろう。
 しかし……どんな経緯があれ、事を起こした以上それは本人――アーニャの責任である。それが一人前の騎士というものだ。
 友のためにというその動機は確かに美しい。だが、その行動は決して許されることではない。
 ロイは鋭い瞳で、着地した“モルドレッド”を一瞥する。
 これで一つ片付いた。あとは“トリスタン”だけだ。
 ロイは、再び“クラブ”のレーダーに目をやって“トリスタン”と交戦中の部隊の様子を眺める。
(さすがといった所だなジノは。これだけの布陣で包囲しているにも関わらず、こんなに手間取るなんて……)
 改めて味方で良かったとしみじみと思う程の獅子奮迅ぶり。ロイは感嘆のため息をもらした。
 しかし、それはロイの予想の範囲内でもある。
(まぁ、時間の問題だな)
 ロイは、“トリスタン”と交戦中の部隊に通信を開く。
「ナイトオブゼロより各部隊に通達。
 G1、G2はライフルを捨て、大型ランスで接近戦をしかけろ。“トリスタン”の変形途中を狙え。
 チームアルファはそのまま前進。
 チームベータはポイントHに移動後、待機。“トリスタン”の視認を待て。
 チームガンマとデルタ。そしてシータはその場で分散し“トリスタン”への射撃を継続しろ。

60 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:09:05 ID:XJAt3kFB
支援

61 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:11:15 ID:CQLFVHWT
支援

62 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:11:15 ID:LdqqldVX
支援

63 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:11:19 ID:OW0f3qEz
支援

64 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 21:11:27 ID:UJLMGvFY
 当てなくてもいい。広い範囲での掃射を心がけろ。とにかくジノ――じゃなかった。奴に空を自由に往来させるな」
『イエス・マイ・ロード!』
 そう答える騎士達の声は力強い。最初、騎士達は命令しても、本当に自分たちがラウンズに勝てるのだろうか、と気弱な者も多かったが、
 “モルドレッド”を捕らえ、“トリスタン”と政庁守備隊の戦闘もいまやどうみても守備隊の方が有利。
 有利な状況に身を置くと、人間不思議なもので、恐怖心なんて一気に掻き消える。
「よし、ほとんどの問題はクリアされた。あとは……」
 ロイが眼鏡の分厚いレンズ越しに、レーダーを見ながら思案を巡らせていると、ピピピッという電子音。
 通信だった。ロイはそれ開く。
 モニターには、少々困った顔をした若い騎士の姿が映った。
『キャンベル卿。アールストレイム卿を確保――いえ、保護? いえ、なんと言いますか……』
 若い騎士はしどろもどろに喋ってやがて口をつぐんでしまう。
 その騎士の後ろには、“モルドレット”から降りたアーニャの姿があった。
 どことなくその姿は、悪戯をして、しかられるのを待つ子供のように肩をショボーンと落としていた。
「……」
 それは、思わず全てを許してしまいたくなるような姿だったが、ロイは兄貴分として、心を鬼にした。
「確保でいい。すぐに拘束しろ」
『ええ!?』
 戸惑う騎士。ロイは小さくため息をつく。
「それができないなら、ナイトオブシックスには罰として政庁にある女子トイレ“全て”の掃除をさせろ。本人には私がそう言ったと伝えればいい」
『いや、ですが――』
「話は以上だ、これより私はもう一人の悪戯っ子の襟首を捕まえにいく」
『イ、イエス・マイ・ロード……』
 ロイは無造作に通信を切った。
「ったく……」
 ロイは“クラブ”のフロートシステムを起動させ、フワリと空に舞い上がった。 

65 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:12:05 ID:XJAt3kFB
支援。 君ら支援多すぎ。書き込む前にリロードして確認するくらいのことしようよ

66 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:13:15 ID:rCGedrCV
リロードしてもタイミング的に重なることもあるんだぜ、支援

67 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:13:47 ID:LdqqldVX
いや他は知らんがリロードで確認してるんだが・・・支援

68 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 21:14:36 ID:UJLMGvFY
 ○

 天井の大穴から空に上がっていく“クラブ”を見ながら、ロイに通信を送った若い騎士は困った顔で息を吐いた。
「ロイはなんて?」
 後ろから、ナイトオブシックス。アーニャ・アールストレイムが不安そうな顔で話しかけてきた。
 若い騎士は、振り向きざま背筋を伸ばす。そして少し迷って。
「あの、ナイトオブゼロ様はナイトオブシックス様に、罰として政庁全ての女子トイレの掃除をさせろ、と……」
「……」
 ナイトオブシックスがスッと眉間に皺を作る。
 若い騎士は慌てて、口を開いた。
「ああ、すいません! やるわけ無いですよね! ナイトオブシックス様がそんなトイレ掃除なんか……」
「あなた」
「は、はい!」
 ビクッ! と体を震わせる若い騎士。怒られると思った。
 しかし、その可憐な桜色の唇から出た言葉は若い騎士の予想と違っていた。
「トイレはどっち?」
「……へ?」
 若い騎士が素っ頓狂な声を上げる。対してアーニャは淡々と言った。
「トイレはどこかと聞いてる」
「え、あ、あちらですが……」
「そう。ありがと」
 すると、アーニャは若い騎士の指を指した方向に歩き出し、懐から携帯を取り出すと、どこかにかけて、それを耳にあてた。
 しばらくして、相手が出る。
「セシル? 私。うん、そう。トイレ掃除のやり方教えて。何でか? ロイにそう言われた……」
 そして、ナイトオブシックスは罰として課せられた政庁のトイレ掃除に向かっていった。

 ○Bパートに続く。

69 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:14:41 ID:XJAt3kFB
支援。>>66-67 了解。すまん言い過ぎた。

70 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/07/27(日) 21:16:48 ID:UJLMGvFY
 投下終了です。支援感謝です。あとスレ立ても改めて感謝です!
 今回は録画の本編見ながら投下しました。
 今週はカレンのララパルーザが良かったです。
 ああ、あとジノが少し色男でしたねw。
 感想ご指摘ありましたらよろしくお願いします。

 というか、早速のご指摘ありがとうございます。
 すいませんトーマス卿。またメールを送らさせていただきます。本当にすいません……。

71 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:18:46 ID:4V4XpSt0
>>70
相変わらず見事な戦闘シーン描写GJです。

72 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:20:15 ID:ntTtHkfh
GJ
あと >>55
この“モルドッド”に向ける。
モルドレッドですよね?

73 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:24:09 ID:VCOvtYdE
支援は一つあったり人が多いと感じたら各自で自重すればいいと思います
>>70 KOUSEI卿、GJでした!
政庁襲撃、こうなりましたか
そして素直なかんじのアーニャが可愛かったです!
続きが非常に楽しみです! 貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

74 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/27(日) 21:25:18 ID:nzPp8K6j
お疲れさまでした。

前スレ968氏へ 予備回線で試みることを宣言するべきでした。IDを見ればわかると思いますが、
このスレ立てたの私です。次からはちゃんと言いますのでご容赦ください。

75 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:42:36 ID:lfuseS6p
ロイがカッコよくて、凹んだアーニャが可愛らしすぎる!
もうヒロインはアーニャで良くないか? そんな事を思わざる得ない今日この頃。
GJです!!

76 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 21:47:13 ID:y0O3khEc
こんばんは!毎度ありがとうございます!
今日もSSをお届けに参りましたw
今回は短編をお持ちいたしました。トッピングは・・・・ラスト部分だけライ×C.C.となります
あと注意ですが、今回は自分には珍しく黒の騎士団ルルーシュエンド後となります
それではお召し上がりくださいw

77 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:47:34 ID:w6ngZC/s
支援します!

78 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:47:51 ID:4V4XpSt0
いただこうか

支援

79 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 21:48:47 ID:y0O3khEc
「光り輝く世界」


行政特区日本が設立して数ヶ月が立った。
僕はゼロと共に特区日本の政務に追われていた。
はっきり言って休む暇などもない。あのC.C.ですら僕に無理難題を言ってくることがなかった。
色々な問題が発生し、僕は右往左往しながらもこの状況を楽しんでいた。
そんな時だった。
「ライ、明日は俺もお前も休日だ。久しぶりに学園に行かないか」
ゼロもといルルーシュが僕にそう話しかけてきた。
「いいね、皆からメールは着てて元気なのは分かるけどやっぱり会いたいよ」
僕が特区日本の重要なポストになってから生徒会の皆から毎日のようにメールが届いた。
今日はどんなことがあったとか、ミレイの思い付きがとんでもないとか、色々あった。
仕事の合間に僕はそういったメールを見て返信するのが楽しみだった。
「それじゃあ、さっさとこの仕事を終わらせるぞ。まずは本国からの・・・・・」
僕は仕事をしながらも明日のことで胸が躍っていた。

80 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:49:28 ID:VCOvtYdE
冷静かつ全力で支援しよう

81 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 21:50:48 ID:y0O3khEc
「な、何だか緊張してきたな」
アッシュフォード学園に向かう車の中でライは落ち着かない様子だった。
「今更何を言っているんだ。先週の会議でブリタニアの貴族達にあれだけ演説をしておいて」
「それは・・・・その・・・・・うぅ・・・・」
「あの時の「あなたたちは本当に特区日本のことを考えているのか!」は正直驚いたぞ。
 しかもあれは生中継だったからな。またファンが増えたんじゃないか?」
特区日本の重要なポストをこれだけ若い少年が就いたことに最初は逆風があった。
しかし、それは1ヶ月で追い風へと変わっていた。
今ではライのところへは日本人やブリタニア人の激励やファンレターが届きまくっている。
他にも日本やブリタニアの貴族たちからは見合いの話が何度も来ていた。
いつの間にかそれはC.C.が断っているらしい、助かっているけれど。
「そういえばその時の皆のメールは見たかい?」
「怖くて見てないよ」
そう言うライの言葉にルルーシュは楽しそうに笑っていた。

82 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:51:49 ID:VCOvtYdE
全力で支援!

83 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 21:54:02 ID:y0O3khEc
学園に着いて車を降りた瞬間唖然とした。
お祭り状態だといってよかった。
そこにはライの到着を待っていた生徒たちがたくさん詰め掛けていた。
「まるでアイドルだな」
そうやってライに笑いながらルルーシュは話しかける。ライは苦笑いを返すしかない。
ライとルルーシュはそのままクラブハウスへと向かっていった。
「それじゃあ、ライ。お前が先に開けるんだ」
そう言ってルルーシュは扉の前にライを招き、ライはゆっくりと扉を開ける。

パンパパンッ!!

ライが扉から入った瞬間たくさんのクラッカーが鳴っていた。
そして、同時に・・・・・・
「「「「「「「「「「おかえりなさい!!」」」」」」」」」」
そうやってクラブハウスの中には生徒会メンバーを始め、たくさんの生徒が溢れていた。
「おかえり、ライ君!ささっ、こっちこっち」
シャーリーに引っ張られてライはホール中央の階段の踊り場まで連れて行かれた。
そこでは他の生徒会メンバーが全員集まっていた。
上の大弾幕には『ライくんおかえりなさい!』と書かれていた。
「おかえり、ライ」
「ミレイさん、えっと・・・・・ただいまです」
そう答えるライにミレイは満足そうに頷く。
そして、マイクを持ったリヴァルがライのところへとやってくる。
「ほらほら、皆にもただいまって言ってやれよ」
そう言われライはマイクを持つとホールにいる生徒たちのほうを向いた。
「えっと・・・・こんな風に盛大にしてもらっちゃってびっくりしました。
 でも、凄く嬉しいです。皆、ありがとう。そして、ただいま!」
ライの言葉が終わると大きな拍手や歓声が沸き起こった。

84 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:54:50 ID:ntTtHkfh
支援

85 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:56:47 ID:qRgYtQZX
支援

>>83
大弾幕→横断幕?

86 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 21:57:52 ID:y0O3khEc
「は〜い、ではここでプレゼントがありま〜す」
そう言うとミレイの横からユーフェミアとスザクが現れる。
「ユ、ユーフェミア皇女殿下!?それにスザクまで」
「ライさん、もう何度も言っていますが私もスザクのようにユフィと呼んでください」
「久しぶりだね、ライ」
いきなりの2人の登場にライは目を白黒させている。
「あなたへのプレゼントはこれです」
そう言ってユフィから手渡されたのはカードだった。
「これは・・・・・IDカード?」
「あなたのIDカードです。持っていなかったでしょう?」
「えっと、でも僕は・・・・・・」
何の記録もない人物のカードを作るなんてことは無理なはずだ。
「ユフィは皇女殿下だぞ、それぐらいの無理は簡単に通るってことだ」
横でルルーシュが笑いながらライの肩を叩いてくる。
「あれ?でも、これ・・・・・生年月日の部分・・・・今日が・・・・・」
「そう!今日はライがこの学園にやってきて丁度1年目なのよ!」
「お前の誕生日に今日ほどの日はないというわけだ」
そうやって答えるミレイとルルーシュにライは言葉が出なかった。
「ライ、泣いてるの?」
心配そうなカレンの言葉にライは自分が今泣いていることに気が付いた。
「え・・・・あ・・・・うっ・・・・ありがとう、みんな・・・・・本当に」
ライは涙が出そうになるのを耐えながらルルーシュたちへとお礼を言った。

87 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:58:33 ID:w6ngZC/s
sienn

88 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 21:59:06 ID:CQLFVHWT
支援

89 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 22:01:03 ID:y0O3khEc
「それじゃあ、ニーナ。引っ張っちゃって!」
「う、うん」
ミレイの号令でニーナが横弾幕から垂れている紐を引っ張る。
すると先ほどの横弾幕が外れ、別の横弾幕が現れていた。
そこには『ライくん、おかえりなさい!そして、お誕生日おめでとう!』と書かれていた。
「ライさん、こちらに来てもらえますか」
そこにはナナリーが咲世子さんに車椅子を押されながらやってきていた。
その膝の上には大きなバースデーケーキがあった。
「本当だったらガニメデで世界一のバースデーケーキ作る予定だったんだけどね〜」
「そ、そんなことしなくていいですって!」
いつもの盛大な思い付きにライは驚いた顔に他の全員が笑っている。
「それじゃあ、皆!歌うわよ!」
ミレイさんの号令でその場にいた生徒全員での大合唱が行われた。
ある者は真面目にまたある者は笑いながら、ふざけあいながら、楽しそうに歌っている。
「ライさん、ふ〜ってしてください」
「うん、ありがとう。ナナリー」
そうやってナナリーから差し出されたケーキにライは息を吹いた。
そして、ライがロウソクの火を消し終わるとまた盛大な歓声が沸き起こった。

90 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:02:42 ID:ntTtHkfh
支援

91 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 22:03:21 ID:y0O3khEc
「・・・・・・ふぅ」
ライは少し席を外してテラスに出ていた。
未だにホールではたくさんの人が集まっての大騒ぎである。
いつの間にか黒の騎士団メンバーまでやってきていた。カレンが呼んだんだろう。
「何だ、疲れたのか?」
呼ばれた方を振り向くとそこにはC.C.が1人でピザを食べていた。
「C.C.君も来てくれていたのか」
「気まぐれだ」
「そっか」
そうして嬉しそうに笑いながらライはC.C.の隣に座る。
「なぁ、ライ」
「なに?」
「お前にとってこの世界は優しいか?色はあるか?」
そんな質問にライは驚いたもののやがて優しそうに笑った。
「あるよ、綺麗で温かくて優しくて、僕には眩しいくらい輝いてる」
「そうか」
C.C.はライの言葉を聞くと嬉しそうに微笑んでいる。
「ねぇ、C.C.。今度は僕やルルーシュが君の世界に色を付けるよ」
「ほぉ、面白いことを言うな。難しいぞ?」
だが、そうやって答えるC.C.の言葉からは期待の色が見える。
もしかしたらC.C.は長い間、そんな色のある温かい世界に憧れていたのかもしれない。
ライは今のC.C.を見てそう感じていた。
そんな2人の元へルルーシュがやってきた。
「ライ、こんなところにいたのか。っと、C.C.お前までここに来ているとはな」
「気まぐれだ」
「そうか、そういうことにしておいてやろう。
 ところで、ライ。会長がまた何やら思いついたようだ、止めるのを手伝ってくれ」
「分かった。じゃあ、C.C.さっき言ったこと絶対実現させてみせるよ」
そう言って笑いながらライはルルーシュと共にパーティー会場へと戻っていく。
それを見送りながらC.C.はフッと唇の端を上げる。
「もう色は付き始めているさ。お前やルルーシュたちのおかげでな」
そうやって見上げた空は気持ち良いくらい澄んだ青空だった。

92 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/27(日) 22:07:26 ID:y0O3khEc
以上でした!いかがでしたでしょうか?
さて、何で誕生日ネタを書いたかというと自分が誕生日だという凄く個人的な理由ですorz
しかし、最終的なオチを作っていませんでしたw自分でもビックリw
まぁ、こういうのもいいですよね?
それでは、また次の配達で!

>>85
ご指摘どうもです、ありがとうございましたw

93 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:07:40 ID:EIM0BSRj
支援

94 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:08:42 ID:7W4QNQ/M
GJ!!
家に帰って来て見てみたら12にたどり着いてて驚いたw
今日は勢いがあるな。

95 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:12:53 ID:ntTtHkfh
>>92
GJ 「自分が誕生日〜」がオチになるのでしょうなw

96 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/27(日) 22:14:01 ID:+w702s6r
毎度の配達お疲れ様です。大弾幕については既に修正して保管済みですw

97 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:15:17 ID:VCOvtYdE
>>92 ピザの配達人卿、GJ&おめでとうございました! 今回も美味しくいただきました!
そういえば黒の騎士団篇ではIDなかったなー
貴公の次回の配達を全力でお待ちしております!

98 :カズト:2008/07/27(日) 22:40:45 ID:mfjaN+Iu
今開きましたな

新しいのができましたので投下します

タイトル「魔界潜入指令」

ブリタニア軍人編です 

カップリング・なし

オリジナルキャラ

「グランドマスター」 とある違法物の販売を仕切る大元締めまたはそれを意味する称号


全体は書きあがっていますが長いと思いますので分けるためにあえて
3つに分けます

1捜査編2 対決編3完結編

注意事項 どっかで聞いたキャラクターが出てきますが特に気にしないで下さい
       
       少し壊れてるキャラもいます


99 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:44:28 ID:+w702s6r
皆の者、支援じゃー!

100 :カズト:2008/07/27(日) 22:45:33 ID:mfjaN+Iu
魔界潜入指令 捜査編
第一話 初めての潜入捜査

ある朝 ブリタニア政庁に呼ばれた僕は
普段使われていない地下の会議室へ向かった
将軍直々のお呼びである、特派として役に立つチャンスだ
そこにはダールトン将軍がいた 早速敬礼する
「ダールトン将軍!ライ=ランペルージ准尉、お呼びに預かり参上いたしました!」
「うむ!早速だが任務の話に移らせてもらう 君の今回の任務は潜入捜査を行ってもらう」
「潜入捜査・・・・でありますか?」
「うむ、年に数回行われるといわれるある違法物の販売会が
シンジュクゲットーのある場所で行われるという情報をつかんだ
そこで君にはそこに潜入してもらい
人物と建物の位置関係を把握し随時報告
警察との連携により売人の一斉検挙
そして、大元の主催者である「グランドマスター」
と呼ばれる人物の確保に当たってもらいたい
君の仮のデータはこの封筒にある 「グランドマスター」は黒の騎士団に繋がってるとも噂されてるからな。この任務、失敗は許されん!!」
「イエス!マイロード!!」
「そこでだ 潜入に当たって用意した服装がある」といって将軍は指を鳴らした
ドアが開き入ってきたそれは…え?これって……

101 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:46:40 ID:CQLFVHWT
支援

102 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:46:56 ID:+w702s6r
支援!って私だけ!?

103 :カズト:2008/07/27(日) 22:46:59 ID:mfjaN+Iu
第二話 カオスの世界

そこはまさに魔界と呼ぶにふさわしいカオスの空間そのものだった……
ぽぷよん ぽぷよん
会場にいる売人達からはまさに欲望、妄想、邪念などといった
負のオーラが沸きだし会場中を覆っているようにも見えた……
さらには、周りの人間の何割かが、普段とは違う服装を身にまといブツを売りさばいたり別のブースで買い物をしていた
ぽぷよん ぽぷよん
「すみません写真いいですか?」
またか、むげに断る事もできないなあ
「ぷいにゅー」(わかりました)
この着ぐるみってボイスチェンジャーの故障なのか、何を言ってもコレしか言わないようにできているようだ

「コミックゲットー」(ゲットーとGETをかけているのだろうか) それがこのイベントの名前だそうだ
著作権と肖像権を無視し、適正価格を倍以上上回る値段設定(売人によってピンキリであるが)、特に公序良俗を著しく逸脱した表現を用いた自作の本を売買して荒稼ぎするという裏商売である

この国がエリア11となってからはこの手のイベントは全面禁止となってしまったが、よりディープな娯楽を求める人間の欲望は果てしないという事なのだろうか……
奥が深いなあ……業も深いけど……

104 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:47:51 ID:LdqqldVX
支援

105 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:47:59 ID:CQLFVHWT
支援

106 :カズト:2008/07/27(日) 22:50:14 ID:mfjaN+Iu
第三話 潜入直前

潜入二日前
「将軍、これはもはや服装ではありません、着ぐるみではありませんか」
「うむ!そうともいう!前回イベントに潜入捜査を行ったのだが売人達および客は大部分の確率で不摂生な体形をしているため、
正式な作法と訓練を行っている我らは場違いともいえる存在となってしまい、潜入捜査が露見し、奴らに逃走を許してしまい、失敗におわってしまったのだ。
そこで!体全体を覆い隠せるこの潜入用のスーツを特派に開発させたのだ!!」
ロイドさーーーーーん!!あんた何やってんですか!?

「それにしても、一体何ですかこれは?猫?セーラー帽をかぶった猫のような?生き物ですか……?」
「うむ!私の息子達の見ているテレビに映ってた猫?を参考にさせてもらった!父親たるもの我が子の事は理解せねばならん!!」何で疑問系なんですか?
「安心しろ!装着する上では中に温度調節機能を付け熱中症になる事はない!その他諸々の機能が君を助けるだろう!」うわあ……なんかよくわからない予算の無駄遣いだなあ

107 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:50:51 ID:VCOvtYdE
全力で支援!

108 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:50:58 ID:LdqqldVX
支援

109 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:51:39 ID:+w702s6r
ワロタ 支援

110 :カズト:2008/07/27(日) 22:54:07 ID:mfjaN+Iu
第四話 捜査開始!

捜査のために、写真撮影を適度にお断りしていって、状況を分析しながら外に隠れているトレーラーに報告っと
このイベントは前売りしている前払い方式の独自のカード(入場券も兼ねている)を使ってそれぞれの売人のブースに設置しているスロットを通して商品を渡すというスムーズな販売方式になっている販売記録がおそらく「グランドマスター」につながってるのだろう
かくいう自分も客を装うためそのカードを将軍から渡されているのだあまり多くは買える値段ではないが
ぽぷよん ぽぷよん
適当に歩いているうちにあるブースを辿っていく、よくみるとよくわからない服装や着ぐるみで本を売ってたりブツを購入してたりする、
色々いるものだな……「洞爺湖」と書かれた木刀を持った和服の男、オレンジ色の宇宙服、身の丈より長い日本刀を持ってるセーラー服の少女らしきもの、チーズ君、それからゼロ……ってゼローーーーーー!?
その場を離れ、柱に隠れて将軍に通信を行う
「ダ、ダールトン将軍!!ゼロが!奴がイベントに参加しています!!これはチャンスです!ゼロ逮捕を優先すべきであります!!」
『落ち着け准尉、周りを良く見てみろ』
「・・・・あれ?ゼロの格好をしている輩が結構いますね」
『そういうことだ、奴はイレブンどものカリスマだからな、格好だけしている奴をいちいち逮捕していてはキリがないからな、捜査続行だ!』
「イエスマイロード!」

ゼロのコスプレイヤー『なあC.C.……  意外と売れているな井上の描いた本……』
チーズ君『ああ、そうだな……このイベントの入場券をもってたのも確か、井上だったなあ……』

111 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:55:29 ID:LdqqldVX
支援

112 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 22:55:58 ID:+w702s6r
ドツボすぎて支援せずにはいられない

113 :カズト:2008/07/27(日) 22:58:44 ID:mfjaN+Iu
以上で捜査編終了です

某寝起きドッキリ話に続いて、井上にマタ余計な特技を付けさせてもらいました

一度ネタを思いつくとアニメ消化に集中できませんねえ(一部アニメは除く)

残りはまた推敲して落ち着いてから投下させていただきます

114 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:00:25 ID:XJAt3kFB
>>113
ちょっゼロ本人がいるwww
乙です。そうきたかw

115 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:04:37 ID:4V4XpSt0
井上さんの同人誌・・・。
発禁本じゃね?
>>113 GJ
しかし、この役がギルなら全員逮捕するだろうな。

116 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:06:22 ID:VCOvtYdE
>>113 カズト卿、GJでした!
ゼロwまさかの本人降臨ww
ボイスチェンジャー故障でぷいにゅーw 全金属のアレにしか思えないw
三部作とのことなので、次回の貴公の投下を全力でお待ちしております!

117 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/27(日) 23:09:52 ID:+w702s6r
わははははははは

カズト卿、GJです。もうすぐその“戦場”に赴く私にとってなんとタイムリーな作品。笑いながら更新ボタンを押下してましたw
保管のほうは明日になると思いますので、それまで待っててくださいね。

118 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:13:54 ID:QtPrS6vi
>>113
GJ!
これはイイ!
やはりゼロは戦場に現れるんだな……。

そしてすみません、昨日は遅くなってしまって投下出来ませんでした。
約束のライカレももを投下します。
全裸にネクタイで待っていた皆様、お待たせしました。
特に待っていなかった皆様、こんばんは。
前書き、後書き除いて15レス予定です。

何も問題なければ20分頃投下します

119 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:15:32 ID:4V4XpSt0
いいね。なんかこのスレらしくなってきた。
もちろん支援するよ。
ああ、こっちも日付が変わったら作品が完成しそうだから、宣言したら支援をよろしく。

120 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:21:00 ID:VCOvtYdE
イエス、マイ・ロード!
全力で支援しよう

121 :晴天:2008/07/27(日) 23:21:36 ID:QtPrS6vi
前回のR2は、お兄ちゃんと言って泣くカレンが痛々しかったが、リフレイン打たれなくて良かった。
そして今回のR2は、カレンが格好良すぎるだろう……スザク哀れ。
と言う訳で、カレン無事記念ライカレSSです。

前回は黒の騎士団ばっかりだったので、今回は学園を書いてみました。
登場キャラの出番に差がありすぎるけど。

注意点。
・黒の騎士団カレンルートの神根島前辺りのはっきりラブラブじゃない微妙なラインの時期のつもりですが、脳内で上手く時系列を作って下さい。
・小説の設定?が少し入っております。
・ブルームーン篇の設定も少し入っております。
・カップリングはライ×カレンです。――君はそれしか書けないのかね。
・そんなに甘くありません、が鬱ではありません。――平々凡々とした日常がまったり続くだけです。
・サラリ君みたいな物です。
・またこのネタか!――はい、次は多分クロニクルだと思います。
・最近の作品と打って変わって普通のSSです。
・と言うか本当は真面目なSSを書く人間なんです。
・注意点は真面目に書けない人間のようです。

では、投下。
ライカレ桃物です。
ニコラス・ケイジ風に言うなら「ピィチ」


122 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:22:06 ID:VCOvtYdE
全力で支援!

123 :晴天:2008/07/27(日) 23:24:31 ID:QtPrS6vi

『起きろー!ガァァァァァッツ!!』
クラブハウス内の自室に、女性の絶叫が響き渡る。
――ああ、目覚ましだな。
これは目覚まし時計に吹き込まれた声だ――。
朦朧とした意識の中に聞こえてくる怒声。
それが目覚まし時計の音声だと判断するまでに、ゆうに一分以上は掛かった気がする。
『ああ、カレン!ちょっと、こんな所で脱ぐなんて!!』
『ライ〜!ルルーシュがカレンに慰めろとか迫ってるわよ〜!!』
その間も、目覚まし時計はとんでもない事を叫び続けていた。

自分をここに置いてくれた恩人から貰った物だが、あの人はどうしてこういう事が思い付くのだろうか……。
悪戯を企てた時の、イキイキとした表情の生徒会長――ミレイ・アッシュフォードを思い浮かべて苦笑する。
最初の頃は慌てて飛び起き、ルルーシュを殴りに行ったりもしたが、今ではもう効果は薄い。
アラームを止めて時計の針を見れば、七時二分。
「二時間しか寝てないのか……」
妙に頭と体が重い。
二時間しか寝ていないのなら、それは当然だろうと思うが、そうではなく――『今』と言った刹那的な事ではなく――ここ最近、疲れが全くと言っていいほど取れないのだ。
そして、その原因も解っている。



124 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:24:32 ID:4q+SLZ2C
寝る前に支援

125 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:24:47 ID:LdqqldVX
支援

126 :晴天:2008/07/27(日) 23:26:33 ID:QtPrS6vi

黒の騎士団――。
現在、僕のあらゆる面倒を見てくれている生徒会の仲間――紅月 カレンに誘われて入団したレジスタンス組織。
僕は自分の素性を知る為に、嫌悪感を覚えたブリタニアの日本弾圧に反逆する為――そして何より、
カレンの目的を……カレンが母親と幸せに暮らせる世界を――日本を作る為に、僕はその道を進む事を決めた。
アッシュフォード学園生徒と、黒の騎士団団員。
その二面生活は、自分の思っている以上に負担が掛かっているようだ。
カーテンの隙間からこぼれる朝日に目が眩む。

「うー」
ベッドから立ち上がり、大きく伸び。
そして、大きな――。
「ふぁ……」
――コンコン。
ノックの音に僕はあくびを噛み殺した。





『君は 誰と 幸せなあくびを しますか。』



127 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:26:59 ID:VCOvtYdE
必要なら常に冷静な支援を、そして投下されたSSは徹底的に楽しむこと

128 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:27:00 ID:4V4XpSt0

寝るにはまだ早い時間だ。
支援

129 :晴天:2008/07/27(日) 23:29:34 ID:QtPrS6vi

こんな時間に、ここを訪れる人間はそうは居ない。
ルルーシュかミレイさんか咲世子さんか――。

……ルルーシュだな、と何とはなしに思う。
未だ覚醒されていない頭のままで、よろよろとドアに向かった。
動き辛さに我が身を見れば、皺くちゃの学生服……。
――しまった、制服のまま寝てしまったのか。
よくよく考えてみれば、昨夜、部屋に戻ってからの記憶が全く無い。
「さすがにきついな、二重生活は」
つい言葉が漏れる。
カレンの誘いを受けた事を決して後悔してはいないが、体がその状況に付いて行くにはもう少し時間が必要なようだ。

何とかドアに辿り着いてカギを開ける。
以前は、いちいちカギなど掛けてはいなかったのだが、黒の騎士団に入団してから、見られてはいけない物が増えたのでカギを掛ける習慣が付いていた。

ドアを開ければ、やはりそこには不機嫌そうな顔をした少年――ルルーシュ・ランペルージが立っている。
「酷い有様だな……」
彼は開口一番そう言った。
自覚がある僕は何も言い返せない。
だが、彼もそんな事を言う為にわざわざ来たのではないだろう。
「おはよう、ルルーシュ。こんな時間にどうかしたかい?」
「ああ、おはよう。最近、お前の遅刻が多いからと会長に少し頼まれてな――」
そこで一度区切ると、ルルーシュは真っ直ぐ僕を見て言葉を続ける。
「――だが、ちゃんと起きていたようだ……俺は必要無かったな」
そう言ってルルーシュは肩をすくめた。



130 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:30:05 ID:4q+SLZ2C
支援

131 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:30:58 ID:CQLFVHWT
支援 後は任せた。。。

132 :晴天:2008/07/27(日) 23:32:25 ID:QtPrS6vi

優雅に朝のコーヒータイムと洒落込める程の時間がある訳でも無いが、わざわざ僕を起こしに来てくれたルルーシュを挨拶だけで帰す訳にも行かず、部屋に招き入れる。
――やましい物は全てしまってある……はずだ。
さりげなく部屋に視線を配れば、普通の学生の部屋にしか見えない。
たとえ意識が無かったとしても、昨日の『僕』も最低限の動きは行っていたようだ。
「コーヒーでも入れるよ」
「いや、それは俺がやろう。それより早く準備をしろ――俺を接待していて遅刻しては話しにならん」
慣れた手つきで彼は、僕の部屋の戸棚からマグカップを取り出す。
その手を止めて――。
「……会長の目覚ましは使っていないのか?」
ふと思い出したようにルルーシュが聞いてきた。
「使っているさ」
僕はベッドの上で放置されている目覚まし時計のスイッチを入れる。
『女なら出来る事があるだろう――とか言っちゃってるわよ〜!』
発せられた言葉にルルーシュが苦虫を噛み潰したような表情をした。
「相変わらずだな、あの人は……」
「……大分、慣れてしまって――そろそろミレイさんに新しいショッキングなセリフを吹き込んで貰わないと」
「それでまた……寝惚けて俺を殴りに来るなよ?」
「いや、あの時の僕は意識が冴えていた上で殴ったんだ」
「なお悪いわッ!」
眠気を覚ますのに、ルルーシュと会話するのも悪くない――。
ムスッと口をへの字にしている、友人の顔を見てついそんな事を思ってしまった。



133 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:32:41 ID:4q+SLZ2C
支援

134 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:32:49 ID:VCOvtYdE
支援、任された

135 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:33:38 ID:mfjaN+Iu
支援

136 :晴天:2008/07/27(日) 23:35:07 ID:QtPrS6vi

「それじゃ俺は行くぞ」
適当に話を切り上げるとルルーシュは、部屋を出ようとする。
「――そうだ」
ドアの前で何かを思い出したかのように、彼は振り返ると何か投げてよこした。
片手でキャッチした、ざらざらとしたそれは――。
「これは……なんだ?」
「『桃』だ――バラ科モモ属の落葉小高木。春には五弁または多重弁の花を咲かせ、夏には水分が多く甘い球形の果実を実らせる。原産国は中華連邦――」
「いや、それは解っている――概要的な物ではなく、なぜこれを今、君が?」
「ああ、ナナリーが食べたがってな……俺もナナリーも、スザクも桃が好きなんだ。お前にもどうかと思って持ってきた」
「そうか――僕も、桃は好きだ」
それは無意識に出た言葉。
僕は……桃が好きなのか?

「桃を食べた記憶があるのか……?」
「記憶と言うか……最近、何度かカレンに食べさせて貰ったよ」
「そうか……相変わらず仲が良いな、お前たちは」
フッと笑うルルーシュ――だが、その後すぐに何やら考え込む。
「しかし、カレンと桃か……」
「どうした?」
僕の言葉に、ルルーシュは我に返り、「いや、なんでも無い」と告げ、ドアノブに手を掛けると、最後にこう言った。
「遅れるなよ?これ以上遅刻が続くなら、会長の事だ――何かとんでもない事を思い付くぞ」
――『第一回チキチキ!幻の美形とモーニングコーヒー飲もうよ……二人で!!バトルタクティクス!!!』を開催しま〜す!!
「……多いに考えられるな、シャワーを浴びてすぐに向かうよ」
「ああ、そうしろ」
「わざわざ、ありがとう」
「なに、気にするな――以前も話したが、お世話係主任はカレンだが、俺達生徒会メンバー全員を頼ってくれて構わない」
少し照れたような表情でそう言うルルーシュを、僕は誰かに似ていると思った。



137 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:35:16 ID:4q+SLZ2C
支援

138 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:36:22 ID:LdqqldVX
支援

139 :晴天:2008/07/27(日) 23:39:16 ID:QtPrS6vi

シャワーから出て、よろよろの制服を着直す。
鏡に映る自分の酷さに、ついため息が出てしまった。
これでは、カレンに何を言われるか……。
いや、カレンだけではない、ミレイさんたちにも……。

一通りの準備を済ませ、部屋を出ようとした時、机の上に置いてある桃を何の気なしに手に取った。
鼻先に近づけると甘い香りがする。
それを両手で軽く撫で付けながら、同じような事をしていたカレンの事を思い出す。
――彼女が、何度か桃を持ってきてくれた事があった。
そして、その度に彼女は――。
『ライ!ルルーシュがカレンのシャワーを覗いてるわよ!!しかも、堂々と!!!』
八時のアラームが鳴る……相変わらずのミレイさんの雄叫び。
その声に我に返ると、桃をポケットに無造作に突っ込み、僕は急いで教室に向かった。
――この分なら、今日は遅刻しないで済みそうだ。

廊下を歩いていると、通り過ぎる生徒が僕に挨拶をくれる。
こんな僕を受け入れてくれたみんなが――この世界が嬉しい。
だが、今日は……申し訳ない事に、誰が挨拶をしてくれたのか全然覚えていない。
されるがままに、こちらも挨拶を返すだけの状況。
そんな自分に少し嫌悪感を覚えるが、それ以上に窓から射す光が僕を無気力にさせた……。


140 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:39:34 ID:4q+SLZ2C
支援

141 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:39:54 ID:VCOvtYdE
全力で支援!

142 :晴天:2008/07/27(日) 23:41:57 ID:QtPrS6vi

殆ど無意識な状態で教室の自分の席に着くと、僕は机に突っ伏す。
せめて、HRが始まるまでの僅かな時間でも良い……僕には睡眠が必要だった。
「ふぁ……」
「おはよう!」
「オッス、どうしたんだよ、その格好!?」
……僕は再び、あくびを噛み殺す。

「おはよう、シャーリー、リヴァル」
朝から、とても元気なシャーリー・フェネット。
彼女は水泳部の朝練があったのだろう……寝起き数分後と言ったテンションではない。
では、彼は?彼はなんで朝からこんなに元気なのだろうか。
僕の有様を茶化したリヴァル・カルデモンド。
彼には部活の朝練があった訳では無いはずだ……。
「またミレイさんにスルーされたのか……」
「ぬぁ!?な、何を言うんだ!俺は……今日はまだスルーされ――」
リヴァルの声が子守唄のように聞こえる……。
「それでどうしたの、その格好?」
「昨日、この格好のまま寝てしまって……寝不足……なんだ。だからせめて、HRまででも――」
「はい、みなさん。おはよう」
「HRまで――なんだって?」
「いや、何でもない……」

流石に授業が始まってからは、寝るわけにはいかない。
折角ミレイさんが、用意してくれたこの環境を無駄にしたくは無かった。

ふと視線をやれば、ルルーシュは頬杖をついて窓の外を見ている。
あれは、明らかに寝ているな……。
彼の要領の良さを羨ましく思いながら僕は、睡魔と必死に闘い続ける。
早く、昼休みが来る事だけを願って――。



143 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:42:11 ID:4q+SLZ2C
支援

144 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:44:01 ID:4V4XpSt0
「シャルル・ジル・ブリタニアが刻む。偽りの記憶を持って起きるがいい。」
支援


145 :晴天:2008/07/27(日) 23:46:19 ID:QtPrS6vi

私立アッシュフォード学園内にチャイムが鳴り響く。
念願の昼休み――。

もう頭は真っ白で、自分が起きているのか寝ているのかも良く解らない状態だった。
軽くパンでも食べて、残りの時間で昼寝をしよう。
昼寝――なんと甘美な響きだろうか。
やっと寝れる……もう邪魔が入る事はないだろう。
「ふぁ……」
気が抜けた為か、大きなあくびが――。
「おはよう、ライ」
僕は慌ててあくびを噛み殺す。
「……おはよう、カレン」
教室の入口には儚げな笑みを浮かべた――可憐な少女が立っている。
紅月 カレン……いや、カレン・シュタットフェルトと言うべきか。
彼女も同じ二面生活のハズなのだが、カレンはその『設定』のおかげで上手く休養を摂っている。
――昼から登校か……正直、羨ましい。

机に突っ伏しながら、カレンを見やると、彼女は何かジェスチャーで語りかけている。
普段の僕なら何か反応出来たのかも知れないが、今日はどうしても頭が回らない。
眠くて眠くて仕方がないのだ……。
それでも何か伝えようとするカレンには悪いが……その時の僕は意味を読み取ろうとする意思など無く
――懸命に彼女が動かす手を「黒の騎士団で教わったハンドシグナルみたいだ」なんて思っていた。

「だから!お弁当を作ってきたって言ってるのよ!!」

僕の反応の薄さにとうとう痺れを切らせたのか、自分の『病弱設定』も忘れて大声を出すカレン。
その突然の怒声に教室中の生徒が動きを止める――無理も無い、その声の主は病弱なカレン・シュタットフェルトお嬢様なのだ。
寝惚けている僕でも、流石に彼女の怒りと、周囲の親衛隊の殺気は感じる。
慌ててカレンのもとに行くと、僕は彼女の手を引いて屋上に向かった――。


146 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:46:31 ID:4q+SLZ2C
支援

147 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:48:23 ID:LdqqldVX
支援

148 :晴天:2008/07/27(日) 23:50:38 ID:QtPrS6vi

「まったく!!あそこまで反応しないってどういう事よ!?」
もう五分以上続いているだろうか……。
お弁当箱は、彼女の膝の上でがっちり押さえられている。
「本当にごめん……寝惚けてて良くわからなくって……」
「知りません、今日はお弁当なし!!」
プイッと顔を背けるカレン……。
これは完全にへそを曲げてしまったようだ――。
「そう言わずに、頼むよ……カレン」
「知らないって言ってるでしょ!!」
「でもほら、それ無駄になっちゃうよ?」
「これくらい、私ひとりで食べれますから」
――確かに……カレンなら、この程度のお弁当ふたつくらいペロリと食べてしまうだろう。
以前、彼女がこっそり食べていたドカベンを思い出す。

「なに笑ってるのよ?」
ギロリと睨みつけられる。
しまった、顔に出てしまっていたか……。
「ライ……あなた、まだ状況がわかってないみたいね?」
「いや、そんな事はない。ちゃんとわかってるよ!!」
「じゃあ、なんで笑ってたのかしら?」
慌てて答える僕を一瞥してカレンは問いかける。

――君がドカベンを食べていた時の事を思い出していた。
――カレンなら、それくらいペロリと食べられるだろうね。

言える訳がないだろう……。
どうすれば、この状況を切り抜けられるのか、眠いなどと言っていられない……僕は頭をフル回転させた。



149 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:50:54 ID:4q+SLZ2C
支援

150 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:52:14 ID:4V4XpSt0
A.ツンデレ

151 :晴天:2008/07/27(日) 23:53:25 ID:QtPrS6vi

「カ、カレンのお弁当が食べれると思ったら……つい嬉しくなって」
「あげないって言ってるでしょ……」
そそくさと、お弁当箱を背中に隠すカレン。
――別に無理矢理取ったりはしないよ。
それなら……。
「またお弁当を作ってきてくれた事が嬉しくって」
「だ、だって、それは……約束……したから……」
「もしかして、お弁当を届けるために来てくれたのかい?」
「そそそそんな訳ないでしょう!!」
全力で否定するカレン。
流石に、それはちょっと自惚れ過ぎたか……。
気恥ずかしくなって、僕は空を見上げる。
そこには雲ひとつない青空が広がっていた。
視線を戻せば、彼女がチラチラとこちらの様子を伺っている。
「そ、そんなに楽しみにしてたの……?」
「うん」
「…………」
「カレンのお弁当が食べたいんだ」
「そ、そこまで言うんじゃ……」
――ごめん、カレン。
でも、君のお弁当を楽しみにしていたのは本当だよ。
僕は心の中で彼女に謝罪する。


152 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:54:05 ID:VCOvtYdE
>>144 ギアスなんぞ使ってんじゃねぇ!
支援ぶらぁ!

153 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:54:47 ID:4q+SLZ2C
支援

154 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:54:49 ID:LdqqldVX
支援

155 :晴天:2008/07/27(日) 23:57:19 ID:QtPrS6vi

「でも、ひとつだけ約束して」
お弁当を背中に隠したままで、カレンが言う。
「……もう無視したりしないでよ?」
俯いたままボソボソと呟くカレンに僕は――。
「うん。本当に……ごめん」
もう二度と、彼女の言葉を無視したりはしない。
たとえ、寝不足だろうと……たとえ、撃たれて意識が朦朧としていても。
そんな想いを込めて、僕はカレンに心から同意と謝罪をした。

「はい、召し上がれ」
ついにカレンがお弁当箱を差し出してくれた。
これを食べ終わっても、もう寝る時間は無いだろうけど……それでも構わない。
カレンのお弁当が食べられる。
それだけで僕は十分だ。
「ありがとう」
上手く笑顔を作れた自信はないが、僕は微笑んでお弁当箱を受け取った――。

「ちょっと!どうして小さい方取るのよ!!あなたのはこっち!おっきい方!!」
――最後の最後にミスをしたようだ。
慌てて大きい方のお弁当箱を受け取る。
「あなたが私の事をどう思っているのか……一度しっかり聞き出す必要があるようね……」
さっきとは打って変わって、恐ろしい声色で呟くカレン。
これをアラームにすれば、間違いなく寝坊は無くなるだろう……この地の底から響くような声を僕は一生忘れない。



156 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:58:46 ID:4V4XpSt0
なにこの死亡確定フラグ。
支援

157 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 23:58:47 ID:VCOvtYdE
支援

158 :晴天:2008/07/28(月) 00:00:11 ID:JttE/o9w

「いただきます!」
お弁当箱を開けば、ウィンナーにハンバーグに卵焼きに――。
「ありがとう。とってもおいしそうだ」
たとえ中身が日の丸弁当だったとしても、僕は言ったであろう言葉を発する。
「食べてみたら、おいしくないかもですけどね」
「そんな事はないだろう」
カレンは小さい方のお弁当に箸をつけている。
――あれだけで足りるのだろうか。
僕のを少し分けようかとも思ったが、そんな事を言えばまた機嫌を損ねるかも知れない。
未だに彼女の怒る理由がよく解らなかった。
「どうしたの?食べないの?」
不思議そうに僕を見るカレンに慌てて卵焼きを食べようと……。
「…………?」
ふと、左のポケットに重みを感じて、それを取り出す――。
「あら……桃?」
「ん……ああ、ルルーシュがくれた」
「ルルーシュが……?」
ルルーシュと桃と言う組み合わせが不思議なのだろうか、カレンは考え込むように少し視線を泳がせた。
そして、両手で桃を掴むとそれを胸の前で転がす。
「どうした?」
「ん……なんでもない」
――いつもの事だ。
僕はそう思って卵焼きを頬張った。
やけに甘いソレは、僕の空腹も……心も満たしてくれた。


159 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:00:58 ID:4q+SLZ2C
支援

160 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:02:57 ID:LdqqldVX
支援

161 :晴天:2008/07/28(月) 00:04:00 ID:JttE/o9w

「剥いてあげましょうか?」
カレンはそう言ってポーチからナイフを取り出すが、ふとその手を止める。
「凄い熟れてるから、手で剥けそうね」
「しかし、それだと皮が……」
「ちょっとくらい口に入ったって死にはしないわよ」
呆れたような顔をして僕を見るカレンに、最後の抵抗を試みる。
「あのざらざらした感触が嫌なんだよ……」
「扇さんみたいね……」
それは、予想もしていなかった返事だ。
「似ているか?」
「え?」
「僕は扇さんと似ているかな?」
そう聞く僕に、カレンは桃を口に当てて少し考え込んだ後――。
「そうね……変に子供っぽい所は似てるかな?」
――子供っぽい。
考えた事も無かった。
それに何より、扇さんが子供っぽいと言うのは想像出来なかったが……。
長い付き合いのカレンが言うのだから、間違いは無いだろう。
あるいはカレン達にだけ見せる、素の扇 要という人間は子供っぽいのかもしれない。

「……嫌いか?」
「え?」
質問の意味がわからなかったのか、カレンが素っ頓狂な声で聞き返してくる。
「子供っぽい僕は……嫌いか?」
「別に……その……あなたの子供っぽい所も……わ、わたしは――好きよ」
日差しのせいか、カレンの頬がうっすらと赤い。
「じゃあ気にしなくていいな……」


162 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:04:09 ID:4q+SLZ2C
支援

163 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:04:51 ID:LdqqldVX
支援

164 :晴天:2008/07/28(月) 00:06:41 ID:JttE/o9w

――眠い。
『嫌いじゃない』と言う返事が聞けて安心したのか、再び猛烈な眠気が襲ってきた。
そんな睡魔を、何故か再び機嫌を損ねたらしいカレンの怒声が霧消させる。
「め、面倒臭いんだから、ちょっと位皮があっても我慢しなさい!!」
「……はい」
そう言われては仕方ない、僕はしぶしぶ返事をした。

ナイフで、カレンが桃の皮を剥いている。
それをみつめて、先程の考え込んだ彼女の顔を思い出す。
――そう、いつもの事だ。
彼女は桃の皮を剥く前、いつも何か思い出そうと桃を胸の前で持って――遠い目をする。
僕にはそれが解らないし、ただの気のせいかも知れないけど。
どうしたの?と聞けば、必ず「ううん、なんでもない」と微笑んで皮を剥き始める。
そんなカレンの仕草が僕は好きだ。

ああ、そうか――。
だから、僕は桃が好きなんだ。
桃の甘さや食感も好きだけど、桃と言う物を通して見られるカレンの可愛い仕草が、僕は好きなんだ……。

「はい、どうぞ」
カレンが桃の汁でベタベタになった指を舐めながら、お弁当の蓋を差し出す。
その上には、綺麗に切り分けられた瑞々しい桃が載っていた。


165 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:06:52 ID:4q+SLZ2C
支援

166 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:08:45 ID:t5xIk9HT
支援

167 :晴天:2008/07/28(月) 00:09:08 ID:JttE/o9w
「いただきます」
今日、二度目のいただきます。
それは、とても幸せな言葉――幸せな時間。
その幸福感に包まれた世界は、とても暖かくて……。
僕はあくびをした。
やっと大きなあくびが出来た。
何も気にしない無防備な――あくびが出た。

「大きなあくび……ほんっと、あなたって子供みたいね」
カレンがそう言って笑った。
僕も……照れ臭くて笑った。





綺麗に皮の剥かれた桃は、あいかわらず甘い芳香を放っていた――。



168 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:09:47 ID:FfjPbPsh
支援

169 :晴天:2008/07/28(月) 00:11:42 ID:JttE/o9w
以上です。
解りやすいオチでしたね。
バカップルじゃないんだけど甘い生活みたいな、難しいさじ加減に挑戦して玉砕しました。
ツンデレにも挑戦してみたが……まだまだ修行が必要のようです。
本当は膝枕シーンも入れたかった……そちらも修行しなおして来ます。

ラブラブの 象徴となる ひざまくら 我がSSに 入れる暇なし 『晴天』

最近囚われカレンとロスカラカレンしか観てなかったからアレだが、
あのスタープラチナカレン見ると自分のカレンが乙女チック過ぎる気もする……難しいわ、さじ加減が。



170 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/28(月) 00:15:55 ID:Tc5VvaQH
>>169
ほんのりとした甘さが効いててGJでした!!全然玉砕なぞされていませんよ。
こういうは自分には書けないので羨ましいです。



171 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:16:43 ID:Tc5VvaQH
コテ外し忘れすいませんorz

172 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:17:11 ID:hI0gMj6s
乙でした〜
いいな〜甘い二人の世界
ライは眠気が厳しくて辛そうだけど
スタープラチナカレンwww「ルルの奇妙な冒険」とかネタが出来そうw

ところであちこちの掲示板でライが本編登場とかって書き込み見ますけど、
本気にしちゃいけない、期待しちゃいけない・・・
と思いつつも期待しちゃう自分がいます・・・・・・

173 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:17:53 ID:ZVjBo9Om
>>169 晴天卿、GJでした! いやー本当にライカレっていいものですね
ライカレもも誤字かな?と思って冗談で桃食べてるとか言ってみたらマジでそんなSSでビックリ
ライw微妙に天然だがルルーシュ殴りに行ったのは確信犯ってw
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

174 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:19:10 ID:FfjPbPsh
>>晴天卿
本編ではこの後も全体的に鬱展開が続きそうだから
普段はシリアス物SSも大好きなんだけどこういうの見ると本当の本当に癒されます。
寝る前に良い物を見させてもらった。ありがとう。朱の軌跡は買って読んでなかったけど明日読もう…

でもカレンのオラオラオラにはびっくりしたけどライの前じゃ割りと乙女になるんだと思うよw
本編設定じゃ中の人がカレンは料理できないって言われてたらしいし

175 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:21:20 ID:3x2tYu4/
あぁ着てた着てたwあれ作ってる会社のTシャツかっこいいんだよなぁ。惇とか十常寺とか。

176 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:23:12 ID:B/SOFdgB
>>169
GJ
ここのライカレは本当に糖分含みすぎですね

>>174
料理できないって本当ですかそれ

177 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:29:33 ID:Y+NfTjFI
>>169 相変わらずライカレ分を補給させて頂きました。目覚ましネタは吹いたww
あと、俺もカレンはライの前ではこんな感じだと思うww
>>174 そうなの?でも料理できてもできなくてもライに弁当作るカレンは萌えることは確かww

178 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:37:40 ID:FfjPbPsh
雑談になるんでこれで終わりにするけど、1期放送初期のメガマガだったかな?
台本の注釈に「カレンは料理したら黒コゲにするようなタイプ」って書いてあったって。
シャーリーもゲームでは料理できたりするし結構違う設定あるけど
ライの介入でキャラの性格も微妙に変わるんだよきっと。

179 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:43:17 ID:rES+8Rfi
キリもいい所っぽいし、1時に投下してもいいかな?
ああ、睡眠時間を削るつもりはないので、眠たい人は寝むてっください。
しかし、支援できる方がいればありがたいです

180 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:45:09 ID:ZVjBo9Om
たとえ睡眠時間を削っても全力で支援しよう、それが私達支援派だ!

