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ペルソナシリーズ SSスレ

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/14(月) 14:11:28 ID:t2V7j6FG
ここは、PS「女神異聞録ペルソナ」「ペルソナ2罪・罰」
     PS2「ペルソナ3」「ペルソナ4」
     アニメ「ペルソナ トリニティ・ソウル」のSS投稿スレです。
感想等もこちらで。このゲームについて気になる人はゲーム本スレにもお越しください基本sage進行で。
煽り・荒し・sageなし等はスルーするか専ブラでNG登録して下さい

■SSを投下される方へ
・投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れて下さい。(または「何レス目/総レス」を名前欄に)
・規制に掛かる場合があるので、長文の場合支援要請の旨も冒頭に書いて下さい。
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為に必ずリロード。
・投下許可を求めないこと。みんな読みたいに決まってます!
・固定ハンドルは投下時にだけ付けること。その際成りすましを防ぐためトリップもあるとベスト。
 トリップのつけ方:名前欄に「#(好きな文字列)」 #は半角で。
・読む人を選ぶような内容(残酷描写・オリジナルキャラなど)の場合、始めに注意を入れて下さい。
・単発の方でも投下しやすいように義務ではないですが、 投下時にはなるべく作者名・タイトル表記をして下さい。
・ゲームやアニメの内容でバレ情報があるSSは始めに注意書きを。
・どのシリーズに当たるかを明確に(P1、P2罪or罰、P3、P4、Pts)
・460kb近くなったら次スレを立てるか聞くこと。立てる人は宣言してから。


2 :完全なる敗北(P4):2008/07/14(月) 17:58:58 ID:g+npy4Wa
※ペルソナ4のネタバレあり

「……」
「な、なに千枝?」
「ううん。なんでもない」
 視線を外して千枝は答えた。
 前から差はあったが、更に差が出来た気がした。
 チラリとりせを見た。
(さ、流石は元アイドル……。胸だけなら、でも、他が)
 ハッキリ言って着やせするタイプのりせ。とてもじゃないが敵わない。

3 :完全なる敗北(P4):2008/07/14(月) 18:01:51 ID:g+npy4Wa
(だ、駄目……。くじけちゃ駄目よ里中千枝! まだ希望が――ッ)
 勢い良く振り返り直人を見た。恥ずかしそうに服を脱ぐ直人。
 そこから膨らみが見える。どう判断しても……。
(ま、負けた−。ぅぅ、男装していたのにも負けるなんて)
「……だいじょうぶ?」
「え、ええ。大丈夫。心配してくれてありがと菜々子ちゃん」


4 :名無しさん@お腹いっぱい:2008/07/16(水) 00:31:18 ID:qHpCWbAN
直人じゃなくて直斗。

5 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/20(日) 21:19:49 ID:aIx0w86m
直斗巨乳説

6 :無題1:2008/07/21(月) 00:32:29 ID:V5GjxAIw
いつも俺を慕ってくれるりせ。
可愛いりせ。優しいりせ。俺の言う事ならなんでも聞きそうなりせ。
だからほんの少し悪ふざけを考えただけだった。
「ミスコンで、全校生徒の前でスカートまくってみせろ。大好きな先輩の言うことだから、

できるよな」
もちろん冗談で、次の瞬間には平手打ちか、軽く流されて終わる予定だった。
したら、どうだ。

「えっ……。…先輩、本気…なの…?」
それまでのうるさいほどのはしゃぎっぷりが嘘のように硬直し呟いた。
「…あ?ああ、本気だよ」
「!」
「…りせの俺への愛が本物かどうか、確かめてやるって言ってるんだ」
予想と違う空気に怯みそうになったが、俺は白を切ることにした。
「そっか…。それでいいんだ、先輩は…」
「…何が?」
「内容は冗談みたいなのだけど…、させたいってのは、本気なんだ…?」
……・・・…。
「…はは、やっぱ…バッカみたい。私、酷い勘違い女だよね。ホント…
 ……一方的に好かれて、先輩だって、迷惑だった、のに…ね」
「…!?」
唐突な言葉に耳を疑った。りせ、何だって?何を言いだすんだこいつは…
何泣きそうな顔になってんだ…おかしいだろ、そのリアクション…
って、…そうじゃない。何かがまずい。何か重大なミスを、犯してしまった…?
なんとなく、やばいであろうことはわかっているのに言葉が出ない。
「…知ってて、…し…知ってて。それでも、それでも好きで……やだ、なんで
 涙出るの…。……わかってたのにね…。…今更…ますますバカみたい……
 …先輩、今まで迷惑かけて、ごめん…ね。…私、これ以上嫌われたくない」
「ちょ、待て…」
「だからもう、先輩の傍うろちょろしない。付きまとったりしない」
「聞け、りせ!」