181 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 00:48:08 ID:8lEoNFjH
了解した
支援喝采自在陣!

182 :銀飯:2008/07/28(月) 00:58:45 ID:rES+8Rfi
あまり睡眠時間を削るのも悪いので前倒しで投下します。

前スレで書いた”オスシ”の続きの話です。
今回はいつもとルルーシュの扱いが違います。
どっちかというとライの扱いがひどい?

タイトルは『運命の欠片―託すべきものZ―紙手裏剣』です。
この次から早速投下します。全体で7〜8なので支援を2,3回ほどお願いします。

183 :銀飯:2008/07/28(月) 01:00:15 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片Z―託すべきもの―紙手裏剣@―』

“オスシ”の犠牲となったスザクの断末魔を背に、僕はクラブハウスの中にあるナナリーの部屋に向かった。
クラブハウスはもともと生徒会専用の建物で、その中にあるゲストルームで、アッシュフォード家と縁のあるルルーシュ・ナナリー兄妹とミレイさんに拾われた僕は住まわせてもらっているのだ。身の回りの世話は咲世子さんというメイドの人がしてくれている。
いわば一つ屋根の下でルルーシュ兄妹と共同生活をしているようなものである。おかげでナナリーと接する時間というのは必然的に増え、仲良くなれたのだが、それを認めない人物が二人いる。
一人は彼女の兄であり、生徒会での僕の仕事を三倍に増やす男ルルーシュと、彼女の大親友であり今日の生徒会で百合宣言をしてしまったアリスである。
気が重かった。本来ならナナリーと二人、悪くてもアリスを入れて3人で折り紙教室をテラスで開く予定が、買い物に行くことになったため、ナナリーの部屋で開くことになったのだ。そのことをあの二人が簡単に認めるわけが無かった。
しかも・・・
「できるだけ早く帰るって約束したのにもう7時半近くになっている。やばいなぁ・・・。これで何とか機嫌を取れないかな・・・・。」
僕はセレクトショップで買ったプレゼントとToy shopで買った折り紙に目を向けた。


184 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:00:32 ID:ZVjBo9Om
全力で支援!

185 :銀飯:2008/07/28(月) 01:01:38 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片Z―託すべきもの―紙手裏剣A―』

コンコンっ!
「ナナリー、いるかい?」
「・・・・・・・・」
「あれ?いないのかな?でも明かりがついているみたいだし・・・。」
食事を取りにリビングに行っているのかな?
そう思いつつも念のためドアノブに手をかけると、開いた。そして次の瞬間、シュルシュルシュルっと多数の物体が僕をめがけて一直線に飛んできた。
「っく」
僕はとっさに体をそらしつつ、飛んでくる物体を叩き落し、あるいは掴んだ。
「一体何なんだ?」
掴んだ物体を確認すると、
「手裏剣!?それも折り紙で折った。一体誰が・・・って!?」
シュルシュルっ、シュルっ!
まるで弾幕のように次々と僕に向かって紙手裏剣が飛んでくる。
さすがに全部かわすのは厳しい。しかも全部急所を狙ってきている。
僕はピコピコハンマーを取り出し、かわせない手裏剣を叩き落した。
ピ、ピ、ピ、ピッ。オレンジを叩いた時と違い、あまり言い音は鳴らなかったが、叩き落すことが目的なので、かまわない。さっきから黒い手裏剣だけが僕がいる場所よりもはるかに手前で落ちているのだが・・・。
一体いくつ叩き落したのだろうか。
「ふぅ、なんとか収まったか。」
紙手裏剣が飛んできた方向を見るとそこには、
「案外やりますね、ライ先輩・・・。」
心底悔しそうにへこんでいるアリスと、
「一発ぐらいは命中するかと思ったのですが・・・。」
申し訳なさそうにしている咲世子さんに、
「ぜぇぜぇ、っく、俺の計算を完璧に潰すとは・・・。」
なぜか息切れしているルルーシュ。ああ、あの黒い紙手裏剣を投げたのはルルーシュか。


186 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:01:58 ID:ZVjBo9Om
支援!

187 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:02:06 ID:iigbxnTa
支援のロードを突き進む!

188 :銀飯:2008/07/28(月) 01:02:31 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片Z―託すべきもの―紙手裏剣B―』

しかし・・・
「一体何のために?」

「お仕置きです!」
奥のほうに車椅子に乗り、泣きそうな顔をして怒っているナナリーがいた。
「お仕置き?」
はっきり言ってナナリーにそんなことを言われる覚えは無いんだけれど・・・。
「むっ、なんだ、ライ、その顔は!?」
「・・・(ギラッ)」
「・・・(ギロッ)」
僕の言葉に反応してナナリー以外の他の三人がすさまじい殺気を放っている。とくに咲世子さんの殺気はプロの仕事人が放つものだった。
「ライさん!」
「はっ、はい!」
僕はナナリーに呼ばれその場に固まった。いつものパターンならルルーシュの役なのだが・・・。そんなことを思っているとナナリーが近づいてきた。そして僕は昼間ルル―シュがやった”Japanese DoGeZa Style”になった。
「お昼の約束を覚えておられますか?」
明らかに非難の声で僕に問いただした。
「お昼の約束・・・あっ!?」
「やっぱり、忘れていたんですね。でもしょうがないですよね。ライさんにとってめったに無い機会だったのですもの。楽しんでこられましたか?」
顔を上げると、ナナリーはあきらめたような表情を浮かべていた。
「あっ、ああ・・・」
「でも、遅くなるなら遅くなると連絡をくれても良かったんじゃないですか?先輩」
「うっ・・・。」
アリスの非難に返す言葉が無い。
「ナナリー様は夕食もとらずに、ライ様が来られるのを待っておられたのですよ。」
「ナ、ナナリー、ごめん。」
そんなにしてまで待ってくれていたなんて・・・。
「それで、お前は今まで何をしていたんだ?今までのお前の行動パターンを勘案すれば6時半までに帰ってきていたはずだ。」
「そ、それは・・・。」
要するに、僕がナナリーとの約束をすっぽかした罰として紙手裏剣(おそらく咲世子さんが教えたのだろう)を使って懲らしめようとしていたんだろう。


189 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:03:03 ID:xfYl3NWh
sien

190 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:03:08 ID:ZVjBo9Om
支援

191 :銀飯:2008/07/28(月) 01:03:15 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片Z―託すべきもの―紙手裏剣C―』

「それは・・・、何ですか?その先をおっしゃってください。」
ナナリーは僕の頬に両手を添えて質問してきた。彼女は目が見えない分、人の雰囲気を察するのに長けているので下手な嘘をつくことはできない。だから買い物の時にあったことを手短に話した。
「そうか、あのオレンジに絡まれたのか・・・。」
ルルーシュは仕方ないなという表情を浮かべ、
「災難でしたね、先輩」
アリスはまるで我がことのように同情してくれた。
「幻の美形ライ様に迫る三枚目のオレンジ・・・。ふむ、今ひとつ盛り上がりにかけますね。やはりここは、攻めはルルーシュ様かスザク様でないと。あーっ!?」
・・・ノーマルの僕にはわからない世界だ。それと、多分スザクは今頃瀕死の状態になっているだろうな。
「それで、ライさんはどうなさるおつもりですか?」
咲世子さんをスルーしてナナリーが質問してきた。「どうする」というのは、軍に入るのかということだ。
「まだ正式に決めたわけじゃないけど、いい機会だと思っている。いつまでもミレイさんの好意に甘えるわけには行かないからね。」
それに、ロイドさんやスザクが、ブリタニア寸人である可能性が高いと言ったことも気になるし。
「でも、軍のお仕事なのでしょう。危険ではありませんか?」
僕の頬をもつナナリーの手が震えている。僕は両手を彼女の手に重ね、
「大丈夫だよ。ただの技術職のアルバイトだし、戦場へ出るなんて事はないと思うよ。」
あるとしてもただのテストパイロットだろう。その時はそう考えていた。



192 :銀飯:2008/07/28(月) 01:03:45 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片Z―託すべきもの―紙手裏剣D―』

「ああ、スザクもいることだし、大丈夫だろう。」
ルルーシュは何の心配もしていないようだ。
「特派って確か・・・」
(シュナイゼル殿下お抱えの部隊で、ランスロットの・・・。ということはスザク先輩が・・・。)
アリスだけは何か思うところがあるようだ。しかしこの時僕は彼女が軍属だとは知らなかった。
「皆様、せっかく揃ったのですから、夕食をとられてはどうでしょう。」
咲世子さんが場の雰囲気を変えようと提案してくれた。
「そうですね。おなかも空きましたし。」
「ああ、そうだな、ナナリー」
「私もお邪魔していいんですか?」
「はい、アリス様もどうぞ。ライ様もそろそろ土下座を解かれては。」
「うん、そうさせてもら・・・。うわっ!?」
立ち上がろうとした瞬間、土下座のせいで足がしびれたため、バランスを崩して前に倒れたのだ。
「きゃっ。」
そして僕の目の前にいるナナリーを押し倒す形になった。
「あいったたた、ナナリー、ごめん大丈夫かい?」
「はっ、はい。あの・・・」
車椅子が倒れ、完全に僕がナナリーを押し倒した状態になっていた。立とうとして手に力を込めたが、ムニュッと柔らかい感覚が伝わってきた。まっ、まさか!?そうではないと祈りつつ目線を手元に移すと、僕がナナリーの胸をモロに掴んでいたのだ。
「う、うわぁ〜!ご、ごめん!ナナリー!」
僕はあわてて手を離し、ナナリーから離れた。
「い、いえ、大丈夫です。ただ、その、こういうことをなさるのであれば、できれば二人きりの時に・・・」
何すごいこと平気で言ってるの?と思った瞬間に背後から強烈な回し蹴りが飛んできた。なんとかガードしたが、こんな芸当ルルーシュにできるわけがない。となると・・・。


193 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:03:55 ID:ZVjBo9Om
この支援が我が忠義の証!

194 :銀飯:2008/07/28(月) 01:07:05 ID:rES+8Rfi
今回の投下は以上です。次回はブチ切れたアリス対ライの肉弾戦で、ライの狂王の人格が覚醒し、アリスをビビらすという話をかこうと思います。
河口湖までは遠いですが、書く気はあるんですが、ライの実力をアリスに認めさせる前提がいるので、なかなか前に進まない。

195 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:07:07 ID:YsnKmU/9
支援させて頂く!

196 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:07:11 ID:X4zH2TNe
支援

197 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:11:54 ID:ZVjBo9Om
>>194 銀飯卿、GJでした!
ライ、このラッキースケベめ! 扱いが酷いなんてとんでもない!
紙手裏剣投げて相手に届かないルルーシュw
ふむ、河口湖まではまだかかるのか………ならば全力でナナナ二巻を探さねば!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

198 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 01:12:36 ID:YsnKmU/9
僭越ながら読ませて頂いた作品の感想を書かせて頂きます。

>>70
KOUSEI卿、KMF戦いいですね。部隊を指揮して輝く、それがライ!
一騎でも修羅なのに部隊を指揮することでラウンズすら手玉に取る。
恐ろしい子…GJ

>>92
ピザの配達人卿
今日もピザが来たー!しかも学園生みんな登場のほのぼのだ!w
でも最後はいつもみたいにライとC.C.のいい感じのひと時。GJです。

>>113
カズト卿、某パニックのボ○太くんがいる…!
銀さんとかも出てきてるしちょっとしたカオスwしかしそれが面白い!

>>169
晴天卿、ミレイさんの目覚まし時計最高ですw
確信犯のライに笑わせてもらいました!
カレンのお弁当には甘めの卵焼き!なぜか既に非公式設定か!?

>>194
銀飯卿、GJです。
ライくんがJapanease Do★Ge★ZA★。狂王が土下座…めっちゃシュールだw
てかナナリーがとんでもないことをっ!!お兄さんは許しませんよ!?
次回楽しそうですね、全力で待ってます。

199 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 11:04:41 ID:zl3Nwdlx
↓俺にネタをくれ!

200 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 11:12:57 ID:lI0M3/9B
ライと天子の甘い生活

201 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 11:18:28 ID:ZVjBo9Om
>>199 全力で励め!

202 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 11:30:07 ID:GS8vGXGM
>>200
このロリコンめwww


だがそれが良い

203 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 11:30:36 ID:zl3Nwdlx
>>200
了解した。頑張って書く。

204 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 11:32:22 ID:rES+8Rfi
>>199
難しいと思うが、出てきなさそうな
@宦官ルート。
Aカリーヌorキネヴィアの専属騎士。
B鉄壁ミスローマイヤ攻略。
C狂王バレ前提でシュナイゼルと帝国を変えていく。
DEUのリーダーでモニカやノネットさんと戦闘アンド攻略。

個人的に書こうとしてるのは、悪夢設定でライ=エデンバイタル教団教皇(聖闘士のふたご座の黄金聖闘士みたいな感じ)ネタ
すがってくる枢機卿に「私が配下として認めたのは聖杯騎士ジノ=ヴァインベルグ以外いない」とか言って切り捨てへこませる。
ただ、本物の漫画自体で登場しそうで怖いな。

205 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 12:02:43 ID:i/DTMpGp
>>199
自分で書こうとしたが文章にできなかったネタでよろしければ

前スレでほんの少し議題となったライとC.C.が同じ時代に生きていたらシリーズ
悪夢+本編でライがイレギュラーズの一員で現場の指揮官をするネタ
もしくは悪夢+本編でライを枢機卿にするネタ


206 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 12:18:17 ID:zl3Nwdlx
>>204
前半難易度たけぇよwww
モニカあたりは用意してあるが、喋ってくれないと完成しないんだよなぁ…

>>205
悪夢は分からん、残念。
C.C.って書いた事なかった…いずれやってみるかも。

207 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 13:26:28 ID:rES+8Rfi
空いているし出勤前に投下します。



208 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 13:29:24 ID:iVvp4DmY
出かける前に支援する!

209 :銀飯:2008/07/28(月) 13:33:50 ID:rES+8Rfi
今回のテーマは狂王ライVSブチ切れアリスです。
狂王のライにルルーシュとアリスがビビルという巻きです。
はっきり言ってるルーシュの扱いはへたれで通します。
本物の悪夢書く時は魔王ゼロにしますが・・・。

今回のタイトルは『運命の欠片−託すべきもの[−ライVSアリス』です。

210 :銀飯:2008/07/28(月) 13:35:23 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片−託すべきもの[−ライVSアリス@』

「殺す!殺す!排除する!」
顔面を紅潮させたアリスが持ち前の身軽さと身体能力を活かした攻撃を次々と繰り出してくる。
一撃を放てば距離をとり、壁を使って三角飛びの攻撃を繰り出してくるのだ。
もちろんすべてガードし、彼女の体重が軽いためダメージ自体は少ない。
しかし、先ほどから少しずつだがアリスの攻撃のスピードが速くなっている。それに比例して額に模様が浮かび、威力が上がってきている。
「ははははっ、いいぞ、アリス!そのままライを亡き者にしろ!ナナリーに手を出した罪、思い知らせてやれ!」
(くっ、自分は何もしないで・・・。しかしこのままじゃまずい。反撃しないと。でも女の子を殴るわけには・・・。
それに、さっきから蹴りを繰り出すたびにパンツが丸見え・・・。何とか落ち着かせないと・・・。)
そう思い、あたりを見渡したが、この深刻の場面を切りぬける武器は・・・。あった。殺傷能力はゼロで、なおかつ気の抜けたピコ、ピコという音を発するピコピコハンマーという名の聖槌が・・・。
「はーッ!」
アリスの攻撃が見えない!?
感覚を研ぎ澄ましかろうじて攻撃をそらし深手にならずにすんだ。
「痛っ。」
このままじゃまずい。アリスを落ち着かせる前にこちらがやられてしまう。
ナナリーは咲世子さんがとっくに避難させてくれたようだ。一先ずは安心といったところか。


211 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 13:35:36 ID:iVvp4DmY
支援

212 :銀飯:2008/07/28(月) 13:36:18 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片−託すべきもの[−ライVSアリスA』

「ふははは、アリスのような幼女にいいようにやられるとは惨めだな、ライ!?ナナリーの騎士にふさわしいのはスザクやお前ではなく、アリスなのかもしれないな。いや、実際漫画ではそうだ!」
(黙れ、この脆弱者が!)
「とどめー!」
アリスの目が完全にいっている!?そしてアリスの一撃が僕の急所(股間じゃないよ)を捕らえた。
「ぐぅ」
その瞬間僕の意識は落ちた。少なくとも「僕」の意識は吹っ飛んだはずだ。しかし、
僕は倒れなかった。いや正確には僕の中にいる「もう一人の僕」が倒れなかったのだ。
「調子に乗るなー!小娘と小僧がー!」
そういうやいなや、もう一人の僕はアリスの繰り出した足をつかみ、そのままルルーシュに向かって投げた。
「くっ」
アリスは体勢を空中で立て直したが、
「なっ!?ぐはぁ!」
ルルーシュはアリスに直撃され、見事に倒れた。
「私がおとなしくしておれば、調子に乗りよって。その罪贖ってもらうぞ!」
「ふん、何を!?先輩こそナナリーに手を出した罪で返り討ちにしてやるわ!」
そう言って私は応じたが、
(おかしい、さっきまでの先輩と言葉遣いだけじゃなく雰囲気がまるで違う。全くの別人みたいだ。何よりもあの目・・・。)
「ぐぅ・・・。馬鹿な!?なぜライが・・・。」
(ライ。何故お前はそんな・・・、あの男のような目を、人を人と思わない目をしているんだ・・・。)
先ほどアリスとぶつかった衝撃で俺は動けない。しかし、倒れている俺に対して向けられる親友の目は母が死んだ8年前に父である皇帝が自分に向けた目と全く同じだった。


213 :銀飯:2008/07/28(月) 13:36:49 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片−託すべきもの[−ライVSアリスB』

(二人とも私の発するオーラに金縛りにあっているのか、一向に動かんな。)
「どうした、せっかく私が待ってやっているのだ。かかって来たらどうだ?」
「言われなくても!?はーっ!」
(様子見が通じるとは思えない。全力で叩き込むのみ。幸い、ルルーシュ先輩の位置から私の額は見えてない。)
私はギアス−ザ・スピード−を開放し、一気に先輩へ駆け寄った。
(死角からの目にも止まらぬ攻撃、これはかわせないはず。)
しかし・・・
「「んな!?」」
ライ先輩は左手の人差し指一本で私の攻撃を止めたのだ。
「いい一撃だ。しかし私には届かぬ。」
と、平然と言ってのけ、再び私の足をつかみ吊り上げた。ちなみにスカートはめくれ上がり、パンツが丸見えの状態になったが、それよりも攻撃をかわされたショックが大きい。
「う、うそっ!?」
「信じられんという顔だな。安心しろ。お前の攻撃はきいているさ。小石が池の水を打つ程度にな。それにしてもはしたない格好だな。さて今度はこちらから行くぞ。」
『やめろー!それ以上彼女を傷つけるな!』
『ちっ、起きたか?まあいい、私も妹と同じぐらいの年の子を傷つけるつもりもない。』
(殺られる!?)
私は本気で死を覚悟した。しかし、次の瞬間部屋に鳴り響いたのは・・・


214 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 13:37:01 ID:iVvp4DmY
支援

215 :銀飯:2008/07/28(月) 13:37:46 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片−託すべきもの[−ライVSアリスC』

ピコピコピコ、ピピピッピコ!と何とも間抜けな音で、ライ先輩は私のお尻をピコピコハンマーで叩いていた。言わば、お尻ペンペンをされている状態なのだ。
「あ、あの、先輩?」
「ラ、ライ?」
アリスとルル−シュの二人が怪訝そうな顔で僕に質問してきた。
「ふぅ、二人とも落ち着いたかい?」
僕はさっきまでの自分を打ち消すかのように優しい笑顔を向けた。
「も、元に戻ってる?」
「戻れたのか、ライ?」
「ああ、なんだか心配かけちゃったみたいだね。」
僕は苦笑しながら答えたが、二人は事態を飲み込めていないようだ。
「一体何が?」
「まるで別人みたいだったぞ」
「僕にも良くわからないんだけど、ひょっとしたら一瞬記憶が戻ったのかも・・・。」
あの時の自分が果たして本当の自分なのかどうかわからないが、アリスを傷つけるのを
止めようとしたら、意識が戻ったのだ。
「あれが本来の先輩?」
「だとすればやはり軍隊にいた可能性が・・・」
「二人とも、怪我をさせるような真似をして、ごめん。」
僕は心底謝ったが、
「い、いえ。先に手を出したのはこっちですから」
「ああ、そのことについてはお互い様だ。すまないな、ライ」
アリスやルルーシュも謝ってくれ、なんとか仲直りできるかと思った時に、
「ライ様、いい加減にアリス様を放して差し上げたらいかがでしょう?」
避難していたはずの咲世子さんが声をかけて来たのだ。僕らが来るのがあまりに遅かったから迎えに来たのだ。


216 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 13:38:11 ID:iVvp4DmY
支援

217 :銀飯:2008/07/28(月) 13:41:22 ID:rES+8Rfi
『運命の欠片−託すべきもの[−ライVSアリスD』

咲世子さんがいるということはつまり、一緒に避難していた・・・。
「咲世子さん、一体どうなっているというのですか?」
ナナリーもいるということだ。アリスのスカートをめくってお尻ペンペンの状況になっているが、彼女の目が見えないのがせめてもの救いだった。
だが僕の淡い期待は・・・。
「はぁ、その。何と申しましょうか。ライ様がアリス様を腕で抱きしめ、スカートを捲っておりまして・・・。
アリス様の方もまんざらでないようなご様子で・・・。」
その瞬間僕は全身の血が引き、アリスを解放した。
アリスも同じだったようで僕から離れてすぐに固まった。
(というか、咲世子さん、日本人ならもっとうまい説明の仕方があるでしょう?)
「ふ〜ん、お二人はやはり仲がよろしかったのですね?それならそうと早く言って下されれば良かったのに・・・・。」
言葉遣いは丁寧だが、それは怒りを押し殺しているせいだということがわかる。
僕もアリスも自然と“Japanese DoGeZa Style”になってしまった。
「ナナリー、誤解だ。」
「そ、そうよ。ルルーシュ先輩に聞けば・・・。いない!?」
(ルルーシュがいない!?あの史上最悪のシスコンが!?
まさか本能的に自分のシスコン度合いをナナリーの怒りが上回っていると感じたのか?だとしたら、まずい!?)
「ふっ、すまないな、ライ、アリス。いくら俺でもあの場面では何もできん。それに俺にはやらねばならないことがある。」
そう言って俺は気付かれぬようにナナリーの部屋を後にした。
(しかし、ライのあの人格の変貌に身体能力・・・。いったい、やつの出自は?ブリタニア軍に入ろうと考えていると聞かされたときは驚いた。
だがスザクと同じ技術畑の部署ならばさしたる脅威になるまい。ナナリーのためにも下手に黒の騎士団に巻き込むよりもこれでよかったのかもしれん・・・。
だから、殺すなよ、ナナリー。)


218 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 13:42:04 ID:iVvp4DmY
支援

219 :銀飯:2008/07/28(月) 13:43:26 ID:rES+8Rfi
今回の投下は以上です。
次回はライをめぐるアリスVSナナリーの話で、河口湖の話までは、この話の設定の中ではあと2日ほどです。

220 :銀飯:2008/07/28(月) 13:46:25 ID:rES+8Rfi
保管者トーマス卿へ

>>217の上から8行目に脱字があります。
誤り「まんざらでない」→正「まんざらでもない」

保管の際は修正をお願いします。

221 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 13:49:09 ID:iVvp4DmY
銀飯卿GJ!!
ピコハン片手に立ち回る狂王、なんて面白い状況w
ん? 一人支援したのは初めてかも……

222 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 14:19:20 ID:ZVjBo9Om
>>220 銀飯卿、GJでした!
このままでは皆、猛虎落地勢を極めてしまうんじゃなかろうか
そして、要領のいいルルーシュw そうですか、これからもヘタレですか
まぁゼロ様がでてきたら誰も勝てる気がしませんが
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

223 :千葉はライの嫁:2008/07/28(月) 14:55:44 ID:VVsxKaIb
己アニメスタッフめ……やってくれるじゃないか。
だが、千葉さんには藤堂さんよりライなんだよ! それを俺が思い知らせてやる!

というわけで投下したいのですが支援してくれる人います?

224 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 14:56:44 ID:ZVjBo9Om
イエス、マイ・ロード!
全力で支援します!

225 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 14:59:35 ID:rES+8Rfi
もう出るので、一回だけだが支援。
後は頼んだぞ。卜部・仙波

226 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:01:10 ID:70Ry1rDU
承知!旋回活殺支援陣!

227 :千葉はライの嫁:2008/07/28(月) 15:08:49 ID:VVsxKaIb
ありがとう! では、投下します。

注意
・ほのぼののつもりでした
・でもなぜかエロス
・ライは逃げません(性的な意味で)

では、スタート

228 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:09:06 ID:QVD98NE4
貴卿がV.V.だったとは、支援しよう

229 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:10:12 ID:VVsxKaIb
「どうかしましたか、千葉さん?」
僕の作ったハンバーグを食べながら、僕をじーっと見つめてくる千葉さんに、僕はたずねた。
ちなみに、僕が食べているハンバーグは千葉さんが作ってくれた。とても美味しい。
あの白く、ほっそりとした千葉さんの指から作られたのだと想像するだけでどんぶり十杯はいける自信がある。
千葉さんと付き合いだしてからは、僕が千葉さんの分を、千葉さんが僕の分の食事を作るようになった。
まあ、当然といえば当然だ。僕は千葉さんと一緒の部屋で生活しているのだから。
千葉さんと同じ部屋で、千葉さんと同じ空気を吸い、千葉さんと同じ時を過ごす。
おはようからおやすみまで千葉さんと一緒。一日の最初と最後に見るのは千葉さん。


230 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:10:40 ID:iVvp4DmY
支援

231 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:10:47 ID:70Ry1rDU
支援

232 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:10:52 ID:ZVjBo9Om
今日の私の支援は阿修羅すら凌駕する全力だ!

233 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:12:20 ID:VVsxKaIb
しあわせだ ああしあわせだ しあわせだ byライ 季語なし

自分でもちょっと千葉さんのこと好き過ぎてヤバイんじゃないかという気がしないでもないが、
ルルーシュのナナリーLOVEっぷりを見てるとまだまだいける気がする。
そんな愛しの千葉さんは、僕の言葉を受けて少し俯き、窺うような視線を僕に向けてきた。
「あの、な。ライ。私達はその、恋人だろう?」
「勿論ですけど、それが何か?」
「うん、だから……」
頬をうっすらと赤くしながら、千葉さんは続けた。
「その……イ、イチャイチャ、しよう」
予想外のことに驚くことの表現で、目が点になる、というものがあるが、
この時の僕はまさしくそれだっただろう。

234 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:12:36 ID:ZVjBo9Om
全力で支援!
人多いから後は任せました

235 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:12:57 ID:70Ry1rDU
支援

236 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:16:12 ID:VVsxKaIb
僕がなんと言えば良いか迷っている間に、自分でも恥ずかしいと思っているらしい千葉さんは続ける。
「ひゅ、日向達がな、恋人はイチャイチャするものだと力説してくるんだ。イチャイチャしないと恋人じゃないと。
 いや待て分かる変なことを言っていると言うのは分かる勿論私もそんな子供みたいな意見を気にするわけじゃないが
 あまりにイチャイチャイチャイチャとうるさいからしょうがなくいやでも決してそれはお前とイチャイチャ
 するのが嫌というわけでなく寧ろこれまで割と節度がある付き合いというかじれったいというか
 もう少し触れ合う機会を持ちたいと言うか」
真っ赤になりながら言い訳(らしきもの)をまくしたてる千葉さん。
僕に口をはさむ余裕を与えず肩で息をするようになるまでしゃべり続けると、最後に。

237 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:18:05 ID:70Ry1rDU
支援

238 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:21:53 ID:VVsxKaIb
「だから、その……イチャイチャ、しよう」
トドメの一言。
「分かりました。イチャイチャしましょう」
僕は即答した。
僕が答えた瞬間、不安そうだった千葉さんの顔がぱっと輝いた。
この笑顔を見ただけで何と言うか生きていて良かったありがとう神様な気分になる。
しかし、僕には一つ疑問があった。


239 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:22:40 ID:VVsxKaIb
「しかし、千葉さん。イチャイチャするとは、具体的に何を?」
「え? そ、そうだな……」
千葉さんは手元のハンバーグの皿を見た後、何か思いついたらしく、
ハンバーグの皿を手に取り立ち上がる。そのままテーブルを回って僕の横まで来たので、
僕は千葉さんは隣に座るのだと思って隣の椅子を引いた。
しかし、それは違った。千葉さんは皿だけ置くと、僕とテーブルの間に体を割り込ませ、
僕の上に座ってきた。……座ってきた?
「ち、千葉さん? あの、何を」
戸惑う僕を余所に千葉さんは、手際良く切り分けたハンバーグを一つフォークで刺すと、


240 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:23:29 ID:VVsxKaIb
「あ、あーん」
そう言って、ソースが垂れないよう手を添え、千葉さんはハンバーグを差し出す。
……あの、物凄い恥ずかしいのですが。というか、太ももに当たるお尻の感触がやばい。
そのまま食べるべきか悩む僕を、少し怒ったような視線を向けてくる千葉さん。
「いいから、あ、あーんしろ! 命令だぞ!」
命令ならしかたない。僕は差し出されていたハンバーグを食べた。
千葉さんの為に頑張って作ったから、多分美味しいんだろうけど、味を感じる余裕が無い。
ただ、こうして食べさせてもらったことは幸せだった。


241 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:24:07 ID:VVsxKaIb
「う、美味いか?」
「はい。千葉さんに……」
そこまで言いかけて、僕は言葉を飲み込んだ。
イチャイチャしなくてはならないんだ。なら。
「……凪沙さんに食べさせてもらったので、とても美味しいです」
僕の不意打ちに、凪沙さんは一瞬呆けたような顔をした後、
僕に顔を見られないようにする為か、そっと顔を伏せた。
もし顔が赤くなっているのを隠すためなのだとしたら、残念ながら耳まで赤いのであまり意味が無い。
「これがイチャイチャ……良い!」


242 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:24:46 ID:QVD98NE4
sien

243 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:24:47 ID:VVsxKaIb
凪沙さんが何事か呟いていたが、僕にはよく聞こえなかった。
顔を上げ、あーんを再開する凪沙さん。その顔は僕がこれまで見てきた中でもベスト3に入るくらい嬉しそうだ。
あーんの最中、さりげなく手をお尻に添えてみた。凪沙さんは振り払ったりはしてこない。
調子に乗って、軽く揉んでみた。これまで、凪沙さんはべたべたするのは嫌だろうと我慢してきたのだ、
これくらいは許してほしいのだが。
「んっ……」
ぴくっ、と体を震わせ、咎めるような目を向けてくる凪沙さん。
だが、やはりそれだけ。僕がその弾力を楽しんでいても、顔を真っ赤にしながらも止めさせようとはしない。


244 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:25:16 ID:ZVjBo9Om
全力で支援!

245 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:25:28 ID:VVsxKaIb
そのまま体を震わせつつ、あーんを続ける凪沙さん。僕ばかり食べるのは悪いので、
差し出されたハンバーグを口に含み、軽く咀嚼すると、
「うむ!?」
凪沙さんが反応するよりも早く、キスで凪沙さんにハンバーグを食べさせてあげた。
凪沙さんが落としたフォークが音を立てて床に落ちるが、気にせず僕はキスを続ける。
身を引こうとする凪沙さんのお尻と背中に手をまわし、強引に抱きよせた。


246 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:27:23 ID:QVD98NE4
支援

247 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:29:15 ID:pca5aSvv
支援


248 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:39:36 ID:ZVjBo9Om
間違っているのは投下じゃない、規制のほうだ!
支援

249 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 15:54:28 ID:VVsxKaIb
初めこそ小さな抵抗を見せていた凪沙さんも、僕とのキスでぐしゃぐしゃになったハンバーグを嚥下した頃には、
僕の首に腕をまわし、蕩けたような瞳で僕が差し出した舌を熱烈に歓迎してくれた。
今日のハンバーグは結構良い肉を使ったけれど、凪沙さんの舌の柔らかさには足元にも及ばない。
それは、僕の胸板でその形を変えている凪沙さんの胸も同様。
キスの角度を変えるために身を捩る度、柔らかく潰れながら押し返そうとしてくる張りを感じる。
ブラジャーがあるからひょっとしたら僕の勘違いかもしれないが、
凪沙さんの胸の先端にしこりのような感触がある気がした。


250 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:55:42 ID:QVD98NE4
さぁ、再び支援のはじまりだ

251 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 15:59:13 ID:rIsz4Y9g
支援

252 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 16:00:51 ID:VVsxKaIb
口周りが唾液でべとべとになった頃、ようやく唇が離れる。
唇が離れるその瞬間まで絡み合っていた舌と舌を、銀の橋が繋いで消えた。
僕の胸に頬を当て、息を整えている凪沙さんの髪を梳く。
艶やかな髪はしっとりとしていて触り心地がよく、どれだけ触れていても飽きる気がしない。


253 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:01:14 ID:rIsz4Y9g
支援

254 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:01:43 ID:ZVjBo9Om
冷静かつ全力で支援!

255 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 16:02:53 ID:VVsxKaIb
「……イチャイチャしてみて、どうでした?」
言葉の代わりに顔をあげると、凪沙さんは僕の顎についていた唾液をぺろぺろと舐めだした。
潤んだ瞳、朱の挿した頬、チロチロと感じる舌の感触。
舌は徐々に唇に近づき、すぐにまた合わさった。先程とは違い、すぐにまた離れたが。
答えない凪沙さんの代わりに、僕は思ったことをそのまま口にした。
「僕は……イチャイチャ出来て、嬉しかったです」
「……そんな顔で恥ずかしいことを言うな、馬鹿」
凪沙さんが僕の膝の上から降りる。やり過ぎて怒らせたかと一瞬不安になったが、
凪沙さんの照れたような表情を見てすぐにそれは杞憂だと分かった。
僕と目を合わせないよう、逸らされている凪沙さんの視線の先には、バスルームへ続く扉。


256 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:03:30 ID:rIsz4Y9g
支援

257 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:07:33 ID:QVD98NE4
支援

258 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 16:08:29 ID:VVsxKaIb
「……聞いた話だと、な」
「はい」
「恋人は……一緒に風呂に入って、イチャイチャしたりも、する、らしい……」
言った瞬間、ボッ、とりんごのように赤くなる凪沙さん。
その年上とは思えない可愛らしい様子に笑みが浮かんでくる。
「それじゃあ、しないわけにはいきませんね。
 お風呂で、イチャイチャしますか?」
「あ、ああ……そう、だな。イチャイチャしよう」
言って、着換えを取りに行くため背を向けた凪沙さんを後ろから抱き締める。
思わず身を固くする凪沙さんの耳もとに、僕は口を寄せた。


259 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:11:08 ID:QVD98NE4
wkwk支援

260 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:21:04 ID:YsnKmU/9
sien

261 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:23:13 ID:Hi6eYpo/
支援

262 :イチャイチャする?:2008/07/28(月) 16:25:53 ID:VVsxKaIb
「ちなみに、僕が聞いた話だと」
女性特有の甘い香りがして、とても心地良い気分になる。極上のワインを飲んだ後のような、
酩酊感にも近い感覚。だからか。僕は自分でも驚くほど大胆になっていた。
「恋人は……眠る時も、一緒のベッドでイチャイチャするそうですよ?」
多分今自分は、とても意地悪な笑みを浮かべているのだろうな、と自覚しながら、
僕は腕の中で真っ赤になっている可愛らしい恋人に囁いた。

「イチャイチャ……してみますか?」



263 :千葉はライの嫁:2008/07/28(月) 16:29:37 ID:VVsxKaIb
終了。この先は各自のご想像にまかせちゃうぜ。
ああ、しかし、心配だ……藤堂さんとの仲より、死亡フラグ立った気がして心配だ……


まぁ、なるようになるか。
支援してくれた人たち、ありがとう。規制にもめげずに支援を続けてくれた姿に感動したぜ!
では、また会おう!

264 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:33:27 ID:ZVjBo9Om
>>263 千葉はライの嫁卿、GJでした!
なんかもう、エロい! 甘くてエロい!
確かにアノ会話は心配ではある
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

265 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:35:12 ID:YsnKmU/9
>>263
千葉嫁卿、このスレでも他のスレでも「千葉」と聞くとあなたが浮かぶ俺はどうしたらいい?w
しかし甘いな〜ライが黒いなぁ〜はたから見れば間違いなくバカップルだw
この後は多分、なんだかんだで千葉さんがマウントポジションを取ってるんじゃないかなと…

266 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:38:25 ID:Wn/qE3i3
>>263 良かった!GJ
俺もC.C.でこういうの書きたいわ〜

267 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:44:08 ID:qs5PV3SA
>>263
GJ!
もうGJすぎて言葉がでてきません!
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ
千葉さんカワイイー!

268 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:46:17 ID:NrTY3z91
>263 千葉はライの嫁卿 悶え転げてしまったぞ!
今こそ以前、卿からいただいた感想をそのまま返そう。
け、けしからん! けしからんけどGJだ!

卿に続いて自分も『千葉さんもの』を17時から投下しようと思うのだがOK?

269 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:48:17 ID:Hi6eYpo/
>>268
支援するけど、許しは請わないよ?
僕たちは友達だろ?www

270 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:52:25 ID:qs5PV3SA
>>268
全力で支援いたします

271 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:59:45 ID:XAL6sNy7
>>263
超 G J
仕事の合間に見ててニヤニヤが止まらなかった
やはり千葉さんはいいね!

272 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 16:59:56 ID:VVsxKaIb
>>268
千葉さんと聞いたら支援しないわけにはいかないよ
VVIDにかけて支援。でも俺、ショタとかロリきゃら、苦手な(ry

273 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/07/28(月) 17:01:25 ID:NrTY3z91
タイトル   :熟練パイロット・メーカー 〜その後の二人〜
カップリング:なし(ライ×千葉 未満)
ジャンル  :ほのぼの
注意点
前作0006-0620『熟練パイロット・メーカー』の続きです。まず前作を読んでください。
でないと分かりずらい点があります。

4レス使用予定

274 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:01:44 ID:qs5PV3SA
支援

275 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:02:11 ID:Hi6eYpo/
支援

276 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/07/28(月) 17:05:40 ID:NrTY3z91
「凪沙、いくよ?」
「ラ、ライ? そ、そんな後から? は、激しすぎるぅぅぅ。ダ、ダメ、待って。お願い待って!
 ダメ、あ、頭の中が真っ白にぃ。真っ白に、なっちゃうぅぅぅ」
「いいよ、凪沙。真っ白に、真っ白になっちゃえよ!」
「ああ〜〜〜!!」

ガバッ! 私こと千葉凪沙は、自分の声の大きさに驚いて飛び起きる。ここのところ毎朝だ。
「はあ、はあ、はあ・・・ また、あの時の夢か・・・」
あの時・・・ライ少尉に後からガンガン攻められ。もとい、指導されて。そう、指導。あくまでも
指導。(だから通報とかしないで・・・)
KMF月下に少尉と二人で乗り込んで、手取り足取りの『熱血指導』を受けただけだ。
しかし、さすが夢だ。あの時の事は、頭が混乱というか、真っ白になって覚えてないというのに。
勝手に捏造・脚色されている。第一・・・
「第一、彼は『凪沙』って呼ばないもの・・・」
そして、私も『少尉』としか呼べない。私はシーツをぎゅっと握り締めた。

火照った身体をシャワーで冷まし、朝食を摂る。食堂には行かない、自室でレーションを食べる。
食堂で、もし少尉に会ってしまったら、また身体が熱く火照ってしまう。それにあの日の翌朝の様
に急に声を掛けられ、焦って食器を引っくり返し大勢の注目を浴びるのも嫌だ。
あの日以来、少尉とはまともに顔を合わせる事ができないでいる。恥ずかしくて、つい逃げ出して
しまうのだ。四聖剣の一人として武名を誇るこの私が、こんな乙女の様な反応をしてしまうとは。


277 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:07:51 ID:VVsxKaIb
レーションじゃなくてごはん食べなきゃダメだよ支援

278 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/07/28(月) 17:08:09 ID:NrTY3z91
暗い世界の中、男と女が向かい合わせで立っている。
「どうして、何も言ってくれないんですか?」
「・・・・・・」
彼女は青年が呼びかけても、何の反応も示さない。それどころか、どんどん遠ざかっていく。
「待って!行かないで下さい。行かないで、凪沙、凪沙!!」
叫んでも効果はなくて、とうとう暗い世界の中で青年は一人で取り残されてしまった。

「またか、二日連続で同じ夢を見るなんて・・・」
ライは、今見た夢に影響されて寂しげに呟いた。最近になって、漸く千葉中尉に避けられている事
に気付いた彼は、昨日今日と連続で彼女の夢を見ていた。彼は何故避けられているか、理由が分か
らなかった。だから次に、いつから避けられていたのかに思考を移した。
「・・・いっ、一週間!? 一週間も避けられていたのか!」
五日間も気付かなかったとは、この男鈍いにも程がある。千葉中尉が不憫だ・・・
「一緒に月下に乗った次の日からだよな・・・うーーん? 厳しくして、怖がられているのか?」
ここまでがこの男の限界だろう、避けられる原因が『背後から抱かれている様で、恥ずかしかった』
なんて、出て来るはずがない。


279 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/07/28(月) 17:10:35 ID:NrTY3z91
別に少尉の事を嫌いになったわけではない。だから、今の状況は結構辛い。物陰や遠くから、彼の
姿を見るぐらいしかできない。そもそもあの後、私は少尉にお礼を言えていない。 混乱して頭が
真っ白になって、それから意識が朦朧としてたのか何だかフワフワして、気付いたら自室のベット
で寝かされていた。きっと、少尉が運んでくれたのだろう。このままではいけない事ぐらい分かっ
ているのだが、ズルズルと時間ばかりがすぎていく。もう、夕方だ。今日の分の作業(地下通路の
整備)報告を終え、司令室を出たところで声を掛けられた。
「千葉中尉!」
「!」
少尉だった。思わず駆け出してしまったが、ガシッと手首をつかまれた。
「待って!どうして僕を避けるのですか?」
「避けてなど・・・」
嘘だ。目を合わせられない事がそれを証明していた。
「中尉。あなたに会えなくて、夢にまで見てしまいました。でもその夢の中でもあなたは、僕から
 離れて行ってしまって・・・」
「え?」
背後から抱きすくめられて、意外な事を聞かされた。彼も私の夢を見てくれた。私の事を想ってい
てくれたのか?
(少尉も同じだったのか・・・)
胸がほっと温かくなり、恥ずかしさとか不安が消えていた。そして、彼の腕に自分の手を重ねた。
「それは、すまなかったな。ふふふ・・・」
「中尉?」
「いや、夢の中の私のした事も含めて、あやまるはめになるとは思わなくてな」
腕が緩んだので、正面から顔を見上げると捨てられた仔犬のような瞳があった。
「私も少尉の夢を何度も見た。夢の中の少尉は、その・・・ま・・・った」
「?」
「た、逞しかった!! 私の名を呼び捨てにしたり・・・」
少尉の目が驚きに見開き、唇が謝罪の言葉を述べようとする前に、私は人差し指でそれを制す。
「少尉にも責任を取って貰おう。これからは『凪沙』と呼んでくれないか?」
「いや、それは・・・」
「私も少尉の事を『・・・』と呼ぶから」
「「・・・」」
「え〜と、何と呼んでくれるんですか?」

280 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:11:24 ID:qs5PV3SA
しえん

281 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/07/28(月) 17:12:12 ID:NrTY3z91
「あれ、仙波大尉。何やってるんですか?」
「おう、朝比奈か。ここから先は通行止めだ」
「え!? 俺、司令部に報告書提出しないといけないんですが・・・」
「迂回して、反対側の西側通路を使ってくれ」
仙波峻河。司令室近くの通路で青春する二人を見つけ、邪魔が入らないように通行止めの看板を用
意する気配りの達人。
「やれやれ、二人とも初々しいな。お互いの呼び方で、あの調子とは・・・」

282 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/07/28(月) 17:13:05 ID:NrTY3z91
以上です。支援ありがとうございました。
前作の影の功労者 朝比奈に続き今作のプチ功労者は、仙波大尉でした〜

283 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:16:08 ID:VVsxKaIb
GJ! もう付き合っちゃえよお前らww
仙波大尉も近頃活躍し始めてるなぁww

ああしかし、最近は千葉さんものが増えていてガハハ、グッドだ、な感じ。
四聖剣のやつもそのうち書きたいものだ

284 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:17:55 ID:ZVjBo9Om
>>282 184卿、GJでした!
乙女な千葉は良いものだ! そしてナイスだ、仙波さん!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

285 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:18:54 ID:qs5PV3SA
>>282
GJ!
仙波が空気をよんだww
もう千葉さんかわいすぎですwwww
千葉さんは藤堂のもの?違いますよ、ライのものですよw
アニメのことなんて気にしない!

次回も楽しみに待っています

286 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:19:39 ID:Hi6eYpo/
>>282
いいですねぇ。
なんだかんだでゲーム中四聖剣のなかでも仙波さんってライのこと1番目をかけてくれてる人だったよなぁ。
惜しい人を亡くしたよねぇ。
ということでGJ!

287 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:55:46 ID:zl3Nwdlx
千葉嫁卿も、184卿もGJでした。

千葉さんモノ。よく書けますね…こっちは書いても前スレの後半に書いたネタみたいに…
ってあれ保管されてるんですね!?
びっくりしました。迂闊に投下は出来ないもんですね。
皆さんは絶対にピンクもふもふ領にある“無題”と書いてあるのは見ないように。

それはそうと>>200さん、天子ものですが…長くなりそうです。気付いたら4〜5話になりそうな構想に…
今日中に1話は投下しますね。


ではそれとは別に投下を18:10頃からしま〜す

288 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 17:58:14 ID:ZVjBo9Om
全力で了解した、支援しよう

289 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:10:34 ID:zl3Nwdlx
では投下をば。

注意事項
・カップリングは未登録!
・珍しく真面目な感じ、けどプロローグ的な物だから結構流し気味

ではよろしく

290 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:11:30 ID:ZVjBo9Om
支援!全力で

291 :ロスメモ:2008/07/28(月) 18:12:15 ID:zl3Nwdlx
「ここで間違いないのか?」
「C.C.が言うにはな…」

神根島――
全ての終わりであり、全ての始まりだった場所。
この場所で、僕は再び終わりを迎える。


コードギアス反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 0『ゼロ』


トウキョウ租界での戦いの最中、ライはルルーシュから呼び出された。

『ライ!俺はここを離れる!』


292 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:12:28 ID:ZVjBo9Om
支援

293 :291はエラーですorz:2008/07/28(月) 18:13:31 ID:zl3Nwdlx
「ここで間違いないのか?」
「C.C.が言うにはな…」

神根島――
全ての終わりであり、全ての始まりだった場所。
この場所で、僕は再び終わりを迎える。


コードギアス反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 0『ゼロ』


トウキョウ租界での戦いの最中、ライはルルーシュから呼び出された。

『ライ!俺はここを離れる!』
「ゼロ!離れるとはどういうことだ!?」
『く…指揮は藤堂に任せてある…すまない!』

すまない。そう言って通信を切ったゼロ――ルルーシュ。
見捨てたとは考えない。なぜなら互いのギアスを、ゼロの正体すら打ち明けた仲だ。
輸送機を利用して蒼の月下と共にガウェインの飛び去った空へと向かう。
カレン、すまない。しかし僕はゼロを、ルルーシュを信じる。きっと何か理由があるんだと。


長い夜は明け、朝日が強く照っていた。



294 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:13:50 ID:ZVjBo9Om
支援

295 :ロスメモ:2008/07/28(月) 18:14:50 ID:zl3Nwdlx
神根島に近付いたところでガウェインの反応をキャッチ。しかしもう一つ大きい反応があった。
オレンジ色の機体。データには全くない、それどころかナイトメアかも分からない機体と戦闘をしていた。

「ルルーシュ!」
『ライ、お前、どうしてここに!?』
「C.C.!ルルーシュはどこに!?」
『――中の遺跡だ。ナナリーがさらわれた。お前もいけ』
「ナナリーが!?――C.C.は!?」
『私はコイツを倒して――くっ!』
「C.C.!」

どうやらガウェインはハドロン砲を撃てないらしい。もうエナジーが残り少ないのかもしれない。
この状況でC.C.を残すのはライの望むところではない。

『私はいい、ルルーシュのところへ!』
「でも!」

『ゼロォォォオ!懺悔は今!』

オレンジ色の機体――ジークフリートという――がガウェインに突進する。
ライは月下を輸送機の上に器用に乗せ、大ジャンプをする。

「さ、せ、る、かぁぁああー!」
『ムゥゥ、邪魔をするとは何奴!』

スラッシュハーケンがジークフリートの胴体に絡みつく。
振り子の要領で、相手を引きずり込みながら、島に着地しようとする。
しかし、同時にジークフリートから巨大スラッシュハーケンが射出され、蒼の月下を貫く。
「ぐああああ!!」



296 :ロスメモ:2008/07/28(月) 18:16:18 ID:zl3Nwdlx
月下は大破しながらも島に着地した。
しかし、ライが何とか脱出したところで爆発。その機能を停止した。
上を見上げると、ガウェインとあの機体は海の方へ。
月下を失ってしまっては何も出来ないと諦め、ただC.C.の無事を祈って、ライはルルーシュのいる遺跡へ。

―――――…

「っ誰だ!」
「僕だよ…ルルーシュ」
「お前、ライ!どうして……っ怪我をしているのか!」
「これくらい大丈夫。それよりナナリーがさらわれたって?」
「ああ、…この先にいるらしい」

攻撃された際に脇腹に傷を負ったが、止血はしたため、動くのに支障は無い。
とにかくナナリーだ、とライはルルーシュと共に遺跡の奥へ。

「ここで間違いないのか?」
「C.C.が言うにはな…。先程の罠は時間稼ぎだとすれば…っ!」

パン!

渇いた音が響く。ライが銃声だと気付いた時には、後ろから声が響いていた。

「2人とも、こちらを向け。ゆっくりと」

(ええい、こんな時に…!)
(く…、まずい。今彼に対抗する術は…)

「聞こえなかったのか?こちらを向くんだ。ゆっくりと」

彼らの後ろには、憎しみの色をした目を持つ、枢木スザクが立っていた。


297 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:16:34 ID:ZVjBo9Om
支援

298 :ロスメモ:2008/07/28(月) 18:17:59 ID:zl3Nwdlx

ルルーシュが、ゼロが振り返る。それと同時にライも。

ライは考える。この状況はまずいと。
武器は無し。完全な状態ならともかく、この怪我ではスザクの足止めすら出来ないだろう。
となると、打開策はスザクを止めるしかない。言葉で。
しかし、スザクの鈍く光る目を見て、それが出来るか、とライは自問する。
(スザクはユーフェミアの虐殺についての真相をしらない。ギアスの知識も無い。だから僕達が彼を止める方法は…)

「ユーフェミアは罪無き日本人を一方的に殺した。君はそんな女に――」

同じ結論に達したゼロが喋り出す。
しかし、これはスザクの気持ちを踏みにじる行為だ。ルルーシュもそれは分かってるだろう。
出来ればその役割を代わってあげたい。友達を裏切る行為をルルーシュに続けさせたくない。
だが、ユーフェミアを殺したゼロ自身の言葉でなければ意味が無い。いつも肝心な時に無力な自分が嫌になる。
もしルルーシュの言葉で止められなかった時を考え、最終手段として、ライはギアスを発動する準備をする。

しかし、ライとルルーシュ。2人のギアス能力者はスザクの言葉に凍りつく。

「便利な力だな、ギアスとは」

何故、何故スザクがギアスの事を知ってるのか。ギアスの事を知ることなど不可能なはずなのに。

「自らは影に隠れ、責任は全て他者になすりつける。傲慢にして卑劣。それがお前の本質だ――カレン」

カレン。その言葉にライは反応する。
スザクの後ろで、銃を構えるカレンがいた。何故ここに彼女が――。
その疑問にライの体は動けない。銃を向けるスザクにも反応出来ない。



299 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:18:31 ID:ZVjBo9Om
支援

300 :ロスメモ:2008/07/28(月) 18:20:17 ID:zl3Nwdlx
「カレン、君もゼロの正体を知りたくはないか?」
「何を今更!」
「君にも立ち会う権利がある――」
「待て!!」

パン!……ピシピシ……パリン、
軽い音と共にゼロの仮面が割れ、その正体であるルルーシュの顔が晒される。
驚きのあまり崩れ落ちるカレンを、ライは直視出来ない。

「ル…ルーシュが」
「そうだ……俺がゼロだ。神聖ブリタニア帝国に挑み、そして世界を手にする男だ」
「ら、…ライ…も…知って…?」

弱々しく尋ねるカレンに、ライは沈黙する事しか出来ない。
彼女を裏切ったつもりはなかった。黒の騎士団に誘ってくれた、その時からそれは変わらない。
しかし、ゼロの正体を知っていて、ギアスの事も、ユーフェミア虐殺の真相も知っていた。
それを黙っていた事は、彼女を利用していた事実に他ならない。
いつかは話そうと思っていた、などとは口が裂けても言えない。
これが、彼女の思いを、事実裏切ったことへの罰――そうライは考えて…

「そう、僕は知っていた。最初からって訳じゃないけど、僕は確かに知っていた」
「そ…んな」
「その様子じゃギアスの事も知っているのか?」

カレンの驚愕に、スザクの疑問に、逆にどんどん冷静になっていくライ。
(やはり、僕の本質もルルーシュと同じ、なのかな。すまない、カレン…)
そんな葛藤をよそに、ルルーシュは話し続ける。



301 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:21:12 ID:ZVjBo9Om
支援

302 :ロスメモ:2008/07/28(月) 18:22:51 ID:zl3Nwdlx
「知っているのか、か…どうやらライの事までは知らないようだな」
「なに?」

スザクがピクリと反応する。
しかし、ライはゼロを手で制する。その先は僕が言う…。そう目で伝えて。

「スザク…僕も持っているんだよ、ギアスをね。聴覚に訴える点では違うものだが」
「な……」
「ライ…?」

もはや混乱の境地に立ったカレンにライは柔らかな笑みを浮かべながら、言葉を紡ぐ。ごめんね、とそう言いたそうな顔で。

「傲慢にして、卑劣か――確かにそうかもね。けど、ここで僕らは死ぬ訳にはいかない」
「まさか…!」

頭の中にスイッチを入れ、ギアスを発動する。そう、ここで終わる訳にはいかない。
大切な彼女の、大切な友の望みを叶えるまでは。

「悪いけど、『ライが命ずる。枢木スザ……!』ぐああああああああ!!」
「ライ、どうした!?……っなんだこれは!」

遺跡全体が突然真っ赤光り出し、ライの頭に痛みが走る。その痛みに耐えられなくなりギアスが中断される。

(これは、ギアスの暴走…!?いや、そんなものでは…!誰かの、遺跡を使った干渉…いったい誰が!?
くそ……ルルーシュ、カレン……僕は…)

ライは、激しい痛みの中、時が止まったように感じた。それは、おそらく自分が意識を失う瞬間なのだと知る。
――ルルーシュ、すまない。僕は役に立てなかったようだ。
スザク、すまない。君の道を辿る事は出来ないばかりか、裏切ることになってしまって。
カレン、ごめんね。君には本当に謝る言葉もない。でも―――

そして、ライは意識を手放した。

303 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/07/28(月) 18:24:27 ID:zl3Nwdlx
以上、
コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 0『ゼロ』
でした。>>291はカットして下さい。
題名が長くなってしまったので、保管の際には、
ロスメモ COLOR 0『ゼロ』
のような形でも結構です。

というわけで、アニメ沿い長編にチャレンジと相成りました。これはプロローグみたいなモノ。

で、前スレで話題にした、KOUSEI卿と丸カブリになってしまったやつがコレですorz
しかし、既に対策は用意しました。明日にでもそれが分かるかと…

では、今回はこんなところで。また後で天子様を投下しに来ます。



NEXT COLOR 1
『新た な 家族』
記憶。名前。それは誰もが持ち、そしてそれがあるから自分がある。
ではそれが欠けていたら?
僕は、それでも、僕だと言えるのだろうか?

304 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:28:10 ID:ZVjBo9Om
支援

305 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 18:45:16 ID:ZVjBo9Om
くそ、電波状況悪すぎだorz 絶対に支援すると己に誓ったというのに
>>303 ピンクもふもふ卿、GJでした!
設定が被ってもあなたの色で全く違ったSSになるでしょうから楽しみです
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

306 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 19:47:09 ID:gbkUBjx0
ピンクもふもふ卿GJ!!これからの展開が楽しみですね。
KOUSEI卿とはまた違う展開を楽しみに待っております。
次回予告にwktkするぜよ!
しかし自分のSSも作らねば・・・海とか風呂敷広いせいで地獄を見ております
色々あって、未だ未完成です。あと三割ってとこでしょうか・・・己の文才の無さが恨めしい



307 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 19:56:07 ID:CiCNhLmv
相変わらず早いな

308 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 20:16:03 ID:KiiP2J4k
>>219
銀飯卿GJです!
ライをめぐるアリスVSナナリーの話との事ですが、アリスがライにおちてしまうのか、
誤解からいつもは仲がいいアリスとナナリーの喧嘩祭りになるのか…

気になります!

309 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 20:53:22 ID:4dDRZf2X
今日は人が少ないのかな?21:05頃に投下したいのですが、
大丈夫かな?

310 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 20:58:28 ID:CiCNhLmv
できる限り支援しますよ

311 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/28(月) 21:02:16 ID:+E9g0YFo
V.V.「トーマス、見てみて。もっふーが新しい投下してるよ」
トーマス「(?……ああ、ピンクもふもふ卿か)V.V.、職人をそんな風に呼ぶなとあれほど……」
V.V.「えーだってー、なんとなく卿とかよりももっふーって感じじゃない?」
トーマス「……コメントは控えさせていただきます。それより早く読みましょうよ、保管もしないといけませんしね。今回はどんなネタでしょ?」
V.V.「鞭で調教(違)はやったから……、首輪で公開羞恥プレイとか?」
トーマス「いや、いくらなんでも板的にそれは……(やりかねないな、あの人なら)。と、取り敢えず読みましょ。ブラウザ開きますよ?」
V.V.「もっふもっふ♪」
トーマス「それはもーいーですから」

                       〜〜〜〜保管完了〜〜〜〜


V.V.「―ねえトーマス」
トーマス「……言いたいことは大体予想が付きますが、一応聞いておきましょうか」
V.V.「これ……本物?」
トーマス「(もうちょっとオブラートに包みましょうよ……)コテハンもトリップも完全一致。他人が騙っている可能性は限りなく低いかと」
V.V.「だって…もっふーだよ?あの、もっふーだよ?」
トーマス「(すいませんピンクもふもふ卿)いやまあ、私も正直あれ?と思いましたが、この人は過去に0006-0197みたいなドシリアスなものも執筆しておられるので……作品の幅が広いということでしょう」
V.V.「そんな……」
トーマス「V.V.……気持ちは解りますが……」
V.V.「僕は、信じられなかった。……信じたくなかった!」
トーマス(V.V.はもしかしてピンクもふもふ卿のことを……)
V.V.「もっふーが コ ル チ ャ ッ ク ひとすじじゃなかったなんて!」
トーマス「待て。ちょっと待て」

312 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:07:24 ID:ZVjBo9Om
V.V.もっふーってw
そういえばトーマス卿は自身のこういった小ネタちっくなものを保管しないんですか?

313 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:08:48 ID:4dDRZf2X
>>311
噴いたwww

時間になりましたので投下します。

作者:余暇
タイトル:モスキート・パニック
カップリング:一応ライ×カレン

注意・・・キャラ崩壊激しいです。

314 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:09:32 ID:ZVjBo9Om
全力で支援!

315 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:11:42 ID:4dDRZf2X
『モスキート・パニック』

ある日の夜、何だか無性に腕がかゆくなって僕は目を覚ました。ベッドから出て電気をつけると、
左腕に虫に刺されたような跡があり、そこが赤く腫れていた。
「ううー、かゆい。蚊でもいるのかなあ。でも何も飛んでないよな。」
かゆい、とにかくかゆい。刺された部分をポリポリ掻きながら、僕は再び眠りにつくため
電気を消した。そして、しばらく後・・・。
(プワ〜ン。・・・ブ〜ン。)
今度は虫の羽音で目を覚ました。間違いない、蚊だ。電気をつけ、目を凝らす。普段のナイトメアフレーム戦に比べれば、
何てことはない。僕はそう、たかをくくっていた。ところがどっこい、現実は甘くなかった。
「おっ、飛んでる。って、あれ?消えた。おかしいな、確かにいたんだけど。・・・ん?
何ー!?刺されてる、いつの間に?くそ、小癪な。たかが蚊の分際でこの私をコケにするか。いいだろう、
こうなったら徹底的にやってやる。覚悟するがいい!」
頭にきた僕は、絶対に捕まえてやると心に決め、一晩中蚊を追いかけ回した。
そして僕は・・・翌朝、学校に遅刻した。ちなみに、蚊は捕まらなかった。


316 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:12:00 ID:ZVjBo9Om
この支援が我が忠義の証!

317 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:13:12 ID:Hev1alr3
支援です。

318 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:14:04 ID:4dDRZf2X
「・・・はあ。」
「何だ、また昨夜のことを気にしているのか。」
生徒会室で僕はこの日何度目かの溜息をつき、それを見たルルーシュは呆れていた。
「たかが蚊のために躍起になりすぎなんだよ、お前は。」
「そんなこと言ったって・・・。あの羽音が枕もとに聞こえてごらんよ、頭に来ないかい?
君の部屋には蚊は来ないの?」
「まあ、確かに気にはなるが、俺の部屋には蚊取り線香があるからな。」
「え、そんな便利な物があるの!?ぜひ貸してくれ!」
そんなことを話していると、
「あ、蚊がいる!やーん、刺されたー。」
と、シャーリーが言い出した。どうやら、この部屋にも蚊はいるようだ。
「あらら、もうそんな季節なのね。ルルーシュ、殺虫剤まいておいて。」
「はいはい、まったく、人使いの荒い人だ。」
ミレイさんに命令され、ルルーシュは仕方なく席を立ち、スプレー缶の置いてある出入り口方向へと歩いていった。
「すいません、遅くなりました。」
とそこへ、カレンが入ってきた。そして、ルルーシュと目が合う。
「やあ、カレン。気をつけろ、この部屋に蚊がいるぞ。」
「え?蚊がいるの?嫌だなあ。」
本当に嫌そうな顔をするカレン。と、その時。
「あっ、蚊!ルルーシュの顔に!」
「何?」
突然カレンが大声で叫び、ルルーシュが反応するより早く、

バシーン!!

部屋中に大きな音が響き、ルルーシュが二メートルほど吹っ飛ばされて目を白黒させていた。
哀れルルーシュ、カレンに叩かれたな。でもカレン、最近病弱設定忘れてないか?


319 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:14:18 ID:ZVjBo9Om
支援は今!

320 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:15:04 ID:qiMS67Pz
支援する

321 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:17:54 ID:+E9g0YFo
支援!ってかルルーシュ生きてるのか?w

322 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:18:24 ID:4dDRZf2X
その夜、黒の騎士団のアジト・ラウンジ内にて。
カレンとともに先日の戦闘データの分析をしていた僕は、昼間のことを思い出して、手を止めた。
「そういえばさ、カレン。今日のルルーシュへの平手打ち、あれは色々とまずいだろう。」
そう指摘され、「てへっ」と舌を出すカレン。
「ごめん。私、蚊に刺されやすくてさ、あの時目の前を蚊が飛んでたからつい・・・。」
「それで、反射的に動いたと?ルルーシュもいい迷惑だよ。しばらくの間何が起きたか把握できなくて、
口をパクパクさせてたし、他のメンバーも全員引いてたし。」
「そうだったわね。ルルーシュがよけようとして勝手に転んだだけだってライが言ってくれなかったら、大変だったわ。」
「まあ、苦しい言い訳だったし、ルルーシュはすごく不服そうだったけど。」
「だからちゃんと、ルルーシュにも謝ったじゃない。」
「とにかく、学園では地を出すな。窮屈かもしれないけどさ。」
「はあい。」
渋々といった表情のカレン。カレンは最近、年相応の少女の表情を見せるようになったというか、肩の荷が下りたかのような、安らいだ表情をすることが多くなった。
今までずっと、学園では偽りの自分を演じ、一方ではただ一人のエースパイロットとして戦場を駆け抜け、自分を過剰なまでに抑圧してきた。
それが、僕が黒の騎士団に入って戦闘隊長になったあたりから、徐々に肩の荷が下りてきたようだ。僕自身は大したことはできないが、少しでも彼女の負担を軽く
することができるなら、僕は何でもしよう。
「あっ、蚊が飛んでる!」
「え?」

バシーン!!

「!!??」
カレンが叫ぶや否や、僕は彼女の平手打ちをもらい、床に突っ伏した。カレン・・・、それはないだろう。人がせっかく決意を新たにしていたのに。
いや、そんなことはいい。とりあえず、叩くなら僕の許可を取ってくれ、心の準備がいるんだ。
ルルーシュ、今ならあの時の君の気持ち、よくわかるよ。はっきり言おう、この仕打ちはあまりにひどい。


323 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:18:43 ID:ZVjBo9Om
全力で支援するんだ!

324 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:18:59 ID:vU3jHsdC
支援

325 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:19:58 ID:CiCNhLmv
しえん

326 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:21:37 ID:4dDRZf2X
「カレン、お前というやつは・・・。」
そして、僕を叩いたカレンは、僕が叩かれる音を聞いて駆け付けた扇さんに叱られていた。
「だって、ライの顔に蚊が止まっていたから、捕まえようと思って。」
「別にその行為自体は構わない。だが、お前は手加減を知らなさすぎる。まさか、学園でも同じことをしてるんじゃないだろうな?」
ギクッ。カレンの顔がこわばった。おそらく、ルルーシュにしたことを思い出したのだろう。それを見て何か察したのか、扇さんが深いため息をついた。
「まさかとは思ったが、既に同じことを学園でもしていたとはな。カレン、お前は戦士であると同時にな、その、一応は女の子なんだからさ、もう少しおしとやかに・・・」
「ちょっと扇さん!一応って何よ、一応って!」
扇さんの言葉に、カレンが敏感に反応した。うん、今のは扇さんが一言余計だったな。
「私だってれっきとした女よ!そりゃ、多少は荒っぽい所もあるけど、それでも乙女に対して、『一応』はないんじゃない?」
カレンの剣幕にたじたじになる扇さん。ここは僕が何とかしないと。
「あ、あのさ、カレン。扇さんも悪気があって言ったわけじゃないんだから、ここはもう少し穏便に・・・」
「ライは黙ってて!」
「ハイ・・・。」
カレンの剣幕に押され、逆に僕の方が何も言えなくなってしまう。申し訳ありません、母上。こんな情けない息子をお許し下さい。
「あのさ、カレン。さっきのは俺が悪かった、すまない。けど、俺はお前にも、年相応の女の子らしい生活をしてほしいんだよ。
確かに、レジスタンス活動も大事だけどさ、それだけじゃ気も滅入ることもあるだろうし、何より寂しいだろ?戦いに明け暮れるだけの青春時代なんてさ。
実際俺がそうだったからさ、お前にはなおさら、そんな青春時代を過ごして欲しくないんだ。お前がナオトの意志を継ぎたいのはわかる。だが、あいつから
お前を預かっている身としては、お前には一人の女として、幸せになって欲しいんだ。」
「扇さん・・・。」
扇さんの言葉に、カレンが黙り込む。彼がいかにカレンのことを大事に思っているか、隣で聞いていた僕にもひしひしと伝わってきた。この二人、本物の兄弟か親子みたいだ。
「『お父さん』、か・・・。」
僕は、思わずぽつりとつぶやいた。それがまた、新たな嵐の幕開けになるとも知らずに。


327 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:22:35 ID:vU3jHsdC
紫煙

328 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:23:50 ID:CiCNhLmv
試演

329 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:25:04 ID:4dDRZf2X
「『お義父さん』、だと・・・?」
僕の言葉に扇さんが反応した。あれ?でも何か様子がおかしい。もしかして、怒ってる?
「あの、扇さん?」
「ライ。今俺のこと、『お義父さん』って呼んだか?」
「え?はい、何だか扇さん、カレンの『お父さん』みたいだなって。」
「お前にはまだ早い!」
扇さんのすごい剣幕に僕は驚いた。あれ?一瞬、扇さんが喋る白い犬に見えたよ?
「確かに、お前が来てくれたおかげでカレンは変わったよ。今まで一人で背負っていた重い荷物をお前が持ってくれるようになって、
それまで思いつめた顔をすることが多かった彼女に、笑顔が戻った。いつでも彼女を支えてくれるお前には、親代わりの俺もすごく感謝している。」
「あ、あの、扇さん?」
おかしい。話が何だかおかしな方向に向かっている。確か、カレンの行いについて話していなかったか?いつの間に僕の話になってるんだよ?
「だがな!いくらお前たちがお似合いとはいえ、まだ知り合ってそんなに月日もたってないだろう?それなのに臆面もなく、
俺を『お義父さん』などと!俺は断固として認めん!そんなの、お前たちには早すぎる!まだお前たちは学生なんだぞ?
それに、俺はまだそんなに老け込んではいない!せめて、『お義兄さん』と呼びなさい!」
だめだ、話の筋が全然読めない。カレンに助けを求めよう。
「も、もう、ライったら。私たち、まだ正式にお付き合いしてるわけじゃないのよ?それなのにいきなり、扇さんのことを『お義父さん』だなんて。
『お義兄さん』ならまだわかるけど、扇さんだってまだ若いんだよ?やっぱり失礼だよ。
あ、それとも、扇さんは私の親代わりみたいなものだから、ライにとっても親代わりになるのかな?
『お義父さん、娘さんは僕が一生をかけて幸せにします。どうか、娘さんを僕に下さい!』
なーんて言っちゃったりして。キャー!恥ずかしい!」
ダメだ・・・。顔を赤くして一人でぶつぶつ何かを言いながら、体をクネクネさせている。
何か悪い物でも食べたかな?夏は食べ物が傷みやすいから気をつけさせないと。こういう場合、ラクシャータに診てもらった方がいいのかな?


330 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:26:17 ID:vU3jHsdC
四円

331 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:28:49 ID:4dDRZf2X
完全にあさっての方向に行ってしまった二人に取り残され、僕が途方に暮れていたその時。
(プワ〜ン。)
「あ、蚊が飛んでる。」
僕の目の前を蚊が飛んでいき、隣でクネクネしていたカレンの肩に止まった。カレンは制服ではなくタンクトップ姿だったため、
肩に止まっても血は吸い放題だ。このままでは彼女がかわいそうだ。
「カレン、肩に蚊が止まってるよ。」
僕はカレンに教えてあげたが、彼女は僕の言葉が耳に入らないのか、まだあさっての方向にいた。仕方ない、捕ってあげるか。
「カレン、動くなよ。」
僕がカレンの目の前に身を乗り出した時だった。
「え、ラ、ライ、どうしたの!?って、きゃあ!」
「あ、ちょっとカレン、動かないで、うわあ!」
突然目の前に現れた僕に驚いたのか、カレンが後ろに飛びのき、彼女の肩に止まっていた蚊を捕まえようとした僕の手は空回りして、
僕はその勢いで前に倒れこんでしまった。
「いたた・・・。何なの、もう。」
「ご、ごめん。蚊を捕まえようとしただけなんだけど。って!?」
冷静に二人の状況を把握しようとした僕は、その有様に言葉を失った。後ろに倒れこんだカレンの上に僕がのしかかり、
どこからどう見ても、僕がカレンをソファの上に押し倒すような格好になっている。しかも、蚊を捕まえようとして空振りした僕の右手は
彼女のタンクトップと下着の肩紐をつかみ、どういうわけかその肩紐は完全にずり落ちて、彼女の左胸の上半分が露わになって僕の目の前にあった。
さらに、僕の左手は彼女の右胸を下から押し上げるようにつかんでしまっている。もしこの場面を事情を知らない人が見れば、僕が野獣のように
カレンを襲っている場面にしか見えないだろう。
「ライ・・・。」
「は、はい!?」
カレンが驚くほど冷静に、僕の名前を呼んだ。体中を大量の冷や汗が流れるのがわかった。頭の中に警告音がけたたましく鳴り響く。
逃げなければ確実に死ぬ。だが、僕は蛇ににらまれた蛙のように、まったく身じろぎもできなかった。


332 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:29:34 ID:vU3jHsdC
支援

333 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:32:11 ID:4dDRZf2X
(殺される・・・!母上、妹よ。いま、逢いに逝きます・・・。)
僕が死を覚悟した次の瞬間、カレンの口から出てきたのは、意外な言葉だった。
「も、もうライったら、本当に大胆なんだから。その、我慢できないのはわかるけど、扇さんの目の前だよ?あなたのお義父さんになる人の目の前で、こ、こんなことって・・・。
あ、でも、勘違いしないでね。別に私だって、あなたのことを拒んでいるわけじゃないの。むしろ襲ってくれて嬉しかったっていうか・・・。と、とにかく!今はまずいよ。
ちゃんと扇さんにあいさつを済ませてから、後でゆっくり・・・。あ、その私、こういうの初めてだから・・・。や、優しくしてね?」
真っ赤な顔でもじもじしながら、僕に熱っぽい視線を向けるカレン。ダメだ!まだあさっての方向にトリップしたままだ!何か盛大な勘違いをしている!
あ、でも今、『扇さんの目の前で』って言ったよな?確かこの部屋には扇さんもいたはず。つまり、一部始終の出来事を扇さんに見られていたことになる。僕が恐る恐る扇さんの方に目を向けると・・・。
「ライ、お前・・・。」
やばい、扇さんの体からどす黒いオーラが出まくっている!完全に怒ってるよ、この人!
「あの、扇さん聞いて下さい。今のはカレンの肩に止まっていた蚊を捕まえようとして、彼女が驚いて飛びのいたから、たまたまあんな格好になってしまっただけで。別に僕は、
カレンに対してやましい気持ちなんか、これっぽっちも・・・。」
「ほう、自分から押し倒しておいて、カレンのせいにするのか。まさに外道。それでカレンのことを幸せにできるつもりか?思い上がるな!」
「そんな・・・。ライ、私に対する想いは偽物だったっていうの?ひどい・・・。」
「カ、カレン!?そんなこと僕は一言も言ってないよ?お願いだから泣かないでよ、泣きたいのはこっちだよ!」
「貴様、カレンを泣かせたな?許さん、絶対に許さんぞおおおおお!!」
「ちょっ、扇さん落ち着いて下さい!誰か助け、ぬわああああ!!」
その後、騒ぎを聞きつけた四聖剣によって扇さんは取り押さえられ、騒ぎを引き起こした僕たち三人は、そろってゼロのお説教を受けた。蚊なんて、大嫌いだー!


334 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:33:09 ID:CiCNhLmv
私えん

335 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:34:29 ID:X4zH2TNe
支援

336 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:35:37 ID:4dDRZf2X
おまけ
「ふう、アジトで喧嘩騒ぎを起こすとは、あいつらは何を考えているんだ。」
「だが、ライがカレンを押し倒したくだりは、童貞坊やには刺激が強すぎたか?カレンのやつ、随分生々しく証言していたからなあ。
ライは必死に否定していたが、案外本気だったのかもしれん。お前はあの話を聞いて興奮したか?それとも、先を越されて悔しいか?」
「黙れ、魔女。とにかく、アジトとライの部屋には蚊取り線香を置こう。そして、虫よけスプレーは全団員必携とする。」
「何だ、たかが蚊ごときに大げさな奴だ。」
「うるさい、いらぬ騒ぎの種は徹底的に排除せねばならん。」
「好きにしろ。だが、いつだって冷静な扇ほどの男が、一匹の蚊がきっかけで我を見失うとはな。人間とは、わからん生き物だな。」
「そうだな、あの扇をあそこまで豹変させるとは。・・・そうだ!これは使えるぞ!」
「どうした?」(また、くだらん作戦でも思いついたか。)
「大量の蚊を卵から手塩にかけて育て、生物兵器に仕立て上げる。そして、政庁および軍の関係施設に蚊を送り込み、内部分裂を起こさせるのだ。
奴らの士気を下げ、指揮系統がマヒしたのを見計らって一気に叩く!うむ、我ながら完璧な作戦だ!」
「ああ、そうだな。お前はすごいよ。」(ばかばかしい、本気で言ってるのか、こいつは?)
「よし、今度の作戦会議で早速提案しよう。あまり経費もかからない上にここまで奇抜な作戦なのだ、みんなの驚く顔が目に浮かぶようだよ。」
(ああ、みんな呆れてものも言えないだろうな。)
「ハーハッハッハッハ!」
「こいつも一度、ラクシャータに診てもらった方がいいな。いや、彼女もお手上げか?」
翌日、ゼロの提案したこの作戦が全会一致で否決されたことは言うまでもない。一応彼の名誉のために言っておくが、ゼロは昨夜から夏風邪による高熱におかされ、まともな判断ができていなかったらしい。
ちなみに、風邪をこじらせたルルーシュが一週間ほど学園を休んだが、その間ゼロもアジトには姿を見せなかった。これは単なる偶然だろうか?


337 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:35:55 ID:ZVjBo9Om
支援

338 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:35:58 ID:CiCNhLmv


339 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/28(月) 21:40:43 ID:4dDRZf2X
以上です、支援ありがとうございました。
保管庫見たら、いつの間にか自分の作品が二ケタに到達。
まさか、自分の妄想をこれだけ文章化することになろうとは・・・。
いや、それよりも、SS書き始めの頃は「絶対ほのぼのしか書かないだろ」
と思ってたのに、いつの間にかキャラ崩壊ネタに手つけてるし。
あれ?おかしいな、こんなはずでは・・・。

340 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/28(月) 21:41:22 ID:+E9g0YFo
保管完了ッ!そして

>扇さんが喋る白い犬に見えたよ?

盛大に吹いたwww

341 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:43:05 ID:ZVjBo9Om
>>339 余暇卿、GJでした!
カレンやりすぎw 二メートルも飛ぶルルーシュww
最近ラッキースケベなライ 少し錯乱してるゼロw
ナイスなギャグセンス、楽しませていただきました!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

342 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:46:47 ID:/QQ4/BjP
>>341 ありがとうございます!wwww

ライカレってロスカレ内でなんで王道扱いなんだろう?

343 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:49:09 ID:zl3Nwdlx
>>339
GJ!!扇さん……あなたを認めさせなければ、カレンはもらえなかったんですね!
ルルーシュの作戦も酷すぎるwwwGJ!


さて、10:00頃に投下しますね!

344 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:52:19 ID:90UCNOH5
>>342
カレンが可愛いのはもちろんのこと仲良くなる過程も良いし
なによりもライの枷が全部外されるのはあのルートだけだからなあ
そりゃライカレが増えるわと思う

まあ無意識のうちにうっかりコード継承しちゃっただけなのかもしれないけどな!!

345 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 21:54:25 ID:4dDRZf2X
>>340
投下完了宣言から一分切ってるよww
トーマス様、貴方はどこまで進化すれば気が済むのですか(褒め言葉)

>>343
支援します。

346 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/28(月) 22:00:08 ID:+E9g0YFo
>>340 いや〜ウチから早さを取ったら何も残らないんでw

>>343 火力支援準備完了!これで……やっと……

347 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:01:19 ID:zl3Nwdlx
本日二回目の投下

注意事項
・カップリングはライ&天子
>>200さんからお題

ではいきます

348 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:02:40 ID:4dDRZf2X
支援

349 :〜ライと天子の甘い旅〜:2008/07/28(月) 22:02:56 ID:zl3Nwdlx
「ほら、危ないよ咲久耶」
「でも、ほら、見て見て!あんなに人がいっぱいいる!!」


〜ライと天子の甘い旅〜
其ノ壱『うそつきしんくー』

合衆国中華が成立し、一週間がたった日、それは始まった。

「外の世界が見たいの!」
「天子様、ですがまだ治安の問題が…」

いつものように“外に出たい”と星刻にねだる天子。
それもそのはず、やっと見る事が出来た外の世界は、天帝八十八陵での戦いという、残念な結果に終わってしまった。
しかも合衆国中華が出来たという事は、天子の地位も確固たる物となったということ。
それなのにまだ出して貰えないのは、天子からしてみれば“お預け”をされてしまったようなものなのだ。
周りにとっては治安の維持が収まる、というよりブリタニアとの戦いが終わってからにして欲しいところなのだが。

「シンクーのイジワル!もういい、ライに頼むもん!」
「ライは今、合衆国憲章の取り決めで手が離せなく……」
「そんな〜」

最後の希望を絶たれた天子はうなだれる。星刻も、申し訳ない気持ちでいっぱいだが、“男には譲れないものがあるのだ”。
しかし、星刻の言葉を後ろで聞いていた香凛は、首をかしげる。


350 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:03:40 ID:+E9g0YFo
支援
よし!これで漸く天子様の部屋が作れる!

351 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:03:40 ID:wznoCp+m
支援

352 :〜ライと天子の甘い旅〜:2008/07/28(月) 22:04:54 ID:zl3Nwdlx
「星刻様、確かライには働きすぎだから少し休めと、休暇を出した筈では…?」
「ば、馬鹿な事を言うな、香凛!ライは今、地方の軍勢を抑えるのに手一杯で……はっ!」

香凛の爆弾発言に取り乱した星刻は、己の失態に気付き、慌てて口を噤む。

「ちほうの…ぐんぜい?」

しかし天子には聞こえてしまった。
そう、さっき星刻は“ライは合衆国憲章の取り決め”で忙しいと言っていたのに……

星刻は香凛に向けていた顔を、恐る恐る天子の方へと向ける。
そこには、にまにまと満面の笑みを浮かべる天子がいた。

「聞〜いちゃ〜った!」

追い詰められた。そう星刻は静かに思った。
しかし、あいつは天子様に甘い…!お願いを聞いたら断るはずがない!
もしそうなったらあいつは天子様と“お出かけ”なんて事に…!
それだけは断固阻止しようと星刻は決意する。そう、“男には譲れないものがあるのだ”。

「て、天子様、お待ち下さい。そ、そうだ!私が外の世界にお連れしましょう!今日、今から!!」
「うそつきしんくー」
「うっ」

取り付く島もない。

「ライのところに行ってくる!」
「て、天子様!」
「シンクーは、“がっしゅうこくけんしょうのとりきめ”でもしてなさい」
「な……!」

そう言って部屋を飛び出した天子を、星刻はただ見ている事しか出来なかった。

353 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:05:44 ID:4dDRZf2X
支援

354 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:06:48 ID:wznoCp+m
支援

355 :〜ライと天子の甘い旅〜:2008/07/28(月) 22:07:12 ID:zl3Nwdlx
―――――…
「ふわぁ……休みだと逆に暇だな…」

合衆国中華代表補佐であるライは、暇を持て余していた。
星刻に休暇を貰ったはいいが、今まで仕事ばっかりしていた自分にどう休めと……
そんな気分で適当に本でも読んでくつろいでいたが、どすんどすんどすん…、と複数の足音が近づいてくるのに気が付いた。
『天子様、お待ち下さい!』『シンクーは、“ちほうのぐんぜい”でも抑えてたら?』とくぐもった声が扉を通して届く。

「ラーーーイ!」
「天子様!と……星刻?」

ガバッと元気よくライに飛びついて来たのは天子。その後ろには満身創痍の星刻が。

「星刻、どうかしたのか?」
「はぁ…はぁ…なに、合衆国憲章の規約の概要を作ったところでな……3分で」
「……何それ」

呆れと感心が入り乱れる。というか3分で作られた規約を47ヶ国が批准するのか。
しかし天子は気にする事もなく、ライの首にぶら下がって、ねぇねぇ、と話しかける。

「外にお出かけしたいの!」
「それはまたいきなりですね、天子様…」

さすがにライも、天子を外に出すのは反対だ。まだ反対勢力が残っていて、いくら領土内でも危険はつきまとう。

「でも、いきなりじゃないもん!約束したし…シンクーなんてうそつきだし」
「いや、それは…!」
「うそつきしんくーはだまってて」
「御意……」

2人に何があったのだろうか、と疑問に思うライだったが、とりあえず気になった単語を拾っておく。


356 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:08:04 ID:+E9g0YFo
支援
ただいまリアルタイム更新中

357 :〜ライと天子の甘い旅〜:2008/07/28(月) 22:08:50 ID:zl3Nwdlx
「約束…それに嘘つきって?」
「外に出してくれるって約束。あと、シンクーがライが忙しいって嘘ついたの!」

ズバッと星刻を斬って捨てる天子の一言に、ライはとりあえず状況を理解する。
しかし解決策は…と悩むのも10秒、ライは天子の頭を撫でながら、笑顔で言った。

「仕方ない、じゃあ僕と一緒に上海へ行きますか。済ませたい用事もありますし」
「な…」
「ほんとう!?」

目をきらきらさせ大はしゃぎする天子に、やはり…と言ったように険しい顔をする星刻。

「ライ、貴様…天子様が危険な目にあったらどうするつもりだ!」
「全力を尽くして守るよ」
「いや、そうではなく…!」

食ってかかる星刻に、いたって冷静そうにライは首を振る。

「天子様に、一度でいいから中華連邦を直接見てもらいたかったし、丁度いい機会さ」
「ぐ……」

至極もっともそうな事を述べているようだが、ライから見ても穴だらけの論法だ。
しかし“天子のお願い”という一点を守り、外出させるとなると、それ相応の理由が必要となる。
要はそれを星刻にちらつかせれば良いこと…というのがライの策。
星刻にもその狙いは分かる…しかし、回避する策は全く無い。

「わ、分かりました天子様……お出かけの許可を」
「だってさ」
「やったーーー!!」

うなだれる星刻を前に、ライと天子はハイタッチを交わした。


358 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:09:31 ID:wznoCp+m
支援

359 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:10:17 ID:4dDRZf2X
支援

360 :〜ライと天子の甘い旅〜:2008/07/28(月) 22:10:27 ID:zl3Nwdlx
―――――…
【合衆国中華 上海地区 上海空港】

「良いですか、くれぐれもライから離れないように」

いつまでも星刻は小言を続ける。
もううんざり、という顔でそれでも話を聞くのは天子。

天子はいつものようなふわふわしたドレスではなく、神楽耶から借りた民族衣装(?)のような服を着ている。
『私も、ドレス以外にはコレしかいい服がありませんの。でもきっと天子様なら似合いますわ!』
と言って貸し出されたのは、神楽耶がたまに着る、動き易そうなラフな服。
しかし肩を大きく出し、余りにも短いスカートから見える素足に、星刻は顔を真っ赤にしながら別のを用意しようとしたが、
神楽耶から借りた服を着ていく、と天子が頑なに言うので、やはり星刻が折れた。
神楽耶より小さい天子でもこのブカブカな服の露出が多いと見えるのに、
神楽耶が着たらどんな風になるんだとライは疑問に思うほど、凄まじい服装だった。
余談だが、作者はこの服を着た神楽耶がゼロに飛びついた8話のシーンを、何回もスロー再生してしまった。

「ライ、集合時間には間に合わせろよ」
「はいはい、星刻も心配なら付いてくればいいのに」
「そうしたいのは山々だが…」

ちら、と星刻は天子に顔を向けると、天子は舌をベー、と出しながら、

「うそつきしんくーはお留守番」

がくっと音が出るほど落胆する星刻。
結局、護衛がいると逆にバレてしまうとの事で、天子とライの2人っきりでのお出かけとなった。

「じゃあ星刻、行ってくる」
「行ってきまーす!!」


361 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:11:26 ID:ZVjBo9Om
全力で支援

362 :〜ライと天子の甘い旅〜:2008/07/28(月) 22:12:01 ID:zl3Nwdlx
そして、勢いよく上海空港から飛び出た天子達を待ち受けたのは、大都市上海の、壮大な街並みであった。
同時多発の大暴動の爪跡は残っているものの、それらを吹き飛ばす程の人だかりに、天子は目を輝かせる。

「うわ〜!人がいっぱい!」
「はぐれないで下さいね、て…」

急に言い淀んだライを不思議そうに天子は見上げる。

「どうしたの、ライ?」
「いや…天子様、と人前で大声で呼ぶのはマズいと思って…」
「そっか。でも私、それしか名前ないし…」

天子、というのは中華連邦の君主の役割としての名だ。本来なら、本当の名前が存在するのだが…
生まれた時から大宦官に利用されていた今の天子に本当の名前は与えられなかったのだ。
その事実に気を重くしたライだが、天子は別段気にした様子も無く、にこやかに言った。

「じゃあライが考えて!」
「……はい?」
「だからライが名付けてちょうだい」
「えぇ!?」

事も無げに言った天子の発言に、ライは慌てふためく。
天子の名付けなど、そんな事をしたら、後々どんな問題になるのか考えもつかない。
しかし、わくわくした目で見つめ続ける天子に根負けして、結局名前を考える事に。

「いいですか、正式な名付けじゃないですよ。あくまでも臨時の、仮の名前ですからね」
「うんうん!」
「しかし、名前か……」

名前を考えるなんて初めての経験だ。せっかくだからいい名前を…と考えるライ。
それを速く速くと急かす天子に、ふと懐かしさを感じて呟く。


363 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:12:08 ID:4dDRZf2X
支援

364 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:12:51 ID:wznoCp+m
支援

365 :〜ライと天子の甘い旅〜:2008/07/28(月) 22:13:58 ID:zl3Nwdlx
「咲久耶…」
「さくや?それが私の名前ね!」
「え!いやそれは…」

思わず口にしてしまった妹の名前。
ライは慌てて訂正しようとしたが、既に天子はそれを自分だと認識したようだ。

「わーいわーい!さくやさくや!」
「いえ、あの、天「さくや!」……咲久耶」

ビシッと言い放つ天子に、ライはまたも折れる。
星刻をとやかく言えないな…などと思いながら。

「分かった。じゃあ敬語も無しでいくよ、咲久耶」
「うん!!」

ライが優しく手を伸ばすと、それをぎゅっと天子は握る。
上海の人波に呑まれないよう、強く強く握る。

こうして、ライと天子の甘い旅は始まった。


―・―・―・―・―・―…

「あの、星刻様、私はもう帰ってよろしいのですか?」
「馬鹿者、元はといえばお前がバラすからだぞ香凛!お前も来い!
む?……ら、ライのやつ天子様の手を握ったぞ!許さん、許さんぞライ!!
帰ってきたら、天愕覇王荷電粒子重砲の的にしてやる!!」
「はぁ…」


366 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:14:48 ID:wznoCp+m
支援

367 :もっふーことピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/07/28(月) 22:15:21 ID:zl3Nwdlx
〜ライと天子の甘い旅〜
其ノ壱『うそつきしんくー』
でした。支援どうも。

あれ…?今日連載始めたばっかなのに…?
>>200さんのリクというかネタ出しに応えたのですが……
当初は10レスくらいで終わらせる予定が、まだ半分も終わってないのに10レス分突破して、急遽連載に…

途中すっ飛ばして、“お出かけは楽しかったですエンド”にする案も考えましたが、
あんまりライ天SSを見ないので、せっかくだからしっかり書く事に。

まああれだ、ゆっくり時間かけて完成させます。
星刻も付いてこさせたから、活躍させないとね!

368 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:16:42 ID:+3P8ji5Z
支援
おいみんな保管庫見てみろ。トーマス卿マジでリアルタイム更新してる!

369 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/28(月) 22:16:53 ID:+E9g0YFo
そして、保管は完了する― (DIO風に)

GJ!お疲れ様でした!

370 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:19:09 ID:lI0M3/9B
>>367 200の者ですが感動をありがとう。

371 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:22:49 ID:4dDRZf2X
>>367
GJ!天子様がかわいすぎて萌えたw
そして、自分の中のかっこいい星刻像が見事に瓦解した、どうしてくれるwww
キャラが生き生きと描けるピンクもふもふ卿は自分の憧れであり、目標です。
次回の投下を楽しみにしています!


372 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:27:36 ID:ZVjBo9Om
>>367 ピンクもふもふ卿、GJでした!
天子様、可愛いよ、天子様! シンクーがストーカーにww
毎度毎度、面白いSSをありがとう、もっふー!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

373 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:29:56 ID:JttE/o9w
>>339GJ!
エロいカレンは良いなぁ。
自分もいつか挑戦してみたいが……難しい。
扇風機・蚊と夏の風物詩が続いているので、次のネタが楽しみです。

>>367GJ!
200でネタ提起があって、もうこんな書けるなんて、自分は遅筆なので羨ましい。
そして天子ネタなんて更に凄い。
続くようなので次回も楽しみにしています。

>>369
ほんと凄いなトーマス様……。
だけど0012-0123が途中までしか補完されてなくて晴天は深い悲しみに包まれた。

374 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:31:54 ID:q9jUZk/6
>>367
いいですねぇ〜ライ天は数が少ないから新鮮でGJ!でした。

ところで管理人様の小話などは、保管されないのですか?
自分の分だけ、保管しないなんて卑怯ですよwww

次の投下を楽しみにしております!!


375 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:32:56 ID:bMXS6p71
GJ
天子いいねw
この流れに乗って誰か>>204の@に挑戦する人はいないか?
実はさっきやってみようかとギアスHPで大宦官の紹介とか見てみたんだが
何も思い浮かばなかったww

376 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/28(月) 22:35:09 ID:+E9g0YFo
>>373 え?え!?どこ、どこですか!?レス番号で教えてください、直ちに対処いたします!

377 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:42:38 ID:JttE/o9w
あ、お手数お掛けします……ってレス番探してたら直ってた。
トーマス様、凄すぎ。
ありがとうございました。

378 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/28(月) 22:52:49 ID:+E9g0YFo
ホッ……いや、何も問題無いならいいです。良かった。

ちょっと皆様に質問です。312氏や374氏がトーマス&V.V.の小話を保管しないのかということですが……。
逆にこちらが伺いたい。ほんとに保管していいんでしょうか?
業務に直接関係あるようなもの(キャラ別部屋創設時とか)はともかく、311みたいなのは本当に単なる小ネタでして。今のところウケはいいみたいですけど。
近いうちに領地と同じような感じで管理人の小部屋みたいなものを設けるつもりですが、単なる小ネタの扱いをどうしようか迷っております。
是非ともの皆様のお声を聞かせてください。

379 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:55:44 ID:2+LlsG9O
>>378
たまに読み返してクスリとしたいから、ぜひ保管してほしいなぁ。

380 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:57:45 ID:JttE/o9w
今の保管庫に足りない物。
それはまさしく、トーマス様の領地。

381 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:58:15 ID:4dDRZf2X
>>378
まったくもって問題ありません!ぜひ保管しちゃって下さい!
このSSスレが活発なのもトーマス様のおかげなのですから、
遠慮なんかなさらなくていいんですよ?自分は読みたいです。

382 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:58:29 ID:pca5aSvv
>>378
いいと思う
そうすればまた読めるし

383 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 22:59:34 ID:LD+4udwF
へへ、萌え尽きた……萌え尽きたぜ、とっつあんよ。
支援!!

384 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:01:59 ID:ZVjBo9Om
>>378 もちろんです、貴公の小ネタは別にSSとして扱ってよい面白さであったと思います

385 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:02:29 ID:vU3jHsdC
>>380の言うとおりだw

386 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:10:39 ID:heXOQIo6
>>378

全力で作るんです!自分の領地を!(赤い鳥がキラーン)

387 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:10:59 ID:M2uw5gb5
>>380の意見に賛成票一票投じます。

388 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/28(月) 23:13:22 ID:+E9g0YFo
嬉しいなあ……皆様ありがとうございます。こんなスレの管理人をやらせて貰えてる私は果報者ですよ。
(あの日、偶然ここの1スレ目を見なければ今の私はなかったんだよなあ……。それまでロスカラのロの字も知らなかったし)
わかりました。私の部屋は作ります。小話なども(業務関係を優先)のせていくことにします。
ただ、少し時間をください。システムをまた改造する必要があるので。
今日はもう落ちます。SS投下の際は支援よろしくです。では〜。

389 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:21:25 ID:ZVjBo9Om
結構前に言ってたライナナSSができたので2330より初投下してみようと思います
支援をお願いします

390 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:26:29 ID:Hev1alr3
支援了解です

391 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:28:50 ID:4dDRZf2X
>>388
そう考えると、運命って本当に実在するのかもしれませんね。
ただ本当にご自愛下さいね?

>>389
支援します。


392 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:30:06 ID:ZVjBo9Om
それでは全力で投下します

タイトルは「ある朝の1コマ」です

注意
・ルルーシュ視点です
・ギャグ……だと思います

393 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:32:18 ID:ZVjBo9Om
「……い、お兄様!起きてください、お兄様!」
カチ、
「ふむ、今日もいい朝だ」
やはりナナリーの声を録音して目覚まし時計のアラームにしたのは正解だったな
そんなことを思いながら俺は朝食を作るためにキッチンへと向かった。

最近一人ぶん増えた朝食を作り終わり、後は盛り付けるだけとなった。
「咲世子さん、お皿を用意してくれますか?」
そういうやり取りをしていると、我が愛しき妹が最近増えた居候に車椅子を押して貰いながら入ってきた。

394 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:33:17 ID:4dDRZf2X
支援

395 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:34:40 ID:ZVjBo9Om
「おはようございます、お兄様」 「あぁ、おはよう、ナナリー」
あぁなんて可愛いんだマイシスター、黒の騎士団の活動で寝不足気味の俺の心を癒してくれる!
そして、居候、ライもあいさつしてくる。
「おはよう、義兄さん」
その言葉を聞いた瞬間、俺の血が騒ぎだした。
「だぁれが」 俺は奴に向かって駆け出し
「お前のぉ」 ナナリーに当たらないように注意しながら
「義兄だぁ!」 奴、ライに向かってドロップキックを繰り出した!

396 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:37:31 ID:4dDRZf2X
支援

397 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:37:48 ID:ZVjBo9Om
しかし俺の渾身の蹴りをライはいとも簡単に受け止めた。
「どうしたんだい?義兄さん?」 俺をいわゆるお姫様だっこで抱えながらライは言った。
「俺は「40点といった所かな、少し寝不足なんじゃないのか?」……」
「聞け!俺は「まぁ、ちゃんと寝なきゃいけませんよ、お兄様」……すまない、ナナリー」
くそ、この天然め!いや、落ち着くんだ、俺
「いいか、俺は「ル、ルルーシュ様をライ様が抱きかかえてそんでもってあんなことやそんなことをしちゃったりなんかして………アッー!」………」

398 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:39:04 ID:wznoCp+m
支援

399 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:39:48 ID:4dDRZf2X
夏物の新作を書きつつ、支援。

400 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:40:15 ID:ZVjBo9Om
くそ、この場所にいるのは天然ばかりか、落ち着け、俺。落ち着いて素数を数えるんだ、1、2、3、4、5、6、7、8、9………ふぅ
とりあえずライから離れて一息つき、叫んだ。
「良く聞け、ライ確かに俺はナナリーとの交際を認めた! ナナリーの騎士になって欲しいとも言った! だが、しかし、だからといって、結婚を認めた訳ではない!」
そう、ライの人柄、能力の高さは認めている、KMFの操縦が上手いのも騎士団の活動で知っている。

401 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:41:15 ID:wznoCp+m
支援

402 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:42:26 ID:ZVjBo9Om
だがしかし、ナナリーはまだ嫁にやらん! 少なくとも優しい世界を作るまで、いやその世界が安定するまでは決して!
「け、結婚!?」「お、お兄様!?」
し、しまったやぶ蛇だったか! 二人とも頬を赤く染めている、ナナリーはなんか体を抱きしめクネクネしている………可愛い
……ハッ!見とれている場合じゃなかった!
「いいか、ライ「皆様、朝食の準備ができましたよ」……じゃあ食べようか」
いつの間にか元に戻っていた咲世子さんは盛り付けを終えていた。

403 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:43:18 ID:wznoCp+m
支援

404 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:43:49 ID:4dDRZf2X
支援

405 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:44:44 ID:ZVjBo9Om
朝食を食べ終え、クラブハウスを出て、ライと二人きりになったので俺は念を押しておく。
「ライ、とりあえず俺を義兄と呼ぶのはやめろ!」
「分かってるよ、ルルーシュ」
「やけにあっさり引いたな?」
「あぁ、会長に何を言われるか分かったもんじゃないしそれに…」
「それに?」
「僕は君と友達、対等でありたい、兄弟だと、ね」
「……ライ」
こいつになら、ゼロの正体を明かしてもいいかもしれない
俺を信頼し、そして俺が信頼する友達、もしかするとスザク以来かもしれないな、親友といえる関係は

406 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:45:11 ID:4dDRZf2X
支援

407 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:45:50 ID:wznoCp+m
支援

408 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:46:05 ID:ZVjBo9Om
「だがしかし、まだナナリーは嫁にはやらんぞ!」
「いきなり何を……分かってるよ、ルルーシュ、早くしないと遅刻するよ」
「あぁ、少し急ごうか」
そう、今はまだ、だけどいつかはこいつに義兄と呼ばれるのもいいかもしれないな。


その後

「ハァ、ハァ、ま、待ってくれ、ライ」
「大丈夫かい?ルルーシュ」
なんとか授業には間に合ったが寝不足と疲労で一日中寝てしまった。

409 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:47:42 ID:4dDRZf2X
支援

410 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:48:40 ID:M2uw5gb5
支援

411 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/28(月) 23:49:32 ID:ZVjBo9Om
あとがき
というわけでルルーシュはライの義兄
黒の騎士団ルートで皇族であることを明かしている設定です、あんまり関係ないけど
緊張しますね、投下って
とりあえずまた投下できるよう全力で頑張ります!

412 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:58:54 ID:M2uw5gb5
>>411

ちょww目覚ましww妹魂すぎるww

超シスコンなルルーシュが楽しかったですw
というか人をそうよぶルルーシュもよっぽど天ね(ry

投下おつかれさま&次回作楽しみにしてます^^

413 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:59:15 ID:bMXS6p71
GJ
ほんとにルルーシュはいいキャラしてるなw

414 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/28(月) 23:59:31 ID:4dDRZf2X
>>411
初投下乙&GJでした!本当にどうしようもないシスコンだなルルーシュw
初投下は誰だって緊張するものです。でも一度投下してしまえば、
調子に乗って六日間連続で投下したり、ちょいエロ夏物メドレーを
がしがし書けるようになりますよ、自分のようにねww
これからも頑張ってください。

415 :412:2008/07/29(火) 00:01:00 ID:M2uw5gb5
誤字訂正です >>そう呼ぶ=天然と
勝手に脳内で変換orz

416 :カズト:2008/07/29(火) 00:01:29 ID:y/W9Oo5r
魔界潜入指令 対決編 投下いたします

オリジナルキャラについて

グランドマスター
イメージとしては谷口作品の堀内賢雄さんのキャラです
わかる人はすぐにわかります

モブ夫君 名前の通りあまり気にしなくても問題ありません

417 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:06:23 ID:aRfSQNlN
支援は任せてくれw

418 :カズト:2008/07/29(火) 00:09:51 ID:y/W9Oo5r
魔界潜入指令 対決編

第五話 怒りの鉄拳!!