7 :無題2:2008/07/21(月) 00:33:17 ID:V5GjxAIw
「…ごめん…ごめんなさい。今まで、ありが…!?」
気がつけば俺はりせの頬を思い切り張っ叩いていた。りせは目を見開いてますます涙目にな

った。
「この、馬鹿りせ!馬鹿りせ!アホりせ!ボケチー!」
「…え、ひど……先輩、酷い…ってかボケチーってなに…」
「今まで散々くっついてて、何でさっきのであんな解釈になるんだ、空気読め」
「え…」
「あそこは『先輩の意地悪…。先輩の前だけでなら、いいけど(はぁと)』って返すとこだ

ろ!」
「へ…?な、なに…、そういう、流れだったの…?」
「あ…いや……それはまあどうでもいい、とにかく!意味不明なことばかり口走って…
 一方的に好き?迷惑?誰が…?誰をだ…、言ってみろ!」
「え…あの……、先輩……?」
「俺はそう言ったか?それに、もう俺の傍をうろちょろしないって、どういうことだ。
 …俺の傍に居ないりせなんて、それこそ…迷惑だ。ありえない。わかるか!」
「………!」
そこまで息切れしそうになりながら言い切ったものの、その後に続ける言葉がどうも
うまく浮かばなかった。くそ。りせが悪いんだ。わけのわからんこと言うからだ。
俺自身もわけがわからなくなってきたのは、りせのせいだ。
「りせのせいだ!」
ビクッと身じろぎするりせを無視して俺は睨みつけた。
「せ、先輩…私、…先輩の傍に居ても、いいの……?」
「ああ、もういい。これ以上言っても意味がない。とにかくお前はずっと俺の傍を
 うろちょろしてればいいんだ。どうだ、国語2のりせにもわかりやすい解答だろ」
「酷い、酷すぎるよ先輩……でも…」
さっきまで情けない泣き顔をしていたりせが、キュッと口をしめて見上げてきた。
「やっぱり大好きっ…!!」
「!?…おいっ、馬鹿いきなり……イテッ!頭打った…」

8 :無題3:2008/07/21(月) 00:34:09 ID:V5GjxAIw
………。
腕の中にすっぽり収まるりせに"うめぼし"をしてやりたくなる衝動に駆られながら、
…やはり、どうしようもなく充足を覚える俺は一体何なのだろう。
俺はこれでも学内ではクールガイと言われているんだぞ。
りせと居るとただの馬鹿みたいじゃないか。
……ただの馬鹿で居たい、とかそんなクサいことは考えてないぞ。

「りせ、やりたいことがある」
「…なぁに、先輩?」
「セッ……!!」
「先輩こそ空気読んでよ、バカぁ…!」




9 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/21(月) 04:27:21 ID:urOtU1tH
これは良スレ

10 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/21(月) 21:02:35 ID:EzxNd24a
まとめないの?

11 :P4×罰 ◆atZ5BbVjQs :2008/07/22(火) 20:06:13 ID:854CIFHB
*P2・P4ネタばれあり
*気ままに投下します。


― 車の中 ―

男 「さっきの踏み切りを超えてから稲羽市みたいだな。」

女 「そうなんだ? 思ってたよりも都会ね。」

男 「そういうのは、思っていたほど田舎じゃなかったって言うんだ。
   そんなことより、天城屋旅館までは、あとどのくらいだ?」

女 「んんと、500メートル先にケロリンマートがある角を右に曲がって、あとは道なりにまっすぐ」



12 :P4×罰:2008/07/22(火) 20:21:23 ID:854CIFHB
― 天城屋旅館 入口 ―

仲居 「天城屋旅館へようこそ。」

男 「予約していた者なんだが。」

仲居 「お待ちしておりました。こちらにお名前をいただけますでしょうか。」

女 「あっ、わたしが書くね。ええと・・・『芹沢うらら』・・・と。」

仲居 「それではお部屋にご案内致します。こちらになります。」

13 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/22(火) 20:37:06 ID:854CIFHB
― 天城屋旅館 松の間 ―