『ダミーサークルから入場券を(ギアスで)譲ってもらうつもりだったが、まさか、こんな形で手間が省けるとはな』
『それより目的は忘れてないだろうなあ』
『当然だ!「グランドマスター」および販売システムの確保!!それにより、このイベントを仕切り、黒の騎士団の資金源の一つとする事だ!!……ん?』
ブースの上にいつの間に置かれていたのか、見慣れない封筒があった 
ゼロはそれを手にとって見る『ふっ……どうやら向こうから招待してくれたようだ』

あらかた状況は把握できた 報告を受けたグラストンナイツがこちらに向かっている、それよりも、急いでカードで買い物をしなければ、その後は突入、逮捕の合図か来るまで、待機する事になる。
おや、アッシュフォードの制服だ、作り物じゃなさそうだ少し寄ってみるか、彼のブースの本の表紙を見てみると、この髪型、色 僕そっくり・・・、いや僕じゃないか?タイトルは「コードネームはシルバー」
売り子は影薄そうな男子だなあ、よし!コイツはモブ夫君としておこう、どうせすぐ忘れるだろうがな 
「一冊どうですか?僕の通ってる学校の女子のアイドルを描いてみたんです」アイドルねえ……まさか、その本人がこの猫のような生き物の中にいるとは思えないだろうなあ……
「ぷいにゅー」(じゃあ一冊もらうよ)といってカードを機械に通す そしてカードを気付かれないように下窓から外で待機している諜報員に渡した


419 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:11:11 ID:aRfSQNlN
支援

420 :カズト:2008/07/29(火) 00:12:03 ID:y/W9Oo5r
ちょっとトイレに隠れて、着ぐるみから出て、ゲットしたコイツを読んでみるか(←マナー違反)
どうやら僕は病気のカレンのお見舞いにシュタットフェルト家に行くようだな、ほう、恋人同士のようだ、ちょっと気恥ずかしいけど
おい!いきなり、カレンが血を吐いたぞ!!いや!病院行けって!!ん?なんで僕はカレンの服を脱がせてるんだ?おい!まさか!!相手は病人だぞ!っていうか死人同然ってうわーーーーー!(以下検閲削除……)
ううううう……僕はカレンになんて事を……って完全な捏造じゃないか!ま、まあ所詮は勝手な妄想に過ぎないからな
おや、まだ続きがあるようだな あっミレイさんだ 肩に手を回してやけに馴れ馴れしいなあ僕……ってあれ、キスしてるじゃないか!
おい!!さっき、カレンと散々あんな事をやっといて、今度はミレイさんか!ってなんでニーナまでいるんだ!うわーーー!三人で(また検閲削除……)

……うう、僕って奴は、僕って奴は、僕って奴は……って!!だから!誰だよ!!このスーパージゴロ!!つうか僕、外道じゃないか!!怒りのあまり両手をシュレッダーと化した僕はこの紙くずをトイレに流した

コンコン おっといけない早くトイレから出ないとってうわ!!あわててノブを握りながらバランスを崩した僕は外に転がっていた
外でノックしていたのは、この本を売ったモブ夫君だった「あれ?君まさか、ライく……」おにょれ……!よくも、この僕を……
僕は、意識(つーか怒り)を集中し、命ずる!「君は金輪際!絵を描くな!!」ギアスの力が僕の体内を駆け巡り彼を支配する!!
「うぐぐぐっぐぐぐぐぐぐぐ……」な!なんだこの苦しみようは!しかし、ギアスに逆らえるはずもなく「わかった……」と納得した、
くっ……またつまらぬ……命を下してしまった……
でも、これで彼も更正していくだろう、うん!
っとそれよりも、急いで着ぐるみを着て突入の合図を待つ事にしよう……


421 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:12:56 ID:JxwkK9tC
支援

422 :カズト:2008/07/29(火) 00:13:48 ID:y/W9Oo5r

「そういえば、何で僕こんなことしてるんだろ?もう漫画を描く事もないし、ブース引き払って、家に帰ろうっと」そんなモブ夫君の前に拳を握り締めた少女が歩み寄ってきた……
その少女は、金髪ロングのカツラをかぶり、基調を赤と白で統一した帽子と胸元にリボンの付いた服を着ていた
エプロンの様なものを前面に出した服は小学生の女の子が着てこそ似合うものなのだが
彼女の年齢は女子高生である しかも、本人の体型は、他の平均的な女子高生と比べて3サイズがずば抜けてるためかなりのアンバランスとなっており、本人も羞恥心をまといながら行動していた、さらに、金髪カツラが不要なくらいに怒りのオーラを身にまとっていたのだった
「ど!う!も!あ!り!が!と!ね!!」ぺキポキパキ拳を鳴らす少女
「あれ、そのコスプレってナー……」拳を振りかぶる!
「乙女の怒り思い知れー!ウラーーーーーーー!!」ドーーーン!めごぐしゃぐばしゃ!彼女の怒りの鉄拳がモブ夫君の顔面を会場の壁にめり込ませた

423 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:14:27 ID:aRfSQNlN
支援

424 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:16:29 ID:JxwkK9tC
支援

425 :カズト:2008/07/29(火) 00:17:22 ID:y/W9Oo5r
第六話 対決!グランドマスター!!

『どうしたカレン?何か不測の事態でもあったか?』
「ゼロ!?いいえ何でもありませんって……それより何ですか?この格好?すごい恥ずかしいんですが、何かの罰ゲームですか?」
『私にもよくわからん』「えーーー!じゃあ誰ですか?こんな格好させたのは?」
『井上だ!私は作戦指揮に重点を置いてるため、変装、ブースの設置等は彼女に全面的に任せてある』「井上……後で覚えておけよな……」
『それより作戦終了だ!どうやら、ブリタニア軍の手入れが入るらしい!目的はすでに達成している、急いで脱出するぞ!』「あの一体あたしは何のためにこんな格好を?」『・・・脱出だ!!』(井上ーーーーーーー!!)

『准尉!君の使ったカードから「グランドマスター」の位置が判明した!
会場に前もって秘密の地下室を作っており、そこから、このイベントを仕切っていたようだ。奴を確保できるのは今の時点で入場カードを持っていた貴殿だけなのだ!私が説明するルートを辿り急ぎポイントに急行せよ!!』
「イエス!!マイロード!!」

ぽぷよん!ぽぷよん!目的地へと急ぐ!ここか!とその前に、迅速な行動のために着ぐるみを脱ぐ、服装は半そでシャツとジャージのシンプル極まるものの上に防弾チョッキを着たものである、僕は着ぐるみの中に備え付けてある、銃と手錠を持った……

ドアを用心深く開けて中に一気に突入する!!



426 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:17:43 ID:5mR1KLqt
全力で支援!

427 :カズト:2008/07/29(火) 00:18:45 ID:y/W9Oo5r

殺風景な部屋だった……机の上には複雑に絡み合った配線がシステムの中央であるパソコンに集まっていた。イスから立ち上がりこっちに向かってきた、こいつが「グランドマスター」!?
そいつは、思っていたイメージとはかけ離れていた…………
体型は脂肪というものが存在しないかのような完全な痩せ型、ただ目つきだけは微笑んでる様に見えて、軍人であるこっちを射すくめるかのように、ぎらついていた……
「お前が「グランドマスター」か?」
「はい、はじめまして私が「グランドマスター」と呼ばれる者です」
「お前を逮捕する!」そう言って、銃を構える
「まあその前に私の話を聞きませんか?私はもう捕まるつもりでいますから……」
「何!?どういうつもりだ!?」
「もうこの販売方式にも限界を感じていたんですよ……ところで、一つ聞きたいのですが、あなた達はなぜわれわれを捕まえようとするのでしょうか?」
「違法な商売を取り締まるためだ!」そう言って、僕は銃を奴に突きつけた
「違法?ここが日本だった時は国や自治体ともめながらもなんとかやってけましたよ……私達の商売が違法であると決めたのは、あなたたちブリタニア人ではないですか?」
「!」
「私達はただ表現したいだけなんですよ……作品、キャラクター、メカ、作品世界……
つらい現実から飛躍し、己の魂を紙にぶつけて、自分の世界を構築する……
まあ、行き過ぎた表現があるのは認めますが、根っこにあるものは、大半が作品に対する愛情なんですよ……」
「き、詭弁を弄するな!それでも違法は違法だ!!そんなに、表現したければ、正式に出版社に持ち込み、自分の作品を世に問うべきじゃないのか!」
「そうですね、あなたの言う事は正しい……しかし、このような場所でしか生きていけない人たちもいるんですよ……表の世界で選ばれる人は、限られてますから……それでも、ペンと紙が人生そのものという人もまた少なくないのです……」
「……そうか、お前の言う事はわかった……しかし、僕は軍人だ!上官の命に従いお前を逮捕しなければならない!」
「そうですね、ですがその前にあなたに渡したいものがあります」といって机の引き出しを開ける「何をしている!妙な動きを……」
「撃ちたければどうぞ……」「なっ!」あまりにも堂々とした態度にただ立ち尽くすだけだった……


428 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:19:00 ID:aRfSQNlN
支援

429 :カズト:2008/07/29(火) 00:20:42 ID:y/W9Oo5r
「あった、これだ」といって奴は大きめ封筒を僕に差し出した
「賄賂のつもりか?」「いいえ、私達は表現者です作品を作り、人に見てもらい評価してもらう事で喜びを得る生き物なのです……
中身を見ずに捨ててくれてもかまいません見つかると面倒なものですから、ブリタニア軍のホープであるあなたに、受け取ってもらえるならば、それでいいんです、おや、ちょうどそこにいい隠し場所がありますよ」
そう言って奴が指差したのは、脱いだばかりの着ぐるみだった……僕は封筒を受け取った
「そろそろ、お迎えが来たようです……はいどうぞ」と言って両手を前に差し出した……僕は、手錠を奴の手にかけた
その直後、ダールトン将軍を先頭に警官隊が部屋に突入してきた
「ぬうおおおおおお!「グランドマスター」!!逮捕だーーーー!!む、准尉、奴を逮捕したのか!!なんという手柄であるか!!よくやった!!連行せよ!!」ドドドドドドド……
呆然としてる間に、部屋にひとり残された僕……
そうだ!すでに、会場では、売人と客の一斉摘発が行われているはずだ!僕もそっちに向かわねば!封筒を隠した着ぐるみを再び装着し現場へと向かった

430 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:21:33 ID:aRfSQNlN
支援

431 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:22:12 ID:JxwkK9tC
支援

432 :カズト:2008/07/29(火) 00:27:17 ID:y/W9Oo5r
以上で対決編 終了です
「グランドマスター」のイメージは
ガン×ソードの鉤爪の男でした
わかった人はわかったはずです
書いていくうちに、頭の中に湧き上がってきました

残りは完結編です もう一度見直してきます

433 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:32:00 ID:5mR1KLqt
>>432 カズト卿、GJでした!
やっぱ全金属の着ぐるみしか想像できない
そして面白いとは思うけどほとんど理解できないorz
これって常識外れなのかな
次が最終回ですか、貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

434 :ライ×C万歳:2008/07/29(火) 00:37:35 ID:vhWBPkJb
皆さんGJ!
僕も新作できあがりました。
一応背中流しの続きです。
四十五分ごろ投下良いディスカ?

435 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:39:29 ID:a490twMe
もちのロンです

436 :全力支援者 ◆7RZOliBygM :2008/07/29(火) 00:39:30 ID:5mR1KLqt
感想ありがとうございました
トーマス卿、カップリングはライ×ナナリー+ルルーシュでお願いします
次のSS、骨子は出来てるんだけど、SSっていうより小ネタなんだよなぁ
そして皇帝がまんま某運命2の声ネタ、更に夢オチ
……こんなもん投下していいのだろうか
>>434 全力で支援しよう

437 :ライ×C万歳:2008/07/29(火) 00:47:01 ID:vhWBPkJb
じゃ行くか…

カップリング・ライ×C.C.
タイトル・テレビドラマ
備考・一応背中流しの続き

438 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:47:15 ID:5mR1KLqt
全力で支援
>>436 自分で付けた名前間違えたorz

439 :ライ×C万歳:2008/07/29(火) 00:48:33 ID:vhWBPkJb
テレビドラマ

「ジャン…貴方を愛しているわ…貴方は?」
「ベッキー、僕もだ。」

私は斑鳩のライの自室のテレビで最近流行りの恋愛ドラマをベッドの上でピザを食べながら見ていた。
ドラマの内容は至って普通。
展開の全部が全部お約束で、なんでこんな物に人気が付くのか分からない。
だけど私はテレビ画面から離れることが出来なかった。
理由は本当に陳腐だ。
私はドラマの主人公を私の想い人…ライに、ヒロインを私に置き換えて妄想に浸っているのだ。
なんとも馬鹿馬鹿しく、下らない遊びだと自分でも思っている。
しかし、何度も止めようと思っても止められずに居た。
あいつは…ライは恐ろしいほど奥手な奴で、私と「将来を誓い合った仲」にも拘らず、まだキスしかしていない。
しかも一瞬だけで私からのキスだ。
いくら知識の足りない童貞坊やでもさすがに頭に来る。

「ジャン…」
「ベッキー…」

そう思ってドラマを見ているうち、ドラマはクライマックスのキスシーンに入った。
ヒロインが目を閉じて主人公からの口付けを求め、主人公がキスをするというこれまたお約束のシーンだ。
そこでエンドロールが入り、ドラマは終わる。


440 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:48:48 ID:5mR1KLqt
支援

441 :ライ×C万歳:2008/07/29(火) 00:49:49 ID:vhWBPkJb
「ふう…疲れた…」
「!?」

そこに中華連邦の反対勢力制圧任務を終えたライが帰ってくる。
私は慌ててチャンネルを操作し、テレビを消した。

「C.C.?」
「な…何でもない。」

私はライから顔を背けながらピザの最後の一切れを食べる。
ライはあの「背中流し事件」から無茶な行動を控えるようになり、精神的なゆとりも出てきた。
私もそれは喜ばしいことだとは思っているが…やはりこっち方面ではもう少し積極的になって欲しいと思うのである。

「魔女は消極的な男は嫌いなんだぞ…」

私はぼそりと小声で呟いた。

「え?何?」
「こっちの話だ。詮索するな。」

そんな会話を続けながら私はどうにかしてこいつをもう少し積極的にさせる方法は内かと考えてみる。
すると、恐ろしいほどすぐ「方法」を思いついた。

「ライ。」

私はベッドから立ち上がり、ライの前まで歩く。

「C.C.?…!?」

442 :ライ×C万歳:2008/07/29(火) 00:50:53 ID:vhWBPkJb
そのままライに抱きつき、

「ライ…お前が好きだ…お前は?」

ライの胸板に頬をすり寄せながらそう言う。
口調だけは直さなかったが、あのドラマと同じ台詞である。

「し、C.C.…君…」

ライの奴は戸惑っていたようだが、少し間をおいて深呼吸し、数回瞬きして、頬を赤く染めながら喋り始めた。

「し…C.C.、僕もだ。」

面白いことにこいつの台詞もドラマと同じだった。
もう少し捻れないかとは思ったがまぁ良いだろう。

「ライ…」

私は再びドラマと同じように男の…ライの名を呼び、顔を上げて瞳を閉じた。

「え…ええ!?」

−僕は困惑していた。いくら鈍感な僕でもC.C.が何を求めているのかは分かる。
普通だったら振りほどいて「本当にどうしたの?」と聞きたい所だが、それは彼女にとても失礼な気がした。
どうするべきか少し考えた後、僕は決心した。
彼女の望みどおりにしよう。
だって僕は彼女と「一生を誓い合った仲」だから…


443 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:50:59 ID:AFbW1F2X
支援

444 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:51:12 ID:KF2xEX4x
支援

445 :ライ×C万歳:2008/07/29(火) 00:51:24 ID:vhWBPkJb
−あいつの唇が近づいてくる。瞼を閉じていてもそれは分かった。
やがて、温かいあいつの唇が私の唇に触れる。
初めてのあいつからのキス…私とあいつは少しだけ長く、自分達の唇の味を確かめ合っていた

………
三分ほど経っただろうか?私とあいつはゆっくりと唇を放すと、お互い見つめあった。

「C.C.…どうしてこんな…」
「童貞坊やを少し成長させてやろうと思っただけだ。」
「もう…」
「それより…」
「え?」
「気が変わった。キスだけでは済まさん。」
「ヘ…へ?」

続きは…場所的に不味いので、ここまでにしておこう。


446 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 00:52:05 ID:AFbW1F2X
ようやく規制解除だ!!
支援

447 :ライ×C万歳:2008/07/29(火) 00:54:48 ID:vhWBPkJb
投下終了。
ライCに飢えていたからやった。反省はしていない。
それにしてもライの体系はかっこいいですねぇ…
私これでも役者志望なのですが、三枚目な体系だからライの細い体が羨ましくなることがあります。
ライがもし俳優になったらゴールデンドラマや特撮ヒーロー主役にすぐ抜擢だろうなぁ(笑)

次はラウンズ側で書きたいなぁ…

448 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:01:38 ID:5mR1KLqt
>>447 ライ×C万歳卿、GJでした!
ほのかに甘いSS、積極的なC.C.良かったです!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

449 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:04:07 ID:r4wt0gFD
>>447 GJ
最近のC.C.にやられたがやはりこうでないと。



450 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:15:15 ID:r4wt0gFD
質問。
SSを下書きしている。当初書こうとしていた本題よりも大幅に途中の話が長くなってしまった。
途中のを打ち切って本題に行くべきか、途中の話を消化しつつ本題に行くべきか?
どちらが正しいんですかね?



451 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:23:21 ID:WID4Y44C
>>450
途中の話が本題に全く影響無いなら切り捨てるのもありかな
けど、自分は全部読んでみたいです

452 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:24:22 ID:szE2HECf
久しぶりにきたら、読んでいないSSが大量に・・・
これは、感想を書くしかない!

余暇卿>>
自分の大好きなライカレ!やっぱいいですね。
扇さん。とりあえずお義父さんじゃなくてお父さんだってww

ピンクもふもふ卿>>
純粋に天子様が可愛いです。つうかシンクー哀れだなぁ・・・
本編でもこの組み合わせは好きなので、次回作期待しています。

全力支援者Y卿>>
やっぱ、ルルーシュはかっこいいというより、そういうキャラ位置ですよね。
個人的に好きな咲世子さんがでてたのでさらにうれしかったです。

カズト卿>>
グランドマスターから渡されたものが気になります。
後、モブ夫くんはドンマイですね。

ライ×C万歳卿>>
最近の本編のC.C.の変わりようはすごいですが、
やっぱりもとのC.C.の方が自分は好きかもしれません・・
もちろん今のC.C.も好きですけど。

>>450
僕は、途中の話を消化しつつ本題にいくですかね?

さて、何事も問題が起きなければ10分後程度に投下してもいいですか?

453 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:26:14 ID:Hp+xn3PH
支援しますよ


454 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:26:51 ID:r4wt0gFD
本編の前振りになる途中の話を書きつつ支援。
しかし、魔王ゼロネタ書く気しないね。やはりルル=脆弱でなきゃ。

455 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:37:40 ID:szE2HECf
投下したいと思います。

前回書いていた「キューピッドの日の災難」の3ルートの内の1つです。
前回はBAD ENDルートでしたが、今回は・・・

一応 あらすじ
ライとカレンは恋仲
しかし、キューピッドの日のせいで別れる危機にって感じですかね。

一番最初の「キューピッドの日の災難」が随分昔のものなので、
覚えている方が不安ですが・・・

カップリングは ライ×咲世子×ジェレミアです。

だらだら長くなってしまいましたが投下します!

456 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:38:30 ID:KF2xEX4x
支援

457 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:38:34 ID:Hp+xn3PH
支援

458 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:39:36 ID:szE2HECf
キューピッドの日の災難 咲世子・ジェレミアの思い


→ギアスを使う

くそっ!
まずい!非常にまずい!!
こういう修羅場はもっと最後の方にあるべきじゃないのか?

そんなライの虚しい思いとは裏腹に、学生たちはライに襲いかかろうとする!

今の僕にはどうやら3つの選択肢があるらしい・・・・
まずランスなんちゃら仮面というのは、無いとカウントしよう。おそらくネタだ。
それに、なんか怖い・・・
ということは、ギアスを使うか、全力で逃げるか。
普通の学生にギアスを使うなんてやってはいけないことだろう・・・

でもなぜだろう?
「全力で逃げる」は後で鬱になる展開が待っている予感がする・・・
何か、大切なものを失うような・・・

悪いが、そんな鬱展開はごめんだ!
それに僕は一刻もはやくカレンのもとに行かねばならないんだ!
それなのに、周りの奴らは「ライく〜ん♪」やら「部費!部費!部費!」と己の欲望のままに僕に向かってきやがる・・・・

僕は決めた。僕を待つ最愛の人のためにも、周りの奴らを黙らすためにも、
僕は・・・・

「ライく〜ん!私の気持ちを・・・」「俺たちの部・・」

「腕立て伏せでもしていろぉおおおお!!!!!!!」


459 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:39:53 ID:5mR1KLqt
支援
反対する人いないので推敲して今日中に投下することにします、全力で

460 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:40:34 ID:szE2HECf
僕の声がアッシュフォード学園に響き渡る。
次の瞬間には、僕の周りでは腕立て伏せ信者達が腕立て伏せを各々のスピードで開始していた。

なんとも不気味な光景だな・・・どっかの宗教みたいだ。
なんて悠長に言ってる場合ではない!この隙に速くカレンに・・・
ライはコルチャックもどき達を放置したまま、その場をあとにした。

ライのギアスは予想以上に広範囲に効いていたようで、おそらく伏兵であろう
ラグビー部や水泳部やらの生徒があちらこちらで腕立てをしていた。

ギアスが広範囲に効いていてかえって都合が良くなったな・・・とライは心の中で呟く。

ライは、この地獄の時間から速く抜け出したいと思いクラブハウスを通る近道を使うことにした。
この選択により、ライの運命は大きく間違った方向へと変化するのであった。


僕はランスロットもビックリするようなスピードでクラブハウスの前まで着いた。
ここまでくれば、カレンが居るであろう校舎も目と鼻の先だ。
だが、予想外の人物が僕を待っていた――


461 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:41:17 ID:Hp+xn3PH
支援

462 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:41:17 ID:KF2xEX4x
支援

463 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:41:21 ID:5mR1KLqt
支援

464 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:41:28 ID:r4wt0gFD
コルチャック
「アイン、ツヴァイ、ダライ、フィア、フンフ・・・・」

あれ英語だっけ?
支援

465 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:41:36 ID:szE2HECf
「お待ちしておりました、ライ様」
そういうと礼儀正しくお辞儀をするメイド服を着た女性。ま、まさか・・・
「さ・・咲世子さん?・・・」
クラブハウスの近くに咲世子さんがいるのは不思議ではない。
僕が気になっているのは・・・

「なんでその帽子をかぶってるんですか?」
恐る恐る僕は聞いてみた。
「ご安心ください。ライ様の帽子は奪うつもりですが、残念ながら私の帽子と交換はいたしません。」
おー、よかったぁ。帽子の交換はないってさ。・・・ん?
「帽子は奪うつもり・・・・?」
「はい。ルルーシュ様からのご指示がありまして。それでこのイベントに参加しております。
イベント参加のためにはこの帽子もかぶれと言われまして」
そうかぁ、ルルーシュが・・・・・・
何で?何で僕の帽子を狙う?まさかそういう趣味なのかい、ルルーシュ・・・・?
「残念ながら、そういう趣味ではないそうです。ナナリー様のためだそうです。」
はぁ、と相当残念そうにため息をつく咲世子さん。
あなたどっかのマオさんみたいに人の心読めましたっけ?
「ルルーシュ様は、ここ最近ナナリー様にお元気が無いことをとても心配しておられました。
そして、ルルーシュ様は知ったのです。ナナリー様がお元気をなくされたのは
ライ様とカレン様がお付き合いされてからだと。
ルルーシュ様は仰いました。
『ナナリーが悲しむ世界なんてあってはならない・・・兄として複雑だが、ナナリーが
望むなら・・・咲世子!頼む・・・ナナリーのためにライの帽子を・・・・』と。・ううっ」
そこまで、言うとあらかじめ用意しておいたハンカチで涙を拭う咲世子さん。


466 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:42:20 ID:5mR1KLqt
支援

467 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:42:26 ID:Hp+xn3PH
支援

468 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:42:30 ID:KF2xEX4x
支援

469 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:42:52 ID:szE2HECf
「ああ!なんという妹思いでしょう!
なんという妹愛でしょう!
なんというシスコンでしょう!!!
私・・・心打たれました!」
なんか、最後おかしいというか悪口なんじゃないんですか・・・
「ライ様・・・・申し訳ございませんが、その帽子いただきます!」
そういうと、咲世子さんは隠し持っていたクナイを僕に投げつけてきた!

「えっ・・いや、ちょっ!?」
完璧な不意打ちだったが、僕はなんとか回避する。
「さ、咲世子さん!危ないじゃないですか!!冗談じゃ・・・・」
「多少、力づくでもよいとのご命令なので」
と、満面の笑みの咲世子さん。
忘れていた・・・・この人は最上級クラスの天然だった。

しかし、このままでは僕の命が危うい!カレンの事もある。
この場を早急に脱することの出来る方法は・・・
咲世子さん。悪いがしばらく・・・・

「ライ様〜!ご観ね・・・」

「スクワットでもしていろぉおおお!!!」

僕は、再びギアスを使った。
すると、凄まじいスピードで咲世子さんはスクワットを開始した。
さすがは、スーパーメイド。
しかしこれで、最大の難関は乗り越えた。後はカレン、君を助ければHAPPY ENDだ!



470 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:43:40 ID:5mR1KLqt
支援

471 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:43:56 ID:szE2HECf
その時だった――

学園中を蒼い閃光が一瞬包み込んだようだ。
僕は、非常に嫌な予感がした。そしてその嫌な予感が的中した。

咲世子さんがスクワットを止めている。
「あら?私何を・・・?」
!?・・・なぜ僕のかけたギアスが・・・クソッ!ならもう一度・・・

「スクワットでもしていろぉおおお!!!!!」
1度しか効かない僕のギアスだが、なんらかの影響でギアスがとけたならもう1度かかるはずだ!
そして、僕の賭けは成功した・・
再び、スクワットを始める咲世子さん。
ギアスをかけられたのでホッとしたいのだが・・なぜだろう・・・

さっきから臭う オ レ ン ジ 臭が僕を不安にさせる・・・


472 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:44:35 ID:Hp+xn3PH
支援

473 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:45:18 ID:szE2HECf
すると、また蒼い閃光。
そして、スクワットを止める咲世子さん。
だんだん、きつくなってきたオレンジ臭。

僕は柄にもなくそーとー動揺してきたようだ。
もはや、ギアスの暴走とか関係ない!

「スクワット!拍手!!遠吠え!!!」
ありえないくらいのギアスの連発。
その度にいろんな動きし、すぐ止める咲世子さん。
鼻がツンとするほど臭ってきたオレンジ臭。

「踊れ!!眠れ!!!土下座!!!!SS投下!!!!!」
「フフフ、無駄ですよ、狂王よ。」

振り向くと、オレンジ臭の根源――ジェレミア・ゴットバルトが立っていた。
「くっ!・・最近本編でゼロの暗殺者で出てきたと思ったら、ルルーシュに忠誠を誓って、
今、人気再び急上昇中のジェレミア・ゴットバルトじゃないか・・・・
なぜだ!このSSの時間軸は基本第一期だぞ!?なら君は、オレンジ畑を耕しているか、
言語がまともに話せなくなっているはず・・・」
「SSに、そんなものは関係ないのだよ・・・狂王ライよ。
それに、このSSの作者がそんなことを気にせるほどの
優秀な書き手だと思っていたのか?」
確かに、オレ・・ジェレミアのいうとおりだ・・・・
咲世子さんが出ている時点で気づくべきだった・・・クソっ!!


474 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:45:25 ID:r4wt0gFD
うん、一区切り付いたらライ×アリスの学園生活を書こう。
支援

475 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:46:06 ID:RpRv0mZZ
支援

476 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:46:26 ID:szE2HECf
「それで・・・なぜ君がここに?」
「愚問だな、ライよ。わが主ルルーシュ様からの命を受けたからだ。
ルルーシュ様は、貴様がギアスを使うことなどお見通しだったのだよ。
だから、このジェレミア・ゴットバルトのギアスキャンセラーで君のギアスを破壊するよう言われたのだ」
「ギアスキャンセラー!?・・・なんだそれは!」
「フフフフ・・・、本編に出ていない貴様には理解できないだろうな。」

そんなに本編に出ていることが、偉いことなのか?
まぁ、確かに羨ましいけど・・・・
ってそんなこと言ってる場合じゃない!武術の強者が2人になってしまった・・・

「大丈夫か、咲世子?」
「・・・はい。体のあちこちが妙に痛いですが・・・」
「そうか。ならさっさと奴を捕らえルルーシュ様の下に行こうではないか」
そういうと、ファイティング・ポーズをとる二人。

本当にまずい!まずいって!!
「では・・・」
「ライ様・・・覚悟を・・・」
「ま、待って!待ってくれ!!!」
突然大声をあげたので、オレンジと咲世子さんは少し驚いたようだ。
「待ってくれ・・・話を聞いてくれないか・・」
そういうと、僕は二人に今までの経緯を話すことにした。
僕とカレンが付き合っているのに、このイベントのせいで別れるかもしれないこと。
別れないために二人で約束したこと。
多少恥ずかしかったが、そんなことを言っていられる状況でもなかったので、気にせず僕は話した。


477 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:47:18 ID:5mR1KLqt
支援

478 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:48:07 ID:r4wt0gFD
規制か?
支援

479 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:48:16 ID:szE2HECf

「だから・・・僕はカレンを助けに行かなきゃいけないんだ!
・・・君たちも色々あるだろうけど・・・そこをどいてくれ・・・頼む・・」
気づくと、涙がでそうになっていた。
だが、そんな涙は無駄だ。この二人はルルーシュと固く忠誠を誓っている。そんな情など・・・
しかし、僕は予想外の返答を聞くことになる。

「う、うおぉおおおお!!
この、ジェレミア・ゴットバルト!感動した!本当に感動したぞ!!!
恋人のために・・・貴様を狂王といった私を許してくれ!!」
「ううっ・・・なんという愛・・・ルルーシュ様がナナリー様に抱く愛と違い、
なんという純粋な愛・・・それなのに私は・・・」
この二人って、意外と涙もろいのかな?
まぁいい。これでこの問題もクリアしたも同然だろう。
「・・・・惚れた。」
「は!?」
「・・・・惚れました。」
「はぁ!?」
「ジェレミア・ゴットバルト、君のその純粋な思いに惚れてしまった!
ちょうどいいではないか、このイベントは。
ライ!いや、ライ卿!!私のこの思い受け取ってくれ!!」
「ライ様、私・・メイドとしての立場を捨ててでもあなた様に・・・そして・・
アーーーっ!!アアアアーーっ!!!!」
いや、ちょっと待て。なぜそうなる。かなり危ない要素も含んでるし・・・

「ライ卿〜〜〜♪」「ライ様〜〜〜♪」
「ち、ちょっと待っ・・・・いやぁああああああああああああ!!!!!!!!」

こうして、僕のキューピッドの日は(色んな意味で)終った・・・・

キューピッドの日の災難  咲世子・ジェレミアの思い 完


480 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:49:01 ID:5mR1KLqt
うぉい!支援

481 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:49:53 ID:r4wt0gFD
「そんなに本編に出ていることが、偉いことなのか?」
駄目だ、つぼにはまった。
支援


482 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 01:50:54 ID:szE2HECf
以上です。
とりあえず、13話の二人の戦いを見て書きたくなったので投下しました。

おそらく、明日は残ったルートを投下できると思います。

夜遅くの支援、本当にありがとう御座いました!

483 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 01:55:30 ID:5mR1KLqt
>>482 ポタラ卿、GJでした!
またしてもバッドエンド? つーかオレンジィィィーー!
次こそはノーマル又はハッピーエンドを期待しつつ今日はもう寝ます
最後に、貴公の次の投下を全力でお待ちしております!………ちょっとマンネリ

484 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 03:38:02 ID:9//Zhi9T
>>169
皮を我慢しろと言っておいて綺麗に剥いてるツンデレカレンに萌えたw
小説だと微妙にルルカレフラグだった桃をライカレフラグに持って行くとは…晴天卿恐るべしw

>>339
カレンと扇さん壊れ杉w
この暑さのせいだなw
勘違いしててエロいカレンをありがとうございます!

485 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 10:15:30 ID:r4wt0gFD
いいだろう。
我が全身全霊をもって無双の支援となす

486 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 10:17:38 ID:r4wt0gFD
>>485
誤爆orz

487 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 11:48:54 ID:r4wt0gFD
だれもいないし投下します。
どなたかおられたり支援をお願いします。

488 :銀飯:2008/07/29(火) 11:53:31 ID:r4wt0gFD
今回の話はライを巡るアリスVSナナリーの話です。
ライは存在感ゼロで、咲世子さんは空気になったり妄想したりと場をわきまえています。

話としては『ライVSアリス』の続きです。
話の中では河口湖の二日前です。

489 :銀飯:2008/07/29(火) 11:54:06 ID:r4wt0gFD
『運命の欠片−託すべきもの\−乙女の戦い@−』

「お兄様に聞けば何がわかるというのですか?お二人のラブラブぶりがわかるとでも?」
ナナリーから放たれるオーラがいっそう激しくなっている。アリスにいたってはもう失神寸前だ。そんなアリスにさらに追い討ちをかけるようにナナリーが彼女の肌を触った。
「怒りませんから、正直に答えてください。」
「うっ、そ、それは・・・」
(言えない、私がライ先輩のことを・・・。)
「答えられないということは、やっぱり私に対してやましいことがあるのですか?」
ナナリーの言葉が絶望に刻まれていく。
「違う!?そんなことはない!」
(アリスちゃんは懸命に否定している。けど・・・。アリスちゃんの頬を触らなければ良かった。そうすれば彼女の気持ちに気付かない振りをすることもできたのに・・・・。)
「・・・嘘ですよね。・・・私にはわかりますよ。」
「ナナリー。それは誤解だよ。だってアリスは・・・」
「ライさんは黙っていてください!!」
「・・・はい。」
ナナリーの気迫の前に僕は黙るしかなかった。
(ルルーシュいち早く脱出した君の判断は正しかったよ。明日殺すけど。そして、スザク。君と一緒に“オスシ”を食べるべきだった。そうすれば・・・。)
「さぁ、アリスちゃん、答えてください。」
「ふぅ、わかったわ。私はライ先輩のことを・・・」
(ナナリーの手が震えている。そんなに先輩のことを・・・。)
「ライさんのことを・・・」
(いや、聞きたくない。でも・・・。)
「・・・怖いと思った。」
(そう、それに関しては偽らざる気持ち。)


490 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 11:54:07 ID:5mR1KLqt
全力で支援!

491 :銀飯:2008/07/29(火) 11:55:03 ID:r4wt0gFD
『運命の欠片−託すべきもの\−乙女の戦いA−』

「・・・怖い?」
(アリスちゃん、どうして・・・?)
その答えは私にとって、安心できる答えであって、安心できる答えではなかった。
「そう。さっき、ほんの少しだけど記憶を取り戻した先輩の目が・・・。」
(あの目はマッド大佐のような、ただのサディストの目とは違う。あれは、あの目は・・・。皇帝陛下と同じ。暗き闇の中にしか喜びを見出せない者だけがする目だった。)
「ライさんことが怖いというのは、よくわかりませんが・・・。」
(そう、アリスちゃんも気付いたんですね。ライさんが持つ心の闇に・・・。でも、それは私だけが知っていればいいことなのに・・・。)
自分がライという青年に惹かれたのは、兄であるルルーシュに雰囲気が似ているからだと最初は思っていた。
でも初めてお茶のお礼にと桜の折り紙を折ってくれた時に見せた彼の深い悲しみと絶望に満ちた雰囲気。目の見えない自分ですら彼がどういう表情をしていたのか容易に理解できた。彼を彼がもつ心の闇から救ってあげたい。そう思ってから彼自身に惹かれるようになった。
(ライさんの心の闇に気付いているのは私だけ。勘のいいミレイさんは、少しは気付いているかも知れないけれど、誰も、誰も私ほど理解できると思わなかったのに・・・。)
でも、今ここにもう一人いる。彼の心の闇を見出せた人間が。私とは性格も違えば、五体満足で明るい少女が・・・。
「とっ、とにかく私は先輩に対して恋愛感情とかそういう気持ちは一切持っていないから安心して、ナナリー。」
(第一、私が好きなのはナナリーなんだから。)
「ほっ、安心しました。」
(アリスちゃん、優しい嘘をありがとう。)
彼女が嘘をついているのか、自分自身の本当の気持ちに気付いていないのかわからないが今はこの優しい嘘に甘えよう。


492 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 11:55:36 ID:5mR1KLqt
支援

493 :銀飯:2008/07/29(火) 11:57:48 ID:r4wt0gFD
『運命の欠片−託すべきもの\−乙女の戦いB−』

「皆様、もう8時を回っておりますので、夕食を早めに済ませていただけないでしょうか?後片付けもありますし、ルルーシュ様はもう済まされておりますので・・・。」
咲世子さんが、申し訳なさそうに提案した。
「そうですね。ごめんなさい。咲世子さん。お二人とも、もう顔を上げてください。」
「うん、でも、本当に違うからナナリー。」
そう言ってアリスは土下座を崩し、立ち上がろうとしている。
「僕も誤解するようなことをして、ごめんね。ナナリー」
まだちゃんとした恋人ではないので、ここまで卑下する必要もないはずだが、ナナリーの雰囲気が怖いので、謝った。僕も土下座を崩し、立ち上がろうとすると、
(んっ、何だろう?ナナリーが何か期待しているような・・・。)
さっきの失敗があるので、慎重に立とうとするが、やはりしびれてうまくいかない。案の定ナナリーの方に向かって前のめりに倒れた。ただし、さっきと違うのは・・・。
アリスも一緒に倒れたのだ。ちょうど、僕とアリスが二人掛かりでナナリーを押し倒すような形になった。
「きゃっ。」
「いやっ。」
「うわっ。」
・・なぜか、僕の下敷きにナナリーとアリスがなっている。しかもちょうどあまり大きくない二人の胸に僕の顔が挟まれる形で・・・。
「ご、ごめん、二人とも」
僕はあわてて二人から離れる。
「先輩、わざとじゃないでしょうね?」
アリスの表情が恥ずかしさと怒りでとんでもないことになっている。
「・・・アリスちゃんを交えた3Pですか?それもいいかもしれませんが・・・。やはり二人きりで・・・。」
ナナリーは何か思うところがあるみたいでぶつぶつつぶやいているが・・・。
(ナナリー、スレ的にもキャラ的にもその発言はNGだから。)


494 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 11:58:01 ID:5mR1KLqt
支援
この後で投下します

495 :銀飯:2008/07/29(火) 11:58:42 ID:r4wt0gFD
『運命の欠片−託すべきもの\−乙女の戦いC−』

「幻の美形ライ様を巡る乙女の争い。見ていて美しい限りですが・・・。やはりライ様を巡って、アーサー王の名誉を守る円卓の騎士ガウェインと裏切りの円卓の騎士長ランスロットを駆って争うルルーシュ様とスザク様。
お二人を止めるために紅蓮聖天八極式を駆り二人を押し倒すライ様。そんな展開になれば・・・。あーっ!?」
咲世子さんは再び妄想の世界に入ったが・・・。
(この話では、河口湖に行ってもいないから、まだガウェインも登場してないし、スザクのパイロットバレもありません。
第一僕はTVに登場してないから、赤い紅蓮に乗って彗星になりません。妄想とはいえ、時間軸無視しすぎですよ。)
そんなこんなで色々あり、結局お土産を渡し損ねてしまった。仕方ないので明日渡すことにしたのだが、渡す相手がミレイさん、ナナリー、アリスのためまたひと悶着あるのは、別の話。

河口湖の話まで、この話の中ではあと2日(現在水曜日、出発予定は金曜日)


496 :銀飯:2008/07/29(火) 12:00:17 ID:r4wt0gFD
『運命の欠片−託すべきもの\−乙女の戦いD−』

おまけ1
「ほう、お前の妹はなかなかのやり手だな。童貞坊やとは、大違いだ。」
「何の話だC.C.?作者が今まで登場させてないのに気付いて今頃出てきたのか?」
「ふっ、その質問は的を射ているようで、射てないな。ああ、それよりも、お前の妹があの銀髪の坊やに3Pでもかまわないと誘っているぞ。」
「んなっ!?ば、馬鹿な、ナナリーがそんなことをするはずが!?」
「発想がシスコン・童貞そのものだな。妹の方がマリアンヌの血を濃く受け継いだようだな。マリアンヌも昔皇帝に・・・・。」
「ば、馬鹿な、母さんが、母さんがあの男相手にそんなことを・・・。」
「信じられないか?それはお前が、童貞坊やだからさ!」
「そんな・・・」
(俺には信じられない。ナナリーの発言やC.C.が語った昔の母さんの話など・・・)(少し冷静に考えれば時間軸を無視していることに気付くはずだが・・・)
ピンポーン!
「ん、誰だ?こんな時間に。ピザを頼んだ覚えはないぞ。おい、ルルーシュ出てこい」
「くっ、出てくる間に貴様は隠れていろ。」
そういって俺はフラフラの状態でドアに向かった。
「誰だ?」
「僕だよ、ルルーシュ」
(スザクか?こんな時間に何の用だ?)


497 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:01:44 ID:5mR1KLqt
支援

498 :銀飯:2008/07/29(火) 12:01:54 ID:r4wt0gFD
『運命の欠片−託すべきもの\−乙女の戦いE−』

おまけ2
「どうしたんだ、スザク?顔色が悪いぞ。」
俺は魔女が隠れているのを確認してから、部屋に招きいれた。
「ああ、実は職場で“オスシ”を食べていたんだけど、余ってしまって・・・。」
「職場?そう言えば、ライを紹介したんだって?」
「うん、そうなんだ。それで、本当はライに食べてもらうつもりだったんだけど、さっき部屋に行ったら食事中だったんで君にあげようと思って・・・。」
(どうしたんだ?“お寿司”の話でここまでスザクが震えているんだ?)
「ほぅ。実は俺も少し小腹が空いたんでなにか食べようと思っていたんだ。ちょうど良かったよ。」
「ありがとう。そう言ってくれて助かるよ。」
(ん?スザクのテンションが少しおかしくないか?何故こんなに沈んでいるんだ?いつもなら・・・)
俺の疑問に対する答えはすぐに出た。スザクがタッパーから取り出したのは、ありえない色をした“お寿司”いや“オスシ”だった。
「す、スザク。これは一体!?」
俺はスザクの方を見た。だがそこにあったのは、無表情な親友の顔だった。
「ルルーシュ、許しは請わないよ。だって僕たち親友だろ。」
そう言うなりスザクは俺の口の中に“オスシ”を突っ込んだ。
今までの記憶が走馬灯のようによみがえってくる。昔会長やナナリーと一緒に食べた“ちらし寿司”はおいしかったはずだが・・・。
(だが、これでいいのかもしれない。つらい現実から逃避できるし、なによりもオチを取ることができた。)


499 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:03:23 ID:5mR1KLqt
支援

500 :銀飯:2008/07/29(火) 12:05:47 ID:r4wt0gFD
今回の投下は以上です。
マッド大佐の名前を出したから河口湖の話は悪夢設定で進めるか、本編1期の設定で進めるか迷うところです。
なんとか今週末には河口湖の本題に行きたいですね。

>>494
コテハンはずしてから、支援しますので投下をどうぞ

501 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:07:37 ID:hxrcIZ5e
支援!満を持して…

502 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:11:40 ID:r4wt0gFD
支援
投下どうぞ

503 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:12:08 ID:5mR1KLqt
>>500 銀飯卿、GJでした!
ダ、ダブルだと!ライ、このスーパーラッキースケベめ!
そしてルルーシュwやはり君はオチ担当なのかww
貴卿の次の投下を全力でお待ちしております!

1230より投下します、いい?
答えは聞かないけど

504 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:14:10 ID:hxrcIZ5e
>>500
銀飯卿乙です!

ナナリー、アリス、ライの奇妙な三角関係(?)が笑えると同時に後々波乱(というか惨状?)になりそうで…
そういやナナリー絡みでマオ編(本編準拠)とかはあるのでしょうか?
ナナリーを救うために奔走するルルーシュ、アリス、ライ、スザクという構図が頭に浮かんだので…

505 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:14:33 ID:r4wt0gFD
よし、15分あればカレーをあっためて食べることができる。
支援

506 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/29(火) 12:29:34 ID:5mR1KLqt
それではそろそろ投下します
タイトルは「悪夢の狂戦士」です

注意点
・ギャグだと思います
・声ネタです……某運命の物語2の
・ノリで書きました
・3レス程度で終わります
・お腹がすきました

507 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/29(火) 12:31:26 ID:5mR1KLqt
「ここは一体?」
僕とルルーシュはV.V.を追って来たはずだ、なのに何故こんなところに
「良くきたな、我が息子ルルーシュ、そしてかつての王、ライよ!」
こ、この独特な声は!
「「こ、皇帝!?」」
僕達は咄嗟に蜃気楼と月下可翔式の影に隠れた
「何故あの男がこんな所に?」
「どうする、ルルーシュ?」
「奴にギアスをかける!…お前は目をつぶれ」
そう言うとルルーシュは持っていたボタンを押して、叫んだ
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる、死ね!!」
ルルーシュの声が聞こえた。

508 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:33:04 ID:r4wt0gFD
支援

509 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:33:09 ID:ni21VdiL
支援
しかしもう500越えしたとは。

510 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/29(火) 12:33:45 ID:5mR1KLqt
ギアスは効いたはずだった、しかし
「ギアスなんぞぉ使ってんじゃねぇ!」
「なん?」「だと!」
ギアスが、効かない!?
「次は僕がやる!…耳を塞いで」 そして僕は力を使った。
「ライが命じる、僕の言うことを聞け!!」
よし、これで……
「ギアスに頼るぅ雑ぁ魚どもがぁ!」
効いてねぇ〜! しかも近づいて来る!
「ライ、どうだった?」
とりあえず手を耳からはなすよう促し、ルルーシュに提案した。
「ここは一旦後退すべき「男に後退の二文字はねぇ!ぶぅぅぅるぅあぁぁぁぁぁ!!」ぐはっ!」」

……その後、彼らを見たものはいない

511 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:34:59 ID:r4wt0gFD
退かぬ、媚びぬ、省みぬ。
支援

512 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/29(火) 12:35:29 ID:5mR1KLqt
「……ください! ライさん、起きてください! ライさん、」
カチッ
「ハァ、ハァ夢か、なんだあの夢は」
僕の愛しきナナリーの声を録音した目覚まし時計に起こされる
これが残ってて良かった、ナナリーと一緒にいる気分になれる
だが、一刻も早くナナリーを取り戻さねば、ナナリー早く君に会いたい。
「しかし本当に何だったんだろう」
考えているとシャーリーが死んでしまいおちこんでいたルルーシュが部屋に入ってきた。
「ライ、ギアス響団を潰しに行くぞ!」
………まさか、ね

513 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/29(火) 12:38:42 ID:5mR1KLqt
あとがき
勢いでやってしまったorz
反省している、だけど後悔はしていない
夢オチって楽だな、と実感した
次も全力で投下できるよう頑張ります!
さぁカレーパンを食べようか

514 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:45:42 ID:r4wt0gFD
>>513
夢オチですか・・・。いや、一瞬未来線かと思いました。


515 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 12:46:51 ID:UlEyhWWp
>>513
まあ、なんだ注意点に「夢オチです」ってーのは
やっぱダメかな?

516 :銀飯:2008/07/29(火) 12:52:15 ID:r4wt0gFD
>>保管者トーマス卿
誤字がありましたので修正をお願いします。
>>191下から5行目 
誤「ブリタニア寸人」、正「ブリタニア軍人」



517 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/29(火) 12:54:18 ID:5mR1KLqt
感想ありがとうございました
注意点に夢オチと書かなかったのは忘れ………いや、冒頭でオチをばらすのはどうかと思った為です
次に使う場合は、やはり最初に表記する方が良いんでしょうか?

518 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 15:21:34 ID:b5WMmGnb
>>517
いや、冒頭に書く必要は無いと


だって夢「オチ」なんですから、オチを先にネタバレしたらやっぱりつまらんですよ

519 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 15:34:44 ID:AKZNPQaU
これからライ咲世SS投下しようと思うのですが、宜しいでしょうか?
5分後くらいに投下し始めようと思っています。
できれば支援お願いします。

520 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 15:40:10 ID:yqdBgCYz
>>519
まかせろ!

521 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 15:40:15 ID:b5WMmGnb
支援します

522 :水守 ◆8fqXYLRLRM :2008/07/29(火) 15:41:26 ID:AKZNPQaU
CPはライ×さよさよ(誰だよ)です。
騎士団ルルルートっぽいですが(いった事ないけど)、
さよさよ(篠崎咲世子さん)は特区以前に関わらず普通に騎士団員です。
さよさよ(咲世子さん)はルル=ゼロを知っています。R2時の主従的な。
天然さよさよ&アッー!なさよさよを期待される方はあしからず。
やっぱり会話少ないです。
るるっす最初だけ友情出演。
ライはひたすら寝てます。
ゲーム本編との整合性?ナニソレオイシイノ?(マテ

以上。()だらけの注意書きでした。

いきます。

523 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 15:42:40 ID:AKZNPQaU
彼はいつだって優しかった


いつだって穏やかに笑っていた


けれど、何時からかその笑顔に映り始めた哀しみを


その見るものの胸を焦がすような切ない笑みを


二度と浮かべる事のないようにと
 

そんな風に祈る事さえ


私には許されないのでしょうか


ねぇ、かみさま

524 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 15:44:52 ID:AKZNPQaU

          「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」



漆黒の髪に神秘的なアメジストをもつ男は、自らの手に持つ仮面を被る。
プシュ、という音と共に閉まっていく仮面の後部はどういう仕組みになっているのか、
非常に気になるところではあったが、今はそんな事にかまけている暇は無い。
一瞬その動きに眼を奪われそうになるが、篠崎咲世子は逃避しそうになる精神を引き締める。

「咲世子、ライは任せる。私はこれから政庁に出向かなければならない」

細身の身体と、独特の、まるで黒いチューリップのような面の内から聞こえる男の声は、
演説時の高慢で傲慢で奇抜なポーズを取りがちな彼とは違い、酷く優しげで、
それは死んだように眠ったままの、彼の腹心の一人たる銀髪の青年に対する信頼と親愛の深さをうかがわせる。
ボイスチェンジャで変換されているとはいえ、その程度の感情の機微は声音から簡単に読み取れる程度には、
咲世子も長く彼に仕えていた。

525 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 15:47:08 ID:AKZNPQaU
ああそれと、と仮面を被った男は思い出したように言った。

「あまり無茶はしないでくださいね、咲世子さん。
 自分の看病の為に咲世子さんが倒れたなんて知ったら、俺がライに怒られます。」

「はい、ルルーシュ様。肝に銘じておきます。お気をつけて。」

表向き、というか騎士団以外の日常において、
彼女が仕えている少女、その兄として、そして眠ったままの彼の一人の友人としての彼の言葉に、
咲世子は静かに、しかししっかりと頷き、主に対する礼儀として頭を下げる。
ルルーシュはそれを見届けると、微かに微笑んで──仮面で見えないが──部屋から退出した。
彼は先日成立した特区日本の政治面でのアドバイザ兼実務責任者として、
特区代表の一人であるユーフェミアらと共に行政を司る立場にある。
本来ならばここで眠る青年、ライもその補佐として充分に力を発揮すると思われたのだが、
しかし彼は、かの特区の設立の記念式典時に何者かに銃撃を受け、それ以来意識不明なのだ。
奇妙な事に誰一人として銃声に気付いた者は居なかったが、しかし確かにG1ベースと式典会場の間には
大量の血痕が残されていたらしい。
ライは、黒の騎士団において最先端の一流生体サイバネティクス工学者且つKMF開発者であり、
医療関係者としてもそれなり以上の優秀さを誇るラクシャータと、
その部下達の尽力によって何とか一命を取りとめた。
やがて容態も安定し、ライは彼の自室に移されたのだが、
悪夢にでも囚われているのか、彼は時おり苦しげに呻くばかりで、
一向に意識を取り戻す気配はない。

526 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 15:53:48 ID:5mR1KLqt
全力で支援!

527 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 15:57:34 ID:AKZNPQaU

「ライ・・・様っ・・・。」

「母上っ、咲玖夜っ・・・うぅ・・・」

咲世子は先ほどまでルルーシュが座っていた椅子に腰掛け、
ぎゅ。と力の入らない彼の手を握り締める。
彼女の瞳には、ほんの少しだけ雫が溜まっているようにも見える。
そうしていると、ライの悲しげな表情が少しだけ緩まった気がした。

「ライ様。どうして私にはあなたの苦しみを軽くする力が無いのでしょうか」

あなたの微笑みが私を喜ばせるように。何気ない心遣いに救われるように。柔らかな笑顔に愛しさを覚えるように。

ライとの思い出が、つい昨日の事のように思い出される。
咲世子の主であるナナリーと共にピクニックと称しアッシュフォードの庭園に出向いた事。
そこでのナナリーに向けられた微笑。
クラブハウスのバルコニーでの談笑。
彼はナナリーと接する事によって自らに妹が居たような気がするといっていた。
先ほど口にしたサクヤという名前が、その人物かもしれない。
彼は思い出したのかもしれない。けれども彼が目覚めたら、きっと教えて差し上げねば。
夢に見るほど、妹君を愛されているのですねと、二人で笑うのだ。
彼のその記憶が辛いものなら、二人で辛くないものにしていきたい。
大した力にはなれないかもしれないけれど、それでも。
咲世子は誓った。彼がかつて失くした、大切な記憶のカケラに。
そして自分自身のココロに。


528 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 15:57:52 ID:5mR1KLqt
規制ぃぃぃ!支援は、今!

529 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 16:02:36 ID:AKZNPQaU
『三人に会いたかったから』

ナナリーとルルーシュの帰りを待って、
咲世子の言葉を受けてか、そう言って無邪気に笑った彼。

『出来れば様付けは止めてほしいです、咲世子さん。何だかそれだけで距離が遠くなる気がして』

そう言って悲しげに笑った彼。

『あまり覚えてないんだけどね、これはたぶん、桜だ。』

ナナリーに折り紙をレクチャーしていた時の、凪のように穏やかな彼。

『はい、これ、咲世子さんにプレゼントです』

そう言って紙袋を渡して、言うだけいって恥ずかしげに走っていった彼。

『咲世子さん、わざわざ有難う御座います』

ナナリーの兄、ルルーシュの将来を誓い合った相手だという少女、
C.C.に租界を案内する代役として指名された咲世子に、帰り道そういって笑んだ彼。


530 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:03:11 ID:5mR1KLqt
授業終了間際に支援!

531 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:04:55 ID:K/W/q40A
しえん

532 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 16:05:14 ID:AKZNPQaU
『あー・・・その、何て言えばいいのかな。咲世子さん、好きです!僕は貴女を誰よりも愛しています』

少し考え込んだ後、決心をつけるように頷いてそう告げた、とても真摯な目をした彼。
酷く驚いた。彼女の主の為に来ていると思っていた。
はじめはそれだけだったんですけど、と彼は照れ隠しに頬をかいた。

『咲世子さん・・・。もしも、特区が上手くいって、僕達の戦いが終わったら・・・』

互いの秘密を知って、より深く知り合ったときの、真っ直ぐ二人の幸せを見据えていた彼。

『僕には記憶が無くて、戸籍も無くて・・・、もしかしたらろくな人間じゃないかもしれないけど。それでも僕は貴女と・・・』

顔を赤くして、照れながらも、何よりも大切だと、だからどうしても共に在りたいとしっかりと言葉にしてくれたうぶな彼。


533 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:05:30 ID:5mR1KLqt
支援!

534 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 16:08:07 ID:AKZNPQaU
ライが目覚めないと、彼女の裏の主たるゼロから知らされてから、様々な想い出がとめどなくよみがえる。
そのどれもが新鮮で、愛おしくて、咲世子は彼の新しい一面を見せられるたび、喜びに震えた。
最初は何でもない存在だったはずの彼は、いつの間にか咲世子の心の、沢山の大事な場所を占めていた。
どの紅茶にすればライ様は喜んでくださるかしら、どんなお茶菓子がお好きなんでしょう。
そんな事を考えるのが、気付かないうちに以前よりもずっと楽しく、心地よいことになっていた。
それでも流石に、彼が黒の騎士団の幹部の一人であったことには驚いた。
ある頃を境に、クラブハウスに帰宅する時間が遅くなったり、
平日から居なくなったりしていたので不思議に思ってはいたけれど。
まさか、という思いもあった。結局、それも喜びに繋がったのだから、結果オーライと思わないことも無い。
不都合な事は別に無かった。むしろ彼が日本人の味方であったことは素晴らしい事だったといえる。


「早く目覚めてください、ライ様・・・」

男にしては長めの睫毛とそんじょそこらの美少女よりも整った、綺麗な顔立ちの彼。
顔で好きになったわけではないけれど、やはり綺麗でいけないということは無い。
咲世子はそんな事を考えながら、彼の銀の柔らかな髪を撫ぜる。片手は彼の手に残したままだ。
撫ぜながらライの顔を眺めていると、咲世子はあることを思い出した。


535 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:08:13 ID:K/W/q40A
シェン・ルゥの機動性を舐めアッーーー!!

536 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:12:09 ID:fkWS+mxT
最近規制ホストに入って支援も感想も書けず悔しかった 支援

537 :「I ask, and wake 〜眠り姫と王子さま〜」:2008/07/29(火) 16:14:12 ID:AKZNPQaU
──お姫様は、王子様のキスで眼を覚ます──


それは、かつて、彼女が初恋も知らない少女だった頃に読んだおとぎ話。
自分は王子様では到底無いけれど。
頭を撫ぜていた手で、今度は彼の唇をなぞる。静かに漏れる彼の吐息が指先に触れる。
きっと、切ないほどのこの想いは、どんな王子様の愛にも負けないから。
触れるか触れないかの寸前で、少しばかり彼の顔を眺める。

(本当に、可愛らしい方。早く目覚めて、その唇で、その優しい声で、私の名を呼んで下さい)


咲世子は、ライの身体の上にまたがり、馬乗りになっていた。
彼女としては、ライの眼が覚めたときに一番に(天井よりも早く)自分が眼に入るように、という配慮だった。
その状態から、咲世子はゆっくりと彼の頬に手を添える。
そこから彼女は慎重に慎重に、まるで触れたら溶けてしまう白く儚い雪に対するように、
ひどく丁寧に、しっとりした自らの唇で、ライのそれに触れた。

眠り続けるライと、口づける咲世子。
その二人の姿は、神聖な一枚の絵のようであり、神々しく、けれどどこか艶やかで、そして何より、美しかった。



──さあ、お姫様が目を覚ます──



(ん・・・?ぐっ、ぶはっ・・・・息がっ・・・・って咲世子さんっ!?)

538 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:14:52 ID:5mR1KLqt
この支援が我が忠義の証!

539 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:14:59 ID:yqdBgCYz
支援する!

540 :水守 ◆8fqXYLRLRM :2008/07/29(火) 16:18:22 ID:AKZNPQaU
以上です。支援有難う御座いました^^

是我書限界的甘味也
(コレガワレノカクアマサノゲンカイナリ)
似非漢文風味に言い訳。日本語的並びなのでほぼ完璧に間違っているでしょう。

きっとライの戸籍(ID)はるるっすかC様に脅されたるるっすか
カレンにしばかれたるるっすかカグヤに押し切られたゼロ仮面のるるっすあたりが作ってくれると信じていまs(ry
まあ咲世子さんのルートでディートが偽造もありか・・・。
ライが夢で口走った妹の名前は咲世子の「咲」をつけようと思っただけでした(蹴
微妙にギアスルートぽいところが地の文にありましたがキニシナイ。



541 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:26:38 ID:5mR1KLqt
>>540 水守卿、GJでした!
なんか上手く言葉に出来ないから、だらだら言うより一言、良かったです!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

542 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 16:55:12 ID:fkWS+mxT
これはいいライ咲世。描写の仕方も綺麗だし、ほっこりしますなぁ

普段アッー!とか言ってる37代目篠崎流SPも
きっといつかは一時休戦して恋愛にいそしみ38代目を生み出さなきゃいけないんだよねw
それ考えてもライは相手として最高だろうな

543 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:24:20 ID:UXD0+O1L
>>542
ライの頭脳と咲世子さんの身体能力を受け継いだ子供とか…ガクガクブルブル

544 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:24:31 ID:JxwkK9tC
19:35頃に投下したいのですが、大丈夫ですか?

545 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:29:53 ID:1fzyh8qm
もちろんだ!待ってるぜ!

546 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 19:36:09 ID:JxwkK9tC
ありがとうございます、では投下します。

作者:余暇
タイトル:さわがしきもの
カップリング:ライ×カレン

注意・・・キャラ崩壊激しいです。いろいろとひどいです。ギャグものです。

547 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 19:37:48 ID:JxwkK9tC
『さわがしきもの』

じーわ、じーわ、じーわ・・・。
「う〜ん・・・。」
朝、セミの鳴き声を目覚まし代わりに、僕は目覚めた。そして僕は時計を見る。
「今、何時?って、まだ四時半!?ふざけろコノヤロー、まだ三時間しか寝てないぞ!」
僕は怒りと驚きのあまり、ベッドから飛び起きた。昨夜は黒の騎士団のアジトから戻ったのが日付が変わった午前一時過ぎ。
着替えて歯を磨いてシャワーを浴びて、ベッドに潜り込んだのが一時半。すぐに寝付けたのはいいが、今はまだ四時半、当然寝足りない。
「それもこれも、セミがうるさいからだ。」
セミに罪はないのはわかっていても、僕はセミに悪態をつくしかなかった。しかし最近のセミは何かおかしい。僕が『狂王』と呼ばれた頃のセミは、
いわゆる深夜の時間帯に鳴くことなんてなかった。それなのに近頃のセミときたら、たまに深夜二時くらいでも節操なく鳴いている奴がいる。今は夜中も街灯で明るいから、
昼だと勘違いしているのだろうか。
もしそうだとしたら、哀れなものだな。人間のエゴに振り回されるなんて・・・。
「でも、それとこれとは別だよな。二度寝しよっかなあ。」
そう言って再びベッドに倒れこんだ僕は、今度は六時半少し前に目を覚まし、ラジオ体操をきっちり第二体操までこなしたのだった。
そして、カレンダーの今日の日付に、自作のさつまいもスタンプを押した。さあ、今日も頑張ろう。


548 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:39:14 ID:5mR1KLqt
全力で支援!

549 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 19:41:14 ID:JxwkK9tC
その日の午後、僕は中庭で、カレンと今度の作戦の打ち合わせをしていた。
「それにしても、毎日本当に暑いわねー。」
「そうだな、セミもうるさいし。」
そんな会話をしつつ、カレンは流れる汗をハンカチで拭っていた。着ているブラウスのボタンを、第三ボタンまで外して。いくら暑いとはいえ、それはちょっと大胆すぎやしないか?
だって君は、この学園では『病弱なお嬢様』なんだぞ?お嬢様にその行為は似つかわしくない。いやそれ以前に、周囲にいるのが気心の知れた僕だけだからって、男の目の前でそれはないだろう?
ああ、彼女のシャンプーの香りと汗の匂いが悩ましい。ブラウスは汗を吸って彼女の体に密着し、その艶めかしいボディラインと下着を浮き立たせている。
そして彼女は、先ほどからしきりに胸元の汗を拭いている。片方の手で襟をはだけているため、ちらちらと胸が見えてしまう。見てはいけないと懸命に目をそらしつつ、
打ち合わせはしないといけないので、何とかカレンの顔だけ見ようとするが・・・、ついついその下の方に目が行ってしまう。やっぱりきれいだし、大きいな。おっ、今日はピンクか。
「ライ!」
「は、はいっ!?」
突然カレンに呼ばれて声が裏返った。見れば、カレンが僕をにらんでいる。
「今は打ち合わせ中よ、何ボーっとしてるのよ。」
「ああ、ごめん。暑くてさ、集中力が切れていたみたいだ、もう大丈夫。」
「嘘つき。本当は見てただけなんでしょ?」
「え、な、何を?」
「とぼけないで、私の胸よ。あなたの視線、ずっと私の胸に釘付けだったわよ?」
しまった!なるべく見ないようにしていたはずなのに。ていうか、ガン見かよ自分!?
「見てたの、見てないの、はっきりしなさい!」
「・・・ごめん、見てた。カレンの体があまりにもきれいだから、いけないとは思っても、つい見とれてしまったんだ。」
叩かれるのを覚悟で、白状する。ところが・・・。
「んなっ!?き、きれいかどうかなんて聞いてないわよ!何言ってるのよ、変態!・・・あ、で、でも、ありがと。
きれいって言ってくれて、ちょっと嬉しい。」
顔を赤らめるカレン。結局、怒ってるのか喜んでるのか、どっちなんだ?


550 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:41:30 ID:5mR1KLqt
今日の支援は規制すら凌駕する全力だ!

551 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 19:47:27 ID:JxwkK9tC
そして、僕とカレンは中庭を引き続き歩いていた。と、そこへ一匹のセミが飛んできた。
「セミだ。」
「そうね、でもあのセミ、何だかおかしくない?」
「確かにそうだな、必死に逃げてるって感じだな。鳥にでも追われてるのかな?」
鳥に追われている。僕のその予想は、ものの見事に打ち砕かれることとなる。
「こら、待て!待てって言ってるだろう!おとなしく俺に食われろ!」
「・・・ねえ、ライ。」
「うん、間違いないな。」
そして二人が声のする方向へ目を向けると、やってきたのは予想通り四聖剣の一人、卜部さんだった。ところがそのいでたちは、大きな麦わら帽子にランニングシャツ、
短パンに下駄、肩には虫籠をぶら下げ、手には虫取り網という、一体どこの古き良き日本のガキ大将なんだよと言いたいものだった。卜部さんがそんな格好をしているものだから、
僕とカレンは体中の力が抜けて盛大にこけた。おっ、上だけじゃなくて、下もピンクで揃えてきたか。女の子らしくていいな。いや、そうじゃなくて。
「おっ、紅月に戦闘隊長殿じゃないか。こんな所で会うなんてきぐ・・・むぐぅ!?」
こちらに気づき、大声でそんなことを言い出した卜部さんの口を、僕があわててふさぐ。
「う、卜部さん場所考えて下さいよ!ここは学園の中ですよ?アジトとは違うんですから、その名前で僕らを呼ぶのはやめて下さい!」
「あー、そうかそうか、いやすまなかったな。ついいつもの癖でな、はっはっはっ。」
のんきに笑う卜部さん。この人、本当に自覚あんのか?
「ところで卜部さん、学園に来たのはもしかして・・・。」
「おう、この辺りは良質のセミが多いと評判でな、ぜひ一度この目と舌で確かめたかったんだ。」
カレンの問いに堂々と胸を張って答える卜部さん。自慢げに言えることかよ、良質のセミって誰が決めたんだよ、そして目ならまだわかるけど、
舌で確かめるって何なんだよ。やっぱりあんた、食べる気だったのかよ。う、考えただけで吐き気が。
「卜部さん、気持ちはわかりますけど、あなたはブリタニア軍に追われてるんですよ?それなのに白昼堂々と出歩くなんて。自覚がなさすぎます。」
「いや、確かにそうかもしれんが・・・。」
本当は気持ちなんてわからないけど、面と向かってそんなこと言えないので、隠しておく。


552 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:50:50 ID:5mR1KLqt
支援、全力で!

553 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 19:51:22 ID:JxwkK9tC
「けどさ、セミって意外とうまいんだぞ?俺の気持ちがわかるなら隊長殿だってわかるだろう?」
変な所に食いついてくる卜部さん。しまった、墓穴を掘ったか。
「中華連邦には、セミを煮たり炒めたり、幼虫を素揚げにして食べる習慣があるそうだ。あと日本でも、沖縄なんかでは羽と足を取り除いてから、
火であぶって食べることもあるんだぞ。隊長殿は知ってたか?」
「いえ、知りません・・・。」
卜部さんの話を聞きつつ、僕は後悔していた。変に気を遣うんじゃなかったよ。
「どうだ、見ろよこいつを。いい肉づきしてるだろう?きっとうまいぞー。」
虫籠に入っていた内の一匹を取り出し、僕に自慢げに見せる卜部さん。どうでもいいよ、そんなこと。いいから早く終われ。
そういえばさっきから、カレンが一言も発してないけど、どうしたんだ?ふとカレンの方を見ると・・・。
「ごめんなさい、ライ。まさかあなたが、そんなにひもじい思いをしてたなんて気づかなくて。ちゃんと言ってくれたら、
私が毎日でもごはん作りに行ってあげたのに。でもお世話係主任であれば、言われなくてもあなたの微妙な変化に気づくべきだったわ。
あなたのこと何でも知ってるつもりになって、いい気になってた。お世話係失格ね・・・。」
目にいっぱい涙をためて、僕に謝るカレン。何かものすごい勘違いをしている。本気で僕が虫を食べるとでも思ってるのか?後で誤解を解かないと、それよりもまず・・・。
「卜部さん、やっぱり素顔をさらしたままこんな所を出歩くのはまずいですよ。もしあなたが学園に出入りしていることが軍にばれたら、僕やカレンが学園にいられなく
なるばかりか、ゼロや藤堂中佐にも迷惑をかけることになるんですよ?」
「むう。それはまずいな。中佐には大恩がある、それを仇で返すような真似はしたくない。」
やっと気づいたか。ていうか、考えるまでもなく気づくだろ、そんなこと。
「とにかく、もうそんな格好で昼間に外を歩いちゃいけません、いいですね?」
「ああ、わかったよ。すまない、迷惑をかけたな、二人とも。」
そう言って僕たちに頭を下げる卜部さん。だが、騒動はこれだけでは終わらなかった。


554 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:52:39 ID:5mR1KLqt
支援!

555 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:52:39 ID:yqdBgCYz
支援だ!支援!!

556 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 19:54:16 ID:JxwkK9tC
数日後、生徒会活動を終えて部屋に戻った僕は、部屋の空気を入れ替えようと思い、窓を開けた。
外から入ってくる風が心地・・・よくなかった。
「無風状態かよ!蒸し暑いんだよ、誰か何とかしろよ、もう!」
自分しかいない部屋の中で、存在しない誰かに文句を言う僕。はっ、いかん。僕は黒の騎士団戦闘隊長、
怒ってばかりでは部下はついて来ない。いついかなる時も冷静沈着に・・・。
(ブ〜ン。)
あれ、虫でも入ったか?そう思い、部屋の中を見渡すと・・・。
「うわっ、あんな所にセミが。」
壁の上の方に、一匹のセミが止まっていた。
「どうしよう、あんな高い所、届かないよ。何か捕まえる道具は・・・。」
そう思い、高い所に届きそうな物を探す僕。だが、そんな物は見つからなかった。
「参ったなあ、勝手に出ていくのを待つしかないのか。」
そして・・・。
(じーわ、じーわ、じーわ。)
壁に止まっていたセミが、大声で鳴き出した。
「おいおい、嘘だろ?冗談じゃないよ。わー、うるさーい!」
このままではまずい。そう思った、その次の瞬間。

『お困りのようですな。』

「だ、誰だ!」
僕が振り向くと、何かわけのわからない模様の入った白っぽい全身タイツに、どこかの覆面レスラーがかぶりそうな
マスクを身につけ、右手に虫取り網を持ち、肩から虫籠をぶら下げた怪しげな大男が窓枠に足をかけて立っていた。
「・・・・・・。う、卜部さん?」
僕は目の前の光景が信じられず、恐る恐る尋ねた。


557 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 19:56:44 ID:5mR1KLqt
支援

558 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 19:57:05 ID:JxwkK9tC
「違う、私は卜部などという男ではない。」
その大男がそう言い放った瞬間。
ジャジャン!チャチャ〜チャチャ〜チャチャ〜♪(おい何だよ、このBGM!)
「ある時はナイトメアフレームを駆って戦場を駆け抜け、またある時は後輩たちの良き兄貴分。
すべては日本再興のために、にっくきブリタニアに正義の鉄槌を下すために!熱き魂で世界を駆ける!
その名は、『月下マン』!!」
「・・・・・・。」
何だ、これは・・・。一体、何の冗談なんだよ。
「あ、あの、卜部さ・・・」
「月下マンだ。」
「・・・月下マン、ここに一体、何の用ですか?まさか、またセミ捕り?」
「うむ、戦士にも休日が必要なのだ。そこで、趣味の虫捕りをしていたら、この部屋からセミの鳴き声がして、
君が困っていたのでな。こうしてはせ参じたのだよ。」
「はあ・・・。」
もう四聖剣の面影もない。藤堂中佐が見たら泣くぞ。誰だよこんなこと吹き込んだの。
「だが、もう心配いらない。この私が来たからには見事にセミを捕まえてみせよう。行くぞ、とうっ。」
かけ声よろしく、窓枠からジャンプする月下マン。しかし・・・。
ごすっ、べしゃっ。ジジジジジ・・・。
自分の身長を頭に入れてなかった彼は、窓枠の上部分に頭をぶつけ、顔面から床に落ちた。
そしてその音に驚いたのか、セミは勝手に外から出て行った。
(締まらねえヒーローだなあ。それより、もう二度と学園に来られないようにしないと。)
「むう、逃げられたか。だが、これで君の平穏な日常は保たれた。よかっ・・・」
「ライが命じる、今後二度と、学園に出入りするな!」(キュイーン!)
「わかった、もう二度と学園には来ない。さらばだ、とうっ。」
ギアスをかけたにも関わらず、相変わらずかけ声よろしく去っていった月下マン。
(ていうか卜部さん、素顔をさらすなと言っただけなのに、あんな奇抜な格好をするなんて。
一体、彼に何が?知りたいような、知りたくないような・・・。)
とにもかくにも、僕の平穏な日常は保たれたのであった。


559 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 20:01:00 ID:JxwkK9tC
「へえ、そんなことがあったんだ。」
翌日、カレンと一緒に中庭を散歩していた僕は、昨日の卜部さん(月下マン)の話をした。
「でも卜部さん、どうしてそんな変な格好したのかしら?普段はあんなに真面目でいい人なのに。一体誰が彼にこんなことを?」
「いや・・・、君は知らない方がいいと思うよ。その方が身のためだ。」
「え?ということは、ライは誰が黒幕か知ってるの?」
「いや、確証はないけど、大体の見当はついてる。でも僕も怖いんだ。真実を知ってしまえば、後には戻れない気がして・・・。」
「・・・?」
そんなことを話しつつ、今日もカレンは、ブラウスの第三ボタンまで外して汗を拭いていた。この間僕にガン見されたばかりなのに、
こりない人だな。いや、僕だって見ようと思って見たわけじゃないんだ。彼女の色香に吸い寄せられて、気がついたら胸ばかり見てたんだ。
今度同じことをすれば、間違いなく張り倒される。だが・・・。
「今日も暑いわね。毎日こんな調子だと、参っちゃうなあ。」
襟をはだけつつ、両手で服を扇いで風を送るカレン。やめてくれ、また色々見てしまって変態扱いされたくない。あれ?
シャンプー変えたのかな、香りが違う。それに、全体的に甘い香りが。って、今日は黒か。大胆だな、制服の上から透けるぞ。
「ライ。」
見ると、カレンがいたずらっぽい笑顔を浮かべて、僕を軽くにらんでいる。
「また見てたんでしょ?」
「うっ。いや、その・・・。ごめんなさい。」
「きれいだからって理由で、また私を見てたわけ?」
「うん。いつもと香りが違うし、いつも以上に大胆だし。もしかして、シャンプー変えた?あと、香水か何かつけてる?」
「なっ!?いつもそんな所まで観察してたの!?そんなに私がお気に入りなわけ?」
しまった!余計なこと言ったか!完全に変態認定だよ。ところが・・・。
「よくわかったわね、あなたの言うとおりよ。私のことずっと見てくれてたんだ、ありがとう。すごく嬉しい。
でもね、これだけは言わせて。」
彼女は腕を胸の前で組み、上目づかいに僕を見ると、恥ずかしそうに微笑んで、
「・・・エッチ。」
と、小さくつぶやいた。どうやらこの夏は、彼女に溺れることになりそうだ。


560 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 20:01:54 ID:KF2xEX4x
支援

561 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 20:04:08 ID:I4OU/29P
しえん

562 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 20:04:09 ID:JxwkK9tC
おまけ
ジャジャン!チャチャーチャチャーチャチャー♪
「「「「「「とうっ。」」」」」」
藤堂「月下マン1号!」(ブリタニアを倒すためならやむをえん。)
朝比奈「月下マン2号!」(冗談だと思ってたのにねえ・・・。)
仙波「月下マン3号!」(年寄りにこの動きはこたえるな・・・。)
千葉「月下マン4号!」(死にたい、今すぐに死にたい!こんなの恥ずかしすぎる!)
卜部「月下マン5号!」(うーん、やはり戦隊ヒーロー物は五人以上でなくてはな。)
ライ「そして、グランド月下マン!」(何でこうなるんだあああああ!)
「「「「「「日本再興のために、月下マン、ただいま参上!」」」」」」(ドカーン!)
玉城「がはは、このブリキ仮面に勝てると思うたかー!」(ついに、俺が主役だぜ!)

「・・・。ゼロ、これは一体?」
「よくぞ聞いてくれた、カレン。これは、子供たちにより黒の騎士団が正義の団体で
あることを知ってもらうためのPR番組だよ。その名は『月下マン』だ。」
「な!?それって、この間ライの部屋に現われた卜部さんがやっていた?」
「そうだ、正体がばれずに白昼堂々と出歩ける方法を卜部に相談されてな。変装を提案したら
電波を受信して、この放送を思いついた。」
「ついでだったんですか、これ・・・。それにしても、玉城がよく悪役を引き受けましたね?」
「ああ、あいつには『お前が主役だから』と伝えてある。」
「うわっ、だましたんですか?かわいそうに・・・。」
「ちなみに、君も出演するんだぞ、カレン。」
「ええっ!?そんなの嫌ですよ、あんな恥ずかしい格好私にはできません!」
「ちなみに役柄は、グランド月下マンと恋仲の、囚われのお姫様だ。」
「やります。」(即答)
「よし、これで役者はそろった。見ていろブリタニア!ハーハッハッハッハッ!」
「・・・共犯の相手を間違えたか、私は?」
だが間もなくこの作戦は、「経費がかかり過ぎる」との理由で、扇さんに却下された。
ゼロと卜部さんはかなり未練たらたらだったが。


563 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/29(火) 20:07:46 ID:JxwkK9tC
以上です、支援ありがとうございました。
夏の風物詩シリーズを書こうと思ったら、登場キャラがいろいろひどいことに。
もともとこういうSSを専門にしてたわけじゃないんだけど、
なんかクセになりそう・・・。

564 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 20:14:37 ID:5mR1KLqt
>>563 余暇卿、GJでした!
カレンがいい感じだとか、自作のスタンプwとか、言いたいことは多々あるけど
なにやっとんねん、卜部w 月下マンってw
日本解放戦隊ってかんじかな?
貴卿の次の投下を全力でお待ちしております!

あらためてライ執事もの読み返してたら書きたくなってきた
ギャグって書き易くね?

565 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 20:22:04 ID:YC5RQX3k
>>563
愛国戦隊大日本吹いた
卜部のおっさん、あんた…あんたもうダメだダメダメだ!!

566 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 20:41:42 ID:4HdHvxx2
>>563 

余暇卿、乙であります。支援!
考えてみればアッシュフォードの夏服って未公開ですが、カレンのちらリズムにGJ!!
それに今回もオチがよろしいようでw

>>564さん

人を感動させるより泣かせるほうが難しいと、昔の物書きは言っていたそうなw

567 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 20:56:01 ID:5mR1KLqt
>>566 なるほど、確かに泣くまで笑わせるのはかなり高レベルな笑いが要求されるな
泣くほど笑えるSS、僕に書けるのか?

568 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 21:00:32 ID:szE2HECf
余暇卿>>
GJです!ライカレ好きの自分にはど真ん中ストライクです。
後、月下マンっておいww

え〜投下しようとおもうのですが、内容に月下マンと同じようなネタが被って
しまった・・・・orz

569 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 21:03:03 ID:5mR1KLqt
>>568 全力で支援します
面白ければOKと関西人の僕が言ってみる

570 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 21:10:22 ID:VWafabdX
何でも来い!支援

571 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 21:12:50 ID:szE2HECf
ありがとうございます。
これが、おもしろいかどうかは・・・不安ですね。

ただ、投下は10時くらいになってしまいそうです。
勝手なことばっかり言ってすいません。

572 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 21:19:58 ID:C1+auZ07
こっちも支援準備OKだ

573 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 21:31:32 ID:I4OU/29P
22時ですか、待ちますよ。
その後に投下させてもらいます。

574 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 21:32:25 ID:VWafabdX
おk、待機してます

>>余暇卿
藤堂さんはリーダー的に赤タイツで千葉さんはピンクで朝比奈はカレーネタ的に黄色かなぁ…
とか色々想像してしまったw
カレンとのイチャイチャも好きです。もっと書いて下さい!

575 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 21:41:45 ID:kUHXKa7L
>>574
 朝比奈は黒じゃない? 醤油的な意味で

576 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/29(火) 21:43:48 ID:n8UeuD09
こんばんは。ポタラ卿の投下の前にちょっとお知らせです

カップリング表記に新しく???というものを設けました。保管庫で読む際に、作品を読み終わるまで伏せておきたいというもののためです。
(典型的なものとして0010-0022のような作品があります)2ch投下時にはともかく保管庫では読み終わるまで秘密!という方にお勧めです。
 ※言うまでもありませんが、未登録や無しとは全く違うので注意

これは、水守卿の >CPはライ×さよさよ(誰だよ)  これを読んで思いつきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

577 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 21:46:31 ID:5mR1KLqt
>>576 この保管庫はどこまで進化するんだろう
>>575 じゃあ黄色は仙波?体型的な意味で

578 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:00:44 ID:szE2HECf
時間をとってしまいすいませんでした。

今回は、「キューピッドの日の災難」の残った最後の選択肢
「ランスロット仮面を呼ぶ」からのルートです。

ランスロット仮面はオリキャラに含まれるが分かりませんが、
中身の人は皆さんも知っている人物です。

カップリングはまさかの ライ×ランスロット仮面

では投下します。

579 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:01:13 ID:5mR1KLqt
全力で支援!

580 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:03:04 ID:VWafabdX
支援

581 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:03:06 ID:szE2HECf
キューピッドの日の災難 ランスロット仮面の思い


→ランスロット仮面を呼ぶ

状況は最悪だ。
選択肢は3つ。
ギアス、逃げる、ランスロット仮面・・・
だが、僕は知っているぞ。
ギアスを使うと、とんでもないカップリングになり
逃げるを選択すれば、・・・・・・BAD END(?)・・・

なんで僕がこんなこと知っているかって?
それは、僕が選択肢の前でセーブ作業をしていたからさ。
まさに超安全策。どっかのイレギュラーに弱い誰かさんとは違う。

って余裕ぶっこいてる暇はなかった!
つまり、残っている選択肢は・・・「ランスロット仮面を呼ぶ」。
これは、完全にネタだろ?ネタですよね?
正直これで助かるとは思えない。
しかも・・・これは「助けを呼ぶ」ってことだよな?
だったらめちゃくちゃ恥ずかしいじゃないか!
いい年で『ランスロット仮面!助けて〜!!』なんて言えるわけない!!!

そんなことを考えてる内に僕はラグビー部の屈強な方たちに囲まれてしまった・・・
「ぐへへ・・・部費が・・・部費が10倍。ライぃ・・覚悟しろよ・・」
正直目がやばい・・・こんな状況だ。
もはや、恥なんて言っていられない!
僕は、恥を忍んで叫んだ――

「た、助けてくれ、ランスロット仮面〜〜!!!」


582 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:03:42 ID:5mR1KLqt
支援
ハッピーエンドだといいなぁ

583 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:04:01 ID:I4OU/29P
支援

584 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:04:21 ID:szE2HECf
一瞬、世界が沈黙する。
だが、次の瞬間まわりの生徒たちから爆笑の渦が巻き起こる。
僕は自分でもビックリするくらい顔を真っ赤にした。

女子生徒にはまだ、「かわいい」とか言われる程度だが、男子のほうは・・・

「ギャハハハ!こ、こいつ・・・バカだろ。ランスロット仮面だってよぉ!」
「せ、先輩。それ子供向けの特撮ヒーローものなんですよ。・・・クク、幼稚園児か!」

子供向け特撮番組!?
やっぱり完璧ネタじゃないか!!
むちゃくちゃ恥はかくし。それでおいて状況に変化はないし・・・
ああ、母上、妹よ、カレン・・・こんな情けない男ですいません。

だが、事態は予想外の展開になるのであった――
『少年よ。私を呼んだのは君か?』
「!?」
声が聞こえた気がした。遂に頭がおかしくなったのかと思ったが、
また声が聞こえた。そして・・


585 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:05:00 ID:VWafabdX
支援

586 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:05:04 ID:5mR1KLqt
支援w

587 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:05:35 ID:szE2HECf
空から、いや天からその人物はきた。僕の目の前に・・・
ブリタニア軍の白いパイロットスーツに、頭にはまさに白兜と同じそれをつけ僕の前に颯爽と現れたのだ――
「「ま、まさか・・・・」」
「き、君はもしかして・・・?」
『ああ、私はランスロット仮面!少年、いやライ君。私は君を助けに来た!!』
マジで来たぁああああああ!!!!!
僕のテンションは最高潮!馬鹿にしてた周りの奴らはビックリだ!
「ら、ランスロット仮面。助けてく・・」
『君の言いたいことは分かっている』
「へ?」
色々事情があって助けてほしいと頼もうとしたところをランスロット仮面に手で制される。

ここにきて、外野がまた騒ぎ出した。
「・・・お、おい。マジで来たからって安心するのは早いぜ。皆やっちまおうぜ!!」
もはや、チンピラみたいな奴らだな・・・
『ライ君。下がっていろ。』
そういうとランスロット仮面は拳を構える。そして、
『くらえ!ランスロットパ〜ンチ!!!!』
ラグビー部の5,6人が3m程度宙に舞う。
技名とポーズは最悪だが、むちゃくちゃ強いのは確かだ。


588 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:05:50 ID:VWafabdX
支援

589 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:06:45 ID:szE2HECf
『さぁライ君。君は速くカレン君の所に!』
「ランスロット仮面!なぜそれを?」
そういうとランスロット仮面はふっと笑ったようで、親指をたてこう言った。
『それは・・・私がランスロット仮面だからさ!!』
他の人がこれを見たらダサいと思うだろう。いや絶対そうだ。
だが、今の僕は完璧に、変な意味ではなくランスロット仮面に惚れていた。
本当にかっこいいと思ってしまった。
おそらく、小さい子がヒーローに憧れるような気持ちと同じだろう。
まさに、僕の憧れるヒーロー・・それがランスロット仮面なのだ!

『急ぎたまえ!それとクラブハウスには行かないほうがいい。近道せずカレン君のもとに行くんだ!!』
「わかった!ありがとう、ランスロット仮面!」

これからは毎週ランスロット仮面を録画せねばならないな・・・・・
ランスロット仮面のDVDの購入を考えながら僕はその場を走り去っていった。



590 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:07:09 ID:5mR1KLqt
支援

591 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:08:50 ID:szE2HECf
やっとカレンを迎えに行けるね、ライ。
心の中でランスロット仮面――もとい枢木スザクはふっと微笑んだ。
スザクは、このイベントのことでライとカレンのことを一番心配していたのだ。

ライ、僕は本編でカレンに酷い事をしてしまった。
だからせめて、このSSの世界だけでも、僕は君とカレンの幸せに協力したいんだ!!

つまり、スザクの純粋な思いが、このランスロット仮面が誕生したのだ。

「てめぇ・・・調子に乗りあがって!!」
『甘い!ランスロットキ〜ック!!!!』
なんだかんだ言っても、ルルーシュの影響のせいか、ランスロット仮面になってノリノリなスザクであった。


「カレン!大丈夫か?」
校舎に着くと、机の下に隠れていたカレンをすぐ発見した。
「ライ・・・・来てくれたんだね。」
「当たり前じゃないか!立てるかい?」
だが、カレンは長時間狭い場所に隠れていたため、足が痺れていたようだ。
「ゴメン・・・ライ。」
「しょうがないなぁ」
僕は、カレンをひょいっと持ち上げる。いわゆるお姫様だっこだ。


592 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:09:36 ID:VWafabdX
支援

593 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:10:22 ID:szE2HECf
「ええ!?・・いや、ちょっ・・・なんで?」
「だって、おんぶとかだと胸とかが当たっちゃうじゃないか」
「べ・・別に・・私はあなたになら・・・」
とぶつぶつ俯きながら言うカレン。
顔を赤らめちゃって。本当にカレンは可愛いな、と今はそんなことを言ってる暇はない。

いつまでもここにいてはカレンを狙う男子生徒が来てしまうので、ライは(カレンをお姫様だっこしたまま)走り出す。
「どこか、誰も居なさそうな場所ってあるかな?」
「ねぇ、礼拝堂とかは?」


数分後。
カレンの予想通り、礼拝堂には誰も居なかったので、僕たちはようやくゆっくりとすることができた。
「・・・ライ。」
「うん?なんだいカレ・・」
名前を言う前に、カレンは僕の胸の中に飛び込んできた。
「か、カレン?・・」
体がかすかに震えている。やっぱり怖い思いをしていたかもしれない。
欲に溺れた人間の目の怖さは半端じゃない。
なんだかんだでカレンだって女の子だもんな・・・


594 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:10:32 ID:wV4ZHnPa
支援


595 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:11:01 ID:I4OU/29P
支援

596 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:11:38 ID:szE2HECf
「本当に助けてくれてありがとう・・・私、うれしかったよ・・・」
上目遣いで僕を見つめるカレン・・・正直それは反則だと思う。
「え、えっと・・・そ、それじゃあ帽子を取り替えようか?」
もう少し甘い時間を過ごしたかったが、本来の目的を忘れるわけにもいかない。
僕は帽子を自分の帽子を脱ごうとしたが、スッとカレンが僕の手を掴んだ。
「うん・・・でも、その前に助けてくれたナイト様にご褒美をあげなきゃ・・・」
「ご、ご褒美!?」
ゴクっと生唾を飲む僕。
いや、何を期待しているんだ?落ち着けライ。
多分、感謝の言葉を頂くだけだ。うん。・・・ってお礼はさっき言われたような・・・
「ライ、ここなら誰も居ないよ・・だから、そ、その・・・」
え〜っと・・そ、そうか!手だよ、手を繋ぐんだね!
そうだ、そうだ。何を期待しているんだよ、僕は。
笑っちゃうな。アハハハh・・・手は普段から結構繋いでいたような・・・

「だ、だから・・・き、きききキス・・しよ・・」
そういうと、カレンはゆっくり目を閉じて僕に顔を向けてきた。


597 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:12:28 ID:5mR1KLqt
支援

598 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:12:37 ID:wV4ZHnPa
支援


599 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:13:10 ID:szE2HECf
会心の一撃!!!ライは完璧に力尽きた・・

か、カレンさんとキス!?
これは夢か?いや夢じゃない。なぜならすぐ側に彼女の温もりが・・・
って、いかんいかん!
カレンの体から発しているいい香りだけで、K・Oされるとこだった。
しっかりしろ、ライ!
男にはやらねばならぬ時がある。
まさに今がその時。
僕はカレンの肩に手を置き、唇を重ねようと・・・

パリ〜〜ン!!
突然、礼拝堂に響き渡る。そのせいで、僕とカレンのSWEET TIMEも終ってしまった。
誰かが礼拝堂のガラスを割って入ってきたようだ。その人物は・・・


600 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:13:43 ID:5mR1KLqt
支援、全力で

601 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:14:36 ID:szE2HECf
「ランスロット仮面じゃないか!」
「え、知り合い?」
カレンが不審な目でランスロット仮面をみる。
まぁ、当然だろう。実際ランスロット仮面の格好は変だ。
だが、先程助けられたことで童心に帰ったライは、うれしくてうれしくてたまらなかったようだ。

『ライ君!無事だったか。』
「ああ、君のおかげだよ。ランスロット仮面!」
そういうと僕とランスロット仮面は熱い握手をかわす。
「あの〜・・二人はどういう関係で・・?」
「カレン。紹介するよ。彼はランスロット仮面!僕を助けてくれたヒーローさ!!めちゃめちゃかっこいいだろう?」
「ええ・・そうね・・確かに」
カレンが心なしか後ずさりして距離をとっているのは気のせいだろうか?
『ライ君。僕・・私は当然のことをしたまでだ。あまり褒めないでくれ』
と、照れくさそうに言うランスロット仮面。
「何言ってるんだよ、ランスロット仮面!君は僕の憧れだよ。
それに・・・僕たち友達だろ?」
そして、再び握手をする僕たち。
ああ、やっぱヒーローっていいなぁ。今日絶対にDVD買いに行こう・・・



602 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:15:10 ID:0QAtjz9G
支援

603 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:15:11 ID:5mR1KLqt
支援

604 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:15:13 ID:wV4ZHnPa
支援

605 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:15:57 ID:szE2HECf
ランスロット仮面に夢中になっていて僕は大事な人の事を忘れていた。
「あれ?カレン?」
カレンはいつの間にか、礼拝堂の入り口にいた。
なぜだろう? とても残念そうに僕を見ている。
「ライ・・・私は、別に人の趣味とか悪く言うつもりはないわ。でも・・
10幾つにもなって子供向け番組ってのは・・・」
状況を整理しよう。カレンはライにドン引きしているようですね。はい。
「え・・カレン・・どうしたの?とりあえず・・帽子・・」
「ライ・・御免なさい!!!!」
カレンは礼拝堂から飛び出して行ってしまった。

ふ、ふられた?
さっきまでラブラブだったのに?キスまでしようとしていたのに?
な、なぜだぁああああ!!
そうだ!こんな時こそランスロット仮面に・・

『すまない、ライ君。僕・・・私はそろそろ行かなければ。カレン君とお幸せに!!』
頼みの綱のヒーローは、最後に本性である天然っぷりを発揮して何処かへと飛び立ってしまい、
礼拝堂には、真っ白になったライだけが残っていた・・・・・

キューピッドの日の災難 ランスロット仮面の思い 完


606 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:16:59 ID:5mR1KLqt
支援orz

607 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:18:17 ID:szE2HECf
予告(?)的なオマケ

ライ「しかし、おかしいぞ?全てのルートが終ったはずなのに、
まともなHAPPY ENDが1つもないじゃないか!!
幸せな最後がないだなんて、僕は信じないぞ!もう一度選択肢からやり直しだ!!」

このとき、ライは気づいていなかった。
3つのルートのうちの1つに、まだ続きがあることを・・・

それがHAPPY ENDなのかBAD ENDなのかは、まだ分からない・・・



608 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:18:27 ID:I4OU/29P
支援

609 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:19:30 ID:wV4ZHnPa
ランスロット仮面、空気を読んでくださいよ

610 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:19:35 ID:cA5eeA6U
>>607
GJ!
SSスレ初のマルチバッドエンドSSwww
どうか、どうかラスト1個だけはカレンを救って上げてください…!


611 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:21:29 ID:szE2HECf
以上です。
とりあえず、まだ続きは一応考えてはいます。

支援してくれた方々、ありがとう御座いました!

612 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:22:25 ID:I4OU/29P
>>611
乙!!しかし・BAD END・・・だと・・・?
次回はHAPPY ENDですよね?信じてますっ!!

さて、次はこの感じだと45分頃なら投下しても良いですかね?


613 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/29(火) 22:26:15 ID:n8UeuD09
支援できなかった……。ポタラ卿、文法的に誤りがあったので保管の際に訂正しておきました。

614 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:26:50 ID:5mR1KLqt
orz 頑張れ、僕! 負けるな、俺! ほら、かすかに希望の光が
>>611 ポタラ卿、GJでした〜
僕らの求めたハッピーエンドだ!と思った後でのバッドエンドorz
空気読め!ランスロット仮面! この胸の高鳴りを、カッコイイと感じた熱い想いを返せ!
次こそ、次こそはハッピーエンドを!
次回の投下を全力でお待ちしております!

615 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/07/29(火) 22:29:18 ID:szE2HECf
トーマス卿>>
文法的なミスorz
すいません・・・・ご迷惑をかけてしまった・・・
次回からは注意いたします・・・

616 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/29(火) 22:35:28 ID:n8UeuD09
>>615 いや、そんなにお気になさらず。私も人のこと言えませんから。

V.V.「そうだよねえ。偉そうなこと言ってるけど、君だって以前“千葉はライの嫁”って子を“ライは千葉の嫁”って入力して、そのままサーバーにあげちゃったもんねえ」(クスクス)

ぬわぁっ!?

617 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:37:43 ID:VWafabdX
あーあ…ランスロット仮面め最後マジで礼拝堂に何しに来たんだw 
「僕は君とカレンの幸せに協力したいんだ!!」とか言っといてガラス諸共ブチ壊してるwww

>>612
お待ちしてます

618 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:43:36 ID:+jUqLz1O
>>616
俺は気にしてないからトーマス卿を許してあげてV.V.! ずっと前、
「トーマス卿は女性よりも少女が好き。というより、小さいk(ry」
みたいなの書きこんだの、実は俺だったりしますからおあいこだよ!

619 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:46:41 ID:I4OU/29P
それでは投下行きますが、投下の前に注意書きを少々。
前回の続きになります。服装の描写が駄目駄目です。すいません。
少し?ルル×シャリ成分も入ってますが、カップリングは ライ×カレン です。そのつもりなんですorz
ギアスの暴走はありません。特区成立後のif展開という事で、キャラの背景は壊れてます。
ライとカレンが騎士団のメンバーだという事は知られています。
ゼロ=ルルーシュは、学園では一部の人間しか知りません。
そういった御都合主義の妄想がお嫌いな方はご注意下さい。それでは、投下行きます。


620 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:47:20 ID:VWafabdX
支援

621 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:47:22 ID:5mR1KLqt
必要なら常に冷静な支援を、そして投下されたSSは全力で楽しむこと

622 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:47:50 ID:I4OU/29P
〜思ひ出ぼろぼろ 下ノ巻〜
時刻は夜の21:00を回ったところ。生徒会室はまだ明かりがついている。
思いの他、準備に時間がかかってしまったようだ。そんな中、一人の女性の声が聞こえてくる。
「よりにもよって、またこの格好ですか?」
応援団のような格好をしたカレンが肩を落として呟いていると
「そうかな?カレンは相変わらずよく似合ってると思うけど」
と、警官の格好をしたシャーリーが警棒片手に褒めてくる。
「男装を褒められても、あまり嬉しくないんだけど・・・」
「急に決めたからねー。衣装準備してる暇が無かったから仕方ないわよ」
と、さながらリ○ンの騎士のような格好をしたミレイは、そう言い終わると楽しそうに追求を始めた。
「けど、皆よくOKしたわね。何か理由でもあるのかしらー?ほらほら、お姉さんに言ってごらんなさい。」
それを聞いて
「男の子になるのって、やっぱり楽しいですから」
と、嬉しそうに微笑むナナリーと
「息抜きには・・・いいかなって」
ちょっと恥ずかしそうに答えるニーナ。
「二人とも良いノリするようになったじゃない。感心、感心」
と、ミレイは満足げに微笑んだ。
「わ、私はその、もう一度ルルの女装姿が見てみたいなーって・・・」
「シャーリーはやっぱりそれが理由かー。まあ、カレンは聞かなくっても分かるけどねぇ」
ニヤニヤと笑みを浮かべながらカレンを見るミレイと
「カレンはライの女装が見たいんだよねっ!」
仲間だと言わんばかりに断言するシャーリー。それを聞いたカレンは
「ちょっ!!わ、私はそんなんじゃ・・・」
必死に否定しようとするが、すでに顔は真っ赤で説得力の欠片も無い。まあ、彼女の理由はそれよりも
遥かに不純なのだが・・・。
「はいはい、照れない照れない。カレンはライの事になるとすぐ顔に出るんだからバレバレよ」
「うう・・・」
ミレイに言われて、カレンは恥ずかしそうに押し黙ってしまった。
「それにしても、男子は遅いわねー。いつまで時間かかってるのかしら?おーい、まだ着替え終わらないのー?」


623 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:48:10 ID:VWafabdX
支援

624 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:49:03 ID:I4OU/29P
「もうちょっと待って下さーい。ねぇ、ルルーシュ、会長が呼んでるよ?」
女子高生の格好をしたスザクが平然と答える。相変わらずそこには恥ずかしさの欠片も見られない。
「分かってる。しかし、よりにもよってこのイベントを持ってくるとは・・・」
ドレス姿のルルーシュが項垂れた様子で答えるが、その様子を見たメイド姿のリヴァルが肩を叩きながら言う。
「まあまあ、ルルーシュ。こうなったからには諦めろって」
「リヴァル、お前は恥ずかしくないのか?」
「もう慣れちまったよ」
そう言うと、リヴァルはルルーシュと同じく落ち込んでいるライに言葉をかけた。
「しっかし、ライ。お前ルルーシュ並に似合ってるよなー」
その言葉を聞いて水色のワンピースを着たライは、複雑そうな表情を浮かべた。
「これは、正直悲惨な思い出になりそうなんだけど・・・」
「今からそんな調子でどうするの?むしろこれからが本番なんだよ?」
「待て!!まさか・・・またアレをするのか?冗談じゃないぞっ!!」
嬉しそうにスザクが言うがそれを聞いてルルーシュは慌てる。
「アレって何の事なんだい?」
怪訝な顔で問うライだったが
「まあまあ、それはこれからのお楽しみだよ。それじゃ、会長達が待ってるからそろそろ行こうよ」
「ちょっ、ちょっと待て。心の準備というものが・・・」
そう言うと慌てるルルーシュの言葉を無視して、スザクは扉を開けた。

625 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:49:33 ID:VWafabdX
支援

626 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:50:53 ID:I4OU/29P
「綺麗・・・」
カレンはそれだけ言うと、顔を真っ赤にして目の前の男を見つめていた。
「あ、ありがとう、。その・・・カレンもよく似合ってるよ」
ライはそう言うと同じく顔を赤くする。お互いに初めて見る格好だった為かそれ以上の言葉が見つからないようだ。
「はぁー、やっぱりライもよく似合ってるわねー。うんうん、私の目に狂いは無かったわ。本物の女の子みたいね
それとルルーシュ。あなたも女に生まれてきた方が良かったんじゃないの?」
惚れ惚れした様子で感想を口にするミレイ。それを聞いて
「はいはーい。そうなったら、私は男に生まれ変わりまーす」
嬉々として左手を挙げて宣言するシャーリー。右手はすでにルルーシュの腕に絡まっている。どうやら誰にも渡す気は無いらしい。
「シャ、シャーリー。ちょっと落ち着いてくれないか?」
左腕に柔らかい感触を覚えながら、気恥ずかしそうに答えるルルーシュだったが、
「もう行くとこまで行ってるのに、なーに今更照れてるのよ」
悪戯っぽい笑みを浮かべながらミレイは言い放った。
「「か、会長っ!!」」
それを聞いた二人は狼狽した様子で叫んだが、
「今更隠す必要なんて無いじゃない、皆気づいてるわよ」
事も無げにそう言い放つ。周りのメンバーも特に驚いた様子は無い。
それを見た二人は、顔を真っ赤にして俯いてしまった。

627 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:51:08 ID:n8UeuD09
支援

628 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:52:54 ID:0QAtjz9G
そんな二人をカレンは何やら決意を秘めた瞳で見つめていた。彼女はここ最近悩んでいた。無論、ライの事で。
悩みの原因は、ライは自分と二人きりであっても、キスはしてもそれ以上をしてこないという事。
無論、ライに言わせればそれだけカレンを大切にしているという訳なのだが、カレンにしてみれば、
あのルルーシュでさえもシャーリーとそういった関係になっているのに、未だに何も無いとはどういう事なのかと。
女性とは無ければ無いで、自分に自信を無くしたりするものである。
散々悩み続けた結果、カレンはライが求めて来ないなら、『押し倒してしまえばいい!!』との答えに至る。
が、中々それを実行に移す機会が無い。それに、何だかはしたない気もしていた。
故に、このイベントはカレンにとっては、正に渡りに船だった。男の格好でなら、ライを堂々と口説き
その後は・・・・となる。幾らライが鈍感でもこれなら気付くはず。
だからこそ、異論も言わずに参加したのだ。更に二人の様子を見て、カレンの決意は確固たるものとなった。
そして、生徒会室にカレンにとって待ち望んだ言葉が響いた。

629 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:53:04 ID:C1+auZ07
支援 支援

630 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:53:10 ID:5mR1KLqt
支援してもいいのは、支援される覚悟のある奴だけだ!