うらら 「へー、結構いい部屋取ってくれたのね、周防兄も。」

男 「たまたま空いた部屋って聞いたけどな。そこそこ滞在する予定で宿泊していた客が
   つい最近、急にいなくなったらしい。・・・後は、分かるな?」

うらら 「あー、そういうことね・・・。どうりで話がうますぎると思ったわ。」



14 :P4×罰:2008/07/22(火) 20:50:13 ID:854CIFHB
― 天城屋旅館 松の間 ―

女将 「本日は天城屋旅館にお越しいただき誠にありがとうございました。
     どうぞごゆるりとおくつろぎくださいませ。」(退場)

うらら 「へー、随分と若い女将なのねえ。まだ高校生くらい?」

男 「そんなことより、さっさと仕事の段取りを決めちまうぞ。」

うらら 「あっ!!」

男 「!? どうした?」

うらら 「その前にとりあえず1回目の温泉に入ってくるから、その間に車の荷物まとめといてよ。
      打合せはそれからでいいでしょ。じゃ、頼んだからね、パオフゥ。」(退場)

パオフゥ 「ふー、・・・何で女って生き物は何度も温泉に入りたがるのかねぇ。」

15 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/22(火) 20:59:34 ID:854CIFHB

― 天城屋旅館 松の間 夜 ―

うらら 「で、今回の周防兄からの依頼って、殺人事件の解明よね?」

パオフゥ 「全員死亡する前に謎の失踪。死体は死因不明で、アンテナや電柱に吊り下げられるか・・・。」

うらら 「何だか見せしめみたいな殺し方よね。犯人は被害者を相当恨んでいるのかしら?」

パオフゥ 「さあな。ただ、警察の資料を見る限り、誰にも気づかれずに一晩で死体を吊るすなんて芸当は
       常人にはできなさそうだ。」

うらら 「それじゃあ、普通の殺人事件じゃないってこと? ああ、それでわたしらにお鉢が回ってきたわけか。」

パオフゥ 「なんだ、今ごろ気づいたのかよ。そうでなきゃあの堅物が公費で老舗旅館なんてとるわけないだろう。」

16 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/22(火) 21:14:00 ID:ogOy88fx
支援

17 :P4×罰:2008/07/22(火) 21:40:21 ID:854CIFHB

― 天城屋旅館 松の間 夜 ―

パオフゥ 「1人目の被害者は山野真由美。職業はアナウンサー。
       演歌歌手の柊みすずの夫で議員秘書の生田目太郎と不倫疑惑中・・・。
       これ以外に今回の事件に関係のありそうな情報はないみたいだな。」

うらら 「いろいろと狙われそうよねえ。不倫相手の奥さんだけでなく、
      自分のファンからも逆恨みとかされてたんじゃないかしら?」

パオフゥ 「アナウンサーなんざ原稿読み上げるだけの仕事だろうによ。」

18 :P4×罰:2008/07/22(火) 21:59:54 ID:854CIFHB

― 天城屋旅館 松の間 夜 ―

パオフゥ 「2人目の被害者は小西早紀。地元の八十神高校に通う高校生。
       1人目の被害者の第一発見者ってこと以外は、普通の学生だな。」

うらら 「最初に発見したときに、犯人にとって見られたらまずいものを見てしまった、
     で、その口封じのために殺されたって線かしらね?」

パオフゥ 「もしそうなら、もっと早く始末されている可能性の方が高い。
       そうなっていないってことは、別の理由があったと考えるのが自然だな。」

19 :P4×罰:2008/07/22(火) 22:10:30 ID:854CIFHB

― 天城屋旅館 松の間 夜 ―

パオフゥ 「いずれにしろ、被害者を殺して一晩のうちにアンテナとかに吊るすっていうのが特徴だな。
       警察も消防隊を動員して死体をおろしたくらいだ。普通の人間の仕業じゃねえ。」

うらら 「複数犯っていう線は?」

パオフゥ 「まだなんともな・・・。動機がはっきりしねえ以上は。」

うらら 「山野アナは痴情のもつれだとして、小西さんは死体発見者の線がなくなると、
     もう個人的な恨みとかしか思いつかないね。」

パオフゥ 「ただ、こんだけ短期間のうちに真似しづらい方法で死体をあげてるってことは、
       両方とも同一犯の可能性が高いな。」

うらら 「うーん・・・。二人の被害者に共通する動機ねえ・・・。」

20 :P4×罰:2008/07/22(火) 22:36:01 ID:854CIFHB

― 天城屋旅館 松の間 夜 ―

パオフゥ 「あと、両方の被害者に共通しているのは、死因が不明ってことだな。
       司法解剖によれば、クマにでも襲われたような感じらしい。」

うらら 「・・・・それって、もしかしてペルソナの仕業ってこと?」

パオフゥ 「さあな。まあ、今のところ分かっているのはこんなもんだ。
       明日になったら地元警察署の捜査資料が見られるはずだから、
       本格的な捜査はそれからだな。」

うらら 「周防兄が手配してくれてるんだっけ?
     それと、街の地理関係も知っておきたいわね。」

パオフゥ 「あと、色々と調達したいものもあるな。確かまとまって買い物ができる場所がなかったか?」

うらら 「この辺だとジュネスしかないみたいね。隣町に行けば大きいデパートとかあるみたいだけど、
     車で行くにしても少し時間がかかるかな。」

パオフゥ 「酒が売ってりゃどこでもいいさ。」

うらら 「・・・そればっかりね、まったく。」


4/14 終了

>一旦終了します。続きは気が向いたらまた。

21 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/25(金) 07:13:06 ID:sFdZUa2D
アゲ

22 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/07/27(日) 10:25:13 ID:bpDADd1L
おあげ

23 :P4×罰:2008/07/27(日) 17:03:12 ID:h/N4udtz
上の4/14は4/16に修正します。行き当たりばったりでサーセン。

>4/17 午前

−稲羽警察署−

若い刑事 「これが1件目の事件の資料です。
        被害者の遺留品、死体発見者の実況見分調書と供述調書、あとは電聴ですね。

若い刑事 「そして、こっちが2件目の事件の資料です。
        といっても、まだこっちは整理中のもあって、読みづらいかもしれませんけど。
        一応、1件目の事件については、今後も関係者の取調べを続ける予定です。

うらら 「忙しい中、ごめんなさいね。」

若い刑事 「いえいえ。公安の方から話は聞いてるんで、別に構わないっすよ。」

パオフゥ 「ところで、歌手の柊みすずが海外公演中だったっていうのは、間違いないのか?」

若い刑事 「あ、やっぱり気になっちゃいます? 三角関係のもつれなんじゃないかとかね。
        いや〜、僕も最初はその線で考えていたんですけどね〜。
        でも、通話記録もあるんで、事件発生当時海外にいたのは間違いないんですよね。」


24 :P4×罰:2008/07/27(日) 17:13:18 ID:h/N4udtz
−稲羽警察署−

中年の刑事 「 足立ー! 資料渡すのにいつまで時間かかってんでだ! そろそろ地取りに行くぞ!」

足立 「はーい! 今すぐ行きますよー!」

足立 「いやー、すいませんねぇ。
     どうしても、外部の人間に捜査資料を見せるのに反対な刑事もいて・・・。」

うらら 「そりゃ、自分らが必死に捜査しているのに、
     捜査もしない人間に資料だけ見られたんじゃ、
     あまりいい気はしないでしょうね。」
       
パオフゥ 「まあ、こっちはこっちの用でやってるだけだ。お宅らの領分に割り込むつもりはねぇ。
       住み分けだと思って、勘弁してくれ。」

足立 「あはは・・・。まあ、何か分かったら教えてくれると助かります。
     じゃ、資料を見終わったら言ってください。僕らも正午には戻りますけど、
     もしいなかったら、適当に捜査課の人間に言ってください。」(退場)

パオフゥ 「・・・さて、思っていたとおり、あんまり資料は多くないな。
       この量なら、午前中には終わるだろうな。」

うらら 「とりあえず、気になるところをピックアップして、午後からは事件現場に行ってみましょう。」


25 :P4×罰:2008/07/27(日) 17:25:43 ID:h/N4udtz
> 4/17 午後

−車の中−

パオフゥ 「警察の資料も、事件現場にも、めぼしい手がかりはなしか・・・。」

うらら 「でも、あの死体の写真は、やっぱり人間の仕業って感じじゃないわよね。」

パオフゥ 「かといって、ペルソナだの何だの引っ張り出すのは早計という気もするがな。
       とりあえず、俺らはこの件にペルソナ使いが咬んでいるかどうかさえわかりゃいい。
       咬んでなけりゃ警察の領域だし、咬んでいれば周防たちがどうにかするからな。」