631 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:54:04 ID:wV4ZHnPa
支援


632 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:54:49 ID:I4OU/29P
「じゃあ、恒例のアレ。行ってみましょうかー!」
剣を高々と上げて宣言するミレイの声を聞いて、ルルーシュは慌てて我に返る。
「か、会長!本当にする気なんですか?」
「当ったり前じゃない。ナナちゃんの為よ」
「クッ、幾らナナリーの為とは言えそれだけは・・・」
そう言うとルルーシュは苦悶の表情を浮かべる。ライはそんな二人のやり取りを見ていたが、サッパリ理解できない。
「ねえ、スザク。アレって何の事なんだい?」
「ああ、ライには言ってなかったよね。これから、姿だけでなく中身も女になるんだよ」
「中身も・・・女・・・?」
「そうだよ、簡単に言うとね――ライ、そのドレス凄く似合ってるわよー(クネクネ)」
体をクネらせながらいきなり女口調になるスザクを見て、ライは呆気にとられる。
「ス・・・ザ・・・ク・・・?い。一体どうしたんだ?」
「駄目じゃないライ。中身も女にならないとぉ(クネクネ)」
一瞬呆気にとられたライだったが、すぐに思考を切り替える。
(なるほど、そういうことか。目が見えないナナリーの為にも、せめて口調だけでもという訳か)
瞬時に答えを導き出したライは、今日だけという事に自分を納得させて参加しようと決意したが、
その横では、なおもルルーシュが抵抗を見せていた。

633 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:55:10 ID:VWafabdX
支援

634 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:55:40 ID:I4OU/29P
「お兄様・・・」
そんな兄の声を聞いて、悲しそうな表情を浮かべるナナリーをライは不憫に思い説得を試みる。
「なあ、ルルーシュ」
「口調が違うわよ、ライ。それにルル子よ、ルル子(クネクネ)」
「わ・・・分かった・・・わよ。ねぇ、ルル子。ナナリーの為にもお願いよ」
恥ずかしさを押さえながら、何とか言葉を紡ぐライだったが
「お前は恥ずかしくないのかっ!!」
とルルーシュに一括されてすごすごと引き下がってしまう。
「兎に角!やりたい者がやればいいでしょう。俺は遠慮します」
「うーん、そうは言ってもねぇー。全員でやる事に意味があるんだし。無理ならこのイベントは無し
って事になっちゃうから、何とかお願いしたいんだけど」
「ルル、会長もああ言ってるんだし、ねっ?」
「シャーリー・・・いや、こればかりは聞く事は――」
「やりなさいっ!!」
唐突に声が響いた。声の主は物凄い剣幕で近づいて来るカレンだった。
「ルルーシュ、今回ばかりはたとえあなたでも許さない。やりなさい」
「ま、待てカレン。一体どうしたと――」
「黙ってやるのよ。こんなところで私の作戦を無駄にさせる訳にはいかないわ」
凄みの効いた声で迫るカレン。
「作戦?一体何を――」
「いいからやるのよっ!!」
冗談のつもりかと思ったルルーシュだったが、カレンの目を見て違うと気付く。その目は完全に据わっていた。

635 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:56:22 ID:C1+auZ07
イエスユアハイネス!支援

636 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:57:07 ID:2KmnBsoF
マオかわいそう・・・

637 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:57:24 ID:I4OU/29P
そんなカレンの姿を見てライは奮い立つ。カレンもナナリーの事を思ってくれていたのかと。
ならば、尚更自分も頑張らばければと思い、何かいい案はないかと考える。そして一つの方法を思いついた。
「ルルーシュ、どうしても出来ないというのかい?」
「愚問だな」
「そうか・・・分かった」
「ライ、まさか諦める気?私の作戦が・・・」
作戦と聞いてライは怪訝に思う。ナナリーの為ではなかったのかと。カレンの作戦というのが
何を指しているかは分からなかったが、今はお互いの利益が一致していたライにとって、それは然したる問題では無かった。
「大丈夫だよ、カレン。君が何を焦っているのか分からないけど、ルルーシュの決意を確認しただけだから」
(あなたのせいよっ!!)
そう言いたい気持ちをカレンはグッと堪える。が、そんな彼女の気持ちを全く理解した様子も無くライは続ける。
「これはもう普通の方法で頼んでも無理みたいだね」
「当たり前だ。俺の決意は固い」
その言葉を聞いたライは、
「なら、方法は一つしかないね」
と言い軽く息を吸いながら目を伏せた。
「ライ?」
突然のライの行動にカレンが怪訝な表情を浮かべた次の瞬間、パッとライは目を開いた。
その顔を見たルルーシュは驚愕した。何故なら、ライの目には赤い鳥が映っていたのだから。
「お前、まさかっ――」
「ライが命じるっ!!――」
「やめろぉぉぉぉぉ!!」
慌てて止めようとするルルーシュだったが、全ては遅すぎた。
「今日一日、男は女、女は男を演じ切れっ!!」
ライがそう言い切った瞬間、赤い鳥が羽ばたいた。


638 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:57:48 ID:5mR1KLqt
支援

639 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:58:00 ID:C1+auZ07
ちょww支援ww

640 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 22:58:53 ID:I4OU/29P
(こういったギアスの使い方こそが理想なのかもしれないな)
ライは満足していた。これでイベントを中止にしなくて済む。ナナリーに喜んでもらえると。
しかし、思いは予想外の方向へ流れて行った。
「よぅライ子。いきなりだけど、実を言うとな。俺前からお前の事好きだったんだ」
「キャー!!会長ダ イ タ ン。ねぇ、ナナリー(クネクネ)」
「うん、凄いやミレイさんっ!!」
「大胆・・・です」
「じゃ、じゃあ、私も。ミレイ先輩。私も前から先輩の事――」
「あー、リヴァ子はちょと黙っててくれ」
「えっ?えっ?」
突然の会長からの告白に目を白黒させるライ。
(いきなり何を言い出すんですか!?会長。そんな事言ったら――)
「ちょっと待てやぁ!!」
ライは恐怖で動く事が出来なかった。
「どういうつもりだ?会長。ライ子が俺の女だって知ってて言ってんのか?あぁん?」
まるっきりどこぞの不良のような口調で凄むカレンがそこに居た。
(ルルーシュ助けてくれっ!!)
必死になって助けを求めるライだったが、彼が見たのは
「なあ、ルル子。あれってさ――」
「修羅場ね」
仲睦まじく、事の様子を伺うルルーシュとシャーリーの姿だった。自業自得である。

641 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:59:05 ID:VWafabdX
支援

642 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 22:59:13 ID:5mR1KLqt
支援

643 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 23:00:41 ID:I4OU/29P
「何言ってんだ。最後の一線越える勇気の無い奴が彼氏だって?笑えるぜ。そんな事だから、ライ子に未だに悪い虫が
付き纏うんだ。カレン、お前も男ならいい加減ハッキリと所有権を主張するべきなんじゃないのか?」
恥ずかしい台詞を臆面も無く言い放つミレイ。それを聞いたカレンは
「うるせぇ!そんな事言われなくても分かってるよ!今日キメようと思ってたんだ」
などと、とんでもない言葉を言い返すと、獲物を狙うような目でライを見つめた。
(マズイ。目が合った!!このままじゃ犯られる!!時間は?まだ22:30だとっ?この状態は今日一日だけ。
つまりあと1:30もある。それだけあれば一通りの事は・・・)
もう追い詰められていたライの思考回路は滅茶苦茶になっていた。そうしている間にもカレンは近づいて来る。そして――
「なぁ。ライ子。いいだろ?」
「お、落ち着け。カレン」
「俺の事好きじゃないのか?」
急に悲しげな表情を浮かべるカレン。その姿を見てライは
「そ、そんな訳無いよ」
と言ってしまった。
「じゃあ決まりだなっ!!」
パっと顔を輝かせたカレンを見て、ライはようやく覚悟を決めた。本当の男としては、全く持って情けない。
「じゃあ、会長。すまないが後はよろしく」
そうカレンは言い放つとライを引きずって颯爽と部屋を出ていった。


644 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 23:00:57 ID:VWafabdX
支援

645 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 23:02:14 ID:I4OU/29P
ふう。これであの二人も進展するかな」
「あっ!会長。最初からこうなる事を狙ってたんですねー(クネクネ)」
「まあな。あの二人を見てたら歯痒くってさー」
ミレイはそう言うと満足げに微笑んだ。
「相変わらず人が悪いですね」
やれやれといった表情でそう言うルルーシュだったが
「そう言うなって。カレンはお前たち二人に当てられたんだよ」
ミレイにそう言われてしまい、ルルーシュはシャーリーと一緒に押し黙るしかなかった。
「まあ、ライ子とカレンは抜けたが今日は二人の新しい門出を祝おうではないか!」
そう言うと、再び剣を高々と上げて宣言するミレイ。
「「「「「おーー!」」」」」
生徒会室にメンバーの声が木霊した。こうして学園の夜は更けていった。

「もう朝か・・・」
鳥の囀りでライは目を覚ました。
ふと左腕に柔らかい感触を得たライは、恐る恐る横を向く。
「おはよう」
そこには笑顔でシーツに裸体を包んだカレンがいた。
結局、あの後ライは自室に連れ込まれ押し倒された訳だが、ギアスが切れるまで何とか耐え切り
その後に結ばれた。最後の最後で、何とか男を見せる事が出来たようだ。
「おはよう、カレン」
そう言い終わると、ライはそっとカレンにキスをした。それが終わるとウットリとした表情でカレンが言った。
「ねぇ、ライ――大好きよ」
こうして、二人は新たな階段を登った。
しかし、ライは忘れていた。ギアスをかけた前後は記憶の喪失が起きるという事を。それはつまり・・・
「さあ!男女逆転祭りをするわよー!!」
今日も元気に生徒会室に響くミレイの声。この学園は平和なようだ。      ―Fin―

646 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 23:02:41 ID:C1+auZ07
オラオラオラオラ支援

647 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 23:03:33 ID:I4OU/29P
――おまけ――
『ライ!!いいか、昨日のような事は二度とするな!!』
「二度とと言われても、僕のギアスも同じ相手には一度しか効かないんだけど・・・」
『下らん言い訳をするな!!』
ここは特区日本内にあるゼロの執務室。そこでライはこってりとルルーシュに叱られていた。
ゼロはどうやら、ライが昨日ギアスを使った事を推測していたようだ。
「分かったよ。ごめん、ルルーシュ」
『今はゼロだ!!』
「分かったよ、ゼロ」
ライは叱られていたが昨日の事を思い出すと、つい顔を緩めてしまう。そんなライに対してゼロがさらに怒る。
もうかれこれ1時間はこんな状態が続いている。するとピザを食べ終わったC.C.が
「つまらん」
と言いだした。
「C.C.。いきなり何を言い出すんだ?」
怪訝な顔をして問い質すライに対して、不機嫌そうな顔でC.C.が言う。
「ゼロに続いて。お前まで童貞坊やではなくなってしまった。私はこれから誰に対してこの言葉を言えば良いのだ?」
「『知るかっ!!』」

648 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/07/29(火) 23:04:53 ID:I4OU/29P
以上で投下終了です。
支援して下さった皆様、ありがとうございました。
タイトルと内容が矛盾してますね・・・
このネタは自分にとってハードルが高すぎましたorz

最後に一言、後半グダグダになってごめんなさい・・・。


649 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 23:13:20 ID:5mR1KLqt
>>648 ライカレ厨卿、GJでした!
カレンがチンピラw ギアス無駄使い過ぎるw
リヴァ子の扱いが酷ぇw そしてC.C.ww別に使う必要性も無いだろw
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

650 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/29(火) 23:25:27 ID:VWafabdX
>>648
GJ 朝チュンネタktkt。1時間半どう乗り切ったのかは気になるけどw
しっかりオチてるし全然グダグダじゃないじゃないですか
いつもながら、ライカレ厨卿はライカレ中心にしつつ大勢のキャラを動かすのがうまいですね

651 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 00:59:42 ID:WcoXou8a
さて、ライ執事ものにインスパイアされた作品の冒頭部分が出来たんだが続きが思いつかないorz
……誰か、ネタをください

起きたとき誰かがネタを提供してくれていることを願って、おやすみ

652 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 00:59:49 ID:Kv18jQlh
よし…ラウンズやりたい言ってたけどまたライCネタで新しいのが出来てしまった。
しかし…投下して大丈夫かな?
昨日のテレビドラマの続きで事後って設定でエッチな台詞もあるのですが…直接描写じゃないから十五禁位?投下して大丈夫かな…?

653 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:04:49 ID:sYEKf5Wz
支援しましょう、全力で

654 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:06:43 ID:hWYH+clk
鰤軍・黒の騎士団経由のどちらでもかまわないんだけど、特区式典の時に、重症を負う。
アリスに助けられるも、記憶を失い、アッシュフォード学園で機密情報局に異動(もしくは退役)になった
アリスと義理の兄妹として偽りの学園生活をおくるというネタを思いついた。
完全にオリジナルネタになるけど書いてもOKかな?いや、書けるかどうかは時間と発想力と文才の三位一体にかかってるんだけど。


655 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:08:07 ID:hWYH+clk
>>654
リロードし忘れて確認せずに投下してしまったorz
「仙波大尉、介錯を頼みます。」
支援

656 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 01:11:55 ID:Kv18jQlh
いいのか…やってしまって…ほんとうにいいのか…

カップリング・ライ×C.C.
タイトル・寝言
備考・テレビドラマの続き エロイ…エロイです。

657 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:12:01 ID:oGREIPZ3
「うむ、よかろう」介錯に参ったぞ支援

658 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:12:58 ID:BfIHS6nr
支援

659 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 01:13:38 ID:Kv18jQlh
寝言

「う…ん…」

眠い目を擦りながら枕元に合ったデジタル時計を見る僕。
今は三時…三時間寝れたといった所か?
本当はもっと早く眠るつもりだったのだが、隣に眠っている彼女…C.C.のおかげで二時間も睡眠時間をずらされてしまった。
昨日帰ってきたのは夜の十時頃だっただろうか?
帰ってきて早々抱きつかれ、恥ずかしい台詞でキスをせがまれた。
彼女の気持ちを汲んで「初めての僕からのキス」はしたものの、その後すぐに「気が変わった」などと言い出し、行為をせがまれた。
なんども逃げようとしたが、許してもらえず、結局強引に行くところまで行くことになってしまった。
二時間ほどお互いを求め合った後、赤ん坊の時の姿で一緒に僕のベッドで寝ようなどと彼女に言われたが、それは流石に恥ずかしいので、僕はパジャマを、彼女はワイシャツ一枚を着て一緒になるということで丸く収まった。
今日本に行っているルルーシュの耳に入ったらなんと言われるだろうか?
しかしせがまれても断れず、結局彼女の誘いに乗ってしまうあたり…悔しいけど、僕は男なんだな。

「ん…」

僕は隣で寝ている彼女の寝顔を覗き込む。
可愛らしい寝顔だ。いつもの棘のある彼女が信じられない。
余りの可愛らしさに、僕は彼女の頬に軽くキスを落とした。

「…さて…寝なおすか」

キスを終え、僕は再び布団に入り眠りに付こうとした。
その時…

660 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 01:14:44 ID:Kv18jQlh
「ひゃん!」
「うぉ!?」

眠っていたC.C.がいきなり甲高い声をあげた。
しかし、起きている様子は無さそうだ…寝言か。

「にしても、変な寝言言わないでよ…」
「ライぃ…」
「え?」

僕の名前を呼んでる…僕の夢を見ているのか?

「さ…さっきやったばっかり…ひぅ、ひゃうぅ!」

さっきやったばっかり?まさか…さっきの続きの夢を…

「お…まえ…積極的になれとは言ったが…いきなり激しすぎ…あう!」

おいおいC.C.、いくら寝言でも自重してくれ。
こちとらまだ卒業したばかりなんだ、そんな声ばかり出したら…その、変な気を起こしてしまうかもしれないじゃないか。

「はぅ!…ライ…そんな…とこ…ひゃ、ひゃあぁぁぁあ!、おま…ひ…ひうぅぅう…!!」

僕の気持ちを無視し、C.C.はこんな感じで甲高い喘ぎ声を寝言で言い続ける。
頼むC.C.、ホントにそんな声を出さないでくれ…
僕は紳士なんだ…そう、紳士…

「ライぃ…来てぇ…」
「…」

661 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 01:15:36 ID:Kv18jQlh
C.C.が甘えた声で僕の名を呼び、僕を求める。
母上、お許しください。僕は…もう駄目です。
獣になったわが子をお許しください…

「ちょっとだけ…ちょっと…だけなら…」

僕はC.C.の唇に自分の唇を近づけ、起こさないよう優しく重ねる。

「ん?」

しかしそのまま暴走する直前、この時僕は残った理性で考えた。

「(待て、いくら寝言でもここまで激しくなるものなのか?まさか…)」

僕は慌てて唇を放し、口を開いた。

「C.C.、もしかして起きてる?」
「…」

C.C.は瞼を開き、布団から上半身を起こす。
そしてにやけた表情で僕を見つめた。

「ほお…童貞坊やじゃなくなった瞬間、女より早く起きて手をつけようとするとは…お早い成長だな。」
「…いつから起きてた?」
「お前がここにキスをした時からだ。」

C.C.は細い指で自分の左頬を指差す。

662 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:15:37 ID:xI9Vj/jk
支援

663 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:15:51 ID:sYEKf5Wz
支援ルゥ

664 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:16:00 ID:oGREIPZ3
なんかヤバい気が…本当にいいのかな?
支援

665 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 01:16:22 ID:Kv18jQlh
「ひ…人が悪いぞ!」
「騙されるお前が悪い。にしても、キスもしてくれなかったお前が、事後に少し芝居をしただけでこれとは…男はやはり狼だな。」
「もう良い!寝る!」

僕は布団に入り、そっぽを向いて瞼を閉じる。

「ガキが…」

C.C.も布団に入り、僕を背中から抱きしめた。

「ライ。」
「…何?」
「続き…したくないのか?」
「………………………する。」

悔しいけど、僕は男なんだな。(二回目)

666 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:17:18 ID:xI9Vj/jk
情熱を持て余す。。。
支援

667 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:17:25 ID:oGREIPZ3
支援

668 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:17:42 ID:NdulEHg7
性よ・・・いや
支援

669 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:19:04 ID:hWYH+clk
スレ的にやばくないか?言葉嬲りならまだしも・・・。
が、支援

670 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 01:20:10 ID:Kv18jQlh
投下終了
やった…やってしまった…殴りたきゃ殴れ!好きなだけ!(555の海堂直也風に)

ええ、できれば今回でこのシリーズも終わりにしたいです。
ライCもホント大好きですがそろそろラウンズもやりたい…

それにしてもC.C.のキャラソンのCONNECTの歌詞がルルーシュだけでなく、ライにも当てはまる気がする俺はもう終わりかもしれない…

671 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:29:00 ID:oGREIPZ3
>>670
あ〜焦った、ギリギリアウトな気もしますが良かったです
流石だな魔女C.C.!!
結局ライを掌の上で弄ぶとは流石だよ!驚嘆に値する!

672 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:30:13 ID:hWYH+clk
う〜ん。作品自体はGJだけど、このスレではレッドカードかな。下は小学生もいるだろうから・・・。

673 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:30:17 ID:RIxSAA5c
まあなんだいわゆる・・・寸 止 め
>670
おつかれさまです。そしてごちそうさま。
全年齢板的な意味でもドキドキしてしまいました。

674 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:31:54 ID:hWYH+clk
>>651
執事ねぇ・・・。ざっと思いついたの7つだけだけど、下手すりゃ支援いるかも?
1.豪腕コルチャックのトレーナー(いや、もうネタでしかないから、気にしないで)
2.アナウンサーミレイのマネージャー→一瞬だけミレイとの打ち合わせのシーンが映り、「彼は誰」と評判になり、キャスターに大抜擢→人気キャスター(ゲームの続編が出ればありそうな展開だね。)
3.カリーヌorウー君の執事→フラグを立ててカリーヌのわがままを矯正(他の職人さんのところで既出だったかな?)
4.アリス(悪夢)の執事→ナナリー攻略のために力を注ぐがアリスにフラグを立てる。(執事設定じゃないけど、自分で書いてるんだよね。)
5.鉄壁ミスローマイヤの執事→表の顔とは裏腹に家では超ヤンデレのローマイヤを癒す。(ぜひ取り組んでほしい)
6.シュナ様の副官カノンの執事→やたらと主人であるカノンにライが使っているシャンプーやリンスのトリートメントの効果について質問される。
7.暫定生徒会長リヴァルの執事→リヴァルはエアーでライが事実上の生徒会長(公式の扱いひどすぎだよ)


675 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 01:35:59 ID:Kv18jQlh
ギリギリアウト…レッドカードか…
ボーダーラインの見極めが出来ないなんてまだまだだな俺…
素直に向こうに投下すればよかったか…
申し訳ありません。
本当に申し訳ない…
これからはもうちょっと考えます。

676 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:36:32 ID:jlL0eT+i
むぅ…アッシュフォード学園ホスト部…

677 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:40:05 ID:pGIBGBx+
リヴァルだけウェイターなんですね、わかります

678 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:49:07 ID:bVLhq+GC
保管庫のSSへのリンクが所々切れてるけど(29日更新分にも多数あり)
ゆくゆくは直していくのかな?

679 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 01:58:22 ID:oGREIPZ3
>>678
そりゃあの管理人さんですから勿論直ると思いますよ

680 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 02:42:10 ID:VdnFgl5O
>>672
マジか
まぁ、エロスは程々にってことでいいんじゃない?
個人的には大歓迎だが

681 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 03:01:18 ID:64zYJK8/
>>648
ライカレ厨卿GJ!!密かに待ってた続編が来て感激です!!
大変美味しく頂きましたw
けど、卿はちょっと卑屈過ぎではないですか?
私は全然面白いと思うのでもっと胸を張って堂々と
投下されても良いかと思います

>>675
ライ×C万歳卿GJ!!
確かにちょっと行き過ぎた感じもしますけど、面白かったですよ
次の作品もお待ちしてます


682 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 05:23:30 ID:Gdo1ijkc
初めまして。初めて投稿させていただきます。
こういうモノを投下するもの書くのも、
こういう場所に書き込むこと自体慣れていないので、ドキドキであります。
初めてなので人のいない時間を狙って…レッツチャージ!

※カップリングはのちほど。
※無駄に長ぇ…(17くらいです)
※ギャグというか妄想というか、やってしまった感あり。
※ルルーシュファンには先に謝っておきます。
※タイトルは「ペットを飼おう」

683 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 05:24:03 ID:xI9Vj/jk
支援

684 :ペットを飼おう ◆tsGpSwX8mo :2008/07/30(水) 05:25:07 ID:Gdo1ijkc
最近、ライの奴がペットを飼い始めたらしい。ミレイ会長から聞いた話によると、知り合いから半ば強引に押し付けられたそうだ。
「ほかに当てもないらしくて。そう聞いたら、なんだか記憶を失った僕に似ている気がして…」
などど、随分と甘いことを言ったそうだ。まぁ、アイツらしいといえばらしいが…。
しかしライはブリタニア軍に属していることもあってクラブハウスに居る時間が少ない。勝手に逃げ出したペットが万が一誰かに、いやむしろ俺の大切なナナリーに迷惑を掛けないとも限らない。そこでペットの躾に対して忠告すべくライの部屋の前まで来たわけだ。
「すまないライ、ちょっといいか?」
そういって部屋に入った俺の目に移ったのは、頭になぜかネコ耳をつけて、地面に座り込んでベットの下に向かってネコじゃらしを振る……スザクだった。
「あれ、どうしたのルルーシュ?」
…なんだこの状況は。というかお前は何でネコ耳を付けているんだ。
「どうしたはこちらのセリフだ。何でお前がライの部屋にいて、しかもネコじゃらしを振っているんだ」
「いや、ライのペットがベットの下に逃げ込んじゃって、出てきてくれないんだ」
そういってスザクはニャーニャー言いながらネコじゃらしを振り続けている。頭のネコ耳の事には触れない。どうせロクでもない理由に決まっているからだ。
俺もしゃがみ込んでベッドの下を覗いてみる。……暗くてよく見えないが、確かに何かがうずくまっていた。


685 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 05:26:08 ID:xI9Vj/jk
支援

686 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 05:26:23 ID:Gdo1ijkc
「スザク、ライはどうしたんだ?」
「さっき僕がここに来たときに入れ違いになってね。何でもミレイさんから呼び出されたから、ちょっとペットの事を見ててほしいって言われたんだ」
「…じゃあなんでそのペットが、ベッドの下にもぐり込んでいるんだ?」
「ライが部屋を出て行ったらすぐここに入り込んじゃってさ。おかげで僕もよく見てないんだ」
よく見てない動物相手になんでネコ耳つけてネコじゃらし振っているんだお前はッ!? というかなんでお前はそんなに間が悪いんだ!!
そういえばライがブリタニア軍にいる理由もコイツが原因だ。

687 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 05:27:24 ID:xI9Vj/jk
支援

688 :ペットを飼おう-03:2008/07/30(水) 05:27:45 ID:Gdo1ijkc
シンジュクゲットーでテロが起こったとき、ちょうどその場にいたライは、無頼を操縦してカレンと一緒に脱出した。カレンの機転もあったそうだが、彼女はライの操縦技術を絶賛し、ぜひ黒の騎士団に誘い入れるべきだと主張した。
俺としても貴重なパイロットが増えるのは願ってもないことだったが、指揮官としての威厳も考え、もう少し調査してから判断するとカレンに言った。
するとどこからライの話を聞いたのか、スザクが勝手にブリタニア軍の施設に連れて行って、しばらくするとライは軍属になった。

689 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 05:28:34 ID:xI9Vj/jk
支援

690 :ペットを飼おう-04:2008/07/30(水) 05:29:53 ID:Gdo1ijkc
ライのお世話係主任を務めていたカレンは、真っ先にそう報告されて愕然としたらしい。
その一部始終を隠れて見ていた会長によると、心配しないで。とか前線には出ないよ。などのライの言葉はほとんど耳に届いていないようで、「うんそう良かったね気をつけてがんばってね」などと上の空で呟いていたそうだ。
それからしばらくの間、カレンはゼロとしての俺にかなりご立腹だった。

691 :ペットを飼おう-05:2008/07/30(水) 05:30:45 ID:Gdo1ijkc
声を掛けても聞こえていない振りをしてどこかに行ってしまったり、紅蓮の整備状況を聞いただけでも
「問題ありませんよ、昨日のうちに済ませておきましたから。何事も早いほうがいいですもんねぇ」
などと、満面の引きつった笑みで嫌味を言われてしまう始末だ。
…黒の騎士団の作戦に支障が出たら、スザク。俺はお前を恨むからな。
「…? どうしたのルルーシュ、怖い顔して」
そう言われて俺はハッと我に返る。どうやら気付かないうちにスザクを睨み付けていたようだ。
「い、いや何でもない!!」
「そう? なら君もペットを呼び寄せるの手伝ってほしいんだけど…」

692 :ペットを飼おう-06:2008/07/30(水) 05:31:21 ID:Gdo1ijkc
スザクは相変わらずネコじゃらしを振り続けているが、ベッド下でうずくまっている何かはまるで動く気配がない。
「こうなったら少々乱暴だが…」
そういって俺は屈みこんで、何かに手を伸ばす。無理矢理引きずり出すのは可哀相な気もするが、
何かの拍子でどこかに逃げ出されるよりはマシだろう。あとちょっとで手が届く…そう思ったとき、

バリッ

乾いた音とともに俺の手に痛みが走る。

693 :ペットを飼おう-07:2008/07/30(水) 05:31:56 ID:Gdo1ijkc
あわてて手を引くと、そこには綺麗に赤い三本線が。痛い。すごく地味だがすごく痛い。
手を引っかかれたのか? この俺が? まだ何もしてないのに? そう考えると静かな怒りがふつふつと沸いてきた。
「…こぉっのぉ! 動物の分際でぇ!」
「ちょッ!? ちょっとルルーシュ!! 落ち着いてー!!」
「えぇい、離せスザクー!! このペットには俺が躾というものを叩き込んでやるー!!」
「大人げないよルルーシュー!!」

暴れる俺を羽交い絞めにするスザク。すると不意に部屋の扉が開かれる音がする。
「ただいまスザクー…って、人の部屋で何暴れてるの二人とも!?」

694 :ペットを飼おう-07:2008/07/30(水) 05:32:36 ID:Gdo1ijkc
振り返ってみると、現れたのは部屋の主であるライだった。
紙袋を両手で抱えたまま、呆然とこちらを見つめている。
「ちょうどいいライ!! お前にも躾というものを叩き込んでやる!!」
「何か変な意味に聞こえるよルルーシュ!! 落ち着いてー!!」
俺とスザクがそうやって暴れていると、ベッドの下から何かが飛び出し、
ライに駆け上っていく。ライの胸に飛び込み、嬉しそうに額をゴシゴシこすり合わせているのは…
「「お、女の子…?」」
ピンクの髪からネコ耳を生やした小さな少女が、ライの腕の中で幸せそうに丸まっている。
あまりの事態に拍子抜けした俺とスザクの口から漏れたのは、そんな一言だった。

695 :ペットを飼おう-09:2008/07/30(水) 05:33:24 ID:Gdo1ijkc
とりあえず落ち着いた俺たちは、床にクッションを敷いて座り込んだ。
相変わらすベッドの下から出てきた少女はライの腕の中でゴロゴロと気持ちよさそうにしている。
ライもまるで宝石を扱うかのように丁寧に彼女の頭を撫でている。
「とりあえず、ライ……なんだソレは」
俺は痛む頭を抑えながらそう呟いた。いや、他人の趣味に口出しするつもりはないが、明らかに犯罪だろうそれは!!
この学園から犯罪者を出したことが世に広まれば警察や軍が介入してきてそれこそ俺やカレンの黒の騎士団としての活動に制限が
「あぁ、そういえば紹介してなかったね」
そういう問題じゃないだろうがー!! なに笑顔で答えてるんだお前はー!!
「この子、僕の新しい家族。名前は『アーにゃ』だよ」
だから「だよ」じゃないだろうがー!!
「へぇ、可愛い名前だね!」 ソコに反応するのかスザァークッ!!

696 :682:2008/07/30(水) 05:44:44 ID:JRjTB1A4
682です。投下できなくなったので、携帯から連絡を。仕事いくまでに復帰できるかなぁ…

697 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 05:45:15 ID:xI9Vj/jk
アーにゃwww
支援

698 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 06:32:52 ID:iNP++GD4
支援 ワロタwwwアーにゃwww

699 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/30(水) 07:04:38 ID:Y0bXyh+r
>>682 コテハンを……。トリップだけでは領地が作れないのであります。

700 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 07:14:24 ID:WcoXou8a
おはようございました
>>675 ライ×C万歳卿、GJでした!
ふむ、皆がいうからエロいと言うのは自重して…って言ってしまった
まぁ直接的表現無ければギリセーフかと
というかC.C.可愛い
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!
>>674 ありがとうございました、だが、私の想定していた状況と違い過ぎる
冒頭部分を投下してから聞くべきだったか
とりあえず推敲して今日中に投下します、全力で

701 :ペットを飼おう-10:2008/07/30(水) 07:39:44 ID:Gdo1ijkc
「おいライ!! 人の趣味にとやかく口出しするのは好きじゃないが、これだけは言わせてもらうぞ!! これは犯罪だぞ犯罪!!」
犯罪という言葉にライがビクッと身を震わせる。
「な、なにがっ!?」
「なにがじゃないッ!! こんな年端もいかないような少女を連れ込んで、あろうことか拉致監禁だと!?」
「ら、拉致って…!! それにアーにゃはペットだよ!?」
「ペットだろうがなんだろうが関係あるかー!! お前がそんな人間だとは思わなかったぞ!!」
「待ってルルーシュ! 何かすごく誤解されてる気がする!」
慌てて弁解を始めるライ。だが動かぬ証拠をその手に抱えたままだ。
「アーにゃはネコだよー!?」


702 :ペットを飼おう-11:2008/07/30(水) 07:41:01 ID:Gdo1ijkc
「そんな事をきいてるんじゃー…なに? ネコ?」
何か理解出来ないことをライが口走った気がしたので、俺は一度聞き返した。
「うん、ネコだよ! ほら!」
そういってライはアーにゃを両手で抱えて俺に見せる。
そうだ、確かに普通の人間であればサイズに問題がある。大きさはまさにネコのそれと同じくらい。
頭からはネコ耳が、そして腰の下部分からは尻尾が生えており、クネクネ動いている。だが、他の部分はあまりにも人間に近い。
「…本当に、ネコなのか?」
激しく首を縦に振るライ。俺は確かめるべく恐る恐る手を差し出して…

バリッ

本日2回目の乾いた擦過音が部屋に響いた。


703 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 07:41:29 ID:WcoXou8a
全力で支援

704 :ペットを飼おう-11:2008/07/30(水) 07:41:41 ID:Gdo1ijkc
「…信じられないな」
俺は新しく三本線が引かれた手をさすりながら、アーにゃを睨み付けていた。
アーにゃはライに抱かれたまま、フーッと声を出してこちらを威嚇している。
「だいたい、何でそんなに人間に近い姿なんだ…」
「実は最近、ブリタニアで新しく開発された新種らしいんだ」
いままで黙っていたスザクが急に話に入り込んでくる。というかなんでお前がそんなこと知ってるんだ。
「『ブリタニャー』っていうらしいんだけど、その中でも『ニャイトオブラウンズ』っていう血統書つきの種類なんだって」
ブリタニャー!? ニャイトオブラウンズ!? 何だそのジュニアスクールの子どもでも思いつきそうな名前は!!
というかまだまだ種類がいるのか!?

別の理由で痛み始めた頭を抑えたまま、俺は呟く。
「…そうか。ライ、誤解して悪かった」
「いや、分かってもらえればいいんだよルルーシュ。
それに、説明しておかなかった僕も悪かったしね。ところで…」
そこまで言ってライは首を傾げる。
「君もスザクと同様に、アーにゃを見にきたのかい?」
そう言われて俺は最初の目的を思い出す。そうだ!
この2度も俺の手を引っかいたヤツがナナリーに危害を加える前に何とかしなければ!
「ライ、その…アーにゃの事なんだが、飼うのはかまわないから躾だけはしっかりしてくれよ?」
「え、躾?」
なんでそこでキョトンとした顔をするんだお前は。


705 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 07:42:29 ID:WcoXou8a
支援、全力で

706 :ペットを飼おう-13:2008/07/30(水) 07:42:39 ID:Gdo1ijkc
「俺はまだ良いとして、ナナリーに危害を加えるようなことが合ったら…」
「ははは、ルルーシュは本当にナナリーが大事だね」
話を腰をおるんじゃないスザァークッ!!
だがまぁ伝えたい事はライに伝わったはずだ。コイツは鈍感だが馬鹿じゃあない。
「うん、ごめんよルルーシュ。ほら、アーにゃも謝って」
ライにそう言われ、途端に元気がなくなったアーにゃは耳と尻尾をシュンとさせる。
そしてこちらを向くとペコリと頭を下げた。…まぁ、許してやってもいいか。
「しかし驚いたなぁ」とライが呟く。
「何がだ?」
「ミレイさんやナナリーに会わせたときには、とっても大人しかったのに…」

会わせた? 会長と? ナナリーに?
「…な…んだッ…て…?」
「とくにナナリーには危害を加えるどころか、とっても懐いていたように見えたけど…」
なにを言っているんだライは。理解できない。
ライの言っていることが理解の限度を超えている。
ナナリーに会わせた? しかも懐いていただと?
じゃあ俺のこの一連の行動は何だったんだ!? あぁ眩暈がする…。
「ははっ、ルルーシュだけ嫌われているみたいだね」
そういってスザクはアーにゃに手を近づける。

バリッ


707 :ペットを飼おう-14:2008/07/30(水) 07:43:23 ID:Gdo1ijkc
「…なんで僕も引っかかれるのかなぁ」
ライの部屋を後にし、二人で廊下を歩いているとスザクがそう呟いた。
その手にはしっかりと三本線が引かれている。
「…なんでだろうな」
俺にはもぅ答える元気すらない。もう疲れた。
それこそコーネリア相手にナイトメア戦を行ったくらいに疲れ切っていた。
「ちゃんとネコ耳まで付けてMyネコじゃらしまで用意したのになぁ…」
…やっぱりそういうことか。疲れた俺にさらに追い討ちをありがとうスザク。恨んでやる。
こんな日はさっさと帰って熱い紅茶を入れてナナリーの笑顔を見よう。
そう俺は心に決め、自分の部屋までの長い廊下をトボトボ歩いて帰った。



708 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 07:43:27 ID:WcoXou8a
俺の支援は徹底的に全力だぜ

709 :ペットを飼おう-15:2008/07/30(水) 07:43:56 ID:Gdo1ijkc
※オマケ
(しかしルルーシュがあんなに怒るとは思わなかったなぁ)
帰っていくルルーシュとスザクを見送りながら、僕はそう考えていた。
いつも冷静なルルーシュがあんなに感情をあらわにするなんて、とても珍しいものが見れたような気がする。
ルルーシュには悪いけど、そう考えたらアーにゃが引っかいたのも悪くないかもしれない。
「んー…」
腕の中で小さく鳴き声がする。見るとアーにゃが眠そうに目をこすっている。一気に人が来て、しかもあれだけ騒がしかったのだ。
普段おとなしいアーにゃにとってはそれだけで疲れてしまったのかもしれない。
「眠いのかいアーにゃ。ご飯にする?」
僕は先ほどミレイさんに袋一杯もらった高級ブリタニャー専用の食事を思い出した。しかしアーにゃは首をフルフルと横に振る。
「じゃあ…寝る前にお風呂に入ってさっぱりしようか」
お風呂、という単語を聞いてアーにゃの顔がボッと赤くなる。やっぱりネコといえども女の子。他人、しかも男に裸を見られたくないのかな…。
だが、アーにゃは僕の袖をギュッと掴むと、小さく頷いた。僕は単純にアーにゃが心を許してくれたような気がして、笑顔でバスルームに向かった。

710 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 07:44:34 ID:iNP++GD4
支援

711 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 07:44:44 ID:WcoXou8a
俺の支援にお前が笑ろた、しまらんのぉ、俺の支援はやっぱ泣けるでぇ

712 :682改め にーねこ:2008/07/30(水) 07:51:31 ID:Gdo1ijkc
以上で投下終了です。支援していただいた皆様、ありがとうございました!!

ライ×アーにゃ…のつもりでした自分としてはッ!!
あまりに毛色が違うので不安に思いつつ、サルさんに妨害されつつ、ヤッチャッタ感があります。
とりあえず仕事行く前に投下できてよかった! 行ってきマース!!

713 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 08:30:06 ID:WcoXou8a
>>712 にーねこ卿、GJでした!
ブリタニャーw ニャイトオブラウンズw
スザクの着眼点に吹いたw
……というかアーにゃ服着てたんだ
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

714 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 09:32:14 ID:hWYH+clk
9時45分前後に投下しますので、10時までお付き合いいただける方は支援をお願いします。


715 :銀飯:2008/07/30(水) 09:47:20 ID:hWYH+clk
さすがに人がいないか・・・。

今回の投下は、どシリアスな内容で、ライが過去の自分と向き合う話です。
カップリングはありませんが、時間軸としては>>498の晩です。

私の作品ではあまり出てこない翠の髪人が、今回は比較的多めに出てきます

716 :銀飯:2008/07/30(水) 09:49:15 ID:hWYH+clk
『運命の欠片−託すべきもの\−過去との邂逅@』

ナナリーたちと食事を済ませた後、僕はようやく、自分の部屋に戻ることができた。結局遅い時間になったため折り紙教室は中止、明日に持ち越しとなった。
「ふぅ、それにしても今日は色々あったな。」
ナナリーのキャラが変貌したり、スザクに特派を紹介されたり(スザクは生きていた)、アリスが僕のことを変に意識したりと・・・。何よりもちゃんと覚えていないが、僕の中の何かがはずれ、もうもう一人の、いや記憶を失う前の本当の自分が表に出たりと・・・。
「一体、あれは何だったんだろうな?」
そう思いながら、僕は急激な睡魔に襲われ、深い眠りに付いた。

一面に広がる血の海と燃え盛る炎。夢の中のイメージにしては妙にリアリティがある。
(なんだ、僕は一体何を見ているというんだ?)
老若男女を問わず、武器を携え、戦っている。その中には、ナナリーやアリスぐらいの年齢の女の子や、それよりもさらに幼い子供たちがいた。彼らはみな、傷つき、倒れながらもなお、敵であろう者たちに向かっていく。こう叫びながら、
『北の蛮族どもを皆殺しにしろー!』
『すべてはわれらがマジェスティ(王)、偉大なるラインハルト・スメラギ・ブリタニア陛下の御為にー!』
『オール・ハイル・ブリタニアー』
繰り広げられるのは、目を追いたくなるような惨状だった。親子であろう者たちも、子が倒れ、親が倒れても「北の蛮族」と呼ばれる敵に向かって進んでいく。しかし、訓練された「北の蛮族」たちによって次々と倒されていく。それでもなお突き進み、北の蛮族たちを倒すのだ。


717 :銀飯:2008/07/30(水) 09:50:51 ID:hWYH+clk
『運命の欠片−託すべきもの\−過去との邂逅A』

(やめろー!一体何なんだ、これは?ん、あれは!?)
惨劇が繰り広げられる戦場に、王者を思わせる風格と甲冑を身にまとった人物が白馬に乗って駆け寄ってきたのだ。
(あ、あれは、僕!?)
その人物は身にまとう衣服や、雰囲気に違いこそあるが間違いなく僕自身であった。目を充血させ、朱の鳥が宿っているように見える点を除いて・・・・。
『やめろー、皆の者、やめるのだー!先ほどの命令は無効だ!直ちに城にもどれー!』
赤い目をした僕は民衆に叫んだが、民衆は何かに取り付かれたように、進んでいく。
『くっ、命令は取り消せないのか・・・』
(僕自身が命令した!?何故そんなことを・・・)
『おのれ、悪魔め!民すらも己の野望の犠牲にするとは!』
『あの悪魔を射殺せー!』
「北の蛮族」の首領と思しき者たちが、朱い眼をした僕を射殺すように命じ、僕に向かって無数の矢や原始的なライフルの銃弾が飛んでくる。しかし、
『陛下をお守りしろー!』
『陛下に蛮族どもを近づけるなー!』
民衆はまるで僕を守る盾と化して、無数の矢や銃弾の的になった。血飛沫を上げて倒れ、本来なら動けないはずだ。それでもなお、
『へ、陛下の恩ためにー!』
『ば、蛮族どもを根絶やしにするのだー』
這い蹲ってでも、北の蛮族たちに向かっていく。
『ひい・・・』
その姿に「北の蛮族」どもは怯み、後退したのだ。しかし、その敵を追いかける力はもう民衆に残っていなかった。なぜなら・・・
『皆、すまない、許してくれ。私が、私が、怒りにまかせて、あんな愚かな命令を下したばかりに・・・』
朱い眼をした僕が、傷つき力尽きた民衆の亡骸に涙を流しながら懺悔をしている。
その姿を見た瞬間、僕の周りの空間は真っ暗になった。


718 :銀飯:2008/07/30(水) 09:53:07 ID:hWYH+clk
『運命の欠片−託すべきもの\−過去との邂逅B』

(何故僕はこんなものを・・・?)
(それが、お前の、いや私の宿業だからさ。)
(誰だ?)
(思い出せ、お前のいや私自身の罪を・・・。煉獄の劫火に焼かれ、コーキュートスに落とされてもなお、贖えない罪を・・・。)
(一体何のことを言っているんだ?それに君は・・・)
(Who are you?)
(何?)
(Who are you?ライよ、お前は誰だ?善か、悪か?神か、魔か?Who are you?・・・)
(どういうことだ・・・?)
(まだわからないのか?ならば君は夕方一体何を感じた?あの少女に何をしようとした?)
(それは・・・。まっ、まさか君は!?)

ガバッ!
その瞬間僕はベットの毛布の中から起き上がった。
「一体、さっきの夢はなんだったんだ?」
僕自身が、夢のなかでみた悲劇を生んだ原因だとでも・・・。
『ほう、お前だったのか?』
「っ、誰だ?」
一瞬、夢の中に出てきた人物かと思ったが、女性の声なので違うだろうと思った。
『今はまだ、その質問に答える時ではない。しかし・・・。お前の持つ力は王の力。』
「王の力だって?」
『そう、お前の持つ力は、人の世の理とは異なる力。超上の力、そう、さしあたってギアスとでも言っておこう』
「ギアス?」
『気を付けろ。王の力はお前を孤独にする。』
「僕を孤独に・・・。」
孤独・・・。だとしたらあの夢は・・・。
『いずれ、時がきたらすべて教えてやろう。だが、大切なものを失いたくなければ、その力、けして使うな。』
「待ってくれ!?君は一体?」
それっきり、声がしなくなった。そして、僕も疲れから倒れてしまった。


719 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 09:53:08 ID:WcoXou8a
全力で支援!

720 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 09:53:31 ID:2fVWIC6V
微力だが支援しよう

721 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 09:59:30 ID:WcoXou8a
結論、基本いつでも人がいる
規制か?支援

722 :銀飯:2008/07/30(水) 10:00:40 ID:hWYH+clk
支援してくださった方ありがとう。しかし、行数の規制にかからなかったので、今回の投下はこれで終了です。
今回で『託すべきもの』が\までいったので、ローマ数字で書くのがそろそろ厳しくなってるんですが、]までいったら小文字に変えようかと。

一応、話の流れとしては、明日の朝にプレゼントをミレイ、ナナリー、アリスに渡して、あさっての放課後に、荷物を「盛った(たくさん積める、山盛りにする)」状態で河口湖に出発するという形で。


723 :銀飯:2008/07/30(水) 10:06:44 ID:hWYH+clk
注釈:本文中にライフルという言葉が出てきます。たしかアメリカ大陸に神聖ブリタニア帝国ができて二百数十年ほどだと、小説か何かで読んだので、ライの領地をアメリカ大陸にあると仮定して、一応その時代(日本で言えば幕末)にあった7発連射できるライフルをあげました。

724 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 10:11:48 ID:WcoXou8a
>>723 銀飯卿、GJでした!
シリアスを読んでいてもルルーシュの安否が気になりどこかでギャグを期待してしまう僕orz
なんというかライの過去は大体似通ってくるので感想が書きづらい
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

725 :銀飯:2008/07/30(水) 10:16:36 ID:hWYH+clk
>>724
しまった!?スザクを書いているのにルルーシュを書いてなかった!
次回のところで、載せます。

726 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 11:10:05 ID:H3txVERs
銀飯卿、GJ!
続きを楽しみにしています!

前回の作品読んで思ったんですが、何気にアリスもライと同じ闇を抱えてるんですよね
境遇が悪かったり、妹を失ったり、力を求めたり…(アリスの場合はどっちが先かまだ判りませんが)

そして河口湖がどういう流れになるのか楽しみです!

727 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 12:09:12 ID:WcoXou8a
投下するけどいいですか?
答えは聞いてない

728 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 12:10:54 ID:KQ+8dJph
支援は任せてくれw

729 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 12:11:46 ID:WcoXou8a
という訳で投下します

タイトルは「執事のごとく〜Lie the combat butler〜」です

注意点
・ライ執事ものにインスパイアされました
・冒頭部分になると思います
・続きは未定です、ていうかネタがないのにこんなことするなよ、僕
・まだギャグではありません
・携帯からなんで短いと思います

730 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 12:15:09 ID:B547FrAV
支援

731 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 12:15:57 ID:WcoXou8a
「…ルルーシュ」
「…なんだ、ライ」
「…会長がな「…諦めろ」」
今日は黒の騎士団の活動は無く、生徒会の仕事を終えて一休みしていると、ミレイさんが急に何か作業を始め出した
「いいのかい、ル「ああなった会長をどう止めろと?」…すまない」
ミレイさんが思いつきで始めたことは誰も止められない、分かりきったことだった
皆が固唾を飲んで見守るなか、くじの様なものを作り終えたミレイさんは僕達を見回して
「準備が出来たわよ!」
「「「「「「「「……………」」」」」」」」
誰も何の準備が出来たのか聞く勇気は無いようだ

732 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 12:17:16 ID:KQ+8dJph
支援

733 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 12:17:50 ID:WcoXou8a
しかし、そんななか、空気を読まない天然君が質問をした
「会長、準備って何の準備ですか?」
よくやった、スバル、時々君の空気読めなさは賞賛に値するよ
「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれました!」
あっ嫌な予感、前言撤回、空気読め!スバル
八つ当たりとは分かっていてもそう思わずにはいられなかった
「第一回、生徒会メンバーによる、君が主で私が従者の準備よ」
ふむ、訳がわからない
「会長、一体それはどういうことをするんです?」
ナイスだ、ルルーシュ!僕もそれを知りたかった

734 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 12:19:14 ID:WcoXou8a
「決まってるじゃない、まずはこのくじを引いてペアを作って、そのあとこっちのくじで主と従者を決めるのよ」
何が決まってるのだろうか、しかしこれなら特に問題のある行事ではないだろう
「と、いう訳で皆、このくじをひくのよ」
会長がそう言うと、皆渋々といった感じでくじを引いた

僕は……三番か、皆は
「俺は二番だ」「わ、私も二番」
ルルーシュとシャーリーがペアか
「僕は…一番だね」「俺は四番だ」
とりあえずスザク、リヴァルとのペアは無かったか
ゾクッ
…何か悪寒を感じたが気のせいだろうか?
さて、僕は誰とペアなのか

735 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 12:21:43 ID:GznapT9E
支援

736 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 12:22:20 ID:WcoXou8a
あとがき
という訳でまたしてもノリで書きました
えぇ何も考えてません、電波待ちです
ここから分岐です、一応全部書くつもりですが、不安です
選択肢は
1、ナナリー
2、カレン
3、ミレイ
といった所でしょうか
ニーナはキャラがまだ把握出来てなくて書けないorz
タイトル通りどの人を選んでも執事です、あしからず
あと分岐ごとに設定が変わっていきます
しかし最近電波状況悪いなぁ

737 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 12:39:05 ID:GznapT9E
>>736
乙です。また気になる選択肢をw
どれを選んでもめくるめく甘げな展開が期待できそうですが、
希望は2、カレンにて。

738 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 12:56:12 ID:xEm9WkUZ
>>736 1 真のお嬢様ナナリーでおねがいします


739 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 13:21:52 ID:VxKk4sJ+
>>736
1で

740 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 13:40:31 ID:GznapT9E
>>738-739
労いと感想書いとくと職人さんもやる気出ると思うよ

741 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 13:42:07 ID:OwxahkPv
>>736
3で、お願いします。

742 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 14:12:29 ID:Kv18jQlh
ええ、昨日はお見苦しいものをお見せして申し訳ない…
お詫びといっては何ですが、ライがブリタニア側時の新作書けました。
時系列的にR2前日談です。
カプは…特にないかな。(ライがユフィユフィ言ってますけど)
シリアス物初めてだからちょっと自信ありませんが、投下おk?

743 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 14:15:13 ID:Jeum/mXE
支援します

744 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 14:17:51 ID:Kv18jQlh
では、行きます。

タイトル・狂
カップリング・無し
備考・R2前日談

745 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 14:19:39 ID:Kv18jQlh


一年前のあの日…僕とスザクはゼロ…ルルーシュを捕らえ、皇帝の前に差し出した。
僕はユーフェミア皇女殿下…ユフィが日本人を虐殺したのルルーシュのギアスが暴走したせいだということも知っていた…ルルーシュが本当はユフィを殺したくなかったのも分かった…
せめて謝ってほしかった…僕達とユフィに…
でも…

「全ては過去!終わったことだ!!懺悔など後でいくらでも出来る!!」

ルルーシュのこの一言が僕の気持ちを変えた。
過去だと…ユフィの死をそんなに簡単に言うのか…
僕達がどんな気持ちで君に銃を向けているか知らないクセに…!
僕とスザクは神根島でルルーシュを捕らえ、容赦なく彼を皇帝陛下の前に差し出した。

「元第17皇位継承者ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。久しいな、我が息子よ。」
「き、貴様…」

ルルーシュは僕に抑えられた頭を必死に上げ、皇帝陛下と目を合わせようとする。
僕はそんなルルーシュの必死の行動を嘲笑うかのように彼の頭をタイルに叩き付けた。

746 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 14:20:46 ID:Kv18jQlh
「グッ!」
「ギアスは、使わせない。」
「ライ…貴様…!」
「恐れながら申し上げます、陛下…」

僕の隣で跪いていたスザクは静かに、しかし、瞳にはルルーシュへの憎しみを宿しながら喋りだした。

「我々二人を、帝国最強の12騎士、ナイトオブラウンズにお加えください。」
「ほぉ…貴様ら、ゼロを捕らえた褒美をよこせと…」
「何!?」

それを聞いたルルーシュは再び顔を必死に上げ、僕とスザクを交互に睨む。

「スザク!ライ!お前達…友達を売って出世するのか!」
『そうだ。』

僕とスザクは同時に答えた。

「ルルーシュ、僕らは敵だ。情けは聞かない。」
「ライィィィ…!」
「いいだろう…今の答え…気に入った。」

皇帝陛下はそう言うと王座から立ち上がり、押さえつけられているルルーシュを見下ろす。

747 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 14:21:08 ID:Jeum/mXE
支援フー

748 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 14:21:38 ID:Kv18jQlh
「ではナイトオブラウンズに命じる。ゼロの左目を塞げ。」

『イエス・ユア・マジェスティ!』

僕とスザクは同時に答える。
僕はルルーシュの左目を塞ぎ、ルルーシュの顔を皇帝陛下の方へ向けた。

「皇子でありながら、反旗を翻した不肖の息子…だが、まだ使い道はある…」
「な…何!?」
「記憶を書き換える…ゼロであること、マリアンヌのこと、ナナリーのこと…」

皇帝陛下の両目に赤い鳥のような紋章が写る。

「(!?)」
「まさか…ギアス!?」

僕もルルーシュも驚いた。
まさか陛下までギアスを持っていたとは…
けど、今更そんな物はどうでも良かった。
僕は閉じたルルーシュの右目をこじ開ける

「すべてを忘れ…只人となるがよい。」
「やめろ!また俺から奪うつもりか!?母さんを!ナナリーまで!!」
「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む…新たなる偽りの記憶を!」
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

749 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 14:22:01 ID:0tu05zry
全力で支援!