うらら 「そうね。
     さてと・・・。とりあえず、ジュネスで必要なもの調達して、いったん帰ろっか。」

パオフゥ 「その前に、ガソリン入れたいんだがな。」

うらら 「あ、だったら、もう少しまっすぐ走っていけば、確かMOEL石油があったわよ。」


26 :P4×罰:2008/07/27(日) 17:35:57 ID:h/N4udtz
−ガソリンスタンド−

店員 「らっしゃーせー。」

パオフゥ 「ハイオク、満タンでな。」

店員 「ハイ、ありがとうございまーす。」

パオフゥ 「・・・ちょっと煙草吸ってくる。」

うらら 「はいよ。」


27 :P4×罰:2008/07/27(日) 17:45:30 ID:h/N4udtz
−ガソリンスタンド−

店員 「この街には旅行か何かで?
     それとも、単に通りすがりだったり?」

うらら 「・・・。
     ちょっと野暮用でね。天城屋旅館に宿泊してるの。」

店員 「へー。いいっすねー。
     まあ、ここら辺だと、あの旅館くらいしか魅力ないですしね。
     旅行って、ご夫婦だけでですか? お子さんとかは?」

うらら 「えっと・・・、まだ夫婦ってわけじゃないから。」

パオフゥ 「・・・ガソリンはもう入ったのか?」

店員 「あ、すいません! 今すぐ入れますんで!」

28 :P4×罰:2008/07/27(日) 17:47:05 ID:h/N4udtz
−車の中−

パオフゥ 「おい。さっきのガソリンスタンドの店員・・・。
       気がついたか?」

うらら 「うん。ちょっと普通の人間っぽくなかった。
     ペルソナ使いってわけでもないみたいだけど。」

パオフゥ 「ああ。何だか妙な感じだな。」

うらら 「もしかして、事件の犯人とか。」

パオフゥ 「特に殺気みたいなものは感じられなかったけどな。
       だが、一応気にはしておいた方が良さそうだ。」



−ガソリンスタンド−

店員 「外の街からペルソナ使いが2人・・・。
     これはなかなか面白いことになりそうだな・・・。」


>SSでなくなってきたので自重します。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 10:11:10 ID:FOpk0pYv
アゲ

30 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/05(火) 08:02:44 ID:vj50MGwZ
保守

31 :後輩と後輩1:2008/08/10(日) 00:34:48 ID:IStWKbn4
//ペルソナ4ネタバレ込み
//完二&直斗メイン 苦手な方はスクロールお願いします
//少女漫画風味長文です


2012年、お盆前。
いつものメンバーで街に程近い山上の旅館に泊まる、約束の日だ。
「…暑」
入れ替わりの多いホームでは、コンクリートから熱気がむんと上がっている。
ハンカチで汗を拭きなおしていると、仲間たちが荷物を抱えて列車から降りてきた。

「やっぱ都会は空気が違うね〜…あ、いたいた、おっす!」
 むき出しの四肢がまぶしい千枝が盛大に手を振ってきた。
「よう!いつもと逆だな?」
 慣れた足取りで陽介が続く。
「先輩、きちゃった!」
 眼鏡姿のりせに腕をとられた。
 女子高生に秋波を送っていたクマも抱擁してくる。
「センセイ、クマのこと覚えてた?!」
「お久しぶりです、先輩」
 空色の鞄を手にした涼やかな立ち姿の直斗が、千枝の隣に立つ。
 その後ろで、ピンク色の鞄や白いスポーツバックを余分に担いでいる完二が、遠慮がちに頭を下げた。
「ゴールデンウィークぶりっす」
「連絡入れてた雪子だけど、結局、明日の夜になるって」
「残念だな」
「それまであたしたちで楽むからねー!」
 陽介が完二を見て、直斗に視線を移す。それから俺を見て肩に手を回した。
「つもる話は腰を下ろしてからな、相棒」


32 :後輩と後輩2:2008/08/10(日) 00:51:08 ID:IStWKbn4

 和室を二部屋借りたかったのだが、シーズンのためだろう、一室しか借りることができなかった。
 旅館の人に部屋まで案内された後、陽介が部屋分けを伝える。
「男は和室で雑魚寝、里中と天城、りせちゃんと直斗は洋室なー」


「リフォーム同好会、つくったっす」
 進級して少し大人びた完二が、ご馳走を前に報告してきた。
 再会した時は不気味なほど静かだった彼だが、部屋に落ち着いた直後
 『先輩、会いたかったぜ!』と泣きそうな声で拳を合わせてきた。
「リフォームつっても、部活道具の補修とか。服の修繕やアレンジとかっす。言ってみれば、物に関する便利屋すね」
 向かいに座っている直斗が続けた。
「改造も受けつけています。何かありましたら、遠慮なく送ってください」
 完二を挟んで隣のりせが声をあげた。
「人が足りないから、私も入ったんだよ。先輩に秘密にしていた理由はこーれ!」
 回りこんできたりせがプレゼントをくれた。包みを開ける。…これは。
「目覚まし時計、それから金庫機能がついています。後で操作方法を説明しますから、是非使ってください。これ、音に反応して歩くんですよ」
「先輩にりせのこと思い出してほしくって、こうなっちゃった!きゃはっ」
「…外っつーか、人形は俺がつくったッス」
 一番照れているのは完二だ。
 割烹着を着たミニチュア番長を手に入れた。
「よかったね、センセイ!」クマは自分ごとのように嬉しそうだ。
「ありがとう」礼を言うと、下級生三人組が頭の上に花を咲かせた。陽介が俺の背中を叩く。
 オレンジジュースをついでくれた千枝が、ひまわりのように明るく笑った。
「修行してたら柵へこませちゃってさ、ほんと助かったんだ」
「…キツネくんの賽銭箱を直しに行ったりもしました…。楽しかったな」
 笑顔だった直斗が、表情を暗くして俯いた。
 明るかった完二が、苛立しそうな顔をする。
 二人を見た千枝が、まずいといわんばかりの表情になった。
 …見間違いというわけではなさそうだ。
 何があったのだろうか。


33 :後輩と後輩3:2008/08/10(日) 00:56:39 ID:IStWKbn4

 不足品の買い足しがてら、陽介と千枝に事情を聞いた。ロビーの端で足を止める。
「それが、細かいことはよくしらねぇんだよな。完二と直斗、今上手くやってないっつか…喧嘩中つーの?」
 中庭のししおどしが鳴った。稲羽の龍・里中千枝が声を上げる。
「え?いつ喧嘩した?」
「あれ?オマエが言ったんじゃなかったか?」
「喧嘩したなんて聞いてないよ」
 千枝が腰に両手を当てる。
「ラブレターの返事が来ないんだって」
「へぇーラブレターね。なるほどラブレター…って恋文!?」
 本日一番の大声だ。
「あれ?言ってなかったっけ?」
 首をかしげる千枝に、やれやれと陽介が首を振る。
「なるほどね。色恋沙汰でぎくしゃくしてるってワケ」
「にやけんなバカ」
「で、どっちがラブレター出したんだ?古式ゆかしいお嬢様か?完二くんは嬉し恥ずかしで返事保留中なんだな?」
「ううん、完二が出した」

34 :後輩と後輩4:2008/08/10(日) 01:11:21 ID:IStWKbn4

 和室の大部屋に戻り手招きをすると、完二がひょいとついてきた。
 廊下に連れ出し、単刀直入に訊ねた。
「ラブレターを出したというのは本当か?」
「っはぁああ?!」 完二が青くなった。「何知ってんすか!」
 何も言えずに陽介ともども黙る。千枝が手を合わせて深々と頭を下げた。
「里中先輩…」
「まぁまぁいいじゃない。俺たちが相談に乗るよ?で、何でラブレターなんか出したんだ?」
「すっすっすっ…素のアイツが愛しいに決まってるからだろゴルァ!」
「…完二。…そっちじゃなくてさ。…別の方法あるじゃんかよ、ってことなんだけどな…」
「き…気持ちが通じやすそうとか、…そういう理由っす」
 完二は頬を桜色に染めた。つられて陽介が目をそらす。
「乙女だな。下駄箱か?」
 完二が頷く。
「手紙の件は…里中先輩にも相談したっす」
「…ベジタリアンに肉の調理法聞いてどうすんだよ」
「あぁ?里中先輩は肉好きだろ」
「テンパってんな。で、お返事の確認ができてないわけ?」
 悲痛な表情で完二が黙る。千枝が代弁した。
「前後でそう様子が異なるわけでもないからさ、聞きづらいって言うか」
「なるほどな。なかったことにされてるのかも…っていう悩みだな。それは」
 分かる部分があるのだろう、陽介までつらそうだ。
「勇気出したな、オマエ」
 完二がぽつりぽつり喋りだした。
「…なんか、すげぇトモダチ扱いされちまって。…探偵のマネして遊んでいるときだったんすけど、相棒好きだ、つーこと、言われて」
「ん?上出来じゃん。つか、青春じゃね?」
「…アイツ、俺のこと、男扱いしてないんスよ」
 完二が肩を落とした。
「…俺だけ、その…あれでも…アイツの傷が後で深くなるかもしんねーし。
 こっちもさっぱりしねぇから、ちゃんと伝えておくことにしたっす」