750 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 14:22:23 ID:Kv18jQlh
………ルルーシュは記憶を失った。
ゼロの記憶…ナナリーの記憶…
…僕達は狂っているのかもしれない。
いくらユフィの仇とはいえ、僕とスザクは友人を売った。
敵とはいえ、人間としては最低の行為かもしれない…
でも…僕は止まる訳には行かない…
僕とスザクのどちらかがナイトオブワンとなり、エリア11を手に入れ、日本を復興するためにも…
僕はもう一度狂おう…あの頃の…狂王と呼ばれた頃のように
ユフィ…君は今の僕達を見てどう思うのかな?
狂ってしまった僕達を怒るのかな?それとも…こうなってしまった僕達を哀れんで泣いてくれるのかな?

「MEブースト!…ランスロット…発艦!」
「MEブースト…ランスロット・クラブ…発艦…!」

スザクのランスロット・エアキャバルリーと僕のランスロット・クラブ・エアキャバルリーがアヴァロンから飛び立つ。
今日も僕とスザクは戦場を駆ける。
日本を平和な国にするために…ユフィ、君の描いた未来の為に…

751 :ライ×C万歳:2008/07/30(水) 14:24:55 ID:Kv18jQlh
投下終了
C.C.に遊ばれるライも好きですが、クラブを駆るライも僕は好きなんです。
ライにはラウンズの衣装似合うだろうな…僕が着たら猫に小判だろうけど(笑)
不出来なものですが次回もよろしくお願いします。

752 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 14:35:19 ID:WcoXou8a
>>751 ライ×C万歳卿、GJでした!
スザクと共にゼロに対して怒るライ、あまり見ない感じで新鮮でした
猫に小判は用法上おかしいと思います
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

753 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 14:37:08 ID:Jeum/mXE
>>751
GJ!
こんな会話が本編でマジであったらいいのに・・・とか思いながら読みました
続編まってます!

さて・・・宿題でもするか。

754 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 14:38:21 ID:Kv18jQlh
あれ、そうかな?こりゃいかん…国語の勉強量増やさなくては…

755 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 14:43:16 ID:OwxahkPv
>>751
続きをたのしみにしています。ちなみに、ライはラウンズの何番になるのかな?


756 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 15:06:10 ID:Kv18jQlh
>>755
いえいえ、これでも本職はライCのつもりなので…
でもなぁ…確かにここまで書くとライが何番になるのかとか、ラウンズになってどんな日々送ってるのかって自分でも書きたくなるな…
とにかく考えてみるです。時効警察見ながら(笑)

757 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 15:47:10 ID:uxu0pfns
>>722
なんか夢の中での狂王とのやり取りを見て、双子座のサガを思い出してしまった。

758 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 17:56:04 ID:i/lxHB1N
http://thumb.vipper.net/vfile/vip579328.jpg
http://thumb.vipper.net/vfile/vip579329.jpg
http://thumb.vipper.net/vfile/vip579296.png

759 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 18:35:10 ID:dcnErKY6
>>736
GJ!でした。
ただスザクがスバルになっているのはネタ(某熱血魔法少女なKY)なのか誤字なのか難しい所だ(ゴクリ

760 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 18:46:08 ID:bx6CJjvA
誰か>>758が何を伝えたかったのか教えてくれ。釣りか?

761 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 18:51:12 ID:GznapT9E
最大限好意的に解釈すると「SSのネタに使ってください」。
そうでなくても誤爆ってことで。まあ上2つは無断うpだよな。
スルーが一番さ

762 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:00:34 ID:bx6CJjvA
>>761
なるほど、的確な意見だな。
しかし、ネタか……ふむ……ムチでピシィ……良いかも知れん

763 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 19:12:35 ID:WcoXou8a
感想ありがとうございました
>>759 教えていただき感謝します
誤字です、おかしいなぁちゃんと確認したと思ったのに
トーマス卿、>>733においてスバル→スザクの誤字訂正をお願いします
一応選択肢もうけてますが書く順番決まってます、あしからず
しかしMP(妄想ポイント)が足りない、誰か助けて!

764 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:21:55 ID:94z1SRjA
19:30頃から投下しますね。

765 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:24:24 ID:gr64Zeev
支援は必要かな?

766 :もっふー:2008/07/30(水) 19:30:36 ID:94z1SRjA
注意事項
・支援は必要です
・ロスメモ第1話…実質2話目ですけど
・カップリングは???で!

767 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:31:05 ID:GznapT9E
支援

768 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:31:59 ID:94z1SRjA
…イ…イ……ライ……
僕を呼ぶ声がする。懐かしい、でも誰だか分からない声。
君は誰?
僕は…誰?

「ライ!」
「うわぁ!」

飛び起きたライの目の前にはスザクがいた。

「スザク……なんでここに?」
「はぁ……また寝ぼけてるね。早く顔を洗ってきなよ」
「む〜…」

バシャバシャ、と冷たい水を顔に当てていると徐々に頭が冴えていく。
――そうだ。僕はライ。ブリタニア皇族と…イレヴンのハーフ。
記憶喪失でアッシュフォード学園に拾われたが、ブラックリベリオンの際、本国へ行くことに。
そこらへんは曖昧で、記憶の欠落があるのだ。医者に見てもさっぱりなのだが、確かに記憶は欠落している。
学園にいた以前はもちろん、学園にいた時のことも。まったく、僕は記憶喪失しやすい脳でもしているのだろうか。
みんなとの思い出を、一部とはいえ失っていることをミレイさんが知ったら、たぶん悲しむだろう。
彼女だけじゃない。ルルーシュ、カレン、シャーリー、リヴァル、咲世子さんなど、色んな人が悲しむかもしれない。
ニーナも、こちらで久しぶりに会った時、その事を悲しんでくれた。
学園の皆に満足な挨拶も出来ずに(記憶の限りにおいてだが)、こちらへ来たのは残念なことで。
かといって微妙な自分の立場では、満足に彼らに連絡をとることも出来ないのだ。

「ああ…今日は、確か皇帝陛下に謁見するんだったな…」

コードギアス反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 1『新た な 家族』



769 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:33:27 ID:dcnErKY6
キバッて支援するぜ!

770 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:33:43 ID:94z1SRjA
「どうやら目が覚めたようだね」
「スザク。いつもすまないね、起こしてもらって」
「かまわないさ。でも、これからはちゃんと起きた方がいいかも」
「へ、それはどういう意味だい?」
「いや……後で説明するよ」

はっきりものを言うスザクが珍しく言葉を濁す。やはり毎朝起こすのが嫌になったのだろうか、などとライは考える。
部屋に向かうと、既に朝食が出来ていた。スザクが作ったのだろう。

「朝食くらい僕が作るのに…。
僕がいくら皇族の血をひくとはいえ、僕は一般人、君は帝国最強の騎士の1人なんだよ」

これは毎朝の習慣なのだが、ナイトオブセブンとなったスザクに対し、ライは形だけの皇族。
ハーフであることから当然内密なため、ライがなぜか自由に政庁を出入りしているのを不信に思う者もたくさんいる。
スザクのもとに居候している僕が、食事を作るのが当然だ。そう言うライに対しスザクがやんわりかわすのが毎朝なのだが、

「あー…これからはそれは通じないかも」
「はい?」
「いや、何でも…」

また言葉を濁すスザクをライは訝しげに見る。
(今日はいったいスザクはどうしたんだ?僕の態度がやはり鼻についたのだろうか?
だが、スザクは今まで気にしてなかったのに…急にどうしたんだろう?)
そんなライの疑問の視線を一身に受けたスザクは苦笑しながら答える。

「ごめん。僕も皇帝陛下から全て聞いた訳じゃないから。詳しくは知らないんだ」
「何を?」
「君がナイトオブラウンズに入るって話」
「へぇ、ナイトオブラウンズに。それは光栄だね」
「うん、おめでとう」
「ああ、ありが………何だってーーー!!!?」


771 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:34:38 ID:GznapT9E
支援

772 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:35:50 ID:94z1SRjA
「だからナイトオブ…」
「ラウンズだろ、知ってるよ!でも何で僕が!?」
「さあ…詳しくは今日の謁見で言われるから」
「ちょっと待て、心の準備が…」

いたって冷静なスザクに対し、動揺が収まらないライ。
(お、落ちつくんだライ。スザクは冗談を言ったりはしない。では勘違いか?うん、そうだ、そうに違いない。
体力バカだったのが、頭もバカになっただけだ。バカバカ)

「まぁ、スザクも疲れてるんだろうし」
「何か失礼な結論に達したみたいだけど…」
「そんなことはない。さ、早く食べて政庁へ行こうか!」
「ライ……現実逃避はどうかと」

穏やかな朝日が包む中、スザクとライの少しばかり騒がしい朝食は続いた。


――――――…
政庁前。枢木スザクは、皇帝に謁見するライを見送りに足を運んでいた。
隣のライはというと、ただの通路を歩いてるだけなのに、緊張のあまり、ガチガチになっている。

「ライ、これから皇帝陛下に会うんだよ?大丈夫?」
「し、しかしスザク。僕はあの人はいまだに慣れないよ」
「……ふふっ」
「何がおかしいのさ!?」
「いや、君が初めて皇帝陛下に謁見した時の感想を思い出してね」
「あれは……仕方ないだろう」

そう、あれはほんの数ヶ月程前の事。鮮明に頭に残っている映像を、スザクは思う。
“記憶を失った”ライが皇帝に初めて謁見した後、『緊張したの?』と尋ねる自分に恐る恐る口にした言葉。


773 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:36:28 ID:GznapT9E
支援

774 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:38:03 ID:94z1SRjA
『あの人の髪型、おかしくないか?』
付き添っていたジノは大爆笑で、床に転がり腹を抱えていた。
(それ以来、ジノはライの事を気に入り、僕に対してと同じように抱きつくようになったっけ…。
そういえば、ノネットさんにこの事を話した時も、笑い過ぎて僕の肩が取れるくらい叩いたっけ…)
そんな事を思い出して、スザクはライを励ます。ただしライに絶望を与える言葉を乗せて。

「あんな感想が出る君だ、大丈夫だよ。じゃあ僕はここで待ってるから」
「本当に大丈夫かな〜……って“待ってるから”?」
「うん。皇帝陛下が呼び出したのは君だけだし」
「待て、スザク!僕を見捨てるのか、友達だろう!?」
「あはは、頑張って!」
「そんな〜……」

とぼとぼと哀愁を漂わせながら、ライは皇帝のいるはずの部屋へ向かう。
そんなライの背中を見ながら、スザクは先程のライの言葉を反芻する。
友達、か……。
それは今の自分には当てはまるのだろうか?そう心で呟きながら、先日のブリタニア皇帝の言葉を思い出していた。


――枢木よ。あの男をラウンズに加える。
「ライを…ラウンズに!?」

威厳のあるその姿と目と言葉には、何を考えているのかは掴めない。

「あの男にも、ルルーシュと同様使い道がある。そのために、あ奴に地位と名前をくれてやろう……。
監視の方も、奴を縛れる分、手間は省ける。そのための準備もしてある。
お前も動きやすくなろう。我が騎士として、存分にその力を発揮するがよい」
「イエス、ユア マジェスティ」

いったい、彼をどうするつもりなのだろうか。
――――――…


775 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:38:14 ID:WcoXou8a
俺の支援はクライマックスだぜ!

776 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:38:52 ID:GznapT9E
支援

777 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:39:37 ID:94z1SRjA
「ライよ、よく来た。面を上げよ」
「い、イエス ユア マジェスティ…」

やはり髪型が変だ、と思うライだが、死んでも口には出さない。言ったら殺されるかもしれないし。

「枢木から、話は聞いておるか?」
「はい…でも…本当に僕…いえ、自分をラウンズに?」
「何か、不服が?」
「いえ、不服というか…その、記憶も無いし、素性も知れない自分をラウンズにするのは、どのようなお考えで?」
「ふむ…。ラウンズに求めるもの……それはこの国が求める“力”に他ならない。
お前には、その力を使う場所を与えようと思ってな……」

力?とライは頭で疑問を唱える。
確かにナイトメアの操縦は、スザクにも引けを取らないと自負しているが、何か引っかかる。
“力”という言葉に何か別の意味を感じる。そう、ライは直感的に考え、皇帝の言葉に耳を傾け続ける。

「そのため、お前に……“ゼロ”を授ける」
「ゼロ……?」
「そうだ。記憶の無いお前にはふさわしかろう。ナイトオブゼロの地位を持って、好きにその力を行使するがよい」

ゼロ、その響きにどこか懐かしさを感じながら、しかしライは今耳に聞こえた言葉を思わず確認してしまう。
皇帝直属の騎士に、ゼロという番号は今まで存在しなかったとはいえ、
その力を“好きに”行使しろ、とそう言ったのだ。

「好きに…ですか?」
「そうだ。お前の望む通りに力を振るうがよい。その先に……未来がある」
「イエス ユア マジェスティ」

未来。そう口にした神聖ブリタニア帝国皇帝シャルル・ジ・ブリタニアは、静かに笑っていた。

――――――…


778 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:39:51 ID:dcnErKY6
支援

779 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:40:01 ID:WcoXou8a
全力で支援!

780 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:40:15 ID:GznapT9E
支援

781 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:41:19 ID:94z1SRjA
皇帝に謁見後、ライが部屋を出たところに、スザク、ジノ、ノネットのナイトオブラウンズ3人が近寄ってきた。
僕もラウンズになったんだっけ…、などとライは苦笑しながら、

「ラ〜イ!(ガバッ!)」
「(サッ!)ノネットさん、おはようございます。来て下さったんですね」
「おお、偶然スザクに会ってな〜!」

のしかかってくるジノを器用にかわし、ライはノネットに挨拶する。
ライもジノには慣れたもので、のしかかり攻撃の命中率は日に日に落ちていく。

「ライ、ひどいぜ〜。なあ、スザク?」
「いや…僕はライと同じ行動をするよ……。それよりライ、どうだった?」
「あ、うん。ラウンズになったよ。ナイトオブゼロに」
「「「ゼロ?」」」

3人の声が重なるところに、スザクだけがその言葉に不快感を乗せていた事にライは気付く。
確か、スザクが、あのエリア11で反逆者ゼロを捕らえたんだっけ。と、それが理由かなと何となく納得する。

「ゼロなんて番号、今まで聞いた事もないぞ?」
「ノネット、それは大変だな、数字が分からないとは。どれ、私が教えて差し上げよう」
「ジノは黙ってろ」

ノネットにどやされ、小さくなるジノに苦笑しながら、疑問に答える。

「何でも特例のラウンズだそうで。通常の指揮系統には組み込まれず、独自の活動が主となるんです」
「独自の活動だと?それはまた騎士としては不可思議だな」
「ええ、僕もそう思います。ナイトオブゼロは、基本的に下士官にすら命令権を持たないんです。
しかし、総督や皇族レベルの命令も一切受け付けない。“好きにしろ”と、そう言われました」

ふむ…と、ノネットは何やら考え込む。
スザクは相変わらず、少し暗い目をしながら黙っている。


782 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:41:35 ID:WcoXou8a
いくぜ、俺の支援パート……パート、何にすっかな?

783 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:42:57 ID:GznapT9E
支援

784 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:43:03 ID:94z1SRjA
「まあ何にせよラウンズだ!これからもよろしくな、ライ!」

と、1人だけ明るいジノはバシバシとライの肩を叩く。
正直痛い、とライは思いながらも、この明るい空気を作り出すジノの能力に感心する。

「ああ、スザク。それと僕を引き取ってくれるところが出来たんだ。朝言ってたのはこの事が理由だったんだね」
「ん…うん。ところでどこの家が引き取ることに?そこまでは聞いてなかったから」
「え、と。確かラウンズに所属している人の家なんだけど……アールストレイムっていう……あれ?」

アールストレイムという名を口にした瞬間、固まった3人を見てライもまた動揺する。
(名前間違えたかな?いや、確かにアールストレイムだって聞いたはずだけど…。う〜ん…)

「名前間違えましたか、僕?アーニャ・アールストレイムという人がラウンズだと聞いたのですが」
「いや、……間違いないよ、うん」

頷くノネットに、どうやら間違いないようだとホッとしたが、
なら何故3人は動揺したのだろう?と考える。

「あの、アーニャさんってどんな人なんですか?」

どんな人、と聞かれて3人は少し考え込んでから答える。
「僕はあまり話した事はないな。あまり口を開かないし」とはスザク。
「何を考えてるか分からない」とはノネット。
「怒ると怖い」とはジノ。

「はぁ……何となく分かりました。あ、とりあえず僕その人の家にもう行かなくてはいけないんで。
スザク、荷物はまた後日取りに行くよ、じゃ!」

分かった、とスザクは頷き、3人で走り去るライを見送る。皆、それぞれに思惑を抱えながら。
「なぁ、アーニャの家ってたしか…」「私もそう記憶している」「だよねぇ」
と、謎の会話をしながら、彼らも政庁を後にした。


785 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:44:24 ID:GznapT9E
支援

786 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:44:31 ID:Ciq1eFhK
支援

787 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:45:09 ID:94z1SRjA
―・―・―・―・―…
政庁から車で30分ほどのところで、アールストレイム邸に到着したライ。
送ってくれた運転手に会釈を送り、改めてその家を見る。
そこそこに広い家だが、貴族にしては小さい。恐らく別邸なのだろうと判断し、玄関へ向かう。
その途中、アーニャ・アールストレイムという人物像をもう一度考える。
口を開かないという事は、寡黙なのだろう。何を考えているか分からないのは、そう思わせる威厳があるからだ。
そして怒ると怖い。果たしてどんな人物なのだろう、とそういえば行く前に渡された資料があったっけ、と鞄をあさる。

「あったあった…アーニャ・アールストレイム、ナイトオブシックス、性別女、年齢……74…ななじゅうよん!?」

もの凄い高齢だ。この年齢で未だに現役でいるという事は、恐らくかなりの大物だろう。
頭の中で、3人の同僚の言葉から出来上がる人物像に恐れおののくライ。失礼の無いようにしなくては…
緊張しながら、扉のインターフォンを押す。ビーッと音がしたが、中から人が出る様子は無い。
留守か?しかし侍従くらいはいるだろうに…。と悩んでたっぷり10分、扉が開いて、小さな女の子が出て来た。

「誰?」
「え?……あ、あの…ライ…です。アールストレイム家にお世話になる…」

いきなり現れた全身ピンクの女の子。誰とはこっちが聞きたい、と思いながらもしどろもどろに答える。
と、ライと口にした瞬間、女の子が目を大きく開く。

「ライ、あなたが」
「……う、うん」

じろじろと見られるライ。
可愛らしい女の子に見つめられるのに、どことなく気恥ずかしさを感じながらも黙って耐える。

「入って」
「あ、ありがとう」

ようやく屋敷に入れ、ライは一息ついた。


788 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:45:27 ID:GznapT9E
支援

789 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:45:52 ID:dcnErKY6
俺が…俺達が支援だ!!

790 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:46:45 ID:94z1SRjA
……………
家に入って30分。「ここがトイレ」「ここがキッチン」「ここがバスルーム」…とライは少女に案内され続けた。

「ここがあなたの部屋。これでおわり」
「あ、ありがとう…」

ようやく終わりを告げられ、ホッとするライだが、この屋敷に来てからずっと抱いていた疑問を投げかける。

「あの…他に人は…」
「いない。私だけ」

その言葉にあっけにとられる。
私だけ?つまりこのピンク少女だけなのだろうか、この屋敷に住んでいるのは。だとしたら……

「あの、ナイトオブシックスのアーニャさんはどこに…?」
「私」

私。わたし。そう自分を指差した少女をまじまじと眺めるライ。
これが74歳の老齢ラウンズ…?そんな馬鹿な。きっとこの子の冗談か何かだろうか?

「えっと、君……」
「アーニャ」
「いや、でも…」
「………何で信じない?」

可愛らしく小首をかしげる少女。しかしライにとっては信じる以前の問題で。

「だって74歳には見えないけど…」
「ななじゅうよん…?」



791 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:47:09 ID:WcoXou8a
支援

792 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:47:17 ID:GznapT9E
支援

793 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:49:03 ID:94z1SRjA
思わず資料を見て言ってしまったライは、慌てて口を押さえる。
しまった、女性に年齢を言うのは…ていうか女の子か、いやいや待て待て…。
などとライが考えていると、少女が眉をキリリと上げていた。
今まで淡々と話していた少女の、やっと見せた感情になぜかドキドキするライだったが、
とりあえず自分は悪く無い事を伝えようとする。

「でも、この資料にはちゃんと…」
「貸して」

バッとライから資料を取り上げる少女。
しばらく資料を眺めていたかと思えば、ある一点(おそらく年齢だろう)を見て――
―――ビリビリッ!

「うわぁ、ちょっと!破いたら駄目だよ!」
「私、74歳じゃない。14歳。もうすぐ15歳だけど」

泣きそうな顔をしながら口を開く少女に、やっぱりこの子も女の子なんだな…と妙な関心を寄せるライだったが、
結局最初の疑問に行き着く。つまり、この少女がやはり……

「じゃあ君がアーニャ・アールストレイム?」
「始めからそう言っている」

怒っている。今、ジノの「怒ると怖い」を実感しているのだ。僕は悪くないのに…

「えと、その………ごめん」
「別にいい」

元の淡々とした雰囲気に戻ってほっとしたが、
しかし、あてられた部屋に入り、愕然とする。


794 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:49:49 ID:WcoXou8a
支援

795 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:49:52 ID:GznapT9E
支援

796 :ロスメモ:2008/07/30(水) 19:51:13 ID:94z1SRjA
「これが…僕の部屋?」
「そう」

一言で言えばピンク。部屋の壁、床、家具、すべてがピンクを中心とした配色で出来上がっている。
さらにベッドの辺りには多数のぬいぐるみまである。ぬいぐるみは流石にピンク一色ではないが。
しかしおかしいとライは思う。明らかに生活臭が漂う部屋、というか飲みかけの紅茶すらある。
この屋敷に住んでいて、かつここまでピンク好きな人は横にいるアーニャに他ならない。つまり――

「あの…アールストレイム卿…」
「アーニャ」
「え…」
「あなたも、今日からアールストレイム。それに、同じラウンズだから呼び捨て、敬語も無し」
「そっか…じゃあアーニャ。僕の見立てではここは君の部屋だと思うんだけど?」
「そう」
「じゃあ僕の部屋は?」
「ここ」

ライはアーニャの情報を整理する。
それはつまりこういう事だろうか。女の子と一つ屋根の下で2人きりどころか、1つの部屋を共有するという事だろうか。
ベッドもキングサイズの1つだけ。それは、健全な男子としては喜ばしいが、いくらなんでもマズイと思う。

「えと、あのねアー「嫌…?」…全然嫌じゃないよ!」

泣きそうな顔したアーニャに、思わず承諾してしまうライ。
だがよくよく考えれば、貴族なのに侍従もなく、1人で屋敷に住むのは心細いに決まっている。
目の前の少女を助けられなくて、何が騎士か。何より、今日からこの子は家族なんだ。と無理やり納得する。

「と、とにかく…これからよろしく、アーニャ」
ライ・アールストレイムの差し伸べた手は、アーニャ・アールストレイムの小さな手と重なる。
この時、初めてアーニャは笑顔を見せた。

「よろしく、ライ」

797 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:51:52 ID:GznapT9E
支援

798 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:51:54 ID:WcoXou8a
支援するよ、いい?
答えは聞かないけど!

799 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/07/30(水) 19:53:44 ID:94z1SRjA
以上、
コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 1『新た な 家族』
でした。支援どうも

やりました、やりましたよライ・アールストレイム!!
この設定は始めから使う気マンマンでした。
ランペルージだとルルーシュと被るし、かといって騎士に名字がないのは辛いしね。

てかカレンルートで始まった瞬間ライアニャですよ。なにこれ。ここまで設定似てると笑っちまいますね。
しかし、知っている人は知っている。私が大好きなのは、ズバリ恋物語!!
ここからどうなっていくのやら……ごくり

そして、お約束(?)の記憶削除です。何が消えたかは分からない。私も知らない。
だって謎にしたままなら、いくらでも変更が可能だからネ(ぇ
ま、そこら辺の掘りを埋める話は、ブラックリベリオンの空白を埋める話にもちょくちょく現れます。

ではまた次の機会に。ライ天SSも書かにゃいかんな。



NEXT COLOR 2『消えた 思い出』
私は今まで守られていただけだった。
だけど、もうそれはしないと、あの部屋を出た時にそう決めた。
だが私に何が出来るだろう?この目で、この足で。……分からない。
でも、そんな時、彼と再会した――


800 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:55:57 ID:TX+faTc1
>>799
GJ!
「『あの人の髪型、おかしくないか?』 」には笑ったwww
久しぶりに軍人編「うっかりライさん」の本領を見たw


801 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 19:56:51 ID:GznapT9E
>>799
GJです!
黄金の三角関係ですな。続きを心からお待ちしてます。

802 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 20:05:11 ID:WcoXou8a
>>799 GJだ!ピンクもふもふ卿、いやさ、もっふー!
皇帝の髪型に注目するとは驚きだぜ、天然ライ
スザクが、アーニャ邸に住むライが、この先どうなるのか非常に楽しみです!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

803 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 20:46:42 ID:Dmi5gjlE
>>799GJ!アーニャと相部屋のライ、うらやましい。
今後の展開が気になります。

さて、21:00頃より投下して大丈夫ですか?

804 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 20:56:38 ID:iNP++GD4
大歓迎です

805 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 20:57:01 ID:Y0bXyh+r
支援します

806 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:01:24 ID:Dmi5gjlE
ありがとうございます。誰もいないのかと思い、不安いっぱいでした。
では、投下します。

作者:余暇
タイトル:ときほぐすもの
カップリング:ライ×カレン
設定:黒の騎士団編カレンED後

注意・・・作者の妄想全開ですので、お気をつけ下さい。

807 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:01:48 ID:WcoXou8a
今回の支援はひと味違うぜ、俺の支援、パート2ダッシュ!

808 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:03:02 ID:iNP++GD4
支援

809 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:03:57 ID:Dmi5gjlE
『ときほぐすもの』

ある日、僕が黒の騎士団のアジト内を歩いていると、ラウンジに仙波大尉が一人でいるのを見つけた。
「仙波大尉、お疲れ様です。」
「ああ、隊長殿。今日もお元気そうで何よりですなあ。」
そう言いながら大尉は、孫の手でしきりに自分の肩をほぐしていた。
「大尉、肩でもこってるんですか?」
「ああ、最近は平和になって戦に出ることも少なくなってしまった。体を動かす機会がなくなると、
どうも肩や腰がこり出してなあ。いやはや、年はとりたくないものです。」
そう言って笑う仙波大尉。誰よりも長い時間戦いに身を置いてきた大尉のことだ、その疲れは半端な
ものではないだろう。僕に何かできることは・・・、そうだ!
「あの、大尉。僕が肩を揉みましょうか?」
「おお、やって下さるか、これはありがたい。どうも孫の手だけではうまくいかなくて、
難儀しておったのです。ぜひに、お願いしたい。」
そして僕は、大尉の肩にタオルをかけ、肩を揉み始めた。周囲の筋肉をゆっくり丁寧に揉みほぐし、
時折肩を後ろにそらせ、肩に入っていた力を抜けさせていく。
「おお、これは気持ちいい。隊長殿、腕に覚えでもおありかな?」
「ええ。ずっと昔、母の肩を揉んであげたことがあって、その時に『上手だ』ってほめられて以来、
随分練習したんです。またほめてもらうためにね。」
「親孝行ですか、いいですなあ。しかし本当にお上手ですな。朝比奈や卜部はやたら力任せで痛いのなんの。
千葉は上手だが、隊長殿も彼女に引けを取りませんぞ。」
僕と大尉はその後、いろんな話に花を咲かせた。会話の最中、大尉は本当に楽しそうだった。


810 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:04:49 ID:WcoXou8a
規制ィィィ、支援は今!

811 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:06:05 ID:Dmi5gjlE
翌日、政庁内にあるゼロの執務室に僕は来ていた。
「はい、これが今日までに提出する書類。」
「ああ、ありがとう。いつもすまないな。」
「仕方ないだろう。うちにはこういう書類をまともに書ける人が少ないからな。」
騎士団は武骨者揃いで、細々した書類を書けるのはゼロと扇さんと僕だけだった。でもゼロは騎士団代表としての
仕事があるため、必然的に僕と扇さんへの負担が増していた。
「ふう・・・。」(コキッ、コキッ。)
「どうした、ライ。肩がこるのか?」
僕が肩を鳴らしていると、ゼロが尋ねてきた。
「そりゃ、毎日机で書類とにらめっこしてりゃあ、肩もこるさ。」
「それもそうだな。よし、俺が揉んでやろう。いつも世話になっている礼だ。」
「え、ゼロ・・・いや、ルルーシュ。肩揉みできるの?」
「小さい頃、母さんの肩を揉んでいたからな。それなりに自信はあるぞ、どうする?」
「そうだな、じゃあ、お願いしようかな。」
「よし、任せろ。もし痛かったら言ってくれ。」
こうして、ルルーシュによる肩揉みが始まったが・・・。

十分後。
「ぜえ、ぜえ。お前、こりすぎだろ。全然ほぐれないぞ。」
「そんなにこってるかなあ。ていうか、全然ルルーシュの圧力を感じないんだけど。」
「何?そんなはずはないぞ、お前の肩がこりすぎて、痛覚を失っているだけだ!」
「ルルーシュ、やっぱり君、運動不足だよ。これは男として、どうかと思うよ。」
「んなあっ!?お、お前にそんなことを言われるなんて・・・。」
その場に崩れ落ちるルルーシュ。僕は用事も済んだので、とりあえず執務室を出ることにした。そういえば、
ルルーシュ真っ白になってたけど、大丈夫かな?


812 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:06:57 ID:WcoXou8a
全力で支援!

813 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:07:27 ID:944741QV
支援

814 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:07:33 ID:Y0bXyh+r
支援

815 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:09:43 ID:Dmi5gjlE
翌朝、僕は台所で物音がするのに気づいて目が覚めた。味噌汁のいい匂いがする。
台所へ行くと、そこにはエプロン姿のカレンがいた。
「あ、おはよう、起きたのね。すごい寝ぐせよ、顔洗ってきなさい。」
「ああ、おはよう。ごめんね、わざわざ朝食作りに来てくれて。」
「いいのよ、気にしないで。もうすぐできるから、早く顔洗ってらっしゃい。」
カレンに促され、洗面所へと向かう。カレンと付き合い始めてから、彼女はこうして時々、
僕の部屋へ食事を作りに来てくれるのだ。休日は決まって朝食を作りに来る。
その後は二人でどこかへ出かけたり、一日中部屋の中でまったり過ごしたりする。

顔を洗った後。
「「いただきます。」」
二人で朝食を食べる。
「うん、相変わらずカレンの作る卵焼きは甘くておいしいな。」
「そう?ありがとう。他はどうかな?」
「味噌汁もおいしい、全部おいしい。どんどん上達してるね。僕は幸せ者だ。」
「もうっ、本当に口が達者なんだから。」
そうこうしてるうちに、朝食を食べ終えた。
「ごちそうさま。おいしかったよ。」
「お粗末さまでした。」
僕は椅子から立ち上がろうとするが、無意識のうちに肩に手を伸ばしていた。
「ふう・・・。」(コキッ、コキッ。)
「あら、肩でもこったの?」
「うん。このところ、ずっと書類とにらめっこだったからね。」
「大変ね。じゃあ、後で肩揉んであげる。」
「そうかい?じゃあ、お願いするよ。」
そう言うと僕は、食事の片づけを手伝った。え?夫婦同然じゃないかって?うん、確かにいろんな人に言われる。
カレンは最初、恥ずかしがってそう言われるのを嫌がってたけど、今は逆に嬉しいみたい。僕も、実は彼女と同じだったりする。


816 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:10:22 ID:iNP++GD4
支援

817 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:11:18 ID:TX+faTc1
ライさんの身に危険を感じながら支援

818 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:11:49 ID:Dmi5gjlE
片付けが終わった後、僕はベッドに腰掛け、カレンが後ろに回ってきた。
「じゃあ、肩ほぐすわね。肩だけでいいの?」
「うん、肩だけだな。お願いするよ。」
「わかった、痛かったら言ってね。」
僕の肩にタオルをかけ、カレンが肩を揉み始める。程よい力加減で、本当に気持ちいい。どこかの運動不足とは大違いだ。
「どう?痛くない?」
「大丈夫、ちょうどいいよ。カレン肩揉み上手だね。」
「でしょ?小さい頃、よくお母さんの肩を揉んであげてたの。ほめられるのが嬉しくて、もっとほめてもらおうと扇さんで練習したほどよ。
扇さんは『男並みの力入れるな』って痛がってばかりだったけど。女の子に対して失礼だと思わない?」
「あ、ああ。そうだね。」
扇さん・・・。カレンが小さい頃から随分苦労してたんですね。お察しします。
「それじゃ、もう少し力入れるわよ。」
そう言って彼女はベッドの上に膝立ちになり、僕の肩を揉もうとするが・・・。
ムニュ。
「うおっ!?」
「ど、どうしたの!?痛かった?」
「い、いや。痛くはないんだけど、その・・・。後頭部に胸が当たって・・・。」
バシッ!ゴキッ!
カレンに後頭部を思い切り叩かれ、首筋が悲鳴を上げた。
「いだっ!カ、カレン!?」(く、首が・・・!)
「バ、バカ!人が肩を揉んであげてるのに、朝っぱらから何考えてるのよ!」
「い、いや、別にやましいことは何も考えてないよ。悪かった、ごめん。」
あまり余計なことは言わないようにしよう。本当に首の骨を折られかねない。


819 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:12:27 ID:iNP++GD4
支援

820 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:12:37 ID:WcoXou8a
支援、全力で

821 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:12:39 ID:944741QV
支援

822 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:15:36 ID:Dmi5gjlE
カレンの肩揉みは続く。本当にいい気持ちだ。
「だいぶほぐれてきた。あなた、相当こってたわよ。」
「そうなんだ。疲れてたのかなあ。」
「働き過ぎなのよ、あまりお手伝いできない自分がもどかしいけど。」
カレンの腕の動きが止まる。
「カレン?」
「私がもっと、戦闘以外の仕事が上手にできれば、ライがこんなに苦労することはないのに。
私には、あなたの身の回りの世話ぐらいしかできない。ごめんね・・・。」
振り向くと、カレンが申し訳なさそうにうつむいている。僕は彼女をそっと抱きしめた。
「ラ、ライ?」
「謝ることはないよ。君がそばにいてくれるだけで、僕は十分なんだから。」
「でも、あなた、こんなに疲れて・・・。」
「大丈夫だよ、僕は君が望む世界を創るためなら、どんなことだってすると心に決めたんだ。
君が隣で笑っていてくれるから、僕は頑張れる。本当にありがとう。」
「ライ・・・。じゃあ、約束して。これからはあまり無理しないで。あなたが辛そうにしている顔を見たくないの、
それに・・・。もっと長く、ライと一緒にいたいから。」
「わかった、ゼロに掛け合ってみるよ。『もっと仕事を減らせ』って。」
僕らは見つめ合い、笑った。
「そう言えばさ、カレンは肩こったりしないの?今度は僕が揉んであげようか?」
「え!?い、いや、肩はこらないこともないけど、今はいいよ。それよりも・・・。」
そう言うとカレンは、真っ赤な顔で僕の耳元に近づき、何かをささやいた。それを聞いた僕は優しく彼女を抱き寄せ、
キスをした。どうやら今日は一日、部屋で二人だけの時間を過ごすことになりそうだ。


823 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:16:09 ID:iNP++GD4
支援

824 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:18:32 ID:Dmi5gjlE
おまけ
「1,2,3,4,5・・・」
「さっきから何をしてるんだ、ルルーシュ?」
「見て・・・わからんのか、ハア・・・腕立て伏せだ。」
「ぷっ、それで腕立て伏せのつもりか?全然腕が曲げられてないぞ。」
「黙れ、魔女。ライに運動不足だと馬鹿にされたのだ。
このまま黙って引き下がっては、男がすたる。奴に目にもの見せてくれる!」
「今さらな気もするが、まあ、好きにするがいい。だがせめて、ゼロの仮面は外したらどうなんだ?
中が曇るし、酸欠になるぞ。」
「何を言う、誰かが来たらどうするつもりだ。今の俺はゼロだ。この仮面は必須アイテム、酸欠などちょうどいいハンデだ。」
「そういうことは、運動神経のある奴の言うセリフだ。」
「うるさい。さあ、次はダンベル運動だ。」
ツルッ、グシャッ。
「#$%&@¥!?」
「馬鹿め、腕立て伏せの直後で腕が疲れている時にダンベルなんか持つからだ。」
ガチャ。
「どうしたんだ、ゼロ!今、声にならない悲鳴が聞こえたが。」
「お、おう、ライか。な、な〜に、大したことじゃないんだ。大丈夫だ。」
「本当に大丈夫か?ん、ダンベル?もしかして・・・。」
「ち、違うぞ!手を滑らせてダンベルを足の上に落としたとかじゃないぞ、断じて!」
「そ、そうか・・・。」(自分からばらしてるじゃないか。相当動揺してるな。)
「さ、さあ続きをしようか。ワンモアセッ!」
ツルッ、グシャッ。
「&%#$@¥!?」
「ゼロ!?」
「もう放っておけ。」


825 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:18:43 ID:r83264+P
支援ですwwうまいなぁwww

826 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:21:11 ID:iNP++GD4
支援

827 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/07/30(水) 21:22:48 ID:Dmi5gjlE
以上です、支援ありがとうございました。
甘さの限界に挑戦してみました。今はこれで精いっぱいです。
約一名相変わらずなことになってますが、気にしないw

828 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:24:54 ID:iNP++GD4
>>827
GJでした!氏のライカレは大変甘くて良いです。
その文章力が羨ましい。
>ワンモアセッ!
不覚にもツボに入りましたw
次回作を心からお待ちしてます。

829 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:25:15 ID:gR+wkAn/
GJ
やはりゼロはオチ担当ですね、わかりますw

830 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:30:56 ID:WcoXou8a
>>827 余暇卿、GJでした!
甘い、しかし何よりゼロに笑ったw 仮面付けっぱなしってww
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

MPが大量に補充できたぜ、さぁ頑張るか

831 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:32:13 ID:f1UwEhtq
>>827
GJ。ルルーシュよ、自分のジャンルじゃないことするからw またライの仕事増えたなこれは…
騎士団カレンEND特区成立後ルートは本当にいい夫婦まっしぐらになりそうですね
ニヤニヤしながら読ませていただきました。いつも良いSSをありがとうございます

832 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:32:49 ID:BZ3/BkEv
>>827
「待たせたな、ライ」
のセリフと共にマッシヴな悪夢ゼロさんになって次回登場ですね?
……な訳無いか、GJ!!

833 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/30(水) 21:37:27 ID:Y0bXyh+r
>>763 修正しました。

みなさま、ピンクもふもふ卿の領地をご覧ください。領地に新しく地区という概念を設けました。SS25個毎に1地区です。
報償……という側面もないわけではないですが、見やすさを考慮しての設置です。

834 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:39:52 ID:Kv18jQlh
>>827
GJ
上手で甘い良いSSですね。
僕も見習わなければ…
ライスレで言われたんですが、日本語が…と言われてるようじゃ僕もまだまだですね。
もっといろんな本読まないと…

835 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 21:42:45 ID:iNP++GD4
>>834
そこは気にせず。俺も最近まで「憮然」の使い方間違ってましたし。
何回も書いていくことが必要なんだと思いますよ。と、でかいことを言いつつ俺も書かなければ…

836 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:03:18 ID:BnmhqDNM
こんばんは!毎度ありがとうございます!
今日もSSをお届けに参りましたw
今回はコードギアス Regain Colorsの9話です
それではお召し上がりくださいw

837 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:03:21 ID:f1UwEhtq
>>833
保管庫が神聖ブリタニア帝国並みに急速に拡大していってる気がするのですがw
>>834
荒れるかもしれないからこれ以上言わないけど
こっちでそう書けばいいのにあえてあちらにああいう風に書く奴もどうかと思ったよ
推敲は重ねて欲しいけど、あまり難しく考えずのびのびと書いて旨くなっていって下さいね

838 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:04:16 ID:f1UwEhtq
うわ割り込み失礼、支援

839 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:05:47 ID:Y0bXyh+r
>>836 支援準備完了!

>>836 拡大に併せてまーたマクロを組み直しましたw

840 :コードギアス REGAIN COLORS ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:06:38 ID:BnmhqDNM
第9話「里帰り(後編)」

「ライ、こいつが言っていたのはおかしな人形だ」
「おかしな人形だと?ふざけるな、あれほど可愛らしい人形がどこにある」
「・・・・・ちょっと待て、C.C.。僕はその人形を取りに連れて来られたってことか?」
ルルーシュとC.C.の話にさすがのライも口を挟むしかなかった。
「あぁ、チーズ君を回収しにな」
そうやって悪びれもせず笑うC.C.にライは溜め息を付くしかなかった。
C.C.がこういうやつだということは一番分かっているはずだったのに・・・・・。
「ライ、君も君だ。少々、C.C.に甘すぎじゃないのか」
「反省している」
「ふむ、ならいい。お前にも素直に謝って欲しいものだな」
そう言ってルルーシュはC.C.を見るが、全く反省の色はなかった。
「ライは私のものだ。お前にどうこう言われる筋合いはない」
毎回思うがいつのまに自分はC.C.の所有物となっているのだろうか、甚だ疑問だ。
「この前の話の続きといこうじゃないか」
そうやって別の話に持っていくC.C.にライもルルーシュも溜め息を付くしかなかった。
「で、皇帝にギアスを与えスザクに教えたのは同じ人間なのか?」
「そうだ。しかし、これ以上知ると・・・・・」
後には戻れなくなる、と言おうとするC.C.の言葉をルルーシュが遮る。
「もう巻き込まれている」
「僕たちは望んで巻き込まれたんだ。気にする必要はないよ」
そう言うルルーシュとライを見ながらC.C.はゆっくりと口を開く。

841 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:07:31 ID:f1UwEhtq
支援

842 :コードギアス REGAIN COLORS ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:10:36 ID:BnmhqDNM
「V.V.」
「V.V.?スザクにもギアスを?」
「いや、それはないようだ。それよりお前の傍に・・・・・」
ライは昔を思い出していた。自分にギアスを与えた人物、それが誰だったのかを・・・・・。
(V.V.とは神根島で会ったあの子供だろう。しかし、僕にギアスを与えたのあいつじゃない)
その人物については記憶に靄が掛かり思い出せなかった。
「ここには監視もある。それにスザクがいる」
「スザクが!?」
ルルーシュの言葉に僕は遂反応してしまった。
ゼロを捕まえてナイトオブセブンになったが、自分としてはまだそれが信じられなかった。
「ん?お前はスザクと会ったことがあるのか?」
「少し昔にね、でももう向こうは忘れているよ。これは確実だ」
「しかし、もしもということもある。ライ、C.C.を連れてさっさと帰・・・・」
そんな時だった。
「ルル〜〜〜っ!」
この声にライは覚えがあるシャーリーだ。
「なんだい、シャーリー」
ルルーシュは流れるような動きでC.C.をトマトがたくさん入ったコンテナへと落とす。
ライはそれを呆然と見つめるしかなかった。
そのまま何事もなかったかのようにコンテナを閉める。
C.C.を助けたかったが、ライはすぐにコンテナの物陰に隠れることにした。
シャーリーにルルーシュと一緒にいるところは見られたくない。
もし何かあった時自分に会ったことが何かしらの危険を伴わないとはいえない。
何だか周りが騒がしいようだが、とりあえずこのコンテナをさっさと運び出そうとした時だった。

843 :コードギアス REGAIN COLORS ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:12:23 ID:BnmhqDNM
「あれは・・・・MR1?」
こちらに向かってきたのは確か民間用のナイトメアだ。嫌な予感しかしてこない。
『スタート地点はここなんだろ』
「まさか・・・・ジノ?」
『あぁ、面白いな庶民の学校は』
いや、ここがかなり特別なだけだ!ライはそんなツッコミをしたいが我慢した。
そのまま持っていかれるコンテナをライは追いかける。
特大ステージでピザ作りが行われるのはパンフに書いてあった。
近道をして先回りしなければ追いつけない。
ライは一気に飛び出すとルルーシュたちを置いて先を走っていく。
「あら?あれってあの時のカップルの・・・・・」
スザク並みのスピードで走っていったライの姿を見てミレイはそう呟いていた。
その場にいた全員がコンテナを追いかけてステージへ向かって走る。
「すごいね、君」
ライが走っていると後ろから追いついたスザクが話しかけていた。
どうやらスザクも自分のことを忘れている。悲しいが、それはそれで助かった。
「僕と同じくらいのスピードで走れる人なんて会ったことないから」
「そ、そうだろうな!」
「君はどうしてあのコンテナを?」
「大事なもの・・・・落としちゃって取ろうと思ったんだけど・・・・あぁなったから」
はっきり言ってスザクのように余裕に話をする暇はない。
止める手立てがないが、ここはルルーシュに任せるしかない。
向こう側にステージに向かってくるMR1が見える。
「じゃあ、僕はこっちだから!」
そう言ってスザクはMR1に追いかけられるアーサーを助けに行く。
ライはどうにかステージ前に辿り着くことが出来た。

844 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:14:02 ID:f1UwEhtq
支援

845 :コードギアス REGAIN COLORS ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:15:03 ID:BnmhqDNM
トマトが投下されてコンテナに必死にしがみ付くC.C.が見えた。
このままではC.C.が見つかってしまう。
その瞬間、ステージに仕掛けてあった仕掛けが作動して一気にシャボン玉の泡でステージが見えなくなる。
「ルルーシュか」
ライは一気にピザ生地の上に行くと落ちてくるC.C.をしっかりと抱きとめる。所謂お姫様抱っこだ。
よくある漫画のようなシュチュエーションだ。
「ぶっ!」
どうにか口に突っ込まれていたトマトをC.C.が吐き出す。
しかし、落ちてきたのはトマトを口に突っ込まれた魔女だ。シュチュエーションの雰囲気もがた落ちだろう。
その様子を見ながらライはプッと吹き出してしまう。
そんなライの様子を見て、C.C.は機嫌悪そうに睨みつける。
「っと、早くここから退散しないと。クラブハウス行くんでしょ」
そう言ってライはC.C.をお姫様抱っこした状態で抜け出していく。
「記録」
抜け出していく2人を少女が何気なく携帯で写していることにライは気付くはずなかった。

846 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:15:49 ID:f1UwEhtq
支援

847 :コードギアス REGAIN COLORS ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:17:27 ID:BnmhqDNM
「はぁはぁ、ここまで来ればもういいかな」
ライはクラブハウスの中に入って一息付いた。
「おい、ライ・・・・・そろそろ下ろせ」
急いでいたためライはC.C.をお姫様抱っこしたままここまで来ていたのだ。
トマトの所為なのか少しC.C.の頬が赤いような気がしなくもない。
「了解」
ライはC.C.を下ろしてクラブハウスの中を見る。
あの頃とほとんど変わっていなかった。
「お前の部屋に行くぞ」
「え?何で?ルルーシュの部屋じゃないのか?」
「お前がいなくなってからお前の部屋が私の部屋になっただけだ」
そう言ってC.C.はさっさとライの部屋だった場所へと歩いていってしまう。
到着した部屋は何故かそのままの状態で残っていた。
「C.C.が昔使っていたとはいえあんまり変わってないな」
「面倒だったからな」
そうやって答えるC.C.がライには何故か自分のいたこの部屋を守ってくれていた気がした。
「ありがとう、C.C.」
ライは笑いながらC.C.にお礼を言った。
「面倒だっただけだ、変に勘ぐるな」
「分かったよ」
目当てのものを見つけたのかC.C.はダンボールを取り出す。
これで本来の目的は達成された。

848 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:17:59 ID:f1UwEhtq
支援

849 :コードギアス REGAIN COLORS ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:19:23 ID:BnmhqDNM
携帯にルルーシュから呼び出しがあり、ライとC.C.は屋上へと向かった。
その後、ヴィレッタと扇の話をした後、ライたちは星刻の迎えの車で帰ることになった。
「あのさ、トマト臭いんだけど・・・・・」
「あいつの所為だ。私に言うな」
「大体アンタが出てこなければあんなことにならなかったでしょうが!」
星刻の車の中で今回のことを喧嘩し始めるC.C.とカレン。
さすがに星刻の前なのでライは久しぶりに喧嘩の仲介に入ることにした。
「2人とも落ち着いて・・・・・」
「大体ライも何でこんな女の言うことなんて聞くのよ!」
いきなりの矛先の変わりようとカレンの剣幕にライは押されてしまう。
「ライは私のものだ。言うことを聞くのは当たり前だ」
「だから毎回言ってるじゃない!何でライがアンタのものなのよ!」
いつの間にか喧嘩はいつもやっているものへと変わってしまっていた。
「君も大変だな」
隣の席に座る星刻がライを見ながら笑っている。
ライはそれを苦笑いで返すしかなかった。

850 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:19:38 ID:WcoXou8a
全力で支援!

851 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:22:55 ID:BnmhqDNM
以上です!いかがでしたでしょうか?
早く色々と戦闘シーンとかを書きたいのですが、やけに長くなったorz
次はさっさとラウンズ戦となりますwお楽しみにw
しかし、他の職人様方見ているとラウンズ側を書きたくなってしまうw
それでは、また次の配達で!


852 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:28:50 ID:WcoXou8a
>>851 ピザの配達人卿、GJでした! 今回も美味しくいただきました〜
ぶっきらぼうな感じのC.C.だが、それがいい!
しかし、これからどうなるのか益々気になりますね
貴公の次の配達を全力でお待ちしております!

853 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:33:46 ID:Kv18jQlh
GJ!
ああ、ライCだ…ライCは僕の心に恵みを与えてくれる…
最高だよ…最高だ。
ピザの配達人氏の次の配達をお待ちしています。

854 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/30(水) 22:43:31 ID:Y0bXyh+r
GJ、お疲れ様でした。
ところでピザの配達人卿、以前ご自身の店の名前を募集してましたよね?もうしないんですか?

855 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/07/30(水) 22:50:30 ID:BnmhqDNM
>>854
もちろん募集はしていますw
ただ提案したスレが終わりに近かったのでそのまま流れましたorz
出来れば皆さんに決めてもらいたいのです!
よろしくお願いします!