 風呂に入る際、千枝が直斗に手紙の話を振ってみるということで、後々ロビーで集合することにした。

35 :後輩と後輩5:2008/08/10(日) 01:28:58 ID:IStWKbn4

 完二はソファに座っている。大人しくしているのが精一杯のようだ。
 陽介はというと、ガラス越しに旅館の外を眺めながら、立ち位置を決めずに行ったりきたりしていた。
「お」 曲がり角から千枝が姿を現した。
 竹柄をあしらった浴衣の湯上り姿が色っぽい。タオルを首にかけたまま、歩み寄ってくる。
「手紙、読んでないって」
「…そすか」
 完二が腰を上げた。
「…家、変わりないか、電話してくるっす」
 脱臼したのではと不安になるほど肩を落としながら、完二は行ってしまった。


 去り行く大男の背を見送り、空いたソファに千枝が腰を下ろした。
 首に巻いたタオルであご周りをぬぐう。その表情は意外にも明るい。
「直斗くん、悩んでたよ」
「部活仲間からのラブレターが恐くて読めません、ってか」
「ううん、手紙の話は、読んでません、で終わった」
「そ、そうか…で?」
「友人が急によそよそしくなったって」
「ああ?」 陽介は首をかしげた。「…それって…完二じゃねーの?」
「アンタもそう思う?」
「あいつら以外、直斗に親しい学友の気配は無いぜ…」
 陽介はがっくりしている。「…里中。完二に言うべきなのは、そこじゃないのか?」
「確信なかったから」
「本人に直接聞けよ!!つか、手紙読んでないって!それ完二からって多分分かってねーだろ?!」
「あ、それについては聞き忘れた」
「おいおいおい…肉が足りてないのか?」
「す、すまんでござる…。ま、まぁ、私なりの収穫もあるから、聞いてよ、ね?」


36 :後輩と後輩6:2008/08/10(日) 01:41:53 ID:IStWKbn4

「勘なんだけどさ」 千枝が頭と声量を下げた。
「完二、男扱いされてないって言ってたじゃん?それって直斗くんが自分を女扱いしてないから、じゃない?」
「そ、そうか?」ソファに座った陽介が腕を組む。「単に完二を男扱いしてないだけの気もするけどな」
「下着、トランクスっぽかったよ。前と同じ」
「里中さん?」 
 男女の慎みのギャップに、陽介は首をかしげている。
「…ま、だとしたら、すれ違いかもしれねーな」
「だから、直斗くんが女らしさに目覚めれば、男に興味が無いのか、それとも完二に興味が無いのか」
「どっちかはっきりする可能性がある、ってこと?おー、分かるかも?」
 陽介が立ち上がる。「俺たち先輩が一肌脱いじゃいましょうか!」
「脱いじゃいますか?」
「脱ごう」
 そうだ、一肌脱ごう。千枝と陽介に小声で案を言った。
「…マジで脱ぐ気かよ」
「前例あるから、違和感ないし、いいんじゃない?」
 千枝は完二が消えた方向を見た。
「じゃ、明日の夜は過激な王様ゲームってことで」
 悪戯っぽく陽介が微笑む。
「他の奴らには黙ってろよ。あ、天城には伝えとけ」


37 :後輩と後輩7:2008/08/10(日) 02:08:25 ID:IStWKbn4

 翌日、朝。旅館にこもるのも何なので、予定通りみんなで街に繰り出した。
 都会が珍しい千枝は視線を上げっぱなしだ。一方、場慣れした陽介は、仲間たちの方に気が向いている。
 少しの間解散し、1時間ほど自由行動にして、待ち合わせすることにした。

 用があると言い、直斗を買い物に連れていった。
 受験勉強の気分転換になる推理小説を選びたい。というのは口実で、今夜の祭りの主役から様子を聞くためだ。
 直斗のファッションは相変わらずで、傍から見ると男か女か分からない。
 少し疲れているようだが、表情は以前より相当柔らかくなっている。
「今度、オススメのものを選んで送りますね。巽くんとは小説の話をしませんし、
 久慈川さんは探偵自体にもう興味が有りませんから。先輩と愉しみを共有できればうれしいです」
 完二の名が出たので、本人について聞いてみた。
「巽くん、ですか」 直斗は顎に指を当てた。「助けてもらっているところは、ありますね」 目元を伏せて微笑む。
「己を積極的に受け入れている巽くんといると、あるがままでいいんだ、そう思えます。
 それに、彼に誉められると嬉しくて。…巽くん、嘘が嫌いだから」
 直斗は帽子のつばを下げなおした。
「ただ、最近、僕は避けられているみたいで。話をしようにも…。先輩、もし心当たりがあれば、教えていただけませんか」
 直斗の視線が揺れた。心当たりならある。
 しかし、今夜の計画のために黙っていることにした。話を変えた。
「…下駄箱の手紙?ええ。きていますよ。封筒だけでその類のものだということが分かります。
 誰からかは知りませんが、柄からすると女性でしょう。…もしかして、先輩たちが出した謎なぞだったんですか?」


38 :後輩と後輩8:2008/08/10(日) 02:15:57 ID:IStWKbn4

 話しているうちに、集合場所にたどり着いた。
「なおとーっ」
 愛らしいワンピース姿のりせが小走りに寄ってきた。続く千枝が黒のショッピング袋を直斗に差し出す。
「うっす。受け取りたまえ」
「僕に、ですか?」
「もっちろん」 りせが促した。「似合いそうなのがあったから買ったんだよ。直斗じゃなきゃ駄目なんだから」
「あ…」 直斗が袋を覗いた。「可愛い…。神棚に飾っておきます」
「うっ、本気か!?」
「い、いいえ。おじいちゃんの嬉しい時の口癖で、つい」
 礼を言う直斗は、あからさまに照れていた。
 陽介が寄って来た。後ろには完二とクマが名物ラベンダーアイスを食べながらついてきている。
「りせちゃーん、俺にもプレゼント、あるんだろ?」
「花村先輩にあるわけないじゃーん」 2人とも楽しそうだ。
「つれねーな。で、何を渡したんだ?」
「先輩セクハラ〜、きゃははっ」りせは直斗の腕をとって、完二たちの方に行ってしまった。
 陽介が千枝に話を振る。
「キャミ?」
「パンツ」


39 :後輩と後輩9:2008/08/10(日) 02:37:51 ID:IStWKbn4

 陽介とクマは温泉から早々上がった。
 目に見えて落ち込んでいる完二が、俺の背中を流しなおすと言ったためだ。
 話でもあるのだろうと思い、素直に受け入れた。だが、この後輩は口を開かず、黙々と背中を流し続けた。

 サウナの汗を流し、浴室から出ると、完二は脱衣所の扇風機の前で涼んでいた。
 浴衣を着て隣に座った。フルーツ牛乳を渡された。
 完二はまた体を成長させたようだった。浴衣は日本人男性のサイズでは足りず、
 外人向けに用意している同じ柄のものと取り替えている。

「…先輩、直斗と二人で歩いてるとこ、見たっす」
 前を向いたまま、完二がつぶやいた。
「…どこ行ってたんスか」
 前を向いたまま返事した。
「…逢い引き」
「肉食いに行ったんすか」
 完二がため息をつく。
「…先輩の料理、久しぶりに食べてぇっす。忘れられねっす」
「そうか」
 料理を振舞う。望むところだ。
 だが、手持ちのアイテムは、飲みかけの乳飲料しかない。
「…直斗、先輩のこと、好きなんスかね」
 顔を横に向けた。くたびれた刑事と探偵にのみ許されるような雰囲気で、完二が天を仰いでいる。
 ここは…。
「直斗が俺を好きなら、お前は何か結論を出せるのか?」

 …やってしまったようだ。
 お前は何か誤解している、そう伝えた方がいいのは分かる。
 だが、空気があまりにも重い。
 …そっとしておくことにした。

 和室に戻ると、宴の準備が整っていた。

40 ::2008/08/10(日) 03:01:45 ID:IStWKbn4
一段落。続き出来て置かせてもらえそうだったら、
別パロスレに行くと思います。

41 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:44:55 ID:ZOdseVhW
続きものっそ期待

42 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:45:43 ID:F5kXj2Ts
っちょ…! あなたが神か
キツネの神社に続き投下祈願の絵馬おいてきますね

43 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 03:24:12 ID:Z3G9Slt+
ありがとうございますorz 

44 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 00:16:12 ID:Ai4Kj/jF
千枝「ねえねえ、番長君」
千枝「保守って何?何のこと?」

古い制度を守ろうとすることだ
ニア 野球のキャッチャーのことだ
落ちそうなスレを救済することだ

千枝に正しいと思う答えを伝えた

千枝「あー、やっぱそうなんだ。実はあたしもそうじゃないかって思ってたんだよねー」
千枝「へへっ、サンキュー、番長君」

スレが上がったような気がする


45 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/22(金) 06:15:12 ID:T0DcXnuO
保守

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/27(水) 12:52:34 ID:Ikgf3b7N
アゲ

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