856 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 22:54:22 ID:94z1SRjA
ピザーライ

857 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/30(水) 22:57:56 ID:WcoXou8a
>>856 上手いな、オイ

あれ、全力なノリと勢いで書いてたらライがナナリーと○○しちゃった(エロいことではありません)
推敲して明日中にはルート1を投下する予定です
カレンとミレイさんはどうしよう、思いつかないや、ギャグ以外

858 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:13:11 ID:64zYJK8/
>>857
明日ですね。楽しみにしてます
あとコテ外し忘れてますよ

859 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:16:33 ID:WcoXou8a
>>858………仕様です、多分、きっと、メイビー
orz

860 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:16:59 ID:f1UwEhtq
>>851
GJ。配達人卿のおいしいSSを作る腕があってこそだけど、本編にライがいるってだけで何でこんなに面白いんだろな
でもライとC.C.がアーニャに記録されたことで何か話に変化があるのかな?楽しみにしてます。
>>856
うまいけど、ピザハット的にマズくないかw

861 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:21:31 ID:gR+wkAn/
>>860
まあスポンサーだしねw

862 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:22:59 ID:qqMtKXOC
>>861
更にアニメが違いますからねぇ。


863 :カズト:2008/07/30(水) 23:32:27 ID:BB8v42VF
魔界潜入指令 完結編 を投下させていただきます

おまけが思ったより時間がかかったので
投下できませんでしたが なんとか形になったので

864 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:35:20 ID:Y0bXyh+r
支援

865 :カズト:2008/07/30(水) 23:37:02 ID:BB8v42VF
魔界潜入指令 完結編
第七話 祭りの後

僕が会場に向かった頃には終盤戦といったところで、僕の出番は必要なさそうだ
後は警察に任せるべきだろうと判断し、将軍に指示を仰ぐために出口に向かおうした途中の廊下に妙な人間を発見した。そいつは目深に帽子をかぶり、サングラスとマスクをかけ、
安物のジャケットとズボンというセンスゼロの格好をして背中にリュック両手に紙袋を持っていた、胸のふくらみから女とわかった。トイレに隠れており隙をみて逃げ出そうとしていたのが、僕と鉢合わせになってしまった様だ、
しかし、体から発する気配は只者ではなかった!着ぐるみでは逃げられてしまう!
クロスアウッ!!
着ぐるみから抜けた僕は女に銃を突きつける!!
「っ!お前は!」
「女!僕のことを知ってるのか?」 
「……?」
僕の言葉にとまどいながらも、女は紙袋を床に置き、後ろを向いて手を上げる
「よしそのままだ……」両手を挙げた女の右手から何かが落ちた
カッ!!
しまった!フラッシュグレネード!!
反射的に腕で顔を覆ってしまった間に、女は紙袋を持って逃げた
「逃がすか!!」
しかし、外ではグラストンナイツと例の紅いナイトメアが戦闘を繰り広げており土埃に紛れて逃げられてしまった

作戦は終了した、会場にいた売人達は名のある者達が逮捕され、客達も警察に連れて行かれ事情聴取を受ける事になるだろう……
ダールトン将軍は「いやー!よくやった!!あの「グランドマスター」を逮捕するとは!!これで、このエリアの風紀もましになりそうだ!!よかった!よかった!」しかし、女逃げられた事が心残りだったため何かモヤモヤしていた……
事後処理の後、ダールトン将軍とともに政庁へと帰還した

866 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:37:51 ID:f1UwEhtq
支援

867 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:39:19 ID:xI9Vj/jk
支援

868 :カズト:2008/07/30(水) 23:41:06 ID:BB8v42VF
第八話 イレブンの魔力

夜 ブリタニア政庁

「今回は、実に良くやってくれた貴殿の働き総督に報告しておこう!」
「しかし、自分は女を一人取り逃がしました……それが残念で……」
「かまわんよ、本来の目的は達成されたのだからな むっ!」
将軍が向いた方向から、コーネリア総督が歩いてきた
道をあけて敬礼する

「ダールトン、今回の違法物販の一斉検挙、大儀であった」
「お褒めに預かり光栄です、今回の結果はライ准尉の手柄によるものです。これで、このエリアの風紀は良くなってゆくでしょう」
「いえ、自分は機会を与えてくださった将軍に感謝するのみです」そう言って総督をまっすぐ見据える
「う、うむ!二人とも殊勝な心がけだ!これからもよろしくたのむぞ!」ん?総督、僕から目を逸らせた気がする……
(ん?むうううう!もしや姫様は!ふっ……こやつも罪作りな男よのう……)
「「……イエス!ユアハイネス!」」

コーネリアは去り際に二人の会話を耳にする
「将軍、例の女ですが、あれは正式の訓練を受けた身のこなしでした。気配も一般人のものではなかったように思われます。あと、フラッシュグレネードも持っていました」
「何!うーむ、軍の横流し品かも知れん……」何か脂汗をかいていた


869 :カズト:2008/07/30(水) 23:41:38 ID:BB8v42VF

深夜 コーネリアの私室

ふう……まさか、あんな所で、あの男に鉢合わせするとは……
ライ=ランペルージ 特派所属の二人目のデヴァイサー……
ナイトメア操縦技術はラウンズ並みだとか……
皇族の血が入ってるだの(あの父上なら109人目がいても不思議ではないが……)
白銀の髪とライと言う名前、高い指揮能力、状況判断力、その他の高い能力ゆえか、
他の皇族達からは、あの「狂王」の血を継ぐ者との噂があったりと……、何かと謎の多い人間らしい
正直、気付かれたかと思うと、気が気ではなかった……
それよりも、違法物販の検閲作業を自ら行わなくては……!

そう思い、本を開く

(あら、お姉さま、騎士たるものそのように無駄な脂肪を付けていては、さぞ戦いにくいのではないですか?私が燃焼してさし上げますわ……)
(こ、こらユフィ!や、やめ……ん、んん……っ!)

(ユフィ!どうやら私達は姉妹ではなかったようだ!!)
(はあ、そうですか……ですがそれ以前に私達は女同士……い、いけません!私にはスザクが……あーれー……)

(なんでカノンが!?シュ、シュナイゼル兄様がそんな御趣味だったなんて……)

「こ、これは……けしからん……な、なんともけしからん……」

こうして、目を血走らせた「検閲作業」は明け方まで続くのであった……
げに恐ろしきはイレブンの魔力か……

870 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:42:13 ID:f1UwEhtq
支援

871 :カズト:2008/07/30(水) 23:42:27 ID:BB8v42VF
一斉検挙のその後
「グランドマスター」の事情聴取によれば
販売システム、販売会の過去のノウハウ、売人(作家)のリストなどのデータは
検挙前に黒の騎士団に譲渡したらしい
そして、護送車に乗る直前、マスコミに言った言葉
「私達は決して滅びません……作品、創作への愛、そして、この世に紙とペンがある限り……」

僕は奴から貰った封筒に入ってた奴自身が書いた自作本を読んだ
それは、どこで僕の事を調べたのか、僕と彼女達のそれぞれのルートのラブストーリーらしきものだった

(カレンかあ……病弱設定の女スパイとの恋……)
(ミレイさんは何度もお見合いつぶしをしていく間に恋に落ちていく二人の関係……)
(シャーリーとのは心変わりに苦しみそれをやさしく包む僕……)
(ニーナは僕と二人で過去のトラウマをともに乗り越えていくストーリー……)
その他にはユーフェミア皇女殿下やコーネリア総督など(恐れ多い!)もあった
……フィクションにしては良くできてるなあ、つい時間を忘れて見入ってしまった……
ストーリーだけじゃない、線の一本一本に関しても何というか心がこもっている感じだ
そこから感じられるのはとにかく「魂」!この一言である
確かに、こういうものがある限り奴らは決して滅びる事はないのかもしれない……
リフレインを撲滅する方がよっぽど現実的な気がする……
そう思い僕は本を机にしまい、机の鍵を締めた…… (完)

872 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:43:45 ID:f1UwEhtq
支援

873 :カズト:2008/07/30(水) 23:44:17 ID:BB8v42VF
おまけ 1 ゼロとグランドマスター

「グランドマスター」からの招待を受け俺は
奴の指定した地下室へと向かった
ブースにはC.Cを残して作戦状況の観察を頼んだ(要するにただの留守番)
一応念のために銃を携帯はしている、それに何人いようと関係ない……

俺はドアを開けた……そこに一人の男が立っていた……

殺風景な部屋に複雑な配線が中央のコンピューターに集まっている
これはこれでなかなか面白い光景だ……
コイツが「グランドマスター」か……やせっぽちの体からは想像できないほどの気配を感じる、特に顔はにこやかに微笑んでいても、そこからは鋭い眼光を放っている……

「やあ、よく来てくれましたね……はじめまして、ゼロ……私が「グランドマスター」と呼ばれるものです……」
『フッ、意外ですね……お一人とは、ボディーガードは付けないのですか?』
「私にはそのようなものは必要ありません……表現者として生きていく内に自然と皆をまとめていく立場になっていっただけに過ぎません……
まあ、小難しい話もなんですから、用件を済ませましょう……」
そういって、奴は机の上に何枚かのデータディスクを置いた……
「これをあなたに差し上げましょう……この販売会の全てを……」
『なっ……』言葉を失った、目的の一つがこんなにあっさり達成されるなんて……
「私ももう疲れましてね……ブリタニアとのいたちごっこを演じているうちに
参加者である作家さん達もこの販売会の意義を忘れ過激な表現のみに走っていくようになってきまして、表現する事を忘れていってるんですよ……一度この販売会は潰した方がいいと思いましてね
私はここらで捕まって、罪とやらを洗い流して、一作家としてやり直そうかと思うんです
ですから、販売会をあなた方に受け継いでもらいたいのですよ……」


874 :カズト:2008/07/30(水) 23:45:19 ID:BB8v42VF
くっ……話が奴のペースで進んでいる!
『いや、販売会はあなたの手で行われるべきだ……我が傘下に入ればこの販売会
必ず、永遠のものとしてみましょう……文化は一度破壊されると復興に時間がかかる』
「いいえ、表現というものはどんな形でも、どんな時でも、できるものなのですよ
私には紙とペンと愛情があれば私はなんだってできるんですよ……」
まるで、手ごたえがない!暖簾に腕押しだ!だったら、ギアスで……なっ!

くるりとゼロに背を向けた「グランドマスター」ゼロは相手の目を見ることもできず反射物もなく、ギアスをかけられる状態ではない

偶然か!?このタイミングで俺に背を向けるだと!力ずくなど俺のプランにはない!
くそっ!間が持たない……

「いいんですか?このままじっとしていて、もうすぐ手入れが入りますよ……
それに、もうすぐここにもう一人のお客さんが来ますよ……」

その時、ゼロに杉山から通信が入った

『ゼロ!こちら杉山!ナイトポリスが一斉摘発の準備に入った、しかもグラストンナイツがこちらに向かってるとの情報がディートハルトから』
『……わかった、こちらの目的は果たした、プランBに従ってルート5を伝って脱出する!』
そして、俺は机のデータディスクを取り背を向けたままでいる「グランドマスター」を尻目に部屋を出た……カレンにも連絡を入れねばならん


『……いしれウラーーーーーー!!』 『!』む!何かあったか!?

『どうしたカレン?何か不測の事態でもあったか?』


875 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:45:27 ID:f1UwEhtq
支援

876 :カズト:2008/07/30(水) 23:46:54 ID:BB8v42VF
おまけ 2 ゼログランドマスターへの道

黒の騎士団 トレーラー内

「グランドマスター」から苦も無く販売会の全てを譲渡された黒の騎士団であったが……

「こ、これは一体……」ゼロは頭を抱えている……
井上を中心とした販売会の会議なのだが……
「なぜ!わ……、ルルーシュという者とスザクという者がこんなマネをしているのだ!?」
「あのう……それはやおいといいまして……」井上は説明するのだが……
「大体!男同士でこんな事はありえん!これでどうやって子孫を残すというのだ!全くなんと非生産的な!誰だ!?これを持ってきたのは!?」
「はあ、私の知り合いにS・S(エスツー)という作家がいまして、その者の作品を拝借させて頂きました」答えたのはディートハルトだった (どこか遠くで「アッ!アッーー!アッーーーーーーーー!!」と叫ぶメイドがいた)

会議が停滞しているのを尻目にC・Cはピザを食べながら思った
(やれやれこれだから童貞坊やは……ちなみに私なんか末期になると、もう男も女も関係なかったがなあ……)

ゼロのグランドマスターへの道はまだ遠い……

877 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:50:25 ID:Y0bXyh+r
駄目だw腹筋がw

878 :カズト:2008/07/30(水) 23:55:06 ID:BB8v42VF
以上投下終了です

保管庫で読みやすいように
3つ分けたつもりでしたがおまけが思ったより長くなってしまいました
グランドマスターはオリジナル(?)キャラながら
なんだか得体の知れない存在になってしまいました
踏んだりけったりのモブ夫君はとりあえず合掌……しておきましょう

全金属的猫社長は結構反則かもしれません……

支援ありがとうございます

879 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:57:32 ID:tDYl8wiF
GJ!!
この間ガンソード久しぶりに見たが
白鳥さんのロイドの演技は下は鍵爪の男から来てるんじゃないかな。
「あはぁ」とか言ってたし

880 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/30(水) 23:59:08 ID:lTPvXQ6S
>>878
咲世子さん、なにやってんのww
GJ!!だが、心をざっくりやられるような気がするのは何故だwww

ところで職人の方々は夏の祭りには出ないの?

881 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:01:18 ID:lTPvXQ6S
ごめん。ここは2ちゃんだったな。忘れて。

882 :カズト:2008/07/31(木) 00:05:34 ID:djC3dBd/
早速すいません
保管者様
874グランドマスターのセリフ
私には紙とペンと愛情があれば私はなんだってできるんですよ……」と言う部分

1番目の「私には」の部分を削除お願いします
同じ言葉を繰り返すのは、言葉的にリズムが悪いので

883 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:11:19 ID:E5nRTBTY
>>878
カズト卿GJ!
コーネリア殿下!それを読んではいけません!w
いえむしろ読まれてるあなたの姿を後ろから覗いていた(ry
おや、窓の向こうから紫の角の生えた巨人が向かってくるが一体…?

>>881
夏の祭りって何?花火大会か何か?

884 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:13:36 ID:lPXYUHA+
>>878 カズト卿、GJでした!
もう、ツッコミ切れません、お前らなにやっとんねんww
貴卿の次の投下を全力でお待ちしております!

885 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 00:14:21 ID:SuKXSajg
>>880 まあ取り敢えず……4月中にホテル予約しました。
 この数年惰性で行っていた感もありましたが、ギアスのおかげで
   私、 久 し ぶ り に 狂 え そ う で す

>>882 了解です。朝にはUPできると思います。

もう寝ます。SS投下の際は支援よろしくです。では〜。


886 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:21:15 ID:lPXYUHA+
明日になったので0030より投下します、支援よろしくお願いします

887 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:24:04 ID:/wC0/eqf
支援

888 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:24:10 ID:E5nRTBTY
ほい来た、そら来た、どんどん進め!支援に来ましたぜ!

889 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:26:43 ID:djC3dBd/
支援をヘルプ!


890 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:28:29 ID:lPXYUHA+
少し早めに行きます

まえがき

タイトルは「執事のごとく〜my little princess Nunnally〜」です

注意点
・あれ、ギャグ?
・ルルーシュが暴走しました
・ライ×ナナリーです
・作者の妄想が爆発しました
・携帯なのでよく分からないんですが8〜17レスぐらい使うかもしれません
・……彼女欲しいな
以上の注意点を守れない人は読まないほうがいいかもしれません
それでは全力で投下します

891 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:29:19 ID:/wC0/eqf
祭りって夏コミの事じゃないかなぁ。自分はゴゴゴフェスには行きます支援

892 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:30:29 ID:lPXYUHA+
「私は違うわね」カレンではないか
「私でも無いわよ」「私も…違います」会長でもニーナでもない、ということは
「私ですね」 ライのお相手はぁナナリーだったぁ!
何故いきなり皇帝ヴォイスが?
「なぁ、ルルーシュ「いいか、ライ、これは会長のお遊びだ、主人になってどさくさ紛れにナナリーに手を出してみろ、ボロ雑巾にしてやる」…分かった」
僕以外には聞こえていないのか!? というかナナリーの恋人として認めてくれたんじゃ無かったのか
「さぁ二人ともくじを選んで!」
会長が主と従者を分けるくじを引くようにすすめてくる
「ライさんがお先に」「いや、ナナリーこそ先に」「いえいえ、ライさんが」「いや、やはりナナリーが」
ふたりで譲り合っていると「じゃあ俺が引く!」なぜかルルーシュが割り込んできた、空気読め、また義兄と呼んでやろうか、だが
「「どうぞ」、お兄様」 なぜか僕たちは譲らなければならないような気がした
……………
ルルーシュは従者に決定したようだ、あ、シャーリーがガッツポーズしてる
「じゃあ、僕が引くよ」譲り合っていてもしょうがないので僕が引くことにした
「えっと……従者か」
「じゃあ、わたしがライさんの主人ですね」

893 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:30:53 ID:/wC0/eqf
支援

894 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:32:39 ID:lPXYUHA+
やはりナナリーは可愛い、そんなことを考えていると
「皆決まったわね、じゃあ明日決行するわよ」
明日?別に今からでも問題ないと思うんだけど
「明日サイズを合わせた執事服とメイド服を準備するから」
なるほど、流石に服までは用意していなかったらしい、さっき思いついたみたいだったし
「じゃあ、みんなこれに目を通しておいてね、今日は解散〜!」
そう言ってミレイさんは数枚のプリントを束ねたものを皆に配った、いつの間に用意していたんだろうか
とりあえず表紙をみてみると「主と従者、初級編」と書かれていた
「明日はよろしくお願いしますね、ライさん」
日課となっている折り紙の最中にナナリーが言ってきた
「こちらこそよろしく、ナナリーお嬢様」
あ、ちょっと照れてる、やはりナナリーは可愛い
「ライさん、このプリント、読んでいただけますか?」
流石の会長も点字のプリントを用意する時間は無かったようだ
「分かりました、お嬢「ライさん、それは明日からです、今は」…そうだね、ナナリー」
ナナリーと恋人になってから、二人きりになれる時間は、この折り紙教室の時だけだった(他の時は咲世子さんやルルーシュが一緒にいる)


895 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:33:23 ID:/wC0/eqf
支援

896 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:34:07 ID:lPXYUHA+
「全く、義兄さんはもう少し妹離れしてもいいだろうに」「ふふっ、そうですね」
咲世子さんは時々気をつかって二人きりにしてくれるのだが、ルルーシュは常に二人の間に入ってくる
確かにナナリーは可愛い、とてつもなく可愛いがそんなにまでして邪魔をするのでナナリーと二人きりの時は義兄と呼ぶことにしている
こう呼ぶとナナリーとの距離がもっと近づいていく気がする、ナナリーもそう思ってくれていたらいいのだが
そんなことを思いながら僕はナナリーにプリントを読んで聞かせていた
授業が終わり放課後、メンバーが集まったのを見て
「皆揃ったわね、じゃあ従者役の人はこれに着替えて」
ミレイさんは用意していた服を配りだした

渡された執事服を着てみるとなんだか気持ちが引き締まってくる
ルルーシュとスザク、リヴァル、そして僕、狙ったかのように男子ばかりだ、どこかのホストクラブの様にも見える

「準備出来たわね、それじゃ、第一回「君が主で私が従者」を始めるわよ」
ミレイさんが宣言すると、皆それぞれの主のもとへと向かった
ところで第一回ということは第二回もあるのだろうか

897 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:34:26 ID:E5nRTBTY
支援

898 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:36:14 ID:lPXYUHA+
「それでは、如何いたしますか、ナナリーお嬢様」
「え、えっと、じゃあ中庭に連れていっていただけますか?ライさん」
ふむ、これではいつも通り、いやルルーシュがいないが、ただのデートになってしまう
それにミレイさんがこっちを見てる……そうか、確か昨日読んだプリントには
「お嬢様、私は従者ですからお願いではなく命令していただければ」
主たるもの自信を持って命令すること、と書かれていた
「で、ではライさ「さんはいらないよ」…ライ、私を中庭へ連れていって」
ヤ、ヤバイ、可愛過ぎる、なんかちょっと背伸びしてるかんじがヤヴァイ
落ち着くんだ、僕、素数を数えるんだ、1、2、3、5、6、7、8、9、10……5がない?一個飛ばすくらい凄いんだよ!
ふぅ少し落ち着いた
「では、行きますよ、お嬢様」
「わ、分かったわ、ライ」
言葉では表せない、何かが胸の中で燃えるような感情を抱きながら僕はお嬢様と中庭へと向かった

「ライ、もう少し花の方によっていただける」
ナナリーは慣れてきたみたいだ、結構適応力が高いな
「分かりました、お嬢様」
そう言って僕は車椅子を押していく

899 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:36:23 ID:/wC0/eqf
支援

900 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:37:30 ID:KEgTm+jO
900
ssienn

901 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:38:28 ID:lPXYUHA+
「いい香り、そう思うでしょ、ライさ……ライ」
「そうですね、お嬢様」
時々言い間違えるのもまた愛らしい……そうだ
「喉が渇きませんか?お嬢様?」
「えっ、そうですね、少しだけ」
よし、昨日咲世子さんに従者としての心構えを聞いたことが役に立ちそうだ
「それでは、紅茶をお入れいたします」
「はい、お願いします」
ここで背中に背負っていたリュックから折りたたみ式のテーブルと紅茶の入った水筒(勿論魔法瓶だ)、クッキーを出して準備した
その間僅か五秒、ありがとう、咲世子さん、貴女の特訓が無ければこんなことは無理でした
「どうぞ、冷めない内にお飲みください」
「えっ、凄いですね、ライさん」
あまりの早さに驚いたのか微妙に言葉遣いが戻っている、ここであの台詞だ!
「いえ、お嬢様の為でしたら簡単ですよ」
「主と従者、初級編」に書かれていた一流の執事の為の台詞…らしい
ちなみにメイドは「ご主人様の為でしたら私…」らしい、沈黙がポイントと書かれていたがイマイチ分からなかった
しかし、確かにこの台詞を言えたら気分がいいな、と思っていると
「そんな、私の為ならだなんて」
あぁ、可愛いよ、お嬢様



902 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:38:48 ID:/wC0/eqf
支援

903 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:40:07 ID:lPXYUHA+
しばらく会話を楽しんでいると、そろそろ戻らなければならない時間になったようだ
「お嬢様、そろそろ帰りましょうか」
「そうですね、ライ」
ティータイムセットを片付けて、車椅子を押そうと思っていると
「こんなにも尽くしてくれたライにはご褒美が必要ですね」
「いえ、お嬢様に仕えることが私の喜びで「私の褒美を受け取れないと?」そんなことはございません」
「でしたら少し屈みなさい、そう、少し横を向いて、目をつぶって」
ちょっと期待してしまうのは当たり前だと思うんだ
そして徐々にナナリーが近づいて来て
「おのれ、ライ、そこを動くな!」
何故ルルーシュが!というか生徒会メンバー全員がいる
「キャッ!」「ナナ「チュッ」……「モニュ」」
うん、落ち着こう、僕、一つ一つ疑問を解決するんだ
僕は何をしようとした? A.驚いて車椅子から落ちそうになったナナリーを抱き止めようとした
今、目の前にあるのは? A.ナナリーの顔
僕の手は何処にある? A.左手は背中に、右手は、その、ナナリーの胸に
今どういう状況? A.ナナリーとキスしながら胸を揉んでます
…僕は落ち着いてナナリーを車椅子に戻した

904 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:40:25 ID:hmC4XFrv
こちら、キンメル
ヴィン支援ト、問題ありません

905 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:42:01 ID:lPXYUHA+
「「えっと」」 ハモった!気まずい
「すまない、ナナリー」「いえ、別に嫌じゃありませんでしたし、でもこういった行為は今度は二人きりの時に」
えっいいの、マジで!?そんなことを考えていると地獄の底からやってきた様な冷えきった声が聞こえた
「ライ、オマエヲコロス」
ル、ルルーシュ、怒りのあまりカタコトになってる、とりあえず
「スザク助け「ごめん、無理」…会「あ、ナナちゃんは連れていってあげるから」…頼みます」
さぁ逃げるか

「マァテヤァ、クォラァ!」
速い、本当にあれはルルーシュなのか
「ルルーシュ、落ち着いてくれ、あれは事故だったんだ、そう、全ては過去、終わったことだ」 「過去ォ、イマサラナニヲ」
「く、償いはいくらでもする、そう、責任はとる!」 ピタッとルルーシュは止まってなにやらつぶやきだした
「つぐ…こ……ナナ……責任……結……」 何故だろう不吉な予感がする
「ナナリーは嫁にやらん、死ねぇ、ライ」 どうやら狂化は解けたようだが、冷静では無いようだ、なら
「全力で逃げる!」 「まてぇ、ライ」

…五分後
「ハァ、待て、ハァハァ、待つんだ、ライ、ハ……頼む、待ってくれ」
流石に可哀想になってきた
「大丈夫かい?ルル「フハハハ

906 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:42:20 ID:/wC0/eqf
支援

907 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:44:37 ID:lPXYUHA+
ミスったorz
以下本文↓

「大丈夫かい?ルル「フハハハハハハかかったな、ラ「ボゴッ」…」……」
僕は無力化したルルーシュをクラブハウスまで引きずっていった
会長たちに聞くと僕とナナリーが外に出た際、ルルーシュが暴走したたむ、皆でなだめていたらしい

908 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:45:07 ID:KEgTm+jO
ルル=ゼロ専用機絶対防御の蜃気楼に対し
ライ=ゼロ専用機絶対攻撃のガウェインMK-U
そういうネタを作成しながら
支援

909 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:46:11 ID:lPXYUHA+
おまけ

「ライ」 「ナナリー」
あの後、僕達二人はより恋人らしく互いに呼び捨てで呼んでいる
……ギリッ
「どうしたんです、お兄様」 「どうしたんだ、義兄さん」
「だから義兄と呼「義姉さんとデートに行くんじゃ無かったのか」いや、俺とシャーリーはまだ「お義姉様がお待ちではないのですか?」そうだね、ナナリー、行ってくるよ」
何故だろう、義兄さんの背中が煤けて見える
イベントをすっぽかした義兄さんはお詫びに義姉さんとデートをすることになっていた
僕はあの後、責任をとるいう言葉通り、ナナリーにプロポーズをした
勿論、結婚には早いので婚約という形で
ルルーシュはまだ僕を認めてくれない様だけどいつか彼に認められてみせる!

おまけダッシュ
最近ゼロがやたらと僕に仕事をまわしてくる
おそらく信用を得てきたのだろう
忙しいなかナナリーに会う時間を作るのは大変だ
だが、ゼロの期待に答えるため、日本解放のため、そして何よりナナリーのために頑張ろうと思う。

910 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:46:54 ID:hmC4XFrv
900超えか
明日には新スレができるな

支援

911 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 00:48:21 ID:lPXYUHA+
あとがき
どうだったでしょうか、電波を受け続けて書き上げました、しんどい
トーマス卿、0012-0731より繋げていただけますか
1、ナナリーから飛ぶように
カレンとミレイさんはまだ完成しておりません
大人しく電波を待ちます、全力で
毎日投下してる職人さんって凄いなぁと感じた

誤字訂正、>>907 暴走したたむ→ため、でお願いします

912 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:49:25 ID:hmC4XFrv
GJ
パソコンの前でついニヤニヤしてしまったぜw

913 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:49:37 ID:KnlIv2Yz
>>909
GJ
呼び捨てになったけど、みんなの前じゃ結局恥ずかしくてさん付けしちゃって
会長やらカレンやらが呼び捨てして嫉妬するとこまで妄想した

914 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:52:30 ID:VjXB/4N2
GJでした
いやライ、君期待どころか中身の人に恨まれてるから

915 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 00:54:20 ID:/wC0/eqf
GJ。わざと仕事回してくる義兄さんに気がつかないライは不憫なのか幸せなのかw
でもライナナはマイペースな感じでいいですね

それと本編の予告で見られたような、妹大事さで自分の考えをナナリーに押し付けようとしてた気持ちを
少しは省みようとしたルルーシュもいいんだけど
やっぱこういうただただシスコンなルルーシュを見てると、今日も学園は平和だなぁって和みますなw

916 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:01:10 ID:KEgTm+jO
>>911
GJ!ナナリーの積極的なアプローチに関して似たようなことを考えている職人さんがいて安心した。
今悪夢を読み直しつつ、次回作をと思っていたら・・・。悪夢では河口湖の「一週間前に」猫祭り・・・!?
「前日」と勘違いしていたために作品と矛盾が・・・。オレンジ君を見習って全力で見逃すか、ただでさえ、時間軸を無視して猫祭り話を進入れ込むか。
どっちがいいんでしょうかね?
全力で見逃した場合テニスネタを考えているんですが・・・。

917 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:09:01 ID:eZEdpv0W
寝る前に投下します。

・作者:食卓の騎士
・タイトル:キューピットの日〜受難編
・カップリングは未定

前スレ486さん。
仰るとおり、エスは皇家の頭文字です。
返答が遅くなり申し訳ないです。
数日来ないうちにここまで進んでいたとは・・・


918 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:09:54 ID:7iyCQbgx
支援

919 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:09:57 ID:lPXYUHA+
感想ありがとうございました
見てくれていると分かると元気になるなぁ
頑張って全力でライカレ書こう
>>916 むしろ貴公の影響を受けて、こうなったといったら過言かもしれません
うん、日本語おかしいね
書きやすい方を書いてください、全力で支援して感想を書きますから

支援します!全力で

920 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:12:10 ID:Y8j9HwqK
風呂上り支援

921 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:12:35 ID:/wC0/eqf
>>916
自分は所用を蹴ってサイン会に行ったくらい悪夢も好きですが
あくまでここはライ、ロスカラありきのSSを投下していただくスレですし
あんまり「ライin悪夢」ってのを意識しすぎなくてもいいんじゃないでしょうか
注意書きに少し書いてもらえればそのくらいで誰も突っ込んだりしないと思いますよ。
>>917
多分感想は明日になりますが支援します

922 :食卓の騎士:2008/07/31(木) 01:13:50 ID:eZEdpv0W
『3年D組、ルルーシュ・ランペルージの帽子を私のところに持ってきた部は部費を10倍に。
 同じく3年D組ライ・ランペルージの帽子を私のところに持ってきた部は部費の10倍に加えて、
 むこう1年間、あらゆる生徒会行事で優先的に便宜を図ることを約束します!』


「「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」」


学園中に僕とルルーシュの叫びがこだました。
ていうかミレイさん、何で僕の方が好条件なんですか!?



キューピットの日〜受難編



過日、僕とルルーシュが中華連邦に行っている間、咲世子さんが僕らに変装して
いろいろやらかしてくれた事が原因で、僕とルルーシュがシャーリーをはじめ多くの女生徒に
囲まれ問い詰められていた時、突然ミレイさんが自分の卒業イベントとして、
キューピットの日の実行を宣言した。


そして紆余曲折を経て今に至るのだが…
『ラグビー部は四方からルルーシュを追い詰めてトライ!サッカー部は援護にまわって。
 陸上部は短距離走選手と長距離走選手が交互にライを追回し、スタミナを奪うのよ!
 ボクシング部とフェンシング部は校舎内への入り口と、抜け道を封鎖してライを逃げ場の無い
 中庭に閉じ込めて。抵抗するようなら多少の実力行使も許可します!』

923 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:14:31 ID:lPXYUHA+
全力で支援!

924 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:16:02 ID:/wC0/eqf
支援

925 :食卓の騎士:2008/07/31(木) 01:16:42 ID:eZEdpv0W
ルルーシュに勝るとも劣らない的確な指示を生徒会室から各部に送るミレイさん。
生徒達の士気を実に上手く盛り上げている。
校内放送を通してなので僕にも作戦内容が分かるが、この孤立無援の状態では逆にそれが
プレッシャーや焦りになり、精神的疲労が増す。
まさかこんな形で、学園でミレイさんを敵に廻す恐ろしさを知ることになろうとは…

しかし、何故かルルーシュより僕の捕獲に力を入れている節がある。どうしてだろう?
咲世子さんが化けた僕が学園で女子を口説きまくっていた時はミレイさんも中華連邦にいたはずだし、
僕が帰ってきてからは、ろくに話もしていないのに。
僕自身が気付かぬうちに何かミレイさんを怒らせたのだろうか?

「ライを発見!」
「ライくんみ〜っけ!」
「いたぞ、こっちだ!」
「あはは〜ここまでおいで〜」
またしても別のグループに見つかってしまった。
ついでにこのイベントを満喫しているジノもこっちに来た。
後ろからは陸上部の精鋭たちが追ってきている。
『ライ、9時方向に逃げろ。ロロが窓を開けているからそのまま校舎内に飛び込め』
小型通信機から咲世子さんと入れ替わり、自分だけ地下に逃げたルルーシュの指示が聞こえた。
僕は言われたとおりに建物の中へ逃げ込んだ。
同時に流れるミレイさんの声。


926 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:17:08 ID:lPXYUHA+
この支援こそが我が忠義の証!

927 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:17:12 ID:/wC0/eqf
支援

928 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:17:23 ID:7iyCQbgx
支援

929 :食卓の騎士:2008/07/31(木) 01:19:59 ID:eZEdpv0W
『ふふ〜ん、やるわねライ。
 野球部、テニス部はライを追って。馬術とバレー部はライの入った校舎を封鎖。
 陸上部は今のうちに休憩。家庭部はみんなにドリンクを配っちゃって。
 女の子はライを見かけたらハンカチを落しなさい、
 あのフラグ1級建築士は絶対に拾うからそこが狙い目よ!』
『……おい、ライ』
「何も言わないでくれ、ルルーシュ………反論できない自分が恥かしい」
『まぁいい、それにしても会長は大分お前にご執心のようだな。
 お前のことをよく見て知っているからこそ、ここまで作戦も立てられるというものだ』
「執心というなら程度の差はあれ、君だって変わらないだろ?
 同じ生徒会で一緒にいる時間も長いんだから、僕だって皆のことはそれなりに知ってる」
(それに、今は記憶を変えられているけどミレイさんは僕の保護者代わりだった人だから)
1年前の、今はもう戻れぬあの日々が一瞬頭をよぎる。
『お前という奴は…』
「?」
『いや、何も言うまい。
 ところで俺はそろそろ作戦を最終段階に移す。悪いが暫くは自力で逃げてくれ』
「了解」
『それと、あまりフラグは建て過ぎるなよ1きゅ―』
ブチッ
僕は通信を切った。


とは言え、いい加減心体共にそろそろ限界だ。
最早何の為に逃げているのかも思い出せなくなってしまったが、
このままでは捕まってしまう。
どうする?

             △生徒会室に乗り込む
□自分を信じて逃げ続ける             ○KMFで逃げる
             ×そうだ、中華行こう!  


930 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:20:35 ID:lPXYUHA+
我が名にかけて、全力で支援!

931 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:21:51 ID:7iyCQbgx
支援


932 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:22:42 ID:/wC0/eqf
状況的にリアリティがあるのは□か△しかない気がw
支援

933 :食卓の騎士:2008/07/31(木) 01:24:29 ID:eZEdpv0W
とりあえずここまでです。
ゲームっぽく選択肢を入れてみました。
いちおう4ルートとも大まかな話の流れは考えていますが、全部投下できるかどうかは未定です。
リクエストがあればどうぞボタンをプッシュしてください。



934 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:27:18 ID:KTZ/gdGV
>>933
GJ!ハンカチ拾うなライwww

やはりここは×だな。いや、何となく

935 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 01:28:09 ID:esUcj1uz
GJ!
えっと、リクエストできるのなら…メカ好きだから○かな?

僕も新しいラウンズネタできました。
ライ&ジノ何ですか、35分頃投下おk?

936 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:28:41 ID:hmC4XFrv
GJ
ハンカチ作戦ww

937 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:29:29 ID:lPXYUHA+
>>933 食卓の騎士卿、GJでした!
会長がスゲー! ライw頑張って反論しようよ、そこはw
× そうだ、中華いこうって京都感覚かよww まぁそれに一票!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

>>898 また誤字だorz
5がない?→4がない?、です

938 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:32:46 ID:KEgTm+jO
>>915ライのミドルネームに関しては同じく皇の立場なんだけど・・・。
しかし本当にライ母の苗字は皇なんだろうか?直接的な言葉はゲームでは見られんかった。
臣籍になった分家、皇家と血が濃い五摂家の可能性も・・・。
考えるとキリがなくてめんどくさいから、作中では皇にしたけど。

支援

939 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:36:37 ID:KEgTm+jO
>>938
リロードし忘れ。orz。そして935GJです。
あえて中華に行って宦官になるんだ。

940 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 01:37:23 ID:esUcj1uz
では…

タイトル・香水
カップリング・ライ&ジノ
備考・アーじゃないよ

941 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:37:48 ID:lPXYUHA+
そろそろやばいな、皆落ち着くんだ
冷静かつ全力で支援しないと

942 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 01:38:34 ID:esUcj1uz
香水

ルルーシュを皇帝に差し出した僕とスザクは、スザクがナイトオブナイン、僕がナイトオブエイトの称号を得、帝国最強の騎士団・ナイトオブラウンズの一員となった。
僕とスザクは様々な戦場で戦果を挙げ、スザクは「白き死神」、僕は「青き戦神」と呼ばれ、ブリタニアに仇なす敵を次々に屠ってきた。
全てはナイトオブワンとなり、日本を手に入れ、平和な国にするために…

そんな戦いの中、ラウンズになり、様々な人に会った。
僕とスザクがまだ特派所属だった頃、模擬戦で戦い、僕達の実力を認めてくれたナイトオブナインのノネットさんの他、僕とスザクにフレンドリーに接してくるナイトオブスリーのジノ、自身のブログに載せる写真のため、隙あらば写真を撮ってくるナイトオブシックスのアーニャ。
皆新参者の僕とスザクの面倒を良く見て、色々と教えてくれる。
スザクはそんな彼らの輪の中に次第に溶け込めて行ったが、僕はまだイマイチ彼らの輪の中に溶け込めずに居た。
僕は心の拠り所を強さにするスザクと違い、彼らと必要以上に接してしまうと、弱くなってしまうと思っていたから…
優しいスザクと違い、遥か昔狂王と呼ばれ、恐れられていた僕は、彼らの優しさを享受すると再び自分から戦いに陶酔し、狂うような思いで求めてきた力が弱まってしまう気がしたから…

943 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:39:20 ID:lPXYUHA+
冷静沈着全力支援!

944 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 01:39:24 ID:esUcj1uz
「…」

僕は格納庫で自分の愛機、ランスロット・クラブの前に立っていた。
作戦の無い日は愛機を見つめ、必要あれば自分で調整をするという日々が続いていた。
愛機と共にいると落ち着くが、同時に自分がナイトメアフレームを…戦いを忘れることができなくなってしまったと思うことがある。
この一年、僕は戦い過ぎた。
何機ものナイトメアを落とし、何人もの敵兵の命を奪った。
敵の命を奪うことに躊躇いは無かった…全ては目的の為と思えば、民間人の虐殺以外のどんな任務もこなしてきた。
虐殺だけできないのは残った僕の良心なのだろうか?
その最後の良心もいずれ消え去るのだろうか?
良心が完全に消えた時…僕は本当の狂王に戻ってしまうのだろうか?

「よ!ライ♪」
「!?」

そんな考え事をしていると、誰かが僕に組み付いてきた。ジノだ。

「ジノ…?」
「ノネットさんが皆に晩飯奢ってくれるんだってさ!お前も来いよ!でっけぇステーキ食えるぜ!」

ジノは無邪気な笑顔で僕に微笑む。
彼が親しみやすい良い人間だということは戦闘に染まりきった今の僕にも分かった。
でも…

945 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:39:49 ID:KEgTm+jO
この投下が終わったら新スレかな?
支援

946 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 01:40:14 ID:esUcj1uz
「ごめん…僕はいいよ。」

僕は彼の誘いを断った。
全ては、自分を強く保つために…そしてより強くなるために…

「ふう…やっぱそう来たか…なら!」
「え?」

ジノは溜息をつくと、僕から離れ、服のポケットからラベンダーの香水のビンを取り出した。
そしてそれを僕の顔に向け、5、6回僕に吹きかける。
ラベンダーの匂いが僕の鼻を打つ。

「ゴホ!ゴホ!うっ…きつい…ジノ…何を…?」
「ハハハ!久しぶりに見たぜ。ライの困った顔!」
「!?」

そういえば僕はジノと必要以上に接したことが無かったため、あまり表情を見せたことが無かった。
なので困惑した顔なんて初対面に絡まれたころしただけで、それ以降一度も見せていなかった。
笑顔なんてまだ一度も見せていない。

「ジノ…」
「お前さ、血の匂いがするぜ。」
「え?」
「戦いすぎなんだよ。お前やスザクがやりたいことも分かるけど、血の匂いが忘れられなくなったら終わりだぜ。だからこれで消してやった♪」

ジノはラベンダーの香水のビンを僕に見せる。

947 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 01:41:17 ID:esUcj1uz
「会った事ないからわかんねーけど、亡くなったユーフェミア皇女殿下だって、多分お前のそんな姿、見たくないんじゃないの?」
「あ…」
「戦いも程ほどにな。お前がルキアーノみたいになっちまったら、困っちまうからよ。」
「…プッ。」

ジノの一言に思わず噴出す僕。
そういえば笑うのも久しぶりだ。

「お!ライが笑った!こりゃいけねぇ。アーニャにも見せてやんないとな!」

ジノは僕の手を掴み引っ張って走り出す。

「ちょ…ちょっと!ジノ!?」
「いそげいそげー!!」

そのまま僕はスザクやノネットさんの下に連れて行かれた。
初めて会ったときから分かっていたが、強引な奴だと思った。
でも今は…なんかいい。

948 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:41:23 ID:KEgTm+jO
ここからは睡魔との闘いで・・・。zzzz
しえ。、mmmmmんんんん

949 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:41:23 ID:Y8j9HwqK
支援

950 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 01:42:29 ID:esUcj1uz
投下終了
母の香水を見つけて思いついた話で、前の話とのつながりは正直余り考えてませんでした。
つまらないものですが、呼んでいただければ幸いです。

951 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:47:36 ID:lPXYUHA+
>>950 ライ×C万歳卿、GJでした! おーい! 呼んでみました、冗談です
男の友情か、なんかいいなぁ、こういうかんじって
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

新スレ立てても、一応トーマス卿が保管するまで埋めるのは待つべきだろうな
ていうかテンプレどうする?

952 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:51:17 ID:KTZ/gdGV
>>951
とりあえず変更無しでいいんでない?

953 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:51:33 ID:esUcj1uz
うわ!最後の最後で誤字ってるよ俺…
つくづく日本語駄目だなぁ…俺…

954 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:53:51 ID:zYlC6SqD
テンプレ案としては次スレを立てる時のレス番指定を
作るべきだと思うのだが。

955 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 01:58:21 ID:KTZ/gdGV
・次スレは>>950あたりで。立てられなかったら、アンカで指定すること。

みたいな?

956 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 02:07:40 ID:zYlC6SqD
そんな感じだな。
一、二回スレ重複もあったことだし。
もちろん煩わしかったら今まで通りでも
いいとは思う。

957 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 02:10:54 ID:t4tH6y2x
ナイトオブナインが二人で99


958 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 03:36:11 ID:4upKFXTL
オナニーナ

959 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 06:59:19 ID:SuKXSajg
>>951 構いませんよ。ログの取得は、ほぼいつでも可能ですので。


テンプレ用に考えてみました。改変などは自由にどうぞ

 .次スレ建設について
  ・950レスもしくは460kB近くなったらスレを立てるか訊くこと。立てる人は宣言してから。
  ・重複その他の事故を防ぐためにも、次スレ建設宣言から建設完了まで投稿(SS・レス共に)は控えることが推奨されます
   ※SS投稿中に差し掛かった場合は別です。例 940から投稿を始めて950になっても終わらない場合など

960 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 07:09:16 ID:SuKXSajg
すいません、当方で建てさせてもらいました。
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1217455545/

961 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 07:21:20 ID:KTZ/gdGV
>>960
乙。THREADシリーズも投下しておきました

962 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 07:31:50 ID:YMnFXXrY
>>960
 乙です
>>961
 このタイミング…いつ寝てるんですか、あなたw

963 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 08:00:16 ID:lPXYUHA+
おはようございました
>>960 全力で乙でした

>>961 まさか2時前からずっと待機してたのですか?
乙&GJでした

964 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 10:28:01 ID:lPXYUHA+
くそ、MPが足りない
教えてくれ、俺はあと何回メモを開きながら苦悩すればいい?
ゼロは俺に「全力でSSを書け!」としかいってくれない
…ライカレ執事もののネタが全然形にならねぇorz
12時までに埋まれば、明日に投下出来るように頑張ってみるよ

965 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 10:32:17 ID:hvdJcXFA
とても初々しいけれど途中からだんだん大胆になってくる
カレンお嬢様が脳裏に浮かんだ。
それはともかく12時か。簡単なようで難しいな。

966 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 12:19:22 ID:lPXYUHA+
>>965 なるほど、それはいいな、全力で頑張るか
皆、俺に電波を分けてくれ!

967 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/07/31(木) 12:52:11 ID:lPXYUHA+
トーマス卿、度々申しありません
0012-0892 執事のごとく〜my little princess Nunnally〜のタイトルを
執事のごとく〜Nunnally my little princess〜
に変えていただけますか?

968 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 15:04:43 ID:esUcj1uz
こんにちは皆さん、ライC新作が出きました。
皆さんの注意を受け、エロスは控えめです。
投下しても大丈夫でしょうか?
予約があるなら後にしますが…

969 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 15:08:36 ID:hvdJcXFA
>>968
やっぱり次スレで投下してくださいって管理人さんが仰ってるようですよ

970 :ライ×C万歳:2008/07/31(木) 15:10:24 ID:esUcj1uz
そうですか、じゃあ行って来ます。

971 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 17:54:20 ID:mPOoyW/B
埋めたほうがいいのか?

972 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 17:55:57 ID:hvdJcXFA
保管庫の人がなんかのテストに使うからおいといて、って次スレで言ってた気がする

973 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 18:27:06 ID:HAETXQvx
埋め

974 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 19:26:20 ID:NUZAKki/
>>975なら俺もSS書く

975 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:10:12 ID:SuKXSajg
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
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976 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:13:27 ID:SuKXSajg
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977 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:18:21 ID:SuKXSajg
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978 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:23:32 ID:SuKXSajg
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979 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:31:05 ID:SuKXSajg
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980 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:34:34 ID:SuKXSajg
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981 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:39:23 ID:SuKXSajg
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982 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:46:55 ID:SuKXSajg
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983 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:51:34 ID:SuKXSajg
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984 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 20:57:59 ID:SuKXSajg
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985 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 21:10:14 ID:SuKXSajg
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986 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 21:16:04 ID:SuKXSajg
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987 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:17:05 ID:LLf7QRDB
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988 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 21:18:41 ID:SuKXSajg
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989 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 21:22:39 ID:SuKXSajg
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990 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 21:33:40 ID:SuKXSajg
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991 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 21:44:05 ID:SuKXSajg
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992 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/07/31(木) 21:46:04 ID:SuKXSajg
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993 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:50:48 ID:l4GdxaKt
解析されたか アンチ死ね

994 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:52:58 ID:l4GdxaKt
アンチに埋められる前に守る

995 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:53:36 ID:l4GdxaKt
あり、それに牧場は協力を惜しむことはなかった。それでも、その人数が十名を超えることは稀で
まるまる1クラス分30名を超える岡野由香への報復は破格といっても過言ではない。

 母乳を吸った蟲たちは満腹になり、由香の子宮の中に戻っていた。分娩台から解き放たれ、
へたり込む形で座る由香。たっぷりと母乳を吸った蟲たちは更に大きくなり、お腹は限界寸前、
それでいながら乳房は相変わらずの重さで寸分たりとも動くことはできなかった。
「私・・・売ってない・・・みんな、売ってない・・・お願い、信じて・・・・・・」
 同級生からの激しい陵辱に心身ともに酷く痛めつけられた由香はうわ言のように呟き続ける。
 この激しい陵辱、しかし由香がその身に受けたのは今回が初めてではなかった。由香が代歩や
恵壬らとともに囚われて牧場に連れてこられて以来、10年近く経っているのである。
 臨海区で起きたクリスマスのテロ事件は居合わせた女子高生全てを巻き込む最大の悲劇で幕を

996 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:54:07 ID:l4GdxaKt
これはー、こうやって、首に巻きつけて、こうやってベルトの穴に通して止めるの。
尻尾はね、先が丸くなっているでしょ♪
これをね、お尻の穴に入れて、紐を腰に廻して固定するの♪
きっと初音ちゃんに似合うと思うわ♪
……あら?
どうしたの?着替えてくれないの?
あらら〜、困ったわ、どうしようかしら〜。
……初音ちゃん?あそこにうずくまってるお姉ちゃんが見えるでしょ?
あのお姉ちゃんねー、ちょっと「規則」違反したからって、
歯をぜーんぶ抜かれちゃったのよ?痛いわよねー?
暴れたんだけどねー、麻酔を使わずに前歯から奥歯へと一本一本、
わざとね、時間をかけて〜、ゆっくりと抜かれちゃったのよー。
私はね、そんな事したくなかったんだけどねー。
上からいわれている「規則」だからね〜、仕方なくねー。
かわいそうにあの仔、あの歳で御婆ちゃんになっちゃったのよ。
……あらあら、さすが初音ちゃんね♪
お姉さん好きよ、貴女のような仔。
初音ちゃんは、あんな仔みたいにはならないでね?
あっら〜、かわいいわねー。
そこでゆっくりとまわってみてくれる?
……うんうん、やっぱり似合ってるわ。
起床と就寝、食事の時間になると尻尾に仕込まれたバイブが動くわ。
あなたの他にもたくさん先輩がいるんだから
団体行動をキチンと守りましょうね。
じゃあ改めて、ここでの生活をお姉さんが優しく教えてあげるわ♪

200 名前:ある係員の日常2/5[sage] 投稿日:2008/07/15(火) 22:26:25 ID:J1UM5TEy
まずここについて。「牛小屋」、といっても、ここは「搾乳棟」ね。
初音ちゃんは搾乳用の雌牛としてここに連れてこられた訳。
たいていは胸の大きな仔が喜ばれるんだけど、
たまーにちっちゃな仔から出るのがイイ!て困ったお客さんがいてね、
初音ちゃんみたいな仔はそういうニーズにぴったりなの。

997 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:54:11 ID:YMnFXXrY
>>993
落ち着け。管理人さんのテストだ

998 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:54:38 ID:l4GdxaKt
笹の短冊を織姫が掴んだら願い事がかなうってわけさ。
あとは壇上で参加者を呼んで願い事の実現。
夜が明けるまでこれの繰り返しって事。
織姫役が溺れたりしたらどうなるかって?
さあな?
でも今年は参加者が増えているから20人ほど替えを用意したって聞いてるぞ。
おうおう、ぼちぼちとお客さんが入ってきたな。
無駄話はこれくらいにして注文聞いてくるか。
しけた面してないで営業スマイル作っとけよ。
……?
ちっ、またかよ、今度はなんだよ。
…はい、No774です。
ええ、ええ、……はい。
……はい、わかりました……。いえ、なんでもありません。
…はい、なるべく早くすませます、かしこまりました……。
…おう、新入り、すまんが手を出してくれ。
これは何かって?見ての通り手錠をかけた訳だが?
何故?何故と聞くか?
「織姫役」がいるなら「彦星役」も必要だろ?
淑女方のニーズにも応える為にな、近年増えたんだ。
役が足りなくてな、代役で選ばれたって訳さ。
無事に大役務めて来い、もう俺とは顔を合わせる事はないだろう。
短い間だったが、お前の事嫌いじゃなかったぜ。
じゃあな、あばよ。


999 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:55:11 ID:l4GdxaKt
笹の短冊を織姫が掴んだら願い事がかなうってわけさ。
あとは壇上で参加者を呼んで願い事の実現。
夜が明けるまでこれの繰り返しって事。
織姫役が溺れたりしたらどうなるかって?
さあな?
でも今年は参加者が増えているから20人ほど替えを用意したって聞いてるぞ。
おうおう、ぼちぼちとお客さんが入ってきたな。
無駄話はこれくらいにして注文聞いてくるか。
しけた面してないで営業スマイル作っとけよ。
……?
ちっ、またかよ、今度はなんだよ。
…はい、No774です。
ええ、ええ、……はい。
……はい、わかりました……。いえ、なんでもありません。
…はい、なるべく早くすませます、かしこまりました……。
…おう、新入り、すまんが手を出してくれ。
これは何かって?見ての通り手錠をかけた訳だが?
何故?何故と聞くか?
「織姫役」がいるなら「彦星役」も必要だろ?
淑女方のニーズにも応える為にな、近年増えたんだ。
役が足りなくてな、代役で選ばれたって訳さ。
無事に大役務めて来い、もう俺とは顔を合わせる事はないだろう。
短い間だったが、お前の事嫌いじゃなかったぜ。
じゃあな、あばよ。


1000 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/31(木) 21:56:00 ID:l4GdxaKt
管理人さんトリ変えた方がいいよ

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